音響・映像・電気設備が好き

音響・映像・電気設備が好き

「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

マイクレベルとラインレベルを気にせずさっとつなげて音が出せ、テストに向く小型の100Vパワードスピーカの置き換えを考え、YAMAHA MS101-4を選定しました。前面にXLRライン・マイクコンボ入力(パラ接続・スイッチレベル切り替え)、背面にフォンプラグでの入出力、ステレオミニ入力を備えています。

 

不満点があるとすると、持ち運び用の取っ手が無い事です。無いなら付ければいいじゃない、ということで付けました。

 

 

取っ手を付けたYAMAHA MS101-4。見た目は微妙だが取っ手があると本当に便利・・・

 

 

ブロックダイアグラム。ステレオ入力はサミングモノ

 

 

 

正面

 

 

分解する場合、前面のネットにあるYAMAHAロゴの中にネットを留めているビスがあるので、このビスを外さないと前面ネットが外れない点に注意です。

※前面ネットの中に筐体を留めているビスが4点あります。

 

 

なんとなく撮った内部写真1

 

 

なんとなく撮った内部写真2

 

 

ちょっとした機材テストで小型のパワードスピーカは重宝しますので、数台揃えようと思います。

 

 

おまけ

 

 

2台になった

 

 

背面。IEC電源はL字に変更

 

 

30年選手かもしれないこれの置き換えをしたかったのでした・・・。RCAでつなぐと爆音で鳴るし、重いし、古いし、さすがに引退してもらった

組み立てに専用工具類が必要になったノイトリックのスピコン&パワコン用に現場で使えるフィールドストリッピングツールを作成しました。現場での応急的な不具合時にコネクタの分解を行うために使用する想定です。こちらはInter BEE 2026のエンカウントノベルティ(会場で直接自分にお会いした方に渡すもの)として配布するものです。

 

個人的に掲げているノベルティの信条は以下です。

 

「買うほどではないがもらえるなら欲しい。きっと使えるんだろうけれどあえては使わない」
ノベルティ信条 第一条第一項より

 
 

Blog内参考リンク:

 

 

 

 

検証図

 

 

検証図2

 

 

実際の仕上がり。T8レンチはトラスコ中山のものを添付する。アクスタと呼ばれるアクリルに印刷されたスタンドがグッズとしてシェアがあり、今回はそのサービスを利用した。この厚みはアクリルブロックに該当する

 

 

角度によってかなり透明になる。ホログラムなどの加工品もあったが素の状態を採用した

 

 

使用している状態。厚みは10mmのため、かなり楽に取り外しに使用できる。できるが耐久性は無く数をこなすと割れる(ノベルティグッズであることを忘れてはならない。あくまでも成端作業時は本物を使うべき)

 

 

Blogロゴもかわいい。ホワイト印刷に透明コートを重ねてある

 

 

T8レンチとセットにすることにより、現場での不具合対応に備えられるというのがコンセプト

 

 

重量は10gで純正工具であるHTLACBは137.5g。-127.5gの軽量化に成功している(質量と共に実用性も失っているが・・・)

 

 

軽いは正義かもしれない・・・。純正も、形状が同じであればフル樹脂でも実用品になるように思える

 

 

 なぜ公式のジグはこの形なのか?答えは旧スピコンのFXのスパナでもあるから

 

 

 公式に告知はないが間違いない。ピッチは19mm

 

 

実測スパンは22.27mm。図面では22.4mm 

 

 

 ブッシング実測は22.43mm。いくつか計測したが公差範囲は22.38 - 22.56mmであった

 

 

 アクリルで作ったものは実測22.7mm、設計値は22.4mm。これはレーザカットで行う以上、収縮やレーザ径の影響を受け、設計した寸法が出ないことに起因する。寸法を守りたければNCカットをやっている工場に頼む必要がある(仕事では板金屋経由でそうしている)

 

 

ノベルティ用の梱包写真

 

 

