音響・映像・電気設備が好き

音響・映像・電気設備が好き

「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

自宅のネットワーク機器を更新しました。今まで使っていた家庭用のAP付きルータがどうにも正常に使用が出来なくなったためです。APにぶら下がっている端末の数が多いことが原因ではないかと思い、この際仕事でも扱っている業務用ネットワーク製品に変える事にしました。

選定した機器は、YAMAHA RTX830(ルータ)、SWX2210-8G(L2スイッチ)、WLX202(AP)、YPS-PoE-AT(PoEインジェクタ)です。

 

光回線が来てる場所にONUとルータとAPを置き、少し離れた場所にL2SWとNASなどを集約しました。この間は以前は無線でやり取りをしていましたが、Cat.6で配線を行いました。自宅の貫通スリーブに通線ワイヤを通したのは初めてです。(点検口の無いマンションなので普通やらない)

 

 

YAMAHA RTX830、WLX202、YPS-PoE-AT、NTTのONU

 

 

YAMAHA SWX2210-8G、NASなど

 

 

L2MSで管理が可能

 

 

YAMAHAの機器で統一すると、L2MS(Layer2 Management Service)と言う、ルータがマスタになり、配下の機器の一括制御が行える機能が使用できる為、大変便利です。

配下の機器はIPのセグメントさえ合わせれば、それぞれのIPアドレスを叩くことなく、ルータの管理画面からHTTPプロキシ経由で設定が行えます。

※L2MSもセキュリティを考えるとわりとややこしい機能ですが・・・

 

数年前このヤマハネットワーク機器の選定、取り扱い、設定(コンフィグの記述方法)に至るまで、教えて下さった友人の @takasan_sue さんに感謝!!

 

会社はRTX1210を使用しているのですが、既に数年稼働状態にあり、ちょっとしたことが試せる状態ではありません。従って、自宅で実際に稼働しているYAMAHAルータがある事は勉強・試験する上でかなり役立ちます。また、業務では施工設定用で納めるAPとしてYAMAHAを推奨しており、筆者にとっては家庭でYAMAHAの業務用ネットワーク製品を使用するのは色々と都合が良い、と言う事です。

 

案の定、無線通信の安定性は向上し、速度も安定で満足です。・・・と言うより以前は通信負荷が高いと家庭用のAP付きルータはAP機能を停止してしまっていたので、それが無くなっただけで業務用にして良かったと思いました。

近年は一人で持つモバイル機器(ゲーム機も含む)の数、WebサービスのNATテーブル数、映像配信視聴も増えており、家庭用ネットワーク製品を作っているメーカのラインナップを見ても、以前は小規模オフィス向けだったものが家庭用として売られている様に見受けられます。通信の負荷は年々向上すれど減少する事は無いので、家庭と言えど業務用ネットワーク製品を導入する方が長い期間で使用できると考えています。

 

込み入ったネットワーク設定は通常どの会社も専属の部署の方が行うので仕事で設定まで関わる事はほぼ無いですが、既存の設備がどのように動いているかを想像する為にはこうした設定を自ら行い、学ぶ必要があると考えています。※但し、適性がある場合に限りますが・・・

29.97fps、30.00fps、タイムコードのドロップフレーム、ノンドロップフレーム・・・Twitterでたびたび話題に上るので自分なりに説明してみようと図式を作成したのでここにまとめとして残します。

 

映像編集ソフトウェアに存在する規定タイムコードは23.976fps、24.00fps、25.00fps、29.97fps、30.00fpsです。このうち29.97fpsにのみドロップフレーム(DF)、ノンドロップフレーム(NDF)とがあり、30.00fpsにはノンドロップフレーム(NDF)しか存在しえない為区別されることはありません。(注:但し、設定としては存在する。本記事の最後のオマケで記載)

下記に筆者が良く使用するソフトウェアのタイムコードカウントの表示切替メニューを載せます。

 

 

MAGIX Sound Forge Pro13(音声波形編集ソフトウェア)

 

 

MAGIX Vegas Pro15(映像・音声編集ソフトウェア)

 

 

この話をするにあたっての大前提があり、それは「国」です。このBlogは29.97が採用されている日本在住の筆者が書いていますので、29.97で解説を行います。世界で統一されている話ではない、という事がこの話のややこしい所です。

