音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

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各社名称が様々ですが、パンドウィットのステンレス結束バンドの紹介です。

 

参考リンク:

タイラップなのかインシュロックなのかコンベックスなのか

 

 

PANDUIT MLT2.7S-CP

 

公式サイト:PANDUIT MLT2.7S-CP

http://www1.panduit.com/ja/product/MLT2.7S-CP

 

 

今回は通常使っている全長200mmくらいのナイロン製の物の代替を考えたので全長267mmのものを選定しました。※後述しますが、専用工具で引っ張る為に余分な長さが必要です。

 

 

Pan-Steel™自動ロック式ケーブル結束バンド。

 

 

中にボールが入っており、無段階での締め付けを可能にします。

 

 

わっかにした状態。

 

 

通常のナイロン製の結束バンドはチキチキと音がし、決められたピッチでの結束となりますが、こちらのステンレス製の物はボールがステンレスバンドに食い込み、無段階での締め付けを可能にしています。

しかし、締め付けには専用工具が必要です。カタログを見ると、GS4MT、HTMT、PPTMT、ST2MT・・・と型番がありますがとにかく高い!!!ちょっと1回の工事で使うだけではとてもじゃないですが購入が躊躇われました・・・そこで安価な代替え工具を購入しました。

 

 

 

 

ほぼノーブランド品の結束工具。

 

 

こちらがモノタロウで購入したノーブランドのステンレスバンド結束工具です。

安価な為、ものすごく使い辛く、カットもしっくりこない・・・ですが結束は可能でした。

※一番動作が怪しいのは、締め込む際にバンド部分をちゃんと「送れない」事です。手を添える必要があります。

 

 

 

 

試しにドライバのグリップを結束・切断してみました。

 

 

カットがうまく行かなかったのですが、どうせ安価な工具ですのでそのまま写真に収めました。

一回でうまく切断できれば写真の状態よりかは綺麗になります。

 

ナイロン製では経年劣化が怖い、バインド線では心もとない・・・そんな時に選択できるのがこのステンレス結束バンドです。覚えておいて損はない製品だと思います。専用工具も忘れずに。

BrightSignのBrightControl(HDMI CEC)でモニタの電源制御を行う方法です。

 

BrightSignにはBrightControlと呼ばれるHDMI CEC制御コマンドが備わっています。

テレビのリモコンでHDMI接続された機器の制御が可能なように、民生器でHDMI CECは複雑な信号がやりとりされています。今回取り上げる制御はモニタの電源制御のみです。

※赤外線リモコン→テレビの受光部→HDMIケーブル→HDMI機器、の順で制御信号が通る。

※BrightControlとしてはシリアルコマンド送出も可能で、特定機器に対して専用コマンドを送れるようです。

 

HDMI CEC(Consumer Electronics Control)・・・メーカ独自の機能も搭載できる為、AQUOSファミリンクブラビアリンクビエラリンク等の名称がつけられていますが、実際はHDMI CECの規格で動いています。原始的なコマンドであれば双方の互換性があります。

 

参考リンク:

BrightSignのシリアル通信でパナソニックのプロジェクタを制御する

BrightSign LS424とUSBシリアル変換を組み合わせる

 

今回作成したプロジェクトファイルです。

■BrightControl(HDMI CEC)TESTプロジェクトファイル■
http://www.holycater.sakura.ne.jp/zip/BrightControl_Test.zip

 

基本的にはBrightSignのシリアル通信でパナソニックのプロジェクタを制御するで行ったシリアル制御と並行してBrightControl(HDMI CEC)での電源ONを行い、コマンドを2重化、またはモニタが後に変更されても(一時的に)電源制御が行える様にするという趣旨です。

HDMI CECの前提条件として、機器が1対1で接続している必要があります。

 

説明で使用しているモニタはSHARP PN-E421です。HDMI入力が存在しないのですが、この設定をしておくとモニタ更新があった場合でも継続して電源制御が可能です。(シリアル入力を持たないモニタでもHDMI CEC制御が可能なら問題がない)

 

 

起動コマンドの制御ツリー

 

 

シリアルコマンドで起動信号を投げ、返答が来たら終了する。起動信号は3回投げ、一度も成功しなければ画面表示を行う、という流れです。

 

 

BrightControl(HDMI CEC)の設定画面

 

 

BrightControl(HDMI CEC)の設定は非常に簡単で、Entry Commandsで「BrightControl」を選択し、「Display On」を選択するだけです。これだけ・・・

 

