音響・映像・電気設備が好き

音響・映像・電気設備が好き

「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

さまよえるUSB Type-Cの調査の為にType-Cの電圧電流テスタ TC66を買ってみました。

 

 

杭州睿登科技有限公司 TC-66

 

 

メーカ公式ページ

 

 

日本語解説をされているページ

 

 

徹底的に上記のページで解説されていますので、細かい事は省きます・・・素晴らしいですね。

 

ひとつ言える事はUSB Type-Cは電源供給が双方向かつ、電圧が異なる為、つないだだけではさっぱりわからないのです!

その為、こういったテスタがないとお仕事にならない、というわけです・・・(どうかと思いますよね)

自分が所有している製品でいくつかテストしてみました。写真の下に解説を載せます。

 

 

PD3.0対応の充電器・・・・なんですが、PD2.0と表示されます。まぁ、このテスタの問題でしょう。テスタ側から取得したい電圧を指定し、電圧を確認する事が可能です

 

 

こちらはノートPCの充電。20V 0.775Aの15W供給されている様ですね

 

 

これはNintendo Switchです。15V 0.7Aで10W供給だそうです

 

 

これはノートPCから電源を引っ張っている状態です。5V 3Aで15W引ける様です

 

 

こちらは30W対応の充電器です。20V 1.5Aで30Wですね

 

 

これはスマホへの電源供給で9V 0.7Aの6.3W供給です。最近買ったXperia 5IIIでして、9V高速充電対応の様です

 

 

こちらも上の写真と同じ状態ですが、電源供給元が車のシガーソケットです。スマホが9V充電対応になったためにDCDCコンバータを買い換えました

 

 

テストして分かったことは、USB Type-Cなんもわからん、という事です。これ、気が付いたらモバイルバッテリィ→スマホの電源の供給方向が変わっていた、なんて事態が平気で起きますね。と言うか、起きているそうです。

USBの調査の為に揃ってきたテスタが以下・・・

 

 

USBケーブルチェッカ、USB A用電圧電流テスタ、USB Type-C用電圧電流テスタ

 

 

これらをSmatree SmaCaseのケースに収めます

 

 

ヤケクソにUSB Type-Cなんもわからんセットと名前を付けました

 

 

いやー、どうにかならないものですかね、これ・・・。本当に難易度が高いです。

Cycling'74 Max8からRME TotalMix FxをOSCで制御する方法を調べた顛末をここに残します。

RME TotalMix Fxの制御について詳しい方向けの記事です。

※ADATやMADI経由でOctaMic XTCをTotalMix Fxから制御設定出来る事が前提です

 

最後にパッチのリンクを載せていますので興味ある方は是非。

 

 

目的

・Cycling'74 Max8のパッチから、RME TotalMix Fxの1~16chのゲインコントロールを一括で行う(OctaMic XTC×2台を制御する)

・起動の際、全チャンネルのファンタム電源をオフにし、望んでいない機能であるPad、Inst、AutoSet、Phaseをオフにする(OctaMic XTCは1-4までがPad、5-8までがInst対応)

 

これに加え、パッチを構築する過程でMaxへの理解が深まったこともあり、下記機能も追加しました。

 

・メニューバーへTotalMix Fxの説明を表示

・キーボードからのキー入力で、上下キーでゲイン調整、ESCキーで初期シーケンスの再実行
・OSC Rxログの表示切り替え

 

 

完成GUI

 

 

何てことな無い簡素なGUIにしたかったのですが、必要不可欠な情報を盛り込むとここまで増えました・・・


使用フォント:7セグ・14セグフォント 「DSEG」
https://www.keshikan.net/fonts.html

※パッチにフォントを埋め込んでいます(これも今回のパッチでやりたかった事)

 

 

参照:RME TotalMix FxをOSC制御する
https://forum.rme-audio.de/viewtopic.php?id=31927

 


TotalMix FxのOSC制御の注意点
・操作できるレイヤ層がある
・第一層は、Pan、Phantom、Gain、Fader等、
第二層は、Pad、AutoSet、Phase等と言った具合で1フェーダの全操作を一度にすることが困難である事が分かりました。ちなみに第三層まであります。

 

 

赤い枠が第一層、緑の枠が第二層の操作となる

 


これらを両立するために起動シーケンスで第一層(Bank/1)の最初に1~16chまでのファンタム電源オフを実行し、第二層(Bank/2)で1~16chまでのPad、Inst、AutoSet、Phaseをオフを実行する事にしました。

 

 

