カナレ電気 L-2.5CHDとBCP-B25HDの紹介 | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

同軸で高ビットレートに対応していて細い固定配線用の物・・・と探していて見つけたのがカナレ電気 L-2.5CHD(高発泡絶縁体タイプ)です。普段、この細さは扱いませんので写真を撮ってみました。対応するBNCコネクタはBCP-B25HDで、一緒に取り上げます。

 

 

2022年5月現在、SDI規格は以下です。

 

12G-SDI:SMPTE ST 2082-1準拠
6G-SDI:SMPTE ST 2081-1準拠
3G-SDI:SMPTE 424M / ST 424 準拠
HD-SDI:SMPTE 292M / ST 292-1 準拠
SD-SDI:SMPTE 259M-C 準拠

 

Blogを書き始めて15年ほどですが、同軸一本で6Gbpsが達成できて凄い・・・と言っていたのもつかの間、12Gbpsが通常の機材で扱われるようになりましたね・・・凄い・・・。

 

 

L-5CFBとL-2.5CHDの比較

 

カナレ電気

L-5CFB 外径:7.7mm

L-2.5CHD 外径:4.2mm

 

比較してみるとかなり細いです。

 

 

 

カナレ電気 BCP-B25HDとCB02

 

 

Blog内参考リンク:

 

 

 

 

 

 

散々記事にしているのでもはや流れ作業になってきましたが・・・ブーツとスリーブを先に通します

 

 

 

上記リンクを参考に、規定寸法にストリップします

 

 

編組を開き、アルミラップシールドを露出させます

 

 

アルミラップシールドを限界まで剥ぎます。無理に剥ぐ必要はありませんが、2.5Cは細いため、極限まで取り除いた方が良い感じがします

 

 

芯線を規定寸法で露出させます

 

 

中心コンタクトを圧着します。圧着ペンチが3C・5C用のTCD-35CAダイスが使えるのが良いですね

 

 

編組は最初に切り出すより、織り込んではみ出る分を切る方が作業が確実です

 

 

編組切断後

 

 

スリーブを圧着します

 

 

確実に圧着されているか、触って確認します

 

 

ブーツをはめて完成です

 

 

屈曲に弱く、厚みも無いため固定配線用途ですがラック内で大量の同軸ケーブルを扱う場合には有用だと思いました。

仕事では同軸とBNCは減少傾向にあり、ほぼRJ45(8P8C)に置き換わっています。

 

この記事がどなたかの参考になれば幸いです。