参考外部リンク:

https://brightsign.zendesk.com/hc/en-us/community/posts/209965157-BrightControl-CEC-commands

 

電源オフもコマンドが「Display Off」なだけで同じ手順です。

 

デジタルサイネージでBrightSignとモニタが1対1接続の場合はBrightControl(HDMI CEC)による電源制御を考慮に入れておくとモニタの選択肢の幅が広がります。

 

本記事がどなたかの参考になれば幸いです。

備忘録です。

HDMI分配器のIMAGENICS HD-5の出力をiiyama ProLite E2008HDSのDVI入力で受けると映像が出ないという症状が出ました。PCをモニタに直に接続すると問題なく映像が表示されます。

EDIDの問題でもなく、時間が無いため持ち帰り検証する事に・・・

 

iiyama ProLite E2008HDS

 

古いモニタで、1600×900というフルHD手前の過渡期のモニタです。VGA入力とDVI入力があります。

※この解像度を初めて知った時は驚愕しました・・・

 

 

IMAGENICS HD-5

 

 

こちらは単なる分配器ではなく、インテリジェントな機能を搭載しているモデルです。

 

 

こちらを繋ぐと、モニタステータスが表示され、消え、表示され・・・を繰り返し、モニタ画面に画が表示されません。

※HDMI分配器のステータス画面はOSDのみの為、別の確実に映るモニタで表示しています

 

 

モニタか分配器の電源を入り切りしているとたまに映る事は確認出来ましたがEDIDの検証、HPD(ホットプラグ検出)の電圧確認、HDCP関連・・・どれを調べてもこれだ!という原因に当たらず・・・

 

参考リンク:

DVI端子のピンアサインと形状

VESA DDC(EDID)ってなんだ?

 

散々試すうちに、画面に画が表示されていない状態でモニタの「AUTO」ボタンを押すと確実に映る事が判明しました。また、無条件に映像信号を出力する機器を接続する場合も確実に映像が映ります。

2009年ごろの製品・・・よく見るとモニタに入力切替ボタンが無い事に気が付きました。メニュー画面で入力切替を探してみると、VGAとDVIの切り替えはあるのですが、VGAに切り替えても電源OFF・ONでDVIに戻ります。そしてこの機能を切ることが出来ません。これは・・・

 

どうやら、このモニタは映像入力信号がない場合は、VGAとDVIを絶えず切替し続ける様です。そしてHDMI分配器はインテリジェントなモデルで、通常のノートPCに見られるような、HPD(ホットプラグ検出)またはEDIDの検出だけでは映像を出力しない様子です・・・つまり、HDMI分配器から見ればいつまで経ってもモニタ接続ケーブルの抜き差しを続けているし、モニタから見ればいつまで経っても映像信号が来ない状態になっている様でした。

モニタのVGA・DVI自動検出切り替えはモニタ前面の「AUTO」ボタンを押した時だけインターバルが変化する為、映像が映った、というオチ。

※IMAGENICS HD-5はもしもの為のVGA解像度テストパターン出力モードが用意されているのですが、接続モニタを検出できないので意味を成さず・・・

 

独自の立ち上がりシーケンスを持つ機器の組み合わせで起きた事象でして、言ってしまえば「相性問題」なのですが、細かい挙動まで確認が出来て良かったです。検証は大事ですね・・・

はじめに
本記事は110号プラグの歴史を調べてみたの本来の目標である「現行の形状のフォンプラグはいつだれが作ったのか?」を調査するうちに溜まっていった資料をKOSSのヘッドフォンを主軸にまとめたものです。別個にまとめられるくらいに資料が揃いましたのでここに記します。

 

参考リンク:
110号プラグの歴史を調べてみた

世界初のヘッドフォンはどこのメーカが作ったのか?調べたことはありますでしょうか。Googleで調べても良いのですが、解釈が違う記事ばかり目に付くので独自に調べた内容をまとめます。

世界初のヘッドフォンを自称するメーカは2社あります。ドイツのbeyerdynamic、アメリカのKOSSです。
まず、beyerdynamicですが、1937年に世界で初めてのヘッドフォンDT48を発売したとあります。

beyerdynamicの歴史
https://north-america.beyerdynamic.com/company/company-portrait

続いて、KOSSですが1958年に世界で初めてのヘッドフォンSP/3を発売したとあります。

※SP-3という名称が一般的

KOSSの歴史
https://www.koss.com/history

ちなみに、KOSSのヘッドフォンはUS3053944A(出願1960年)です。

 

 