純正工具が必要な点は2023年の販売当時にかなりの不満を見かけました。ですが、メーカの指定組み立ては絶対でありますので、事業として組み立てに関わる従事者に工程の省略を行う権利はありません。それが製造したものを保証する姿勢ですので当たり前の話です。

(従来品では手締めで端末処理を行ってしまい、不具合が出たことに起因する処置と想像します。手で締めればOKと思っている方はちゃんとマニュアルを読みましょう。実際にFX手締め処理はケーブルがクランプできずに抜けてしまう事例や素線が絡みショートしている不良を見ます。これはスピコンが回転ロックを採用している弊害かとも思います。)

とはいえ、実際の現場でフィールドストリップが行えないのでは実運用で困りますのでこうしたライト層向けにノベルティを作ることにより、本来は純正工具が必要なことが浸透すると良いなと考えました。

※フィールドストリップは本来、手のみで分解できる工程を指す銃火器用語です

 

 

参考Blog内リンク:初期型スピコンの話

 

 

 

実際の配布前に記事をアップするのは初めてですが、無事開催され、現地でお会いした方には配布しますのでよろしくお願いします。

 

 

いままでのノベルティ一覧

 

 

 

 

 

 

Inter BEE 2015で小型のテスト用4Kモニタを探していて、選定したのがこちらADTECHNO UH1560です。この機種は入力が多入力対応で本体だけで4分割・2分割表示、P in P対応です。

 

入力端子は、

HDMI 2.0 x 2(HDCP2.2及び1.4対応)※4K対応

HDMI 1.4 x 2(HDCP1.4対応)

DisplayPort 1.2 x 1 ※4K対応

VGA x 1 

上記の6入力です。

 

 

4K UHD 15.6型ディスプレイ ADTECHNO UH1560。デザインが同一なので大きさが認識しづらい

 

 

テストベンチへの設置

 

 

BrightSignの実機テストベンチに設置するように購入しました。出力映像をキャプチャしリモート環境でも実機テストが可能で、小型のモニタをがちゃがちゃつながなくて良くなったのでだいぶ縮小が出来ました。※このテストベンチの構築により、実機を持ち歩かなくても良くなった。

4分割表示を行っていても、パネルが4Kの為、それぞれが1080Pの解像度を持っているので確認が非常に楽。1080Pパネルの小型HDMI入力モニタ4台の能力がこれ1台で実現出来るのは大変助かります。

 

 

この入力端子の数・・・

 

 

VGA対応

 

 

オーディオモニタ、外部電源(miniXLR)対応

 

 

オプションでサンシェードとU型自立スタンドがあり両方取り寄せてみましたがサンシェードは塩ビ版の折り込み仕様で直線がどこも出ておらずベコベコで不格好ですのでお勧めは出来ません。

 

設備業でも4Kの映像送出が普通になってきましたね・・・すごい時代ですね。

カナレ電気にL-2B2ATのラッピングツール用の仕様があると同業から聞き、取り寄せてみました。

 

これがカナレ電気 L-2B2AL。L-2B2ATのすず一括コート線で、名目上はラッピングツール専用。外径は同寸法でシース色は灰色のみとなっている。※ラッピングツールについては後述する

 

 

上がL-2B2AT、下がL-2B2AL。シースをストリップした状態

 

 

上がL-2B2AT、下がL-2B2AL。心線をストリップした状態。すず一括コートは半田コートとは異なり、しなやかで曲がりやすい。※ラッピングツール対応とは単線に近似した性能を指す

 

 

フェルール圧着を試してみた。これを行う必要がある場合はL-2B2ATを選択するので意味はないが、しっかり圧着が出来ている

 

 

上がL-2B2AT + フェルール圧着、下がL-2B2ALそのまま。当たり前だが圧着の時間が短縮できる

 

 

別角度。便利かもなぁ・・・

 

 

Blog内参考リンク:

 

 

 

ラッピングツールとは何か?

