サッカーワールドカップ日本がドイツに勝利してアクセスが急増したブログ記事の話 | 翻訳で食べていく方法★プロの翻訳者養成所

サッカーワールドカップ日本がドイツに勝利してアクセスが急増したブログ記事の話

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

日本のドイツ撃破に各国メディアも驚き「大きな衝撃」「今大会2度目の番狂わせ」|カタールW杯2022(DAZN News) - Yahoo!ニュース

 

 

昨日は

嬉しいニュースが入ってきましたねサッカー

 

昨夜は仕事をしていたので

ライブで試合を見ていたわけではありませんでしたが

携帯にYahoo!ニュースが飛び込んできて

喜びの瞬間を共有できました

 

ほぼ毎朝

前日のブログアクセスをチェックしているのですが

アクセス数はいつもどおりだったのですが

あることに気づきました

 

 

 

これは

朝9:10のスクショですが

アクセス第一位が

これになっていました

 

「勝利をおさめる」はどの漢字を使うのが正解? | 翻訳で食べていく方法★プロの翻訳者養成所 (ameblo.jp)

 

このブログでは

たまに

こういう漢字の用法や

言葉の意味などを取り上げたりも

していますが

普段から

わりと

こういう漢字系の記事が

上位に来ています

 

ここ1年ちょいは

毎月のアクセスランキングの第一位が

「子供をもうける」はどういう漢字を使う?

「勝利をおさめる」の記事も

上位に来ることが

たまにあります

 

でも

今まで一位になったことは

なかったと思います

 

これは確実に

ワールドカップ効果でしょうねキラキラ

 

ちなみに

後から(23:12)アクセスを確認してみたら

このようになっていました

 

 

あいかわらず

「勝利をおさめる」が

トップです

 

いずれにしても

日本チームのみなさん

そして日本のみなさん

とりあえず初戦の勝利

おめでとうございます!

 

次のコスタリカ戦もがんばって

ぜひともグループリーグ突破を

していただきたいです!

 

 

UnsplashAlex Azabacheが撮影した写真

 

 

ところで

今回の試合の対戦相手だった

ドイツですが…

 

日本語では「ドイツ」ですが

英語では

 

Germany

 

と言います

 

多くの方が

ご存じかと思いますが

日本語ではなぜ「ジャーマニー」ではなく

「ドイツ」なのか

ご存じですか?

 

これも

ご存じの方は多いかもしれませんが

ドイツ本国でドイツのことを

 

Deutschland

 

と言うからなんですね

 

「ドイチラント」

 

この

Deutschから「ドイツ」

と呼んでいます

 

「ドイツ」の語源については

以前、記事にしたことがあります

 

興味ある方は

こちらもお読みください

 

イタリア語の tedesco は日本語の「ドイツ」と語源が同じだと分かりびっくり( ゚Д゚)

 

 

 

欧州の歴史をかじったことがある人ならば

ドイツが英語で

なぜ Germany なのか

ご存じの方もいらっしゃるかもしれません

 

「ゲルマン民族」という言葉を

聞いたことがある人もいると思いますが

これが Germany の語源です

 

Germania (ゲルマニア)

英語では

Germany (ジャーマニー)

となったのです

 

しかし

他の言語では

また別の呼ばれ方がされています

 

たとえば

イタリア語では

Germania(ジェルマーニャ)

 

これは

英語と似ていますね

 

(でも、「ドイツ人」というイタリア語はまた別なので、面白いです)

 

そして

スペイン語では

Alemania(アレマニア)

 

ポルトガル語では

Alemanha(アレマーニャ)

 

フランス語では

Allemagne (アルマーニュ)

 

こちらの語源は

どうやらフランス語が元で

ドイツ方面の人々のことを

allemand (アレマン人)と呼んでいたようです

 

ゲルマン人とアレマン人が

どう区別されていたのかは

定かでありませんが…

 

ともかく

「アレマン」の語源はラテン語だそうで

alamannus

 

これは

初期のゲルマン人を指す言葉だったようで

もともと all man とか all people という意味だそうです

 

なんだか英語っぽいですね

 

ともかく

ドイツの国を表す言葉は

欧州の一部の言語を見ただけでも

 

・ドイツ(ドイツ語、日本語)

 

・ゲルマン(英語、イタリア語)

 

・アレマン(フランス語、スペイン語など)

 

と3系統あって面白いです

 

実は

その他の言語でも

「ドイツ」という国名は

わりと語源がバラバラで…

 

たとえば

フィンランド語は

「サクソン人」という言葉が語源の

Saksa

 

ハンガリー語は

「話せない人たち」という言葉が語源の

Német

 

という風になっています

 

波乱万丈の

ドイツの歴史の物語が

「ドイツ」という国名には

隠れているんですね

 

国名の語源をたどって

国の紆余曲折を知ってみるのも

面白いかもしれません

 

ハチハチハチ

 

日本語では

いつから「ドイツ」と呼ばれるようになったのでしょうかね

 

ドイツで「ドイツ」という意識が形成されたのは

19世紀だと言われています

 

ナショナリズムの台頭で

そういう意識になっていた

というようなことを

聞いたことがありますが

あまりにも勉強不足で

詳しいことは言えません

 

歴史のことを勉強したほうが

よさそうですね

 

でも

ということは

江戸時代には

まだ「ドイツ」という国はなかったわけで

もちろん

日本ではそう呼ばれてなかったと思うので

別の呼ばれ方がされていたのだと思います

 

鎖国されていたとはいえ

オランダ人とかから

情報は入ってきていたでしょうね

 

あるいは

江戸時代よりも前

何と呼ばれていたんだろう…

 

何かご存じの方がいらっしゃいましたら

是非、コメントなどで

教えてください

 

ワールドカップの話から

随分と脱線してしまいましたが

最後までお読みいただき

ありがとうございました

 

ちなみに

こんな記事もありますので

読んでみてください↓

 

「ロシア」の語源を調べたてたらフィンランド語のぶっ飛びぶりに気を取られ話が入ってこなかった

 

 

このブログは

にほんブログ村のランキングにも参加しています

 

よろしければ下のバナーを

ぽちっと押して

投票もお願いします

 

王冠1ランキングに参加しています!クリックして投票をお願いします。

にほんブログ村 英語ブログ 英語 通訳・翻訳へ
にほんブログ村

 

このブログでは
私の体験や実例を通して
翻訳者や通訳者だけでなく
外国語や日本語を使って
仕事をしたり楽しんだりしている方々にとって
ためになるお話や
ヒントやアイデアをご紹介しています

フォロー、いいねなども
よろしくお願いします

励みになります

 

━─━─━─━─━─
丸山のプロフィールはこちらをご覧下さい。 

━─━─━─━─━─

 

◆Twitter◆

丸山清志 🇯🇵『WHOLE』(コリン・キャンベル著)翻訳者/Seishi Maruyamaさん (@marusan_jp) / Twitter

 

◆Instagram◆

@marusan_jp • Instagram写真と動画

 

 

拙訳書『WHOLE がんとあらゆる生活習慣病を予防する最先端栄養学』
T・コリン・キャンベル、ハワード・ジェイコブソン 著 鈴木晴恵 監修 丸山清志 翻訳
絶賛発売中!