 

それでは、歴史的な背景をすっ飛ばして、理解する事を第一に説明を行います。

 

 

白黒映像でテレビ放送が開始される際、映像として成立させるために必要なコマ数を秒間30コマと定め、これを30.00fpsとしました。fpsとは、frame per secondの略で一秒間丁度に何フレーム(コマ)あるかを指す言葉です。

 

 

カラー放送が始まり、ここで秒間30コマが守れなくなりました。なぜこうなったのか?は様々な複合的な要因があり、理由が一つではありません。

※たった一つの理由であればそれを解消したことと筆者は信じています。

 

 

どのようになったか、と言うと、30コマを記録・再生するのに1.001秒掛かるようになりました。先ほどの説明にあった、一秒間丁度に何フレーム(コマ)あるかを指すfpsで表記すると29.97fpsとなります。勘違いしやすいのですが、秒間フレーム数が30.00と29.97では後者の方が若干長いのです。29.97fpsで撮影を行い、29.97fpsで再生をする分には何も問題が無いのですが、録画再生とは別の「管理上の問題」が起こります。それがリール上のフレームの絶対番地を指す「タイムコード」です

 

 

30.00fpsで撮影できれば、1秒間に30コマという刻み方なので、例えば1時間撮影を行った場合、撮影した映像のコマひとつづつにタイムコードを振って行っても実時間とのズレは発生しませんでした。当たり前の事です。

しかし、これが29.97fpsとなると実時間とのズレが発生します。30コマを撮影するのに1.001秒掛かるわけですからこれもまた当然の事です。ぴったり1時間撮影した素材のタイムコードが1時間より3秒ちょい長いと言うのは不都合なのです。

そこで、だいたい1分間に2フレームを間引くドロップフレームが採用されました。ここで間引かれるのはあくまで管理上必要であるタイムコードであって、撮影したコマそのものが飛ばされる訳ではありません。下記にタイムコード(ドロップフレーム)のBTS規格を引用します。

ドロップフレーム = 管理上のタイムコード(フレームカウント)を実時間に合わせる、と言う事です。

 

 

NHK放送技術規格(BTS) 6611 編集用タイムコードの運用基準(1990)

NTSCカラータイムは実時間に比べて時間ずれ(進み)を生じる。
NTSCカラー信号の垂直レート(約59.94フィールド/秒)で30フレームを1秒としてカウントして行くと、1時間に108フレーム(216フィールド)の差を生じ、これは+3.6秒の誤差となる。ドロップフレームモードはこの誤差を補正するためのモードであり、0、10、20、30、40、50分を除く正分の00フレーム番号と01フレーム番号をスキップする。なおこの場合アドレスは連続しているとみなす。

 

Blog内参考リンク:

NHK放送技術規格(BTS)の閲覧方法とアーカイブ化について

NHK放送技術規格(BTS)の原本を入手した話

インターレース処理とは

 

 

言い切ってしまうと語弊があるのですが、基本的に映像が撮影できるカメラのフレームレートは29.97fps準拠であると思って良いです。30と書いてあっても29.97、60と書いてあっても59.94がほとんどです。(機材選定を仕事で行う方はこの理解ではいけませんので仕様書をよく読みましょう)

※ただ、フィルムで動画撮影を行う場合は別です。映画は24.00fpsで撮影される為、それがフィルムからデジタルになっても、24.00fpsであることが多いそうです。(もちろん、29.97系である23.976で最初から撮影する場合もあるのか、カメラの設定には両方用意されています)

 

困った事に、音楽業界で使用されているタイムコードは30.00基準だそうで、両素材の完全フレームシンクロナイズドを行う場合に速度変換が必要になります。ここが大変分かりにくい所ですが、一つ例を出すと、ミュージックビデオを作成しようと、あらかじめ完パケした音楽に合わせて、30.00fpsで実写の動画撮影をしたとします。ここで出来上がるのは30.00fpsの映像作品です。ただし、29.97系の設備で再生を行うためには+0.1%速度を遅らせなければなりません。そうしないと撮影したフレームが設備とシンクしない為です。

※フレームブレンディングで済ませるという方法もあるかもしれませんが、通常取られる手段ではないでしょう

 

 

まとめると、29.97 or 30.00は「コマの再生速度」、DF or NDFは該当コマの「タイムコード上での呼び名」であると言えます。

 

 

この辺りの話をTwitterに書いていたら、反響があったもののやはり伝わりにくいとの事でさらに解説図を作成しました。

言葉で説明するより、上記の図式を見て頂いた方が伝わると思います。

※これだけ説明をすると、結局、なぜ「29.97を採用し続けなければならないのか?」とう疑問に行きつくと思います。

 

 

おまけ:30.00ドロップフレームとは何か?

