音響・映像・電気設備が好き

音響・映像・電気設備が好き

「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

ラックマウント用のM5ビス、ナイロンワッシャとM5ビスが分離しているタイプを採用している為、組み立てに時間を要します。こちらの組み込みの効率を上げられないものかとジグを作ってみました。

 

 

設計を行う

 

 

とりあえず、セットを行う台を作ってみる

 

 

完成した現物とナイロンワッシャとM5ビス

 

 

バネを仕込んでこのジグから抜けるようにする・・・なんてことも考えましたが結局ビスだけを押し込むとワッシャから抜けるので断念

 

 

使い方は簡単、まずワッシャをはめる

 

 

1台につき25個の組み込みが可能

 

 

ビスを差し込んで完了

 

 

思ったよりも早くセットできることがわかった

 

 

設計者責任で6000個試しに組んでみました。機構的にはもう一声欲しいところなんですが、まぁ、役には立つなという感じです。定期的に用意する必要があるビスですので、もうちょっと考えてたいところです。

音響測定用のマイクスタンドを探して見つけたのがこれ!SIRUI L-224F-JPベース + 延長ロッド×2です。

ベース型番はL-224F+KS10で雲台とセットです。延長ロッドは SIRUI JAPAN株式会社から直接購入しました。(パーツ販売していただきました!感謝)

 

 

SIRUI L-224F-JPベース + 延長ロッド×2。ラバーグリップは元々2か所であったが1か所を取り外した

 

 

延長ロッドにより1870mmまでの高さに対応

 

 

開脚パターンは3なので使い方に応じて好きに設置できる

 

 

通常のマイクスタンドモード

 

 

客席の間に設置している例

 

 

 

W3/8 16、バネ押し込みで1/4-20 UNCの2種対応

 

 

スペックは収納時425mm、最長時1870mm。重量はすべて込みで1kg。取付ネジピッチはW3/8 16、バネ押し込みで1/4-20 UNCの2種対応。

脚部は3段延長、足の開きも可変の為あらゆるケースで対応可能です。

 

付属しているケースがやや大きめなのでそのまま収納できるケースとしてマンフロットのものを選びました。これでプラコンテナの箱にそのまま収納が可能です。いままであきらめていたマイクスタンドの運搬が可能になりました。

 

 

収納ケース(袋)

 

 

設備施工業での音響計測は身軽であることがとにかく大事なので理想のマイクスタンドが見つかって良かった!

Smaartのターゲットカーブ表示機能を利用してラウドネス曲線を表示する、というサイトを見つけました。

https://www.merlijnvanveen.nl/en/calculators/59-equal-loudness

 

これの応用で、SmaartでNC曲線を表示し、測定する事を思いついたので試してみます。

 

Blog内リンク:

 

 

SmaartでNC測定を行う為に必要なもの。

  • Smaart
  • ノイズフロアが低めのオーディオI/F
  • 計測用マイクロホン
  • マイクロホンキャリブレータ
 
ターゲットカーブデータは本記事でダウンロード可能です。

 

とりあえず、Smaart用に作ったターゲットカーブとXL2の実機を同一環境下で比較してみます。

 

XL2でのNC測定

 

 

SmaartでのNC測定。位置が変わるため表示は必ず1/1octで行う。表から、NC25以下であることが分かる

 

 

まぁ、問題なさそうですね。Smaartをお持ちの方は遊んでみてください。ターゲットカーブデータは下記からダウンロード可能です。

 

Smaart_NC_curve.zip

 

 

準拠規格:ANSI S12.2-2019(threshold of human hearing曲線除く)

実動作比較検証:NTi Audio XL2 + M2230

 

 

使用方法は簡単で、まずSmaart上でオーディオI/Fのキャリブレーションを行います。ターゲットとなるレベルによりけり・・・なのですが静かな環境で計測を行う場合はI/Fのヘッドアンプはマイク設定のゲイン最小から合わせて行きましょう。並行して、マイクを刺していない状態でI/Fそのもののノイズフロアも確認を行います。「これ以下は測定限界である」カーブをキャプチャしておけば測定のミスを防げます。表示は必ず1/1octである必要があります。(縦スケールの表示位置が変わる。相対性は不変)

あとは測定するだけです!!

 

 

マイクロホンキャリブレータで1kHz @ 94dBを合わせた後、RTAで表示させた状態

 

 

オーディオI/Fのノイズフロアを表示している状態。この構成ではマイクがどんなに高性能であれ、NC15以下は測定できない事を示している

 

 

以前、無響室で計測したマイクのフロアノイズ比較。使用オーディオI/Fは通常流通品の中では最高峰のダイナミックレンジを誇るBlackmagic Design ATEM Microphone Converter。M2230のファクトリィ値と比較して同等性能が出ている

 

 

同様の環境での各マイクの比較

 

Brüel & Kjær type4955 NC15以下(公称:1.1 V/Pa, <6.5 dB(A))※外部偏極型

NTi Audio M2230 NC15(公称:42 mV/Pa, 6 dB(A))

MELLab MYc-3 NC23(公称:15 mV/Pa, <23 dB(A))

iSEMcon EMX-7150 NC23(公称:6 mV/Pa, 26 dB(A))

 

測定協力 @magicarchtec さん

 

Blog内リンク:

 

 

 

 

暗騒音を突き詰めていくと、マイクロホンそのもののノイズフロア、I/Fのノイズフロアと段々気になっていき、最後には無響室で測定を行いたい!!に行きつくと思います。良いですよね、無響室・・・。遊べる方は是非、使ってみてください!

