レイジイの気まぐれブログ

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自分勝手に日々気が向いた時に
記事更新する気まぐれブログです。
「ケ・セラ・セラ人生まっしぐら」

偏屈ジジイの戯言ブログです。

頑固・天邪鬼と思われようと開き直っています。

世間ではマイナー扱いの大衆演劇、
そんな大衆演劇をテーマにした映画『瞼の転校生』が
全国公開されてますね。

多くの大衆演劇ファンの方々が
見られたのでは?

私はまだ見ておりませんので
DVD発売を心待ちにしております。
東京では見損なったショボーン

ところでマイナー扱いの大衆演劇を描いた
映画が意外(失礼な)に多いんです。

先日DVD買いました
山本薩夫監督の
『市川馬五郎一座顛末記 浮草日記』

悪徳興行師玉木屋から出演料払ってもらえず
一座は解散寸前。
炭鉱町に乗り込んだ一座は
必死の呼込で小屋は久々に満員に
しかし炭鉱員のストで興行はピンチ

どさくさにまぎれ
玉木屋が売上げ金を持ち逃げる。

一座はストに入った炭鉱組合と対立するが、
組合員の温かい思いやりに心をうたれる。

一座は、興行師の手を借りず
自分達だけでやってゆくことに
新しい出発に向うのだった。

座長役に東野英治郎
座長の娘に津島恵子
その恋人に菅原謙次

他に
主演、監督、脚本を『大衆演劇のドン沢竜二』の
末弟子の『三天屋多嘉雄』作品
『邯鄲の夢 三重芝居と四人の役者(2023年)』
昨年劇場公開(DVDは未発売)


他に大衆演劇の劇場(架空?)が登場し
出演者に『大衆演劇役者の皆さん』とある
『夜風に吹かれて』


あとこれもかな
『雲の上団五郎一座』
菊田一夫原作・脚本の喜劇舞台を
東宝が当時の喜劇人を
総動員して制作。

三木のり平と八波むと志の『玄冶店』が秀逸❗️
『玄冶店』は歌舞伎や
春日八郎の『お富さん』でも有名ですね。


女剣劇は大衆演劇と呼べるか?
こんな作品も
『浅草紅団(あさくさくれないだん)』
川端康成の新聞連載小説&長編小説を
原作として大映が
京マチ子を女剣戦のスターに

あらすじは
浅草フォリーズのスター鮎川マキ(京マチ子)は、
浅草の興行ブローカーの中根から
借りた金の言い訳に
愛人の島吉に行って貰う。

もともとマキが目当ての中根は
島吉を脅かし浅草から
追い出そうとする、

島吉は乾分の堀を刺してしまう
必ず迎えに来るとマキに
いい残して島吉は浅草を去る。

一年後、島吉は浅草へ舞い戻って来た。
ある夜、島吉は一人の田舎娘を救った。
が、彼女は中根の養女
女剣劇、紅龍子で、
島吉をおびき出す罠だった・・・

紅龍子は実はマキの妹だった。

姉とは知らず恋仇とねらう
純情な歌姫龍子を演じたのは
若き日の『乙羽信子』
その歌声はこちらで


などなどがありますね。

あっ、ついでですが
ついでと言っちゃ失礼になりますが
大衆演劇を歌った演歌もありますね。
金田たつえさんの『大衆演劇旅一座』

こちらは動画貼り付けできないので
アドレスからどうぞ。
朝花美穂『兄さ恋唄』
https://youtu.be/nSzWHPzL2xI?si=2G_v37xhQFjebZaO


なお
2019年07月04日に『映画で描かれる大衆演劇』にも
幾つか紹介しておりますので
興味ある方はどうぞ
『映画で描かれる大衆演劇』
アドレスは
https://ameblo.jp/hoshitomi/entry-12353542255.html
WOWOWではパリオリンピックに便乗の
フランス映画特集を今月やっています。
旧名作から新作まで取り揃え。

かってフランス映画に
かぶれていたいた私メも
若かりし頃を思い出しながら
見ております。

今は亡き
『ジャン・ギャバン』『アラン・ドロン』
『リノ・バンチュラ』『ジェラール・フィリップ』
『ジャンヌ・モロー』『イヴ・モンタン』etc
個性豊かな俳優女優陣・・・

アッ、『シェルブールの雨傘』で知られる
『カトリーヌ・ドヌーヴ』様は
今年10月に81歳になられるが
ご存命で2019年には『是枝裕和』監督作品
『真実』に主演していますね。