US3053944A Headset mounting bracket (1962 KOSS).
https://patents.google.com/patent/US3053944


米国の特許を調べてみると、オーバヘッド型ヘッドフォンの特許(US1560718A)が申請されたのが1922年であることが分かります。
※正確にはヘッドバンド部分

 

 


US1560718A Receiver headband 1925.
https://patents.google.com/patent/US1560718A


レシーバ部分がスライドする機構の特許はUS2149341Aで出願はベル電話研究所です。

 

 


US2149341A Earphone support 1939.
https://patents.google.com/patent/US2149341A

 

 

オーバーヘッドで頭の上から両耳にかぶせる形で明確に特許が取られたのがUS2924672Aです。出願はRoanwell Corporationです。こちらは1948年創業の軍用・商用ヘッドセットメーカの様です。

 

参考リンク:

Roanwell Corporation

https://www.roanwell.com/

 



US2924672A Headset 1960. Roanwell Corporation.
https://patents.google.com/patent/US2924672A


ここで疑問なのが、「ヘッドフォン」とは何か?と言う事です。
今、私たちが想像する「音楽を聴くためのヘッドフォン」よりもずっと歴史が古いものがあります。それが通信機器としてのヘッドフォン(ヘッドセット)です

参考になったのは例のアメリカの電話の歴史のアーカイブです。

Telephone Collectors International Library
https://www.telephonecollectors.info/

ウェスタンエレクトリックのカタログ(1934_RAILWAY TRAIN DISPATCHING Western Electric)
https://www.telephonecollectors.info/index.php/browse/document-repository/catalogs-manuals/western-electric-bell-system/publications-and-educational-documents-by-date/railway-telephones/5377-railway-train-dispatching-telephone-systems-1934-alt-large-file

 


1934年のウェスタンエレクトリックのカタログ。ヘッドセットという名称で現行品に似たようなヘッドフォンが掲載されている。※現在の定義ではヘッドセットとは呼ばない

 

 

片耳ヘッドフォンも掲載されている

 

 

なんと、1934年のウェスタンエレクトリックのカタログでNo.1010Aとしてオーバーヘッド・ヘッドフォンが掲載されています。(鉄道用電話機器としては騒音対策の都合上、発展が早かったと推測します)
これはbeyerdynamicの1937年発売のDT48よりも前の製品となります。

補足:現在では厳密には世界初の「ダイナミックヘッドフォン」がbeyerdynamic、「ステレオヘッドフォン」がKOSS、と言う説明の様です。ウェスタンエレクトリックの製品がピエゾタイプなのかダイナミックタイプなのかはカタログからでは分かりません。

 

1934年以前で、この形状のヘッドフォンは見つけられていないので、だいたいこのあたりの時代にオーバーヘッドタイプの両耳ヘッドフォンが作られたと考えて良いかと思います。

※恐らく、世界で同時多発したのではないでしょうか?

 

一件落着かと思いきや、そもそもの疑問が残りました・・・それは、通信機器用のヘッドフォンが存在しても、音楽を聴くために再生機器と繋げないという事実です。ヘッドフォン端子(フォンプラグ・ジャック)は古い真空管アンプには搭載されていないのです。
音楽用ヘッドフォンを売るためには、プリメインアンプや再生機器にヘッドフォンジャックが搭載されていないとならないという根本的な問題点があるのでした・・・卵が先か鶏が先か・・・似た話です。
調べるうちに、KOSSのSP-3X販売の歴史に一つの答えがありました。

KOSS SP-3Xの話
https://www.koss.com/blog/profile-sp3x/

 

 

KOSS SP-3X 筆者が調べる中、現行形状のフォンプラグが採用されている最古の製品です

※宣伝写真としてフォンプラグが映りこんでいるのはSP-3Xから

 

 

KOSS T-2アダプタプレート

 


こちらに、1964年、SP-3Xと一緒に、アンプのスピーカ出力をヘッドフォンジャックに改造するT-2アダプタプレートを売った、と言う話が出てきます。
1958年発売のSP-3の時は・・・?と言う疑問にはebayに答えがありました。
 

 

SP-3用KOSS T-2アダプタプレートの資料(ebayより拝借)

 


なんと、SP-3販売時にもT-2アダプタプレートが存在していたと言う資料がありました。KOSSのBlogには1958年から、という記載がないので確証が持てませんが、SP-3が販売されていた時期には現在の形状のフォンプラグが存在していたと見て間違いないでしょう。

