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中級のよろこび

intermediate
…(@_@)えっ??? うっそぉ,まじぃ( ̄□ ̄;)!!??

無謀が信条の私が,次に踏み出したのは,
日本にいながら留学気分を味わえるTemple大学日本校(略してTUJ)の生涯学習講座受講。
今行ってるGabaは,とりあえず個展に際して,英語表記など疑問があったら質問できるように
6月までの期間で申し込んであり,
その後の英語学習計画を立てていませんでしたが,
ひょんなことから,TUJの生涯学習講座に発音とリスニングに特化したクラスがあるのを知り,
私レベルではハードル高いのを承知の上での申し込みです。

本来は,コース選択の目安にするために受けるレベルチェックですが,
私は受講前に学校の様子などを知るために受けました。

前半リスニング,後半語彙の質問に選択肢で答える75分間試験。,
よく聴き取れなくて,回答に迷っていると,次の問題の最初の部分を聴き逃し,
そんな時は,「これでいいかっ」を選択。
弱点の語彙に関しては,自信もって回答できたのはホントにごくわずか。
日本だと正しいと思うものに○をしなさいっていうのが一般的ですが
正しいと思うものに×でした。ふぅーん( ・(ェ)・)。

試験後,休み時間を経て結果発表。
名前を呼ばれて出て行くと,担当者から
「あなたはレベルチェックテスト何点で,レベルは何なので,こんなコースがおススメ」
みたいなことを言われます。
「Rie Utsuunomiya」
呼ばれて向かい,本人かどうか確認され,
担当者の手元の紙を見てビックリΣ(・ω・ノ)ノ!!!!!!

intermediate(中級)の文字

ここで,オォーマイガァッ!アンビリーバボゥ!とか言えるとカッコいいのですが,
ひたすらビックリ。担当者の説明はほとんど耳に入りません。
試験前に一夜漬けでかけたヤマが大当たり!って感じ。

私が受けたかったクラスは中級以上向けだったので,
ちょっと安心しましたが,
当てずっぽうがたまたま当ったわけですから,
クラスの中でのみそっかすは覚悟して臨むべきでしょう。

クラス初日は,個展二日目の19日。(無謀だなっ,でも受けたかったんだもん(*゚ー゚)ゞ)
個展会場からTUJは近いので,会場締めた後,たぶん歩いて行くことになると思います。

今,個展会場にかける挨拶文を書いたボードや説明文を準備してますが,
今回は,今までみたいに日本語で書いて,英訳するんじゃなくて,
最初から英語で書いてみることにします。
初級脱出,うそでもまぐれでも,とにかくウレシいっニコニコ



5days効果

いやぁ,なんのことはない,私がinspireされてきちゃいました(-^□^-)。
RBRのメインWorkshopである「右脳で描く5日間=5days」の最終日は,
とてもドラマティックです。

苦しい部分も乗り越えて,仕上げた最後の作品を前に,
達成感と満足感に満ち満ちた参加者のパワーは「すごい!」の一言。
作品もまぶしい!!
私も,皆の感動を追体験して思わず涙…(゚ーÅ)。

私が5daysを受けたのも,丁度ゴールデンウィークでした。
「なかなか描けなくて辛かったけど,これからは描きます!!」
と泣きながら宣言した最終日のパーティから4年。
私が再び描き始めるきっかけの一つになった「5days」というのは,
かなり重要な体験だったなぁと,思い出させてもらいました。

昨日「きっかけはそんなに重要じゃなくて…」と書きましたが,
人を動かす起爆剤となるようなきっかけは,そうそうあるもんではないですよね。

今日最終日を迎えたTeam RBDメンバー(5days卒業生のこと)の中には,
これから描き続ける人も,そうでない人もいらっしゃるでしょうが,
今日味わった達成感,満足感は,
きっと何か大きな違いをつくる「きっかけ」になることと思います。
Congratulations虹

Where do you get your inspiration?

またもや付け焼き刃って,少しだけまじめに英会話に行ってます(^_^;)。
先月までは,サイトの英語ページの添削をしてもらうために,
日本人の帰国子女の先生を選んでましたが,
今月に入ってから
アートに興味持ってそうな先生を選んで,私のサイトを観てもらいながら質問を受ける
というロールプレイ方式に変えてみました。

英会話は積み重ねが大事だから,急にジタバタしたって,
個展に来てくれるネイティブスピーカーに流暢に対応…なんてことは,
ありえないですが,今日のレッスンは為になった気がします。

Where do you get your inspiration?

