山吹色のお菓子 これでよしなに | 神も仏もあるもんや

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ミライザ大阪城で友人に買ってもらったお菓子
【これでよしなに】

気になるから早よ開けてーのお声をいただきましたので、開封の儀をば。

開封したからにはワイロ成立❤️ですが…致し方ありませんね笑

▼まず外箱。
「お代官様ひとつこれでよしなに」
「おぬしもなかなか悪じゃのう」

▼これでよしなに の由来。
【人生は是断じて●●(読めない)
仁の心を高く保ちて出世し、その名を成さむ
その志を遂げんために此の小判を用いるべし】

▼由来書の下は、こんな感じ。
え。いきなり小判😳
見えないように箱の下に隠すモンやないの?

▼開運招来小判
慶長小判を再現したレプリカは食べられません。
この小判けっこうリアルですよ🤭

▼で、肝心のお菓子はというと。
まさかの個別包装5枚入り!

▼さっそく開けてみました。
ふむ。いわゆる卵せんべい、ですね。
※下の畳は畳柄のランチョンマットです

▼ついでなので全て開封。
右下の1枚だけ申し訳程度に金箔付きです✨
気になるお味は…いつも食べてる甘くておいしい卵せんべいでした。

▼そして肝心の箱の中。
空き箱に見えますが実は二段になっていて、中敷きを取ったら山吹色の小判がギッシリ✨
…を期待して解体しましたが…この通りです🤭

実は昨年、このお菓子を買ってくれた友人にちょっとした迷惑をかけられてしまい注意したんです。

「あの時はごめんね」と贈られたのが、このお菓子…うん。正しい使い方といえますね🤭

後日談…別の友人の娘さん(20代)に「山吹色のお菓子って知ってる?」と聞いたら「スイートポテト?」と返されました笑

「時代劇でね、悪い商人の【ちりめん問屋・越後屋(えちごや)】は不正を見逃してもらう代わりに黒漆の重箱に小判を敷き詰めて悪代官に渡すねん。

で、この時のセリフが「お代官様のお好きな【山吹色のお菓子(小判の隠語)】でございます。これでひとつよしなに😏」

悪代官の「越後屋おぬしもなかなかの悪じゃのう😏」に続いて、越後屋の「お代官様ほどではございませんよ😏」と来て2人でワハハと高笑い😁😁…ってのが時代劇のお約束やねん」

友人と私と2人して説明してもピンときてない様子の娘さんでしたが、ポツリと

「そういう不正って人類が始まったときには既にあったって。いずれバレるのに…人って愚かですよね🤓」

娘さんの一言は時代劇の侍の刀より切れ味が鋭くて、おばちゃん2人はグゥの音も出ませんでした。

これにて一件落着❣️