迫り来る食糧危機 生産編(水不足) | Pro-○○○ & Anti-○○○

迫り来る食糧危機 生産編(水不足)

農業は多量の水を必要とします。
例えばフランスでは小麦が1haあたり6.8トン収穫できますが、降水量が少ないカザフスタンでは1.1トンしか収穫できません。
そこで人工的に水を引き入れる(灌漑する)必要があるわけです。
1950年に100万ha弱だった灌漑面積は、2002年に275万haと約3倍になりました。
世界の灌漑面積の半分以上がアジアで、そのほとんどはChinaとインドで占められています。

しかし、都市の水需要増加による農業用水は減少しています。
取水過剰により途中で川の水が無くなる断流が、ガンジス川,インダス川,黄河などの大河川で起きています。ナイル川もかなり厳しい状況。
例えば、黄河で持続可能な取水量は340億トンですが、現実には2000年で550億トンが取水され、下流に水が行かなくなっています。Chinaの北半分は、ほとんど水が無くなっています。
インドでは水をめぐって暴動も起きています。

さて、
日本の雨量は世界で6位です。
が、ここ数年は夏に毎年断水するほど水不足が顕著になってきました。
水と安全はタダと言われた日本でも有効な水対策を真剣に考える時に来ています。
将来的には、日本が得意とする逆浸透法による淡水化プラントなどを利用する必要があるでしょうね。