んっ?どっかで聞かた記憶がある(@_@)。
ずいぶん前のレッスンでも,私が絵を描いてるって話題になった時に同じ質問をされた気が…。
以前は,「Where」 ってところに,まずとまどい,
そのとまどいをうまく表現できずに,頭を抱えたのですが,
まるでデジャブのように,同じ状態になりました。

私は,日本人から
「どうやって構想を思いつくの?」とか「どんな時に,こうしようって浮かぶの?」
というような質問を受けたことはありますが
「そのインスピレーションは『どこ』から来たの?」
とは,あまり聞かれたことはないからです。

似たような表現で

What inspires you?

直訳すると,「何があなたの創作意欲をかきたてるの?」ですが,
これも,同じような違和感感じます。

なーんかしっくりしないのは,
Whereにしても,Whatにしても,
「外からの働きかけによって」ってところに重点が置かれてるからだと思います。
私的には,きっかけはそんなに重要じゃなくて,
自分の中にあるもの,または潜んでいたものが
自発的に湧いてくるって感覚が,創造なんじゃないかと…。
もちろん,きっかけは必要なんだけど,その重みが違うんだなぁと感じました。

明日は,先日のTrial workshopの扇子をRBRに持って行き,
その後,右脳で描くワークショップの最終日のパーティに顔出させてもらう予定です。
Krintinに「パーティに行ってもいい?」ってメールを出したら,
Everyone will be inspired!
えぇっと,「私」が外から皆を活気づける…のね。
よし,頑張ってみる柔道


いまの・わたし

あぁ,もう4月が終わる…( ´(ェ)`)。
何とも落ち着かない気持ちのまま5月を迎えます。

多摩美のエッセイ講座でいただいた2回目のお題「今の私」には,
絵の事を書きました。
せっかくなんで,ここに掲載させていただきます。
最後の一文を,今の私への問いかけだとすると

「うん,落ち着かなくて,自信がなくて,ふわふわしてる」
というのが答え。

初めての個展は,初日三日前に,ようやく最後の版画が仕上がり,
風邪で体調最悪で,声が出ないという状態で,
いろんなこと考える余裕はありませんでした。
二度目の個展は,1週間前に田舎に荷物を発送した後は,
どちらかというと楽しさを感じていました。
三度目にして,この緊張はいったいなんなんでしょうね叫び


以下,1月の末に書いたエッセイです。


いまの・わたし

水彩用の最後の額を注文して、新宿の画材屋を出る。
二年をかけて準備している三度目の個展は、この五月、麻布台の小さなアートスクールのギャラリーで行われることになる。

大学では洋画を専攻した。当時の授業は、終わりの頃に先生が教室に入り、作品を良い順から並べて講評するスタイルだった。
「順番決め」となると、上位になりたくてしかたない。評価を求めてデッサンに励み、懸命に課題をこなしたが、努力が必ずしもプラスにはたらくと限らないのが、アートの世界。描けば描くほど、キャンバスに現れる己の浅さを見ては辛くなる。そんな三年間だった。
最終学年をむかえ、描く事への諦めを感じはじめた頃、風景画実習で白馬を訪れる。朝、民宿で昼の弁当をもらい、皆絵の具とキャンバスを抱えて、好きな場所に散った。
雪が残る白馬山を遠くに見て、脇に流れる小川の音を聴く。ぽぅっと赤みがさした木の芽を照らす早い春の陽がやわらかい。融けていくような気がした。
あんなに力んで握りしめていた筆が軽い。キャンバスの上に見たのは、照れてしまうほどの素直さ。
この後半年、描くことが幸せだった。卒業後、世の中のさまざまな厳しさを目の当たりにし、それは砕かれる。

白馬で絵筆をとっていたのは、いったい誰だったのだろう? 描けなかった。描かない自分を責め、苦しかった。
「休んでみよう」
そして二十年近くの時が過ぎる。
「描けばいいのに。もったいない」
言われるたびに、私には「なぜ逃げるのか?」と聞こえた。余裕の表情を繕って嘯く。
「ん、死ぬまでにね。もう一度描ければいいかなって思ってるんだ」

描かなかった時間。仕事をし、恋愛し失恋し、穏やかさとは無縁な結婚をし、そして離婚した。その後得た編集の仕事も落ち着き、やっと平穏に慣れてきた頃、
「描きたい」
と思っている自分と、
「描けないんじゃないか」
と怯えている自分に気づく。
たぶん、それまでも気づいてはいた。でも、周りの喧噪を理由に、見ないふりをしてきた。このまま描かずに死に際で後悔するより、とりあえず、いま、ジタバタしてみよう。
こうして再び描きだして、ようやく五年。

離れて見る。描く。また離れる。少し色を入れ、色を取り、離れて見る。気持ちも行為も、行ったり来たりしながら、何とか水彩画を仕上げた。一歩進んだと思えることが嬉しい。
時間と手間をかけて仕上げの段階に入っていたつもりの木版画には、どうにも納得いかなくて、先日ダメ出しした。「これだ」という確かなものをつかめてないのが苦しい。
兎にも角にも、残されたのは三ヶ月。休日中心に時間をやりくりし、版画をやり直して、個展に臨むことになる。

