栄養で再生可能な６つの体の組織
2021年9月25日（土） by：ニュース編集部Tags: #nutrition, alternative medicine, food, healing, health, natural medicine, nutrients, regeneration, remedies, superfoods, supplement
意外に思われるかもしれませんが、人間の体は本来、絶え間なく再生されています。
炎のように絶え間なく繰り返される細胞の入れ替わり、詰り生と死が絶え間なく絡み合っていなければ、奇跡のような人体は存在しないのです。
しかし、病気になると、再生のプロセスが退行のプロセスに取って代わられます。このような場合には、食べ物やハーブ、栄養素、癒しのエネルギー、つまりヒーリング・インテグラルを用いて体のバランスを取り戻すという、医学が最も尊い役割を果たすことになります。
しかし、現在の薬物療法では、再生能力のかけらもない化学物質が必ず使われており、それどころか、症状を抑えるために身体の自己再生を妨げることがほとんどです。
治癒や再生を促すものは、症状の抑制や病気の管理のために自然寛解を嫌ったり、信じられなかったりする従来の医療システムからは全く異端であるにもかかわらず、ここ数年MEDLINEを巡回している内に、このテーマに関する注目すべき研究が次々と集まってきました。
神経再生 - 神経再生効果が確認されている天然化合物は、実は多岐にわたります。
例えば、2010年にリジュベネーション・リサーチ誌に掲載された研究によると、ブルーベリー、緑茶、カルノシンの組み合わせは、神経変性疾患の動物モデルにおいて、神経原性（神経細胞の再生を促進する）及び幹細胞再生効果があるとされています。[1]
他に研究されている神経原性物質には以下のものがあります。
- クルクミン
- ヤマブシタケ
- アピゲニン（セロリ等の野菜に含まれる化合物)
- ブルーベリー
- 高麗人参
- フペルジン
- 納豆
- レッドセージ
- レスベラトロール
- ローヤルゼリー
- テアニン
- アシュワガンダ
- コーヒー(トリゴネリン)
また、音楽や恋愛でも、神経細胞の新生、再生、修復を促す可能性があることが研究されており、再生医療は何かを摂取する必要はなく、健康増進のために様々な治療行為を行うことが可能であることを示している。
[これらの神経原性物質に関する生物医学的な引用については神経原性研究のページをご覧ください]
肝臓の再生 - 先日、強力な抗SARSウイルス剤として紹介した甘草に含まれるグリチルリチンは、肝切除の動物モデルにおいて、肝臓の量と機能の再生を促すことがわかっています。その他の肝臓再生物質としては：
- カルバクロール（オレガノに含まれる揮発性化合物）
- クルクミン
- 高麗人参
- ルイボス
- ビタミンE
[ 肝臓再生 の研究ページでは、生物医学的な引用をご覧になれます ]
β細胞の再生 - 残念ながら、医学界は天然化合物の糖尿病を改善する可能性をまだ利用していません。高価な幹細胞治療、膵島細胞移植、開発中の合成薬の数々は、毎年何十億ドルもの研究の焦点となっていますが、私たちの台所の戸棚や裏庭には、長い間求められてきた1型糖尿病の治療法がすでに存在しているかもしれません。以下の化合物は、インスリン依存性糖尿病で破壊されるインスリン産生β細胞を再生することが実験的に証明されており、一度再生されれば、（少なくとも理論的には）もはやインスリンの補充を必要としないところまで患者の健康を回復させることができる。
- ギムネマシルベストル（「砂糖破壊者」の意 ）
- ニゲラ・サティバ(ブラック・クミン)
- ビタミンD
- クルクミン（スパイスであるウコン由来）
- アルギニン
- アボカド
- ベルベリン（ゴルデンシールやバーベリー等のビターハーブに含まれる）
- ゴーヤ
- チャード（緑の葉野菜のこと）
- コーンシルク
- ステビア
- スルフォラファン（特にブロッコリースプラウトに多く含まれる）
[β細胞再生の研究ページでは、生物医学的な引用がなされています]
ホルモンの再生 - 内分泌腺のホルモン分泌量を増やす分泌促進剤や、電子を放出して分解し、発がん性のある「一過性ホルモン」の代謝物になってしまったホルモンを真に再生する物質があります。ビタミンCは、卵巣などの分泌腺の働きをサポートする食品と併用することで、ホルモン補充療法を補完したり、代替したりするのに適していると考えられます。
心筋細胞の再生 - 少し前までは、心筋組織は独自に再生できないと考えられていました。しかし、新しい実験的研究が急速に進んでおり、それは事実ではなく、心筋新生物質として知られる心臓組織再生化合物のクラスが存在することを示している。心筋新生物質とは、健康な心臓組織に分化する心筋前駆細胞の形成を促進する物質であり、以下のようなものがある。
- レスベラトロール
- シベリア人参(エレウテロ)
- 赤ワインエキス
- 葛根湯
- N-アセチルシステイン
心筋細胞の再生のもう一つの顕著な例は、胎盤を介した幹細胞の胎児性トラフィッキングと呼ばれるものである。最近の記事では「胎児のマイクロキメリズム」として知られる驚くべきプロセスについて説明しました。このプロセスでは、胎児が母体に幹細胞を提供し、その幹細胞が母体の損傷した心臓細胞を再生することができます。
軟骨・関節・脊椎の再生 - クルクミン と レスベラトロールは、脊髄損傷からの回復を促進することが示されている。他にも1ダース以上の天然化合物がこの分野で期待されており、脊髄損傷のページで見ることができます。変形性関節症については、再生可能な物質は多岐に渡っており、変形性関節症の研究ページでは50種類を紹介しています。
最終的には、再生医療は、薬を中心とした現代の退行性医療を支えている経済基盤を崩すことになります。症状の抑制は、元々の基礎疾患の永続と、治療によって引き起こされる拡大し続ける症状の両方を保証するため、利益をもたらします。
これは、持続不可能な無限の成長モデルであり、がんのプロセスそのものと同じ特徴を持っています。このモデルは、その性質上、失敗し、最終的には崩壊する運命にあるのです。身体の再生に役立つ食生活やライフスタイル、考え方を身につけることで、この病的な回路を断ち切り、身体の自由を手に入れることができるのです。
