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ご自身が不登校だったことがある
今は大人の方の投稿です。
強調は私が付けました。
文中「めんどりさん」というのが投稿主です。
教育学部の大学生「不登校のころ学校からされて嫌だったということはありますか？」
A；一番辛かったのは班の子からの手紙や投稿を誘いに自宅に来ること。
その行動自体は感謝、でも自分は支援を受ける側になって皆と並列の関係ではないと実感。先生から頼まれたのかと勘繰ってしまってもいた。
大学ゼミの先生（当時の担任）子供は正しい美しいことをしたがる。誰かを助けたい、という事は正しく美しい。
でもそこで本当に相手の気持ちや立場に立って物事を見られているかということを考え間に立つのが教員の仕事。
当時、私は生徒に依頼しておらず自分たちで不登校の子に何が出来るか考えてやっていたようだった。
そしてめんどりさんが班の子に付き添われて（当時は罪悪感からそれに応えるしかなかった、すぐにまた行けなくなったけど）登校したときに、学年主任がその子たちをとてもいいことをした、とほめていた。
今思うとそれは間違っていた。
子供たちが純粋に良かれと思うことから始まっていたとしてもそれは余程気をつけないと簡単に「それに応えてくれないダメな子」そして差別につながるヒエラルキーを作ってしまう。
それを知っているか知らないかは教員にとって大切なこと。覚えておきなさい。
そして先生は私に、当時は申し訳なかったと謝ってくださった。
私は皆が純粋に私のことを心配して考えていてくれたことを知って救われた気持ちになり涙が出た。
誰も悪くない。不登校への対応って難しいね。
（中略）
もともと仲の良かった子が心配して声かけてくれるのならまた違うのかもしれませんが、クラスの子からの手紙は自分がかわいそうな存在、施しを受ける存在、周りが善意からやってくれてるのはわかるからそれを嫌に思う自分はダメだ、様々な気持ちが湧いてきて益々行けなくなることも多いのではと思います。
私は不登校ではなかったのですが、
思い当たることがあります。
某名門大学を卒業した後
見かけ上の経歴がぱっとせず
本人も悩みに悩んでいたので目立ちまくり
「あなたを助けたい」
という人が次々に現れました。
純粋に良かれと思っているのでしょうが、
相手つまり私を「かわいそうな人」とみなす人がほとんどで、
私の劣等感は深まりました。
「傷ついた人間からすると、
みんなから恩着せがましい目で見られるのって、
本当につらいことなんですよ。」
「カラマーゾフの兄弟」でこの言葉に出会ったとき
ポンと膝を打つ気持ちでした。
そうよ、これこれ。
長年読み継がれるだけのことはあります。
じゃぁどうしてほしいかというと、
配慮しつつさりげなく普通に接するのが
一番ありがたいです。
ただしこれは、
心の問題を扱うプロでも失敗することがあるぐらい
超難しいので、
現実的なのは、
むやみに立ち入らない
ぐらいじゃないでしょうか。
冷たい？
立ち入らない優しさは、ありがたいですよ。
自分にいろいろあったから、
何か抱えている生徒さんに
安心してもらえる存在にある程度ですがなれたようです。
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