全ての作品は、壁にかけた時点で私の手から放れ、観る人との間で対話する。期待するものではないかもしれないが、それもよし。
五月の私は、何を見て、何を感じているだろう。



らしさ,らしくなさ

ちょぉっと,カッコつけようか。
一部刈り上げか,
金髪?
なーんかフツーで,アーティストっぽくないんだよなぁ。

いつもカットをお願いしている中学時代の先輩に
「来月個展やるんです」とご案内したら,こんなセリフが出てきました(;^_^A。
週1出勤以外は,どっぷり個展会場につめるんだから,
会期中は,会社員よりも絵描きになってていいんじゃないの?
ってことなんだなぁと,ちょっと嬉しくなりました。
以前は,テレビ局で有名な女優さんやタレントさんのメークをしてた方なので,
センスを信頼して,ほとんどおまかせ状態の私ですが,
「金髪はまずいかもぉ。個展終わった後は学校行ったりするし…(^_^;)。
でも,なんかちょっとでも変えたい!来月個展の前に気合い入れて来ますから,よろしくっ!」
と,美容院を後にしました。

故郷でやった第2回個展のとき,観光で近くを訪れたついでに画廊による方も多く,
初めてお目にかかる方とのお話を楽しませてもらいました。
その中の一組のご夫婦が階下に降りられた後,またパタパタっと上がってきて,
「作者の方だったんですかぁ」(^▽^;)
これはこれで,楽しいエピソードなんですが,
要は「らしく」なかったってことですよね。

別に無理してアーティストを気取る必要はないと思いつつ,
「絵描き」としての私は,どうありたいのかな…
と自分に聞いてみようかと思うのでした美容院


もしよかったら…

「もしよかったら」
と前置いて,個展のご案内をしてます。

反応は様々。
「ぜひぜひ!」
「ありがとう」
「おめでとう」
「行けたら行きます」

「よかった」
と思う事もありますが,
「あぁ,忙しいのに『私なんかの絵を見に来てほしい』なんて失礼だったかしらん」
とか
「お付き合いで無理させたりしてないかな」
「プレッシャーかけてないかな」
とか気になって
ご案内後,くよくよすることの方が多いかもしれません( ´(ェ)`)。

私なりに個展をやることに意義を持っていたつもりだけど,
いざ「ご案内」という形で動き出してみると,
妙に自信がなくなったり,持ち直したり,ゆらゆら。
揺れてますが,揺れながらまた少しずつ,
自分の中で事を起こす事の意思が固まっていくのも感じています。

これまで二度個展をやらせてもらってわかったのは,
   発すると,出会いがうまれる
ということ。
既知の人との再会だったり,初めての人との出会いだったり。
特に2回目の故郷での個展は,
「会えたら会いたいけど,きっと死ぬまでそんな機会はないだろうな」
と思っていたような人や,
こっちには記憶がないけど,あちらは私を覚えている,
なんて人と会う事ができました。

冠婚葬祭や特別なイベントほどかしこまっていないし,
知っている人も知らない人も,誰でも訪れる事ができて,
待ち合わせたり偶然だったりで,訪れた人同士の出会いや再会の場にもなる。
作品を出すまでは,もちろん作者の世界で,
それを中心に展開はされるけど,
個展って,
作品や作者と来場者,または来場者間の距離が近い分,
「来る人」から発せられるもので場の空気ができあがる感じがします。


来てくださいという言葉には期待がこもっていますが,
この「もしよかったら」は,
相手がどんな反応を示しても受け止める覚悟を持って付ける言葉。
勇気を持って言わせていただきます。

もしよかったら,来てくださいドア


未来の想起

なんだかんだ忙しい!
とぼやいているのは,少しずつセーブしつつあるとはいえ,
個展の準備の合間に,他のいろいろな予定も挟み込んでしまうから。
いろいろと同時進行させてしまう性分なのです(^_^;)。

で,以前にも書いたのですが,
太田治子さんのエッセイ講座が終わりました。
前回,これについて書いたのは「最後の課題『これからのわたし』が難航している」って内容でしたが,
結局,締め切りを大幅に遅れての提出になりました。

「過去」と「今」は,現実に体験したことなので,
自分の記憶や感情をそのままなぞっていけば良かったのですが,
「これから」になったとたん,
今まで具象画を描いていたのに,いきなり抽象画を描けと言われたようなとまどいが…(´□`。)。

そんなとき,ネットで
「未来を夢想することは、自らの存在そのものを回想し、想起する作業とまったく同じことだ」
という吉福伸逸さんの言葉を発見。
そうか,「自分の存在」をなぞればいいのね
と最後の課題に取り組みましたが,
やはりサクサクとは進まず,いろんな事を書き散らして,
結局,詩のような散文のような形にまとめました。
バタバタしてしまった分,これまでの課題よりも言葉を十分選べなかったのが心残り(´_`。)。

キーワードは
「諦め」と「リズム」

「諦め」は,これまで書いた「過去」と「今」の文章を見直してみたら,
双方に共通して使っていた言葉です。
希望を失うという意味ではなく,こだわりを棄てるという意味。

そして,「リズム」は全ての動きを持つものに共通する波のようなもの。
エッセイの最後はこんな風に締めましたφ(.. ) 。


これからは?

