葉巻用ケースに測定マイクが入る | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

測定マイクの入れ物、何か良い物がないかな・・・と探していると、 @ninjasound さんが、葉巻のサイズと測定マイクは似通っていて、世にある葉巻用ケースは転用が利くかもしれない、とのツイートを見て探してみる事にしました。

AliExpressやAmazonで1本収納ケースをいくつか買ってみました。その中の1本を取り上げます。

 

 

ステンレス葉巻ケース。実売で200~1500円ほどの幅で売られている

 

 

ステンレスの筒を旋盤で切削し、エンド部分を溶接し研磨仕上げしている。エッジが鋭利なのでバリ取りを行った(それでも、最安値で200円は驚き)。気密性が高く、蓋を開けると、ポンと音がする

 

 

iSEMcon EMX-7150がちょうど入るサイズ感

 

 

Blog内参考リンク:

 

 

 

単なるステンレスの筒とはいえ、最安値で200円程度(別途中国からの送料が掛かります)の仕上がりとは思えず、iSEMcon EMX-7150にマッチします。ただ、このままではマイクと接触する為、内装になんらかの保護材を取り付ける必要があります。

緩衝材には円中空スポンジとスエード調カッティングシートを組み合わせマイクへの傷防止としました。

 

 

円中空スポンジ。20mmと22mm

 

 

円中空スポンジと毛羽立っているカッティングシートを組み合わせ、金属面がマイクに接触しないように工夫した

 

 

なんとなくテプラでそれらしい帯を作って完成です。

 

 

iSEMconロゴをテプラで作成した

 

 

まるで純正品

 

 

いくつか買った残りも写真を撮りました。

 

 

木製のタイプ、ねじ込み式アルミタイプ

 

 

なかなかの精度で作られている

 

 

NTiのマイクがこれには入った。が、金色なので黒いモデルも発注した

 

 

いくつか購入してみて分かった事は、内寸が19mm~22mmの物があり、測定マイクの種類によっては入らない事、蓋の嵌合はねじ込み式タイプとただ被せるだけのタイプがある事です。また、湿度を保つように工夫された製品もあり、製品ラインナップを眺めていると飽きません。

 

今回取り上げた物は1本収納用ですが、中には複数収納が可能な革ケースや樹脂ケースなどがあり、同一機種の所有本数によってもかなりの選択肢があります。

 

これら以外でも発注している物もあり、今後もいくつか試してみようと思います。

 

葉巻用ケースに測定マイクは入る、との結論でした。本記事がどなたかの役に立てば幸いです。