心理カウンセラーの堀口寿人です。
週の半ばで、少しお疲れな方が多いと思います。
僕も、長い休み明けで、少々疲れ気味です^^;
今日のテーマは人に好かれるちょっとした工夫です。
あなたには好きな人、苦手な人はいますか??
おそらく両方いると思います。
同じように、あなたのことを好きだという人も、苦手だという人もいます。
これが自然ですね。
ある一定数はあなたのことを好きだといいます。
ある一定数はあなたのことを苦手だといいます。
さて、それなら、、、
あなたのことを好きになってくれる人の割合を増やしたいと思いませんか??
そんなテーマのお話を今からちょこっとしますね^^
全3話に分けて配信します。
--------------
昔ある所に若いお坊さんの兄弟がいました。
彼らは修行のためにガンガー川という川のほとりへ行きました。
そして、兄は上流に、弟は下流にそれぞれ修行小屋をつくり住み始めました。
その川の底には実は竜王が住んでいたのですが、2人はまだそのことを知りませんでした。
そんなある日。
竜王は人間の姿に化けて、弟の小屋を訪れました。
2人はとても意気投合し、お互いに相手なしでは暮らせないほどの仲になったのです。
竜王は来る日も来る日も、人間に化けて弟の小屋へ遊びに行きました。
そんなある日。
竜王は弟の小屋から帰るときに、竜王は自分の正体を見せたくなりました。
そして、竜王は言いました。
『私は実は竜王なのです。親愛なるあなたには本当の姿をお見せします。』
そして、竜王の姿になり、弟への愛情から彼を体でまいて抱擁したのです。
その後、竜王は満足して、自分の住みかへ帰りました。
竜王の正体を見た弟は、あまりのショックにげっそりとやつれ果ててしまいました。
すっかり元気をなくした弟は、助けを求めて兄のもとへ行きました。
兄は言いました。
『弟よ。お前はなぜ、そんなにげっそりやつれ果ててしまったんだい?』
--------------
次号へつづく。
みなさん、こんばんは^^
心理カウンセラーの堀口寿人です。
今回も『イライラする』ことについてお話しますね。
あなたはどんなときイライラしますか?
・注文したランチがなかなか出てこないとき
・予定の電車に乗り遅れたとき
・会社の上司に八つ当たりされたとき
・家族が理解してくれないとき
・自分の思い通りにことが進まないとき
こういったことはよくあるイライラですね。
され、これらイライラには実は共通しているものがあります。
勘のいい方はお気づきかもしれません。
そうです。欲がからんでいることです。
私たちはイライラするとき、必ずその裏には
1.欲しいものが手に入らない
2.欲しくないものが手に入る
のどちらかのパターンがひそんでいます。
それらはプレゼントなどの目に見えるものかもしれませんし、応援や愛などの目に見えないものかもしれません。
どちらにしても、欲であることに変わりはありません。
私たちは欲によってイライラし、欲によって苦しむのです。
執着を手放すというテーマにしました。
その理由は、
全ての悩みは根本的に『執着』に結びつくからです。
私が分類した執着は次の10種類
うつ症状もこれらの執着に深く関係しています。
私たちは生きている間、何かしら執着しています。
執着が強いと、人生のあらゆる面でムリが生まれるのですね。
というのも
・自分だけを愛して欲しい
・あいつだけは絶対に許さない
・自分の考えは絶対に間違っていない
こういうのは全て執着があるから思うことだからです。
ただ、切り口が変わるだけで
基本的に言いたいことは同じですので
今後ともご愛読いただけたらと思います^^
こんばんは^^
心理カウンセラーの堀口寿人です。
お正月も、そろそろ終わりですね。
お仕事のみなさんは、頑張ってください!
年末年始、お仕事だったみなさんは、お疲れ様でした!
それぞれの1年の始まりはいかがでしたでしょうか。
突然ですが、みなさんにお聞きします。
最近イライラしたことはありますか??
- 旦那にイライラ?
- 姑にイライラ?
- 子供にイライラ?
- 友達にイライラ?
- 自分にイライラ?
私たちのイライラは尽きることがありませんね。
しかし、あるポイントをつかめば、イライラをぐっと減らすことができます。
そのためにはイライラの裏側を知る必要がありますね。
例えば、こんなお話はいかがでしょうか??
今回も全3回に分けて配信します^^
-------------
昔ある国に一人の王子がいました。
その国では王子を教育するために、わざと国外へ留学させるのがきまりでした。
王子が16歳になったころ、王様は王子に言いました。
『お前ももう16歳。タッカシラー国の先生の下で学芸を学んできなさい。』
そう言うと、靴と日傘と1000金を手渡しました。
『かしこまりました。父上。』
軽快に返事をした王子は、タッカシラー国の先生の下へ向かいました。
先生を見た王子は、あいさつしました。
『こんにちは!』
すると先生は答えました。
『君はどこから来たのだね!?』
『バーラーナシー国からです。』
『だれの息子かね?』
『バーラーナシー王の息子です。』
『何のために来たのかね?』
『学芸を学ぶためでございます。』
そう言うと王子は先生に、授業料の1000金を手渡しました。
さて、先生に弟子入りした王子。
そんな先生と王子はある日、川へ身を清めに行きました。
するとそこには一人の老婆がいました。
その老婆は、おにぎりを広げて食べようとしていました。
それを見た王子は、
『僕もあのおにぎりが食べたい!』
そう思い、先生の目を盗んで老婆から一つおにぎりをとって食べてしまったのです。
-------------
次号へつづく。
みなさん、あけましておめでとうございます^^
心理カウンセラーの堀口寿人です。
2014年も、みなさんにとってステキな1年でありますように。。
さて、みなさんは最近おだやかに過ごせていますか??
僕は車を運転しているときについイライラしてしまう事があります。
例えば、僕の地元は田舎なので、片側一斜線の道がほとんどなんですね。
そこにきて、おじいちゃんの軽トラックが時速30kmくらいで走ってると、イラってくることがあります。
自分でも『こんな事くらいでイライラしてしまって情けない』と思うのですが、つい。。
このイライラの裏には実はある感情が必ずくっついています。
まるで、コインの裏表のようにピタッと。
それが欲なんですね。
私たちには欲があって、その欲が満たされないときにイライラを感じます。
最近イライラしたことを、ちょっとイメージしてみて下さい。
どうですか?
私たちには実は『理由のない、ただしたいだけ』といった欲がたくさんあります。
さっきの僕の例で言うと、
早く行きたい
↓
でも遅い軽トラックが前にいる
↓
イライラ
という流れですが、『何で早く行きたいの』と言われてもあんまり理由がないこともあります。
何となく早く行けばトクな感じがするからという感じですね。
もちろんハッキリ理由があることもありますが。
もし、自分に『何でそれをしたいの?』と聞いて、あんまり理由がない欲はその場で手放せるはずです。
欲を手放せたなら、それにつながっているイライラも消えます。