変わり続けるのだと思う。
わたしが「ふつう」と一括りに見ている社会と,いろんなところで折り合いをつけながら,流れていくのだと思う。
力を込め,それを解き放ち,まわり続けていくのだと思う。

砂時計



新装開店!ちょい見切り

なんとかかんとか,どうにかこうにか,
この週末でサイトをリニューアルしましたA=´、`=)ゞ。


まだ,少し変更が出ますが,
何とか格好はついたかなというところです。

全部できてからupしようかと思っていたのですが,
結局,ちょっと直してはupし,またちょっと付け足しては upを繰り返していたので,
もし,途中でご覧になった方がいらっしゃったら,
中途半端ですみませんでしたm(u_u)m。

作品は「作品」をクリックしていただき,
水彩か木版画かろうけつ染めをクリックすると観ていただけます。
http://homepage.mac.com/rieutsunomiya/

コンピュータの画面で見るのと,実物を見るのでは印象が違うことが多いので,
水彩は点数を絞りました。
余裕があったら,今後水彩のページを2ページにしようかなぁ…とも思っていますが,
そのままかもしれません。
個展の時には,もっとたくさん展示します。

英語のページは,まだガタガタ(^_^;)。
今日もGabaのレッスン時に,
サイトの英文ページの文章を直してもらったり,
「こんな風に表現したい」っていうのを,英語でどう表現するか教えてもらいました。
でも全部は無理だったので,修正にはもう少し時間かかる予定。

HTMLデータの編集って,

コツコツやる部分が多く(もしかするとやり方まずいσ(^_^;)?),
こらえ性のない私には,結構辛抱のいる作業。
そのため,気が散ってなかなか集中できなかったのが,時間がかかってしまった理由(;^_^A。

さて,次は案内葉書を配る作業だポスト


shilly-shally

案内葉書はとっくにできてます(_ _。)。

でも,いまのところRBRに置かせてもらっているだけ。
サイトのリニューアルをしているので,
できれば,葉書見た人が「どれどれ」と見てくれることを考えて,
新しくしてから配ったり送ったりしたいんです。


しかし,
このリニューアルがはかどらない。
TOPページのデザインは決まっのに,もたもた,ぐずぐす…(´□`。)。
サイトの編集には,
GoLiveってちょっと前のソフト(いつの販売されなくなっててビックリ!)を使ってるんですが,
HTMLデータは,いつも使っているDTPソフトのデータと勝手が違うので,
機能をなかなか思い出せず,サクサク進まないのです( ´(ェ)`)。
やっぱり一斉にデザイン変更しないと,カッコつかないしなぁ。

というわけで,予定では今週末にサイトのリニューアルが完了する予定です。
(あぁ,宣言してしまった。頑張らなければ…)

これが終わったら,葉書を出したり配ったりして,
その後,扇子等をフレームに設置して…,
ワークショップの資料つくって,
管理組合理事会の資料作成もあるし,歓迎会はあるし,急に出張も入ってなんだか忙しないし。
身体動かさないと,また血圧下がりそうだし。

やること山積状態。
うー,片付けてやるぅ柔道!!!!!

Trial 終了!

本日, トライアルワークショップ行いました。

参加者はRBRのマネージャー3人。
最初に小さい紙にろうけつ染めを試してもらい,
その後,和紙とケント紙の扇子を各1枚計2枚を作成。
皆喜んでくれたようで,私も大満足ヾ(@^(∞)^@)ノ!

アイロンだったり,ドライヤーだったりと,
使う道具が家庭にあるものだということや,
なんとなく家事の中で経験する動作に似ている作業が多いので,
ろうけつ染めは,特に女性に受け入れられやすいようです。

始める前に,できるだけ効率よく進められるように作業別に机を分けてみたのですが,
どうしても,ドライヤーとアイロンのところで”待ち”状態が出たので,
本番時には,それぞれ1台ずつ増やして,作業スペースも少し広めにして改善する必要がありそう。

明日には,事前に,ろうけつ染め以外の方法で作成した扇子と,
小さめの実用できる夏扇も合わせて,
骨を付けてもらうための仕立てを依頼する予定です。

約1ヶ月後にできてくるはず。
完成した扇子を受け取る皆の顔を見るのが,たのしみ宝石白