こんばんは^^
心理カウンセラーの堀口寿人です。
僕も、仕事が始まりましたが、なかなかお正月気分が抜けないですね^^;
みなさんも仕事始めでお疲れだと思いますが。。
どうぞ、お付き合いください。
イライラをおさえるミニレッスンの最終話です。
先生への復讐に燃える若き王。
イライラの結末はどうなるのでしょうか?
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しかし、先生もそのことはお見通しでした。
『今行っても若い王は分かってくれないだろう。』
そうやって、申し出を断りました。
そして数年たったある日。
王はまた先生のもとへ使いを出しました。
そのときに先生は決心しました。
『今なら王を説得できるはずだ』
そして、先生はバーラーナシー国へ行きました。
先生を見た王はイライラした顔で、言いつけました。
『今でもまだ先生に打たれた背中が痛むのだ!先生、あなたも今日痛い目にあっていただかなくてはならない!』
それを聞いた先生は答えました。
『王よ。もし私があのとき戒めなかったら今頃どうなっていただろう? 盗みがだんだんひどくなり、そのうち盗賊となって、逆に王の前に引き出されることになったでしょう。今そうやって立派な王様になっているのは誰のおかげでしょうか?』
それを聞いた大臣たちも言いました。
『王様。今この国が安泰なのもすべて先生のおかげでございます。』
すると、王もそれを理解し、
『先生、私は誤解していました。この国は先生こそ王になるにふさわしいと思います。』
と言いましたが、先生は
『王よ。私には国は必要ありません。』
と、国王になることを辞退しました。
しかし、王の気持ちはおさまらず、先生には生涯お金や食べ物を送って先生へ恩返ししましたとさ。
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いやー長いお話でしたね^^;
ポイントはいつの間にか、王の気持ちが変わっていたところです。
最初はイライラしてたのに、最後には感謝になっていましたね。
何がきっかけだったか分かりましたか??
それは、
王が自分の誤解に気づいたことですね。
王はずっと学生時代から誤解していました。
背中を打った先生は悪者で悪意があると。
しかし、そこには実は愛があることが分かったとたん、王は変わったのですね。
このお話って人事だと思いますか??
実は私たちのまわりに、『誤解から来るイライラ』って結構あるものです。
もし、まわりにイライラしたとしたら、誤解をとくチャンスかもしれません。
その時は自分にこう聞いてみます。
『私は今どんな誤解してるんだろう?』