・修正した起動シーケンス
1.1~16chまでのファンタム電源オフ
2.1~16chまでのPad、Inst、AutoSet、Phaseをオフ

 

 

ここでも問題が発生し、ファンタム電源では「/1/phantom/1/1 0.」コマンドで絶対オフが可能であったのに対し、パッド切り替え「/2/pad 1.」、インストゥルメント切り替え「/2/instrument 1.」、オートセット機能「/2/autoset 1.」、極性切り替え「/2/phase 1.」がトグル操作(オルタネイトの動き)であることがわかりました。「0.」を指定してもオフになりません。
そこで、「/setBankStart /2」で問い合わせを実行し都度この4項目を問い合わせ、「オンであったらオフにする」操作にしました。それぞれ、PadなのかInstなのかは区別していません。

 

 

ファンタム電源オフの動作

 

 

Pad、Inst、AutoSet、Phaseのオフの動作

 

 

完成したパッチでの起動動作

 

 

一括ゲインコントロールのパッチ拡大

 

 

キーボード入力操作のパッチ拡大

 

 

リアルタイムファンタム電源キャンセルのパッチ拡大。1と11、2と12といった連続する数字を区別していません。全部オフにする事を優先しました(良い手を思いつかなかった)

 

 

起動シーケンスのパッチ拡大

 

 

メニューバーにヘルプファイルを追加した

 

 

実際の表示

 

 

メニューバーへの介入、ヘルプ表示はかなり前からやりたかったことの一つで、ここに製作者の詳細やWebリンク、純粋にヘルプでの使用などを盛り込みたかったのです。

仕組みは単純で、もう一個パッチを作ってそれを開いているだけです。

 

RME TotalMix FxのOSC制御をすべて理解したわけではありませんが、とりあえず動作が可能なのでこれでフィックスとしました。

Padなんかを即時に触れないとは不思議な制御だな、と思うと同時に、まてよ普通のデジタルミキサも実際は操作するチャンネルを選択し、そこからサーフェスによる制御をしているから実は同じなのかも・・・や、Maxで大量のOSCコマンドを送受信する限界が見え、セミナで見た大量のUDP送受信ではまとめてしまった方が応答性が良くなる事を実感できました。(TotalMix Fxはピークレベルインジケータの値も一定のインターバルで送ることが可能です。可能ですが、TotalMix Fx上で目視確認をした方が処理がI/F内のDSPで行われる為、コントロール側の負荷が減らせます。)

 

思いついたことを調べ、形にしてみる事が大切だな、と思いますね。

 

 

以上のパッチはここからダウンロード可能です。.exeファイルも元のパッチデータも両方入っていますので興味がある方は展開してみてください。

 

 

RME_Totalmix_control

 

 

※但し、DSEGフォントはかしかんさんの著作物ですので再度使用する際は下記サイトを良く読んでください。

https://www.keshikan.net/fonts.html

 

Windows11 21H2にして職務上の大きな変更点はInternet Explorerが無くなった事です。代わりに、Edgeに「Internet Explorerモード」が搭載されました。しかし、Panasonic iProやBBカメラの旧機種ではいずれにせよネットワークカメラの設定が出来ませんでした。

Windows11で、手元にあった旧機種、Panasonic BB-SC384(2014年2月生産完了)の設定をどう開くか?この問題を今回取り上げます。

 

 

2022年1月22日追記:

メーカより対処法が公開されました。

 

 

 

Panasonic BB-SC384をEdge(バージョン 96.0.1054.62)で開くと「設定」が表示されない。従来、Windows10でもIE以外のブラウザで開くと同様の状態になった

※H.264画面表示がされないのは、この頃のBBカメラはActiveXプラグイン経由になるためである

 

 

 

JPEGはMotion JPEGでの表示になるため、問題がなく表示はされる。但し、やはり「設定」は表示されない

 

 

従来であれば、このように左上に「ライブ画」と「設定」が表示された

※Windows10のIEで、「互換モードオン」で表示している

 

 

設定の階層を潜ったところ。この表示はiflame表示で、実際は3つのflameがあり、左のflameが親となって非表示のflameに対してsubmitを実行し、右側の表示されているflameを入れ替えるという手法です

 

 

Edgeで「設定」が出てこない為、「Internet Explorerモードで再読み込みする」を実行してみます。

 

 

Windows11のEdgeには救済措置で「Internet Explorerモードで再読み込みする」がある

 

 

 

しかし、ユーザ名とパスワード入力の後、フリーズの様な動作をし、Unauthorizedが表示される。画面すら表示されないのであった・・・

 

