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みなさんこんばんはうさぎのぬいぐるみ


フルート講師の細田恭子です。


私の教室がある大阪市中央区は子育てに熱心な地域です。そのため、レッスンでも付き添ってメモを取ったり、録画したり、宿題もご自宅でフォローして下さるお母さん達が多くいらっしゃって助かっています。優秀な生徒さん達が増えたのは、お母さん達のサポートがあったからこそですおやすみ


熱心なのは音楽のお稽古事に限ったことではなく、この地区に住んでいる子供達の多くが中学受験(早い子は小学校受験)を経て私立の学校に進学するので、塾に通いながらご自宅でもお母さんがそばについて勉強のフォローをされていらっしゃる方が多いようです。


音楽と勉強には共通点がないように見えますが、環境作りや子供のやる気、親御さんの関わり方など、大切なものは同じだと思っています。小さな頃に楽器(もちろんスポーツなどでも)と真剣に向き合ってきた経験があれば、受験の環境は整っていると考えてもいいのではないでしょうかにっこり


と、なんだかすみません、前置きが長くなってしまいました驚き


今回は高校の担任の先生と塾の先生との面談についてと、鉄緑会の小話を書かせていただきますにっこり飛び出すハート


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[娘の大学受験②]〜高校と鉄緑会の面談〜


娘は私立の中高一貫校に通学していました。自宅から学校までは電車と徒歩で、片道に1時間以上かかっていました。中学の間はハードな部活動に所属しながらフルートのコンクールに挑戦する生活を送っていて、鉄緑会という医学部専門塾に入塾していながらも勉強は二の次にしていた印象です。休まずに塾に通うようになったのは部活を引退した中学3年の12月からでした。


コロナの影響を大きく受けた学年だったため、高校に上がった時に入学式もなく、初めての緊急事態宣言ですぐに学校も塾もお休みになり、しばらくその期間が続きました。私の教室もお休みにしていたので、その頃はずっと家で娘と過ごしました。


短い高校生活の中でそのようになってしまってかわいそうでしたが、かえってその期間で自分のペースでじっくりと復習をする時間をとれたのが良かったようです。

担任の先生は面談で、高1から大学受験直前期まで、理科一類は絶対に大丈夫と仰って下さっていました。学校の成績が基準より取れていたのと、模試でA判定を貰い続けていたのもあるからだと思います。ただ、今振り返ってみると先生はそのように言う事で、本人に自信を持たせていたのかもしれません。


鉄緑会の保護者会と面談は年に一度、梅田で行われていました。高3になると、チューターの先生がつくようになるのですが、その先生は担任の先生とは違うご意見でした。


大阪の鉄緑会には、東大理Ⅲ・京大医学部・阪大医学部、その他の国公立医学部 / 東大理Ⅲ以外・京大医学部以外・阪大医学部以外 その他国公立医学部以外 / 文系というようなくくりがありました。


一般的な受験生の傾向と、娘の性格を知っていたチューターの先生は、今の志望のままだと怠けるようになって成績が下がるので、理一の上位にある医学部を目指して勉強するように仰っていました。医学部専門塾なので、医学部を勧められるのは当たり前だったのかもしれません。


ただ、本人は医学部とは別の分野で興味のある事を模索していたので、チューターの先生の提案には納得できていなかったようです。


とりあえず勉強しといたらいいやろと、毎日なんとなく机に向かっているように見えました。


井の頭公園の桜。

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[小話❷]鉄緑会について


鉄緑会については、私立中学の合格発表後に、その足で入塾する子の方が多かったです。大阪は東京の鉄緑会とは違って指定校はなく、関西のいろんな学校から子供達が集まっていました。


中学の間は数学と英語の週2日(正確には中3の冬に数Ⅲが増えて週3日)、高校から少しずつ科目が増えていって、高2では数学2つと英語、理科が2つの週5日になります。高3で分かれていた数学が1つになって、週4日に戻ります。


時間は18時から21時までで、朝は学校のお弁当と塾用のおにぎり、少しのおやつを持たせていました。授業が延長して、22時を過ぎても授業が終わらないこともありました。


高校になると常に宿題に追われるようになります。更には年に2回ある夏と冬の校内模試の成績でクラスが分けられるので、そのためのテスト勉強や学校の定期テスト、休日に模試が入ることも多く、息のつく間もない日々を過ごしていました。


授業は高3の12月で終わり、1月に志望校別の直前講習があります。

受験が終わった後、3月末には合格祝賀会がありました。

塾の先生とは今でも時々連絡を取って、近況を報告しているようです。


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書きながら、鉄緑会に通っていた時のハードな日々を思い出しましたおねだり


音楽を専門に勉強をしてきた私にとって東京大学は雲の上の存在です。それが、私立の一貫校や鉄緑会を知るうちにだんだんと麻痺していきましたが、こういった志望校が周りで普通であることが環境なんだと思いました。


次回は高3の夏のオープンキャンパスについて書かせていただきますにっこり


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました花

 

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