 

株式会社マキタよりUSB Type-C関連アダプタが続けて発売されました。

 

USB電源出力アダプタ

ADP15・・・18V、14.4V、USB-PD対応

Type-C端子[最大105W]:1口
Type-A端子[最大12W]:1口

 

USB Type-C 自動車用充電器

DC18SJ・・・3点セット(JPADC18SJ)

充電器(単品) 部品番号:A-79859

USB-PDケーブル(Type-C) 部品番号:A-79843

シガーソケットアダプタ 部品番号:JPAADP14

 

 

充電と給電が別々の機器になっている。裏を返すと、マキタのバッテリィ運用はこれくらいがメーカ見解の安全設計と言える

 

 

DC18SJ・・・3点セット(JPADC18SJ)、充電器(単品) 部品番号:A-79859、USB-PDケーブル(Type-C) 部品番号:A-79843、シガーソケットアダプタ 部品番号:JPAADP14

 

 

充電器DC18SJはUSB Type-C 20(86W要求)専用となっている

 

 

出力側であるADP15は充電機能が無いだけで利用範囲は広いのですが、充電側であるDC18SJは利用範囲が限定的で販売告知でものすごく叩かれていました。というのも、出力が出来ない、急速充電に対応していない、USB PD 20V要求、この3点において不満があるようでした。

(忘れているかもしれませんが筆者は作業着を着て、工具や部材を積んだバンで現場に行く人です。)ただ、ハイエースに普段乗っている身としてはマキタの通常充電器はハイエースの純正インバータでは自動復旧ブレーカがトリップしますのでシガーソケット対応の車両用充電器(DC18SE)を買う以外の選択肢がありませんでした。つまり筆者の様な、1時間以上車を運転することが多く、現場が一か所に留まらない方向けにこの充電器は販売されています。ターゲット層は「長い移動中に充電ができるならしておこう」なのです。ここを理解できないと文句ぶーぶーなんだろうなぁと感じました。

※とはいえ、自分もまだ試用中なので意見は変わるかも・・・

 

 

Xに載せるとバズるマキタ純正USB Type-C 100Wケーブル

 

 

現場感あふれるUSB Type-Cケーブル

 

 

充電特化ケーブル

 

 

 

Type-Cケーブルについては過去の記事から引用します。

 

USB Type-Cを実際に使ってみると分かるのですが、USB Type-Cケーブルは「100Wの充電能力」と「高速通信」はほぼ両立しません。例外として、パーフェクトなケーブルがありますが、どう見てもコネクタが巨大なので取り回しが悪いです。

従って、「充電能力に全振りしたケーブル」と「高速通信に特化したケーブル」この2種類が存在すると思ってください。
「充電能力に全振りしたケーブル」を高速通信用途に使うと詰みますし、「高速通信に特化したケーブル」を高速充電用途に使うと詰みます。仕組みとしては、「充電能力に全振りしたケーブル」は内部の線が太くE-MARKEDでその旨を機器に知らせる事ができ、「高速通信に特化したケーブル」はフルピン結線です。なのでこれらを両立しようとするとコネクタの部分が肥大化してしまうのです。そしてケーブルも太くなります。

 

 

なかなか強気なことが書いてある

 

 

実際の車両運用の写真

 

 

SNSって、声がでかいと拡散されるので「自分の目で見て、考えることが大切」なんだなと本件で思いました。自分はターゲット層ではない、で済まないのかねホントに。

「USB Type-Cの端子を表に出せませんか?100WのPD対応で5GbpsあってDisplayPort Altモードも対応で・・・」なんて言われることが増えました。正直、ケーブル長の問題、レセプタクルから先のケーブルが不定、そもそもUSBの規格外などもろもろの問題があり、顧客要求をすべて満たすことは現状できません。

とはいえ対応しないとなりませんのでノイトリックは2025年末にUSB Type-Cレセプタクル NAUSBC-5Gシリーズを販売しました。

 

 

Neutrik USB Type-Cレセプタクル NAUSBC-5G-FL25 250mm長。Mouserでいち早く予約したが日本国内発売の方が早かった

 

 

スイッチクラフトは36インチ(914mm)を販売しているがノイトリックは安全圏の250mmまでとしている

 

 

フェイス。すべてPVCでできている

 

 

背面

 

 

Type-Cコネクタ部分

 

 

販売されたからといってすべての機器に対してこれが使用できるわけではありません。顧客はUSB Type-Cの規格を熟知していませんし、挿したら充電できた・画面が映った・周辺機器が使えた、くらいの認識でいるのが普通であってこれは「日常」です。設備施工側がUSB Type-Cは延長、ましてや長距離は難しいんですよ・・・といったところでなかなか通じません・・・。

他社さん一体どうしているんでしょうかね??

100W 40Gbps で画面が出ればOKです。DisplayPort Altモード????なんですかそれ、映像が出ればいいんです、HDMIはいりません。充電できませんしって言われてしまったらどう答えましょうか・・・。

 

とにかくめちゃくちゃ設備施工業の敷居が上がってしまったUSB Type-C問題・・・今後どうしていきましょうか・・・