 

仕方が無いのでURL直打ちで設定メニューに入ってみる。すると表示はされるが、操作が利かない

 

 

「設定」が表示されていないだけで、ページ自体は存在しているはずだと、URL直打ちでメニューに入るも、ボタンが利きません。Webブラウザで上でiframeに対してsubmitを実行しているのですがこの部分がうまく動かない様です。

筆者はこういう時の為にHyper-VでWindows10を使えるようにしているのですが、このままだと納品用PCで困る事態に陥ります・・・なにか策はないだろうかと探して見つけたのがGoogle Chrome用プラグインのIE Tabです。

 

 

IE Tab

Display web pages using IE within Chrome. Use Java, Silverlight, ActiveX, Sharepoint, and more.

これはGoogle Chrome上でIEを再現するものの様です。とはいえ、EdgeもWindows11からはGoogle Chromeがベースになっているので特に期待はしませんでしたが・・・しかし無事に設定を行う事が可能でした。

 

 

Google ChromeでIE Tabを利用し、Panasonic BB-SC384を覗くとちゃんと「設定」が表示される。※しかし、画面は表示されない(別のモデルではActiveXが正常に動き、画面が表示された)

 

 

設定に入れた!!

 

 

メニューも動く!

 

 

映像は表示されませんでしたが、設定に入れるだけで御の字です・・・これでとりあえずWindows11でPanasonic iProやBBカメラの旧機種対応は何とかなりそうです。

※IE TabはActiveXのエミュレートも可能とのことです

 

今後、悩む方がいるだろうな、とアーカイブの為に記事に残します。

 

 

おまけ

 

最近はネットワークカメラの画角合わせにrtspストリームを使っています。iProやBBカメラの場合は

 

rtsp://(ユーザ名):(パスワード)@(アドレス):554/mediainput/h264/stream_1

 

こちらのrtspアドレスをVLCプレーヤで受信するとリアルタイムに近い映像で画角確認が行えますのでご参考になれば・・・※H.264の場合

 

Blog内参考リンク:

OBS(Open Broadcaster Software)でネットワークカメラを表示する

 

 

 

2022年1月22日追記:

メーカより対処法が公開されました。

 
 
コントロールパネル内に移動した、インターネットのプロパティ内で信頼済みサイトに登録すると見えるとの事です。
 
 
インターネットのプロパティ内で信頼済みサイト
 
 
ログイン可能になった!
 
 
操作も行えます
 
 

仕事の設備更新で平河電線株式会社(現:平河ヒューテック株式会社) HC-4E6を見つけた話です。

以前にも見つけた事があったのですが、その時は設備更新ではなかった為、現場で写真を撮るに留まりました。今回は廃棄処分でしたのでちゃんと写真を撮ってみました。

 

 

平河電線株式会社(現:平河ヒューテック株式会社) HC-4E6

 

 

なぜこれを?と思うかもしれませんが、メーカのサイトに興味深い事が書かれています。

 

平河ヒューテック株式会社 磁気しゃへいマイクロホンコード

 

 

スターカッド撚り

昭和44年2月、NHK(日本放送協会)のご指導により、当社がマイクロホンコードに初めて採用したもので、図の様に接続し、平衡回線で使用した場合、電磁誘導の影響を大幅に低減できます。サイリスタ調光が主流となっている現在では、マイクロホンコードには欠かせない構造となっています。

 

 

昭和44年に初めてスターカッド撚りを採用、とあります。そしてこの型番。類似品番のカナレ電気 L-4E6Sと言えば放送・音響業界でのマイクロホンコードの標準品であります。しかし、そのカナレ電気株式会社は設立が昭和49年2月2日(1974年2月2日)で、平河ヒューテック株式会社のスターカッド撚りはそれ以前から採用されていたとの事で驚きです。

 

平河ヒューテック株式会社さんに問い合わせを行いましたが、1981年にHC-4E6の取り扱いを開始したという履歴が残っているだけでそれ以上は経緯を含め遡れないとの返答を頂きました。上記の宣伝文句は代々引き継がれていたものでしょうか・・・。

筆者はBTSを調査しており、「BTS 1711 マイクロホンコード」にスターカッド撚りマイクロホンコードが仕様化されているのではないか?と検討を付けていましたが、入手しているBTSでは含まれていません。

 

 

BTS 1711 マイクロホンコード(1965)

 

 

参考Blog内リンク:

NHK放送技術規格(BTS)の閲覧方法とアーカイブ化について

 

「BTS 1711 マイクロホンコード」はBSS(放送技術標準仕様書)に昭和49年5月15日(1974年5月5日)に移行され、「BSS 94-1711 マイクロホンコード」となり、この標準規格はBTSとは異なり一般販売されることが無かったため、閲覧することができません。想像ですが、ここでスターカッド撚りマイクロホンコードの4E5、4E6が規格化されたのかな?と考えています。

いずれにせよ、4E5、4E6の型番のルーツはNHKにある事は間違い無さそうです。

※ちなみにNHKにはBFS(放送設備基準)もある

 

 

「BTS 1711 マイクロホンコード」はBSS(放送技術標準仕様書)に昭和49年5月15日(1974年5月5日)に移行され、「BSS 94-1711 マイクロホンコード」となった

 

 

調査はここで手詰まりです。もし何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、コメントかメッセージをお願いします。

 

 

平河電線株式会社(現:平河ヒューテック株式会社) HC-4E6とカナレ電気 L-4E6Sの比較。

 

 

HC-4E6は非メッキです

 

 

介布綿糸はL-4E6Sに比較するとかなり少ない

 

 

比較すると一目瞭然

 

平河電線株式会社(現:平河ヒューテック株式会社) HC-4E6

内部導体:20本/0.12mm

カナレ電気 L-4E6S
内部導体:40本/0.08mm(0.20㎟/AWG24)

 

 

2年ほど前から調査はしていたのですが、ケーブルの実物を手に入れてBTSも入手、平河ヒューテックさんに問い合わせして、ここで手詰まりの為、アーカイブとして本記事を残します。

高性能オーディオアナログ・デジタルコンバータ E1DA Cosmos ADCを買ってみた話です。

 

ふと、Twitterで見かけて、HAが入っていない単純にラインレベルを取り込める機器、くらいの認識で購入してみました。別に何かに使おうとか、あれが出来そうだこれが出来そうだとかの考えはありません。THD測定も別に必要ありませんし、所有しているXL2とML1で必要十分です。ただ面白そうだな、って感じただけです。

※冷静に考えたら全く必要のない物です(笑)

 

 

 

 上記リンクから引用

 

E1DAは、オーディオ機器のテスト用に、ブランドの新しいAnalog To Digital Converter「E1DA Cosmos ADC」を発売しました。本製品は、産業レベルのオーディオ測定に使用できる、超低THD+Nのアナログ/PCMデジタルコンバーターです。E1DA 9038S/D DACユーザー、DIYer、オーディオ、技術系ブロガーのために特別に作られたものです。Cosmos ADCは、ES9822Pro ADCチップ、OPA1612アンプチップなどのプレミアムコンポーネントを採用し、高品質なパフォーマンスを実現しています。

 

引用おわり

 

 

E1DA Cosmos ADC。動機が単なる衝動なので頼んだ事すら忘れていました。これは特性別に選定されている製品の「A」です

 

仕様

・入力:Comtrue CT7601CR Custom FW USB Bridge、XLR L/R(FDA) 最大10Vrms、Aux 2.5mmジャック 最大43Vrms
・アウトプット USB Type-C、PCMは最大32bit/384kHz
・電源入力:USB Type-C、電流250mA以下
・レイテンシー:5mS@192kHz ASIO4ALL REW
・入力レンジ 1.7Vrms 640Ω、2.7Vrms 1kΩ、3.5Vrms 1.3kΩ、4.5Vrms 1.66kΩ、6.7Vrms 2.46kΩ、7.6Vrms 2.82kΩ、8.5Vrms 3.12kΩ、10Vrms 3.48kΩ、43Vrms 13.6kΩ
注)不平衡インピーダンスは約30%減
・周波数特性の範囲 5Hz~180kHz @ 32Bit/384kHz
・S/N比:DR@Mono. 127+/-1dB
・THD+N: 0.00007% @1kHz, @-5dBFS, SR 48kHz, BW 20Hz-20kHz
・SINAD: 123dB以上
・クロストーク:-140dB@1kHz以上

 

 

ドライバの認識にはzadig-2.7を使用しました。Windowsに認識させるには若干知識が必要です

 

USBドライバの認識に必要なアプリケーション

zadig-2.7

 

ASIOドライバが提供されていない場合に使用するASIOドライバ

ASIO4ALL

 

推奨されているオーディオ測定アプリケーション

REW

 

 

後述しますが、XLRレセプタクルはノイトリックの物に変えてしまっています・・・

 