探してみると、ebayでKOSS T-2アダプタプレートが出品されていたので、Ninjasoundさん経由で購入してもらいました。※日本への発送不可でした


こちらがKOSS T-2アダプタプレートです。

 

 

背面写真

 

 

現在、筆者が調べる中では、現行の形状のフォンプラグの最初期の製品です。

「最古」という形容は今後の調査で覆るかも知れませんが、ヘッドフォンの歴史に名を刻む製品であることは間違いありません。

 

 

左がカナレ、右がスイッチクラフト。カッチリ嵌るのはスイッチクラフト・・・その訳は・・・

 

参考リンク:

フォンプラグのJIS規格とEIA/IEC規格

 

 

スイッチクラフトの現行品と形状が同じ

 

 

よく見ると、スイッチクラフト製

 

 

写真に撮っている時に気が付きましたが、このKOSS T-2はスイッチクラフトのフォンジャックが使用されていました。最近発見した昔のプロオーディオ機器のカタログアーカイブサイトで1966年のスイッチクラフトカタログがありましたので引用します。

昔のプロオーディオ機器のカタログアーカイブサイト
http://www.technicalaudio.com/pdf/

※このアーカイブも凄まじい情報量です


上記サイトから1966年のカタログ
http://www.technicalaudio.com/pdf/Electronics_Catalogs/Harvey_Radio_-_Federal_Electronics_1966_fullcat.pdf

 

1966年 SWITCHCRAFT Phone Jacks

 

 

購入したKOSS T-2について来た冊子のスキャンデータ

 

 

購入したKOSS T-2について来た冊子のラインナップから、このT-2は1970年代のものと想像します。

資料公開と言う意味で本記事を書いているので途中過剰な情報が含まれますが、世界で初めてプラグまで考えて音楽用ヘッドフォンを販売したのはKOSSである、と言うのが結論です。その他の世界初のヘッドフォンは恐らくは通信機器用途、あるいは延長上にあるのではないでしょうか?接続方法の提示無くして、世界初の(音楽鑑賞用)ヘッドフォンとは言えませんよね。

 

KOSSのヘッドフォン接続用機器はラインナップが多く、上記のカタログから抜粋してみます。

 

 

T-10A CHAIRSIDE LISTENING STATION 個別ボリューム付き2出力ヘッドフォンスピーカ切替器

T-4A CONNECTOR BOX 5人用分配器

T-3 SPEAKER/HEADPHONE/TRANSFER SWITCH スピーカとヘッドフォンの切り替えスイッチ

T-2 CONNECTOR PLATE スピーカ出力をヘッドフォン出力に変換するプレート

T-1 MONITORING ADAPTER インピーダンスマッチングを行うトランス

 

これら以外に、T-5、T-10という据え置き型のスピーカ出力変換器があります。ebayで製品写真を見ることが出来ますので検索してみてください。

KOSSのこの商売戦略は素晴らしいです。現在のヘッドフォンでも使用されている「ヘッドフォン端子/フォンプラグ・ジャック」の普及に一役かっていたというわけです。

 

 

大変長くなりましたが、ここでおしまいです。

冒頭に書きました通り、本筋は「現行の形状のフォンプラグはいつだれが作ったのか?」の調査です。ここまで調べて、1958年発売のKOSS SP-3に採用された、というのが最古の情報でこれより以前を見つけられていません。本当はそれら全てが判明してから記事にしたかったのですが、あまりにも道中で拾う情報が多すぎ、別の形でまとめる形式を取りました。調査は継続していますので、気になる方は気長にお待ちください・・・。

以前、BrightSignで透過(アルファチャンネル)PNGマスキング(キーイング)するという記事を書きましたが、今回はそれの応用で、HDMI入力があるBrightSign XT1144をHDMI入出力テロッパ(スーパーインポーズ)として扱う方法です。

 

BrightSign XT1144

 

 

方法は簡単で、Live Videoの上位レイヤに透過PNGを配置するだけです。

 

透過PNGを用意します。せっかくBlogのロゴを作ったので使います。

 

 

こちらが実際に使用した透過PNGファイルです。

 

Live Videoをまず配置します。

 

 

上位レイヤに透過PNGを配置します。

 

 

※詳細はBrightSignで透過(アルファチャンネル)PNGマスキング(キーイング)するを参考にしてください。

 

完成!

 

 

参考までにBrightSign XT1144のHDMI入力EDIDを載せておきます。

 

BrightSign XT1144のHDMI入力EDID

 

 

テロップはGPIや時間、USBキーボードなどで任意に入れ替えを行えばかなり活用できる方法かと思います。