いよいよ苦手な階段
(いいかげんやめた方が)
じゃなく
怪談話最後
ラストは
『番町皿屋敷』
この話しは
皿屋敷(さらやしき)モノの一つ。
播州姫路が舞台の
『播州皿屋敷(ばんしゅう)』もあります。
ただ
江戸番町が舞台の『番町皿屋敷』の方が
一般的には知られていますね。
日本各地でも
似た怪談がかなりあるようです
江戸の「皿屋敷」モノとして
知られている のは、
講釈士・馬場文耕の『皿屋敷弁疑録』を
元とした怪談芝居の『番町皿屋敷』ですね。
あらすじ
牛込御門内五番町に青山主膳の屋敷に
『菊』という下女が奉公にあがった。
正月二日
『菊』は家宝の皿十枚のうち
1枚を割ってしまった。
怒った奥方が菊を責める
が、主膳はそれでは手ぬるいと
手打ちにすると言い
一室に監禁した。
菊は縄付きのまま
部屋を抜け出し
裏の古井戸に身を投げてしまう。
やがて夜ごとに井戸の底から
「一つ、二つ、三つ・・・」と
皿を数える菊の声が聞こえてくる。
この事件はご公儀の耳に入り、
青山主膳は所領を没収される。
その後も屋敷内で皿数えの声が続くので、
公儀は了誉上人に鎮魂の読経を依頼する
了誉上人が読経していると
皿を数える声が「八つ、九つ」
そこで、すかさず上人は
「十」と付け加える
菊の亡霊は「あらうれしや」と言って
消え失せた。
『番町皿屋敷』は
主膳と菊の恋に嫉妬した
奥方が皿を隠した話などなど
いくつもあります。
『化け猫』など『怪談』は
まだまだありますが
キリがないのでこれで終わります。