 

丁寧な木箱に収められています

 

 

背面。USB Type-Cです

 

 

底面。入力インピーダンスはここで切り替えます

 

 

XLRのレセプタクルがどうにも引っかかる様に感じたのでノイトリックに差し替えました。ロック無しXLRなのにこの硬さはちょっといただけません。ノイトリックに変更した事で片手でのXLRコネクタを抜き差しが可能です

 

 

使用したXLRレセプタクルは、Neutrik NC3FAH2(グランドセパレート)PUSH-ASYM 非対称プッシュタブです。40V測定(8Ω200WクラスのアンプTHD+N測定なんかに使用?)は前面の2.5mm 4極ジャックで行えます

 

 

Blog内参考リンク:

XLRからユーロブロックへの変換基板

Neutrik PUSH-ASYM 非対称プッシュタブの紹介

 

 

 

基板写真1

 

 

基板写真2

 

 

基板写真3

 

 

オーディオI/Fには変わりがないだろう、とCycling'74 Max8でアナライザを作ってみました。

 

 

計測過程1

 

 

 

 

 

 

計測過程2

 

 

 

 

目的を定めていないので、何にどう使えるのか分かっていませんが、8.5Vrms 3.12kΩ受けで計測すると、YAMAHAのミキサの入力インピーダンスと同等になり、実際に機器を繋いでいる状態に近似するかもしれません。機器の基準出力レベルが分からないときに役に立つかもしれません。

 

Blog内参考リンク:

出入力インピーダンスによるレベル差を考える

→ QL1、Rioの類は、出力インピーダンス75Ωのロードインピーダンス600Ωラインとの事で、600Ω受けの時にー20dBFS = +4dBu が成立する。※つまり+4dBs(600Ωインピーダンスマッチング)近似です

 

 

E1DA cosmos ADC Monitor Ver1.4。※dBu、dBV、V表示を使用する際は必ずステレオモードで使用してください(入力レベルが6dB変化します)

 

 

こちらからダウンロードができます。

 

E1DA cosmos ADC Monitor Ver1.4

※デフォルトのオブジェクトのみ使用しています。

 

 

.exeファイルの他に、プロジェクトファイルもありますのでご自由に使用してください。今回の記事としてはこのMaxのパッチの方が本題かもしれません。

 

 

オーディオドライバ設定はこのドロップダウンメニュー、または「SETUP」で行います

 

 

インプットレンジの切り替えです。E1DA Cosmos ADCの底面の設定値と合わせてください

 

 

インプットレベル表示はdBFS、それとdBu、dBV、V表示の切り替えができます。低インピーダンスでは誤差が開きますので、kΩ以上の時に値を信用してください

規定ピークを越えるとoverインジケータが点灯し、レベル表示部分が赤くなるようにしました。また。V表示は1V以下はmV表示に切り替わります。本体のシグナルインジケータが点灯するくらいのレベルでシグナルインジケータを点灯させています

Maxのメータオブジェクトはレンジが100.6dBFSの為、-99.99dBFS以下は「< -100dBFS」と表示するようにしました。-100.6dBFS以下はー999dBFSとして扱われてしまう為、その回避です(とんでもないスケールを扱っています)

 

 

おまけのレコーディング機能です。Rec pauseをクリックするだけで録音開始です。録音が開始されると隣に表示されているカウンタが回ります。パッチファイルがいるフォルダに録音データが保存されます。ファイル名はマシンの時刻を基準に開始時刻を自動で振ります

 

 

さらにおまけのMaxパッチの説明

メータからdBFSスケールを取得し、係数を足してdBu、dBVを算出、log計算をしVを算出している部分です。Vは1000以下はmV表示にする工夫をしています(もっと簡素なやり方があるのかな?)

 

 

こちらは録音。現在時刻をファイル名に自動的に振る設定です。Wave基準のインテンジャ32bit指定。レコーディング判定は蓄積時間が300msec以内に増加に転じたら検知にしてあります

 

 

興味があるうちに、Maxのパッチまで作れた事は筆者にしては上出来です。

Maxはある程度ターゲットを決めた機能を実装して、完成させておくと後々応用が利いて大変便利です。

 

 

オーディオデバイスの設定

 

 

入力レンジの切り替え、単位の選択

 

 

E1DA Cosmos ADCを本来の目的で購入している方々には恐らく何の役にも立たない記事かと思いますが、低価格で2chの音声レベル表示器になるっぽい、くらいの認識で購入してみるのも面白いかと思います。