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和の会能楽師が紹介する水道橋グルメvol.1「和久荘太郎さんと行く『かつ吉』」

宝生能楽堂のある水道橋のオススメグルメを能楽師の皆さんに紹介していただく企画の第一弾は、シテ方宝生流和久荘太郎さんです。
和久さんのオススメ店は水道橋交差点よりすぐにある「かつ吉」。
かつては三島由紀夫や川端康成も愛した、創業50年のとんかつの名店です。



和久さんがこの店に通うようになったきっかけをお聞きすると、
「能楽堂から近いということももちろんだけど、とにかくかつが美味しい!」
ということです。

この日の和久さんのメニューは「天然特大海老フライとひれかつ」。
取材など舞台以外で人前に出ることが苦手という和久さんですが、私があまりに特大な海老に感動して「海老と和久さんの写真がほしいです!」とお願いすると、快くひょいたつまんでポーズを取ってくださいました。優しい!



最後にはデザートまで付き合ってくださって、スーツでピシリと決めた和久さんとスイーツの組み合わせに思わず
「和久さんとスイーツってなかなかギャップ萌えですね」
と言ってしまった私。さすがに苦笑されてしまいました(笑)
でも写真は撮らせていただきました。困らせてすみません。



舞台が終わったあと、打ち上げなどにも利用されるということなので、能楽鑑賞の後に立ち寄れば能楽師の皆さんにお会いできるかもしれないですよ。
和久さんご協力ありがとうございました。

和の会S




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和の会メンバー観能体験記【7/28時の花第3回】

和の会メンバーSです。

7/28(土)に宝生能楽堂にて催された、宝生流企画公演時の花第3回を鑑賞しました。

暑い。午前中から35℃を越える酷暑。
夏風邪を引いていた私は到着した時既にバテバテで、こんな状態で無事に観能できるのか不安になりました。
が、一歩能楽堂に入るとロビー一面に菖蒲が!
時の花は季節ごとに開催されている企画公演で、季節の魅力が堪能できる演出が施されているとは聞いていましたが、菖蒲の生花がこんなに涼しい気分にさせてくれるとは思いませんでした。
いきなり元気をもらう私。





そしていざ狂言が始まってみれば演目は「水汲」。
野中の清水で水を汲む娘の姿に暑さを忘れる。どこまでも夏を意識した演出に感動しました。

狂言が終わると20分の休憩。
ロビーにある食堂でこの公演をイメージした和菓子と煎茶のセットをいただく。
能を観に来て、生花を見られて、美味しい和菓子も食べられて、どこまで贅沢な企画なんだ時の花!
和萌え女子には堪らない演出の数々に思わず1人ニヤニヤしてしまいました。





さて能「杜若」です。
伊勢物語を題材にした在原業平にまつわる話なんですが、ストーリーらしいストーリーはなく、シテも業平だったり業平と恋愛関係にあった二条后高子だったり、杜若の精だったりします。
多くのスキャンダルを残した業平+美女高子+花の精ということで、ひたすらにひたすらに美しい、美しくなければならぬという本当に能らしい能だなぁと思いました。

美しさに酔わせていただいて、さぁ帰ろうかと思ったらロビーでこの公演のアートディレクション・デザインを担当されている中村慎一氏発見!
パンフレットを開くとすごいんだよー、とデザイナー自ら見せてくださったので、ありがたく撮影。
公演にふさわしいとても美しいポスターです。






能、狂言はもちろん、開場中、休憩、パンフレットに至るまで、全ての時間を楽しめる演出に満ちた公演でした。





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福井利佐さん個展のお知らせ

和の会のメインビジュアルを担当してくださっている、切り絵作家・福井利佐さんの個展のお知らせですNEWNEWNEW




「切り絵を魅せる~福井利佐の世界~」




ご出身の静岡県富士山での初の個展となります。


駿府博物館にて、下記の通り開催予定です。





和の会の作品「羽衣」「小鍛冶」「鉄輪」「船弁慶」、



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そしてなんとビックリマーク


羽衣の能装束・長絹「手描き鳳凰」も展示します振袖


テレビ、ステージ、冊子、服飾など幅広いジャンルでご活躍中の福井さん。


これまでの歩みを辿る絶好の機会になりそうですヒマワリ








ワークショップの開催もあり、お子さんも楽しめる企画も盛りだくさんboy








この夏、静岡まで足を延ばして、ぜひ福井さんの世界を「体感」してください車新幹線






期間


2012年8月4日(土)~9月17日(月・祝)



開館時間


午前9時30分~午後5時00分(入館は閉館30分前まで)



休館日


月曜日(最終日を除く)



入館料


一般500円 高・大学生300円




詳細


http://fukuirisa2012.com/web/