本記事を書くきっかけとなったのは、上記のような30.00fpsなのにドロップフレームが存在するのはなぜなのか?と言った質問からでした。※上記の設定はショーコントローラであるAlcorn McBride Winscript LiveのV16Xの機器設定画面です。

これを使用しなければならないケースは、29.97fps DFのフレームレートを-0.1%し速度を1001/1000から実時間クロックに変更、かつ、タイムコードを維持したい場合に必要な設定と想像します。ドロップフレームなのに、実時間と合わないという本末転倒な仕様であることは本記事の説明から明らかだと思います。

「フレーム」が指すものが「コマの再生速度」なのか「タイムコード上での呼び名」なのかはぱっと見分からないのが困ったところですね。人に伝える場合はこの両者を区別しましょう。

 

 

近年のノンリニア映像編集ソフトウェアはユーザがフレームレート指定する事が可能で、編集段階ではいかなるフレームレートでも取り扱いが可能になりました。ただ、放送やセルタイトルDVDやBD(正確にはオーサリング環境)が29.97fpsを採用している為、結局はこの呪縛からは逃れられないのが現実となっています。もういい加減、やめてしまっても良いと思うのですがね・・・

※24.00fpsで制作・上映された「映画」をいたく気に入り、後日BDを購入したとします。そこに収録された物は以上の経緯から、制作・上映時の速度を+0.1%進めた23.976fpsになっています。この速度の差は視聴者には感じ取ることが出来ませんが、事実「そのままの速度(24.00fps)で収録が可能なのに、設備の都合で速度が変わっている」のです。現在に至るまで、仕方がないことだとこれを許容しているのが映像の世界です。

 

本記事が誰か一人でも理解の助けになれば幸いです。

Weidmüller PZ 10 SQRを私物で購入し、ついに全種類コンプリートしたのでさらに総決算と言う事で・・・・・

 

参考までに過去の記事
 
Weidmüller PZ 10 SQR
 
 
 
四枚絞りダイス。どうせフェニックスコンタクトと同じだろうと思っていたら、なんと圧着形状が異なりました・・・
 
 
ワイドミュラー5兄弟
 
・Weidmüller PZ 6/5
0.25~6.0㎟ ダイスが5つ 台形断面

 

・Weidmüller PZ 6 Roto
0.14~6.0㎟ ダイスが90°回転 台形断面

 

・Weidmüller PZ 10 HEX
0.14~10.0㎟ 6枚ダイス 六角断面

 

・Weidmüller PZ 10 SQR
0.14~10.0㎟ 4枚ダイス 四角断面
 
・Weidmüller stripax
0.08~10m㎡(AWG 28-7)
ストリッピングツール

最強の布陣です。
 

▼Weidmüller PZ 10 SQR 0.14~10.0㎟ 4枚ダイス 四角断面

・Weidmüller PZ 10 SQR 0.14~10.0㎟ 4枚ダイス 四角断面
4枚ダイス構造でほぼ全てのサイズが四角断面になる。

 

●デメリット
特になし(小サイズの場合は平型圧着形状にはなるが、他2種に比べるとそれほどでもない)

 

●メリット
小サイズのフェルールを圧着する際、わずかに誤差があっても問題なく圧着出来る。
仕上がりが四角形になるので、ユーロブロックへの接続時に縦横の向きを気にする必要がない。
 
PHOENIX CONTACT CRIMPFOX 10Sと圧着形状が異なり、90°毎に互い違いに圧着ポイントがあります。まだ見知らぬ圧着形状があるとは・・・これは想定外でした。
 
 
 
