未来の想起 | 湧flow

未来の想起

なんだかんだ忙しい!
とぼやいているのは,少しずつセーブしつつあるとはいえ,
個展の準備の合間に,他のいろいろな予定も挟み込んでしまうから。
いろいろと同時進行させてしまう性分なのです(^_^;)。

で,以前にも書いたのですが,
太田治子さんのエッセイ講座が終わりました。
前回,これについて書いたのは「最後の課題『これからのわたし』が難航している」って内容でしたが,
結局,締め切りを大幅に遅れての提出になりました。

「過去」と「今」は,現実に体験したことなので,
自分の記憶や感情をそのままなぞっていけば良かったのですが,
「これから」になったとたん,
今まで具象画を描いていたのに,いきなり抽象画を描けと言われたようなとまどいが…(´□`。)。

そんなとき,ネットで
「未来を夢想することは、自らの存在そのものを回想し、想起する作業とまったく同じことだ」
という吉福伸逸さんの言葉を発見。
そうか,「自分の存在」をなぞればいいのね
と最後の課題に取り組みましたが,
やはりサクサクとは進まず,いろんな事を書き散らして,
結局,詩のような散文のような形にまとめました。
バタバタしてしまった分,これまでの課題よりも言葉を十分選べなかったのが心残り(´_`。)。

キーワードは
「諦め」と「リズム」

「諦め」は,これまで書いた「過去」と「今」の文章を見直してみたら,
双方に共通して使っていた言葉です。
希望を失うという意味ではなく,こだわりを棄てるという意味。

そして,「リズム」は全ての動きを持つものに共通する波のようなもの。
エッセイの最後はこんな風に締めましたφ(.. ) 。


これからは?

変わり続けるのだと思う。
わたしが「ふつう」と一括りに見ている社会と,いろんなところで折り合いをつけながら,流れていくのだと思う。
力を込め,それを解き放ち,まわり続けていくのだと思う。

砂時計