今回紹介するのは、Versatilita -4st ASH S-Red
アッシュボディ、シースルーレッドでこの個体は3.46㎏。4㎏切るベースは珍しいのですが、昨今の状況の中、こんなに軽くてレスポンス良いアッシュ材を確保できているって相当すごいです。
この軽さは、付属の良く出来たGigBagと併せて、いつも持ち歩いてあちこちのステージで活躍させたいって思わせるはずです。
メーカー説明の前にこのモデルの個性をお伝えしたいと思います。
どのモデルも共通しているキャラクターとして、野太さを感じる低音感があります。
ボルトオンネックのアタック感に加え、これだけ軽いのに、野太さに加えコシのある押し出し感、もちろん品格ある音の輪郭もある素晴らしいエレキベースです。
軽いボディ材由来の暖かみある中低域を、ほのかなエッセンス的に持ちながらも輪郭を感じる音像。もちろん各弦の出音のバランスもばっちり。
これを基調にしたアッシュボディ、メープル指板のキャラクターの個体です。
コントロールのコンセプト上、パッシブ優先で考えられているのでしょうけど、この軽さは弾き手のピッキングのテクニックを要求してきます。もちろんそれができる人ならいとも簡単にパッシブで厚みと色気のあるベースラインを奏でられるでしょう。
そういうわけで計らずして経験豊富な上級者向けの楽器になっていますが、ハイカットTone(パッシブのトーン)ノブをPull upするとYukiが開発したアクティブ回路を通ります。
アクティブにして少しだけベースをブーストしてやると無理なく発音できるので、一気に視野が開けて、バンドの中で使いたい欲があふれ出てくることでしょう。
このアクティブ回路がなかなか有機的な印象の可変で、直感的に決められるはず。パッシブ時のキャラクターを活かすような特製のトレブルとベースのブースト/カットができます。
これから腕を上げて行くプレイヤーもアクティブで地ならししていれば、いつの間にかパッシブでもナチュラルで味のある深い音が自然と紡げるようになると私は期待します。脱力&適切な発音を身に付けるにも最高だと思います。
では、他のモデルでも紹介しているメーカー説明です。
ヴィンシタは、愛知県に本拠を構えるキクタニミュージック(株)が、いよいよ満を持して展開始めたオリジナルブランドです。
工場は松本のお隣、塩尻市に構えています。
個人的に興味深く思ってるのは、キクタニミュージックのこれまでの蓄積というか人、企業のつながりで出来上がっている事です。
その内のきわだった一つを紹介したいと思います。
音的なところでの他メーカーには見られないものとして、アクティブサーキットが上げられます。長年キクタニさんが扱っているエフェクターブランドYukiに開発させているんですが、こういった内蔵プリアンプって大抵お手本があって音出せば「あれ系だな」って思うものですが、前情報としてYuki製プリアンプを使ってるのだなというものを持ちつつ、第一印象は、HP中にもある通り「お!」ってものでした(笑)
(キクタニHPより引用)
Yuki プリアンプ試作時から一貫したテーマは「圧倒的にいい音」です。ONにした瞬間に「おっ!」と感じていただき、そのまま現場で使える、ノれる音であることを重視しています。今回の「月夜見」も、もちろん同じテーマのもと製作されています。
音量というか音圧感上がるんですけど、その分、何か失うか?ってあれば特に失うものを感じないです。元(楽器本体)が良いからなのかもしれませんが、バンド内での音像もしっかり残りそう、というかベース本来の役割であるボトムを支えつつ、加えて音圧でバンドそのものの存在感を構築できそうな予感です。何より弾いた分応える感じがパッシブ時とほとんど同様なので(もちろん微妙に弾き方変える必要ありますけど)、いつものタッチでいつものように応えてくれるんですね。
よくエフェクターで無駄に音量上げる事で、弾き手である自分の安心感として音圧感じるようにしてる人を見かけますけど、この月夜見は、適正なバンド内の音量でバンドの雰囲気を二回り大きく見させる素養持っているはずですよ。
キクタニミュージックのこのプリアンプ、月夜見 -tsukuyomi- 開発インタビューはこちら
この内蔵プリアンプ 月夜見を開発した河合誠さんが主宰するYukiのページはこちら
さて、ベーシストの皆さんが安心して委ねられる音にまつわる部分のオリジナリティの紹介の次は、ステージでのオリジナリティ、外観にまつわるところです。
楽器は弾き手が求めるところが大体共通なので外観はかなり似通ったものになって行くものです。
そういった中でまずはヘッド
遠目でもヴィンシタだと判断付きやすいですね。
そしてピックガード
楽器弾きは人が使ってる楽器が気になるものです(笑)でもどこのブランドだろう?って気になってもいられないですよね。
パッと「ヴィンシタ使ってるんだ。良い音だなぁ」ってすぐに分かってもらえるのって大事ですよね。
他にも木工やピックアップなど上げればキリないくらい考えて作られている楽器ですが、それはまた別の機会か(株)ミュージックプラザオグチで実際に手に取って「買って行って」もらえればより良く体感できる事でしょう。
Vincita ご購入は(株)ミュージックプラザオグチ 松本駅前店でどうぞ!
このVincita Versatilita -4st ASH S-Red のオグチHP紹介はこちら