各工具の圧着形状比較
 
Weidmuller PZ 10 HEXの紹介と各種フェルール圧着工具の比較で同様の内容を書きましたが、通常は4枚ダイスを使用し、 作業者が一人で適切な圧着を熟知している場合に限っては6枚ダイス構造に軍配が上がります。 この2種類の工具を使い分ける事がフェルール圧着の究極の到達点である事は間違いがなさそうです。
 
本記事がどなたかの参考になれば幸いです。 

多数のオープンコレクタ入力とリレーによるドライ接点出力、多数のシリアルポートとEthernetセッション数などを持ち、時間軸でのシーケンス制御が可能な製品と言うとAlcorn McBride V16が筆頭に上がる筆者です。同等とまでは行かなくても、Cycling '74 Max 8を心臓部とすればある程度はシーケンス制御が可能ではないか?デバッグやテスト環境を作ることが出来るのではないか?と考えていました。

 

ある程度Maxのプログラムが理解できるようになり、SMPTE時間軸の様なフレームカウンタが作成できることに気が付き、それを元に指定した時間でリレー動作が行えるパッチをまず作成しました。

 

 

リレー動作の入力画面

 

 

オープンコレクタ入力画面

 

 

実際の動作画面

 

 

ここまではソフトウェア処理ですので、これを実際の接点IOとして外に出さなければなりません。そこでHighly Liquid MIDIWidget & MIDI CPU & オムロンのターミナルリレー、YAMAHA USB MIDIでMIDIを使った物理動作を行えるシーケンサを作成しました。

 

 

Highly Liquid MIDIWidget & MIDI CPU & オムロンのターミナルリレー、YAMAHA USB MIDIで構成されたテスト用シーケンサ

 

 

とりあえずMIDI CPUで入力は5Vのオープンコレクタとしていますが、必要に応じてリレーへの変更も可能です。接点もMIDIWidgetは5Vアウトなのですが、そこはターミナルリレーでドライ接点としました。ここに別途DC24Vの電源を設ける事で24V制御が可能となります。

 

このCycling '74 Max 8 & MIDI IOを使い、センサのテストやスイッチ点灯インターバルのテスト等を行いました。表に出るのはIOですが、バックエンドはCycling '74 Max 8ですのでこれをそのまま業務に・・・・とは行きませんが、これをもっとコンパクトにし、5 in 5 outくらいにすれば仕事で役に立ちそうだな、と思いました。もちろん、接点IOだけは無く、Cycling '74 Max 8ですので、Ethernet制御やシリアル制御はそもそも可能です。あらゆる信号を相互に繋ぐことが可能なのです。MIDIコントローラからドライ接点、接点入力からUDPコマンド・・・・PJLink、DMX・・・なんでもありです。恐らくここまで入り乱れると、同様の事をソフトウェアで行うとするとCycling '74 Max 8でないと難しいと思います。(用途が迷走しているのは否めませんが・・・)

 

Cycling '74 Max 8が採用しているパッチ式のプログラミングが全ての状況において勝るとは思いませんが、簡単な反復動作を短時間で設定し、実際のプログラミング工程に入る前に事前にある程度の実機での動作確認が可能になった事は物凄い進展でした。

 

備忘録としてここに残します。

「蕨手(わらびて)花鋏」でケーブルストリップを行う人がかつていて、今も各地に残る。そんな話を趣味で調べていますが、なかなか書籍での情報がありません。(未だに現場で稀に見かけます)

とりあえず、実際に使ってみようと、池坊型花鋏を購入してみました。

注:当記事は花鋏によるケーブル端末処理を推奨するものではありません。

 

 

播州刃物 池坊型 150mm

 

 

これが蕨手!!何かを切ると、柄の後方がぶつかり、「カチン」と音を立てます

 

 

 

なんと手研ぎですね・・・

 

 

安価なものを買っても仕方がないだろうと、9000円の物を購入してみました。

 

なぜ蕨手と呼ばれるこの形なのでしょうか・・・・・?