で、
昨日見たのが
『アラン・ドロン』『リノ・バンチュラ』主演
ヒロインに
『シドニー・ポワチエ』と結婚・引退してしまった
『ジョアンナ・シムカス』


そういえば
フランス映画の名作・傑作に
三角関係の作品が多いですね。
特に男二人に女一人・・・
ざっと挙げても
『突然炎のごとく』『夕なぎ』
『パリのめぐり逢い』『冒険者たち』

『太陽がいっぱい』も入るかな?
不倫だったり友情だったり
ケースは様々・・・

と、ここまで書いて
三角関係はフランス映画だけじゃないことに気づく
ネタが無いと
こうなるのかショボーン
WOWOWのフランス映画特集で見た
『サブウェイ(1985年)』は
作家ジョン・ゴーディが1973年に
発表した小説『『サブウェイ・パニック』
を原作にした映画化3作作品とは
全く別モノでした。

リュック・ベッソンは
大都市の下に縦横に走るパリの地下鉄。
その軌道のさらに地中深くにある
迷路のようにな地下溝を舞台に
自由に生きている
風変りな若者たちに
共感した一人の若者が
目的のために
犯罪に捲き込まれる姿を描いた作品。
ラストのコンサート会場で
歌われる曲が映画を表している

歌詞の和訳
どうすれば彼らの覆い隠した偽装に
笑顔で保つことが出来ますか?
嘘から良いものは何も生まれない事が解っている時に
私のハートは初心(うぶ)ではない
がしかしまだ 挑発を受けたのなら
沈着を失う事が出来る


以下あらすじなどですが
長文なので興味ない方はスルーを

当初リュック・ベッソン監督は
ハリウッドから招いたスターで撮影予定でしたが
その俳優からは断られ
結果『クリストファー・ランバート(フレッド役)』
『イザベル・アジャーニ(エレナ役)』の出演になった。

見ものはドラマー役で
売れる前の『ジャン・レノ』が出演

映画はいかにもリュック・ベッソンらしい
カット割・画角などで
好き嫌いが分かれますね。


冒頭はカーチェイスの場面、
パンク・ファッションを思わせる
逆立てた金髪に
黒いタキシードという
奇妙なファッション姿の若者(フレッド)が
高級車に乗った男達に追われている。

盗んだらしい車で
パリの街中を疾走、
追い詰められたフレッドは
地下鉄の構内に逃げ込む

追われている理由は
美しい人妻エレナに
招待されたパーティで、
金庫を爆破しエレナの夫の
機密重要書類を盗んだのだ。


フレッドはエレナに
金をせびり
書類を引きかえに渡す約束を。

フレッドが持っている1枚の写真に
写っているのはエレンの少女時代
(意味は見る者が想像するのか)

地下の迷路には
ローラースケートを自在に
乗りこなす男や
ボディビルに励む怪力男、
花売り男などが住んでいた。

幼い頃の事故の影響で
歌が歌えなくなったフレッドは
地下に潜む一癖も二癖もあるが
音楽の才能に溢れた
ギーターリストやドラマー達で
バンドを組ませ
地下鉄駅でロックコンサートを開こうと
計画する。

一方、エレナは、金持ちだが、
気取った性格の夫にイヤ気がさしていた。

そんなエレナだが
夫に言われ渋々、
約束の地下鉄のホームにやってくるが
返された鞄には書類はなかった。

エレナは夫に言われ
一応盗難届けはする

夫は部下にフレッドを始末するよう命令

夫の手下からフレッドを守るため、
エレナは地下鉄警備を担当する
ジェズベール警部に
フレッドを探し出すよう依頼する。

一方フレッドは花売りの男と
共謀して現金強奪を成功させる、
その金でコンサートを開くバンドを
解散させ自分が組ませたバンドで
コンサートを開催。

コンサート会場でフレッドの姿を探すエレナ

観客席の後方にいるフレッドを見つけ
エレナはフレッド近づき、
彼に手を差し伸べたその瞬間
フレッドの背後から銃口が火をふき
フレッドに命中。

撃たれたフレッドは
エレナの腕の中で目を閉じる。

エレナが撃った男を責めている時
フレッドの瞳は
再び大きく見開かれ口は
演奏されている曲に合わせて
歌い始める。

この作品は
何故か日本では評価が低いですね。
今、若い人はブログよりも
『X (元Twitter )』や
映えでお馴染み写真投稿中心の
『インスタ(Instagram)』がメインですね。

ブログは高齢者が中心?

私は『いいね』『コメント』『リブログ』欄を
設定していない・・・

何のために私はブログ更新しているのだろう?
他の高齢者の方々はどうなんだろう?

多いのは大衆演劇観劇や日常生活・・・

一方通行的なブログに
我ながらつい自問自答してしまう。