Headway HD-CUSTOM 2010 #2478 中古品です。
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良い雰囲気の木目のアディロンです。 ブリッジサドルはいわゆるロングサドルです。 見た目もかっこ良いのですが、音の効能として1弦が太くしっかりと感じるようになります。 骨の硬さが音の芯に加わる感じです。


ヘッドロゴは転写シール(デカール)。このギターで表現したい古(いにしえ)の雰囲気を決定付けるのに重要な部分です。


ペグは後藤ガットSE-510W-06M ネジ穴はウェバリィ互換。 ペグと言えばロトマチック型で、このギターに使われているオープンバックは原始的なものでしかない認識でしたが、時代は移り変わり、オープンバックがかっこいい!って世の中になりましたね。 原始的ゆえに長期使用で不具合でやすいですが、ペグは、音色やキャラクターにとても影響を与える重要なパーツです。 工夫して耐久性持たせた510は、チューニングするときにスムースに回転してくれます。 510といえども長年使いこまれたギターだとやはり交換必要ではありますね。 この個体は今のところ何ら問題ありません。


ヘッド裏は18型なのでボリュート無しです。


ポジションマークも18型なのでドット。アバロン材でシンプルなかっこ良さが引き立っています。


サイドバック材、ネック材は質の良いホンジュラスマホガニー材。 鉄弦のギターの終着点は18型って言われるのですが、長く弾き続けていると暖かく優しいトーンに、厚みが伴ってくるんです。 この味わいが特にドレッドノートだとたまらないですね。 しかもホンジュラスマホガニーですからアタック後に粘るような押し出し感も加わるので実に気持ち良いです。


エンドピン周りもシンプル。 18型のシンプルさが際立ちますがバインディング材をよく見るとローズウッドセルかな?単調な黒ではないので、それがまたこのギターの品格ある感じの重要な要素になっているんですね。