歴史は大変古く、ざっと調べる限り、下記の書籍に「花鋏の工夫」として経緯が載っていました。こうして100年前の書籍が手軽に読めるのはこの国の良い所です。

 

投入盛花草木の出生 図書 小林鷺洲 著 (花同会, 1917)

国立国会図書館デジタルコレクションへのリンク

 

 

 

 

 

左から右へ形が変わっていったと推測される。申し訳なさそうにくるっとしている部分は「握りの蔓」だったのだ。この丸い部分だけは必要だったのでRだけが残った経緯

 

 

蔓手(つるて)の花鋏では使用に不便をきたし、大阪天満寺町橋の國重と言う刀剣師に改良型花鋏を作らせた、と書いてありました。ネットで検索すると、同名の地に同名の刃物屋が今もあり、この國重刃物店は240年の歴史があると紹介されています。

 

蕨手のアイデンティティである、この握り手のお尻が丸い形状以外の物がないか探した所、越後左藤蔵 池之坊レザーカスタムを見つけました。が、販売終了品・・・販売刃物店に問い合わせをしたところ、在庫があるとの事で一丁売っていただきました。こちらは5500円です。

 

 

越後左藤蔵 池之坊レザーカスタム(販売終了品)。かっこいい

 

 

 

刃物は美しい

 

 

 

播州刃物 池坊型 150mm、越後左藤蔵 池之坊レザーカスタム(販売終了品)、ARS(アルスコーポレーション) FP-17-BK 業務用花はさみフルール

 


花鋏を並べてみました。つるがある鋏は通常の鋏と使用方法は変わりませんが、つるのない蕨手(池坊)は開く方向に力を使えません。伝統的な使用方法は右手で片側の柄をしっかりと持ち、鋏の自重で刃を開くのが基本だそうです。参考に筆者が調べた書籍を下記に示します。

※ネット検索すると「開く方向に力を使わない」持ち方と、「中指で開く」持ち方の2種に分かれていますが、こうして書籍に残っているものがきっと「正しい」と考えています。理由は後述します。

 

 

「昔から馬鹿と鋏は使ひ方で役立つとか云ふが」の説明が面白い

 

 

池の坊流生花の手引 熊谷八俶 著( 前田文進堂, 1925)

 

国立国会図書館デジタルコレクションへのリンク

 

 

伝統だなんだというのは華道を経験していないので分かりませんが、鋏を開く方向に手の力を使ってはならないようです。考えれば分かる事ですが、開く方向への力が必要になるならば、最初から「蔓手(古流)花鋏」を使えば良いからです。

※但し、支点から力点への距離を稼ぎ、作用点への力を単純に増したかっただけであるならば、開く方向に力を使っても良いかとは思います。(蔓手の握りより外側を持ちたかったケース)

 

練習を重ね、様々なケーブルをストリップしてみましたが、花鋏では切れない物がありました。それは「ケブラー繊維」です。

 

 

カナレ電気 L-4E5AT。ケーブル敷設時の引張への補強の為にケブラー繊維が内部に使用されている

 

 

花鋏では切れない!!!

 

 

切れない!!!!!!!!!

 

 

ケーブルそのものを切断する時は複合状態になっているのでなんとか切断が可能ですが、勢いが足りないとケブラー繊維だけが残ります。さすがケブラー繊維です。

※ケブラーはデュポン社の登録商標で防刃ベストなどに使用される非常に屈強な繊維です。

 

 

 

さすがケブラー繊維!!!!ぐぬぬ・・・

 

 

と言う事で、ケブラー繊維やあまりに細い素線の切断は出来ない事が分かりましたが、おおむね、「蕨手花鋏」でケーブルストリップは行える、という結論が出ました。線種が決まっているなら、問題が無さそうですね。但し、筆者は多種多用のケーブルをストリップする為、常時使用には向かないとの結論です。ちなみに仕事で使っているアルスコーポレーションのケーブル用鋏ではケブラー繊維も余裕で切断できます。こちらの製品の利便性を再認識しました。

※この鋏はアルスコーポレーションの140DX-Dと言い、同社の園芸用鋏と同じ形状をしています。ここで分かるのは園芸用の花鋏が電工用にも使えると言う事実です。

 

 

鋏でのみ行えるケーブルストリップ

 

 

少し訓練すると誰でも可能です。(いずれ動画でまとめます)

 

 

こんな記事が誰かの参考になるとは到底思えませんが、ここに残します。

 

引き続き、「蕨手花鋏」でのケーブルストリップを調べます・・・・・