※本記事は(1)~(4)まであります。考察編の(1)、MIDIコン探しと自作決意の(2)、MIDI CPUを使ったLive用MIDIコントローラの作成の(3)、MIDIコントローラの作成2(4)という内容です。
今回は単純にMIDI CPUを1枚使ってMIDI信号を送出するだけのコストを抑えたコントローラの作成です。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/84/60/j/o0560038914425623938.jpg?caw=800)
Highly LiquidのDIY MIDI Controller MIDI CPU。本記事はこれの普及を目指しています。
※日本にユーザを増やしたい
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/5d/d0/p/o0738051014425623976.png?caw=800)
筐体はタカチ CF22-11B、スイッチはNKKスイッチズ(旧:日本開閉器工業) UB-15NBKS1Nを使用しようと設計。頭の中で何度もシミュレーションし、ベストなボタン配置と現実を見据えた内部の配置を考えます。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/c0/ee/j/o0560032614425623989.jpg?caw=800)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/73/4c/j/o0560030814425624007.jpg?caw=800)
こちらはレーザカットされたステンレスパネルのヘアライン仕上げ。コマ抜きでは得られないパリっとしたエッジが良いですね。※下写真は別コントローラのもの
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/ce/42/j/o0560024114425624029.jpg?caw=800)
スイッチUB-15NBKS1Nは超短胴形と言うだけあって、このようにコンパクトです。
IDECのスイッチは押すとカキンっというマイクロリレーが閉じる様な音がしますが、こちらはポチッという印象です。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/b0/54/j/o0560021614425624045.jpg?caw=800)
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/41/32/j/o0560053414425624067.jpg?caw=800)
組み上げ途中。ファストン端子はスペースの都合上使わず、半田で仕上げました。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/68/5a/j/o0560046314425624100.jpg?caw=800)
完成。以前、作成したコントローラと並べてみます。※新規に1台作成したものです。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/81/1a/j/o0560034914425624142.jpg?caw=800)
今回の設計のポイントはドラテやビニテを貼れるスペースを設けたことです。
※ボタンに文字を仕込むことが出来ない
これにより、パネル上へのインジケータの配置は諦めました。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/ff/46/j/o0560028114425624161.jpg?caw=800)
ステータス・インジケータは前面に持ってきました。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/78/8d/j/o0560027814425624180.jpg?caw=800)
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/1e/f6/j/o0560026614425624204.jpg?caw=800)
卓へのドン突き使用を考えて、ケーブルや電源を横から出す方式にしました。
※MIDI CPUはマージする機能が元々あるので、自作コントローラをカスケード接続(Sys-ExポートがMIDI IN)することができます。その際、親となるステータスインジケータは子のMIDIデータ表示を引き継ぎます。
MIDIノートの割り当てはデフォルトから順番に進めた状態にしてあります。オマケとして下記リンクに書き込んだMIDI Sys-Exコマンドをアップしておきます。
■MIDI CPU用のデフォルトリセット用Sys-Exと一覧■
http://www.holycater.sakura.ne.jp/zip/MIDI_CPU.zip
http://www.holycater.sakura.ne.jp/zip/MIDI_CPU.zip
書き込みの詳細はMIDI CPUを使ったLive用MIDIコントローラの作成の(3)を参照してください。
前回のMIDIコントローラの記事への反響がごく一部であったため、今回も取り上げてみました。
普段からこのようなものを作っているわけではありませんので、至らない点が沢山ありますが、もし質問などありましたら、コメントお願いいたします。
普段からこのようなものを作っているわけではありませんので、至らない点が沢山ありますが、もし質問などありましたら、コメントお願いいたします。