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和の会メンバー観能体験記(6月26日)

こんばんは。




和の会スタッフのYKです。


私は普段ブライダルの仕事をしていて、能楽とはまったく違う世界にいますが、


縁あって和の会のお手伝いをしていますニコニコ


社会人になって、職場以外の人と知り合うことはなかなか難しくないですか?


伝統芸能や日本文化、楽しいことに興味がある方、和の会に参加してくださいね音譜





…お誘いはこれくらいにして…





私は東京青雲会という、宝生流の若い能楽師さんの発表会に行ってきました。

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当日は満員御礼で立ち見がでる程、盛況でした。

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素謡、舞囃子2曲、仕舞、能という内容で、素謡から仕舞まで観能しました。





素謡は囃子(楽器)が無いので、6人のハーモニーがとても美しいですキラキラ


現代語では無い言葉を正座して45分間謡うことは、並大抵の努力ではできないと


思いますあせるただただ感動するばかりです。





舞囃子、仕舞に共通していることは、衣装や能面をつけずに袴姿で舞を舞います。


そのため、体の線や顔の表情が一目瞭然です!


舞を舞うシテの緊張感がひしひしと伝わりますビックリマーク








仕事や日常生活に追われて心に余裕が無い方、ぜひお能を観て下さいひらめき電球


能舞台を眺めているだけでも、心が癒されます。


さらに美しい舞姿を観ると、普段の自分の姿勢がいかいに悪いかということが、


よくわかりますえっ


キレイな姿勢を取り戻したい方、ぜひお能観てくださいビックリマーク





お能を観て、心も体もスッキリしましょう音譜





それではまた…

和の会メンバー観能体験記【6/16 五雲会】

こんばんは。
和の会メンバーのKです。
これから不定期で、メンバーがリレーで観能体験記を掲載していきます。

メンバーの素顔や、普段能楽堂で行われている公演のレポートを通じて、能はもちろん、和の会にもより興味を持ってもらえたら嬉しいです。

さて、今日は若手の能楽師たちがシテ(主役)で出演する五雲会という、宝生流の定例公演にお邪魔しました。


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私は、ジャンルは異なりますが演劇に関わる仕事に携わっています。

能楽堂の雰囲気は劇場の中でも特殊ですね。舞台の形ももちろんですが、何となく独特の匂いもします(笑)

お客さまも落ち着いた感じの?早く言うとお年寄りですが、多いです。謡本という、台本を持って観られる方が結構います。

五雲会は一日で能が四つも一度に観られるお得な公演なのですが、結構体力を使います。
後半の、狂言「二九十八」と能「来殿」を観ました。

狂言は、結婚相手探しをしている男が顔を隠している女を、和歌ができて算用もできるからといって、家に連れてくるのですが、顔を見てみてビックリみたいな話です。そのビックリ具合がスゴイ(笑)まさにリアクション大王ですよ。こういうオーバーな表現が狂言の面白さなのかなと思いました。

能は菅原道真が主人公です。
最初は仮の姿でいるのですが、昔話をしているうちに本性を表す、という話です。
狂言と違ってセリフがなかなか頭に入って来ない。。。
無理に神経を使っても疲れるので、そんなときは、囃子のリズムとかに身を任せて観ています。

知り合いの能楽師との立ち話で、この能の面白いエピソードを聞きました耳

この能は、道真が後半で雷神になって暴れるというのが筋なのですが、宝生流は道真に縁のある前田家に支えられていました。そこで道真が雷神にならずに、高貴な姿となってさっきの怒りもどこへやら、華麗な舞を見せるという、宝生流独特の能になったとのこと。
演劇的にはどうかなという展開なのですが、舞台の舞は囃子も心地よくて、よかったですね。
ちなみに原型バージョン(こちらは雷電というオリジナルの名前です)は、昨年家元が復活させて、上演されています。こちらもいつか観てみたいです!

能楽堂に行ったら何故か和菓子が食べたくなります(笑)

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今日は偶然和菓子の日。
お饅頭をサービスしてもらいましたよニコニコ







iPhoneからの投稿

第六回公演無事終了!

第六回 和の会主催 宝生流能楽公演

「体感する能|船弁慶」を

5月26日(土)に無事上演することができました。


ご来場いただいた皆様、また、上演するにあたってご尽力いただきました皆様に

心より御礼申し上げます。


イカリマークイカリマークイカリマークイカリマークイカリマークイカリマークイカリマークイカリマークイカリマークイカリマーク


さて、簡単に当日の会場の様子をご紹介しますキラキラ


4年目を迎える和の会ですが、過去最高の来場者数となりました上げ上げ

皆様、本当にありがとうございますニコニコ


今回は、有名な源義経が登場する物語を集めましたので、

お能を初めて観る方も、体感していただき易かったのではないでしょうか。


一方・・・、毎年恒例のお土産コーナーも大繁盛クラッカー


今年は、和の会オリジナルグッズの他に、

東日本大震災に被災された女性たちを支援している

RQ被災地女性支援センターさん のグッズ販売も行いました。



南三陸町志津川のお母さんたちが編んだ、

タコのエコたわしですタコさん


切り絵作家 福井利佐さんが制作された本公演のビジュアルにも

タコが入っていますし、

源義経も奥州平泉にいたことがあったようですから、

ご縁を感じます。


タコの他に、気仙沼のお母さんたちが編んだ

バラのエコたわしもありましたよバラ



来年は5年目を迎える和の会。


皆様にご協力いただいたアンケートを参考に、

より一層お楽しみいただける公演を企画して参りますガッツ


今後の予定は随時当ブログ、

和の会公式サイト にてお知らせいたします。


今後の活動もご期待ください!

何卒よろしくお願いいたします!