 

どちらかというとこっちを調べるのが大変でした・・・。ラッピングツールをご存じでしょうか?2026年においてはまずお目にかかりません。こちらはラッピングポストという専用のポールに、専用の回転工具を用いて締め付け、接点を結合させる方法です。かつていた現場のパッチ盤で使われているのを初めて見ました。

 

 

手元にあった端子に巻き付けてラッピングを再現してみた

 

 

NTT技術史料館に展示されているラッピングツール。博物館に展示されるクラスの話である

 

 

困ったときは国立国会図書館デジタルコレクションです。ラッピングツールで無料公開Web閲覧可能をソートし、引っ掛かった最古の本がこちらでした。

 

通研月報
書誌情報:著者 日本電信電話株式会社研究開発技術本部技術情報センタ 編出版者電気通信協会出版年月日 1957-09

 

 

ベル研究所で研究実用化、とある。なんでもベル研だな・・・

 

 

そうそう、この写真が欲しかった

 

 

本書籍では半田に代わるのか追試験を行っている

 

 

本書籍で引用されている論文が以下。

 

Solderless wrapped connections: Part III Evaluation and performance tests
Publisher: Nokia Bell Labs
R. H. Van Horn
All Authors
https://ieeexplore.ieee.org/document/6772533

(要会員登録)

 

R. H. Van Hornが1953年に論文を発表しているとあり、1953年がラッピングツール誕生の年と考えて良いでしょう。日本では1957年9月の通研月報では取り上げられているだけなので、日本国内での実用化には至っていないようです。この後、爆発的な普及を見せ、そして衰退していきます。

 

 

おまけ資料

 

THE BELL SYSTEM TECHNICAL JOURNAL

https://www.worldradiohistory.com/Archive-Bell-System-Technical-Journal/50s/Bell-1959-4.o.pdf

 

 

この写真を載せたかった

 

 

その昔、音響パッチベイの接続と言えばラッピングツール、といった時代がありました。110号も、バンタムも、電電公社規格の多芯コネクタもラッピングツール対応品があったのです。それが現代ではどうでしょう?全く姿を見かけなくなりました。この記事を書こうと思い、現存するコネクタや機器を確認しましたが・・・本当に無い!!え?じゃぁ、L-2B2ALって誰のために生産されているケーブルなの・・・・・・

 

とりあえず、興味がある方は内線にこちらを使ってみてください。

かつて、Brüel & Kjærのマイクカートリッジケースはマホガニーの木製で・・・なんて話が通じるとは思いませんが、eBayで安価なやつを落札しました。仕事で音響研究所に出入りしますが、現在のBrüel & Kjær製品はマイクロホンカートリッジ、プリアンプ、PULSE用USBドングルなどは同型のプラスチックケースに収められています。このケースもかっこよく、次のモデルに変わったとしたらきっと懐かしくなるのでしょうが・・・とにかく木製ケースです。木製ケースが欲しかった・・・あと1/2インチマイクロホンカプセル。ちなみに観賞用です。

 

 

Brüel & Kjær Type 4165 IEC Standard Type 1 200V

 

 

色々似た記事はありますが・・・コレクション最新のものは以下。

 

 

 

 

洗浄と研磨を行いきれいにした

 

 

背面。バックプレートが見える。4165は200Vタイプだが、現在ではプリポラライズド0Vタイプはカートリッジ側面にラインが引かれていることが多く、外見から区別がつくようになった

 

 

デンマーク製

 

 

どこで使われていたのか・・・

 

 

ダイヤフラムも清掃を行った。(普通はやめましょう)

 

 

4165現役時代のマイクロホンカートリッジ選定フローチャート

 

 

BKのマイクロホンカートリッジは宝石箱を開けるような、そんな高揚感があります。値段がめちゃくちゃ高いのもありますが、工業製品としてかなりの精度で切削されたマイクロホングリッドと、鏡面のダイヤフラムの組み合わせが「高度な製造工程を持つ工業製品である」ことを物語ります。

 

ここから、プリアンプとコンディショナを集めるかと言われると・・・・・うーん、ICPにしておきます。(集めるんだ)