迫り来る食糧危機 生産編(温暖化と自然災害の影響)
常夏の赤道直下は、農作物の収穫に適していると考えられがちですが、夏季の日照時間が短いため収量は意外と少ないのです。
日照量との関係では、欧州の小麦が、最も効率が高いといわれています。
地球温暖化は、降雪量が減少して夏季の灌漑用水が不足するなど、穀物生産にはマイナスです。
猛暑と旱魃で、フランスからウクライナの広い範囲で穀物がダメージを受けています。
気温が1℃上昇すると、小麦,コメ,トウモロコシの収量が10%も減少すると試算されています。
多発する洪水等の自然災害による被害も無視できません。
カザフスタンで耕地の半分が風害によって大きな被害を受けています。
また、
アマゾンの開発で、森林伐採と大豆・トウモロコシの栽培によって、雨量が減少する恐れもあります。
水不足は深刻化する一途です。
が、水の生産性を増大するマイクロ灌漑という希望もあります。
植物の根元にチューブで水を垂らす方法(点滴灌漑)がそれで、
キプロスでは90%,
イスラエルでも66%が点滴灌漑を行っています。
初期投資は必要ですが、水資源の有効活用と言うことで、日本でも普及に向けた政策をとるべきではないでしょうか?
日照量との関係では、欧州の小麦が、最も効率が高いといわれています。
地球温暖化は、降雪量が減少して夏季の灌漑用水が不足するなど、穀物生産にはマイナスです。
猛暑と旱魃で、フランスからウクライナの広い範囲で穀物がダメージを受けています。
気温が1℃上昇すると、小麦,コメ,トウモロコシの収量が10%も減少すると試算されています。
多発する洪水等の自然災害による被害も無視できません。
カザフスタンで耕地の半分が風害によって大きな被害を受けています。
また、
アマゾンの開発で、森林伐採と大豆・トウモロコシの栽培によって、雨量が減少する恐れもあります。
水不足は深刻化する一途です。
が、水の生産性を増大するマイクロ灌漑という希望もあります。
植物の根元にチューブで水を垂らす方法(点滴灌漑)がそれで、
キプロスでは90%,
イスラエルでも66%が点滴灌漑を行っています。
初期投資は必要ですが、水資源の有効活用と言うことで、日本でも普及に向けた政策をとるべきではないでしょうか?
迫り来る食糧危機 生産編(涸れる地下水)
テレビで、
井戸を掘る海外青年協力隊の隊員たち、
井戸から出る水に大喜びする地元の人々、
なんてシーンを見たことありませんか?
井戸は、地下水があれば水を汲み上げることが出来ますが、地下水にも限りがあります。
過剰に汲み上げると、川の水と同様に地下水が減って水位が下がっていき、最後には涸れてしまいます。
例えば、インドのグジャラート州北部では、地下水位が毎年6メートルも低下しています。
Chinaやアメリカの地下水位も低下しています。
サウジアラビアでは地下水層が涸れてしまいました。
地下水の枯渇は、それに頼っている農業にも大打撃を与えます。
何万年以上も掛けて蓄えられてきた化石水と呼ばれるアメリカの地下水層も、過剰な取水により減少が著しく、そのため灌漑面積は1980年から24%も減少しました。
元々、雨量の少ない地域を穀倉地帯に変えたのが豊富な地下水だっただけに、地下水が涸れるとすぐに荒れ地に逆戻りします。
地下水の多くは過去の遺産にあたるので、使った分だけ減ってしまうのです。
地下水を代替する多量の水を確保できないと、現在地下水を使って灌漑している大部分の農地は放棄せざるを得なくなるでしょう。
井戸を掘る海外青年協力隊の隊員たち、
井戸から出る水に大喜びする地元の人々、
なんてシーンを見たことありませんか?
井戸は、地下水があれば水を汲み上げることが出来ますが、地下水にも限りがあります。
過剰に汲み上げると、川の水と同様に地下水が減って水位が下がっていき、最後には涸れてしまいます。
例えば、インドのグジャラート州北部では、地下水位が毎年6メートルも低下しています。
Chinaやアメリカの地下水位も低下しています。
サウジアラビアでは地下水層が涸れてしまいました。
地下水の枯渇は、それに頼っている農業にも大打撃を与えます。
何万年以上も掛けて蓄えられてきた化石水と呼ばれるアメリカの地下水層も、過剰な取水により減少が著しく、そのため灌漑面積は1980年から24%も減少しました。
元々、雨量の少ない地域を穀倉地帯に変えたのが豊富な地下水だっただけに、地下水が涸れるとすぐに荒れ地に逆戻りします。
地下水の多くは過去の遺産にあたるので、使った分だけ減ってしまうのです。
地下水を代替する多量の水を確保できないと、現在地下水を使って灌漑している大部分の農地は放棄せざるを得なくなるでしょう。
迫り来る食糧危機 生産編(水不足)
農業は多量の水を必要とします。
例えばフランスでは小麦が1haあたり6.8トン収穫できますが、降水量が少ないカザフスタンでは1.1トンしか収穫できません。
そこで人工的に水を引き入れる(灌漑する)必要があるわけです。
1950年に100万ha弱だった灌漑面積は、2002年に275万haと約3倍になりました。
世界の灌漑面積の半分以上がアジアで、そのほとんどはChinaとインドで占められています。
しかし、都市の水需要増加による農業用水は減少しています。
取水過剰により途中で川の水が無くなる断流が、ガンジス川,インダス川,黄河などの大河川で起きています。ナイル川もかなり厳しい状況。
例えば、黄河で持続可能な取水量は340億トンですが、現実には2000年で550億トンが取水され、下流に水が行かなくなっています。Chinaの北半分は、ほとんど水が無くなっています。
インドでは水をめぐって暴動も起きています。
さて、
日本の雨量は世界で6位です。
が、ここ数年は夏に毎年断水するほど水不足が顕著になってきました。
水と安全はタダと言われた日本でも有効な水対策を真剣に考える時に来ています。
将来的には、日本が得意とする逆浸透法による淡水化プラントなどを利用する必要があるでしょうね。
例えばフランスでは小麦が1haあたり6.8トン収穫できますが、降水量が少ないカザフスタンでは1.1トンしか収穫できません。
そこで人工的に水を引き入れる(灌漑する)必要があるわけです。
1950年に100万ha弱だった灌漑面積は、2002年に275万haと約3倍になりました。
世界の灌漑面積の半分以上がアジアで、そのほとんどはChinaとインドで占められています。
しかし、都市の水需要増加による農業用水は減少しています。
取水過剰により途中で川の水が無くなる断流が、ガンジス川,インダス川,黄河などの大河川で起きています。ナイル川もかなり厳しい状況。
例えば、黄河で持続可能な取水量は340億トンですが、現実には2000年で550億トンが取水され、下流に水が行かなくなっています。Chinaの北半分は、ほとんど水が無くなっています。
インドでは水をめぐって暴動も起きています。
さて、
日本の雨量は世界で6位です。
が、ここ数年は夏に毎年断水するほど水不足が顕著になってきました。
水と安全はタダと言われた日本でも有効な水対策を真剣に考える時に来ています。
将来的には、日本が得意とする逆浸透法による淡水化プラントなどを利用する必要があるでしょうね。