WAVES Q10とLinear Phase EQの位相をSmaart V.7で計測してみる | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

もうプラグインはいらない、そう心に決めてもWavesは割引メールを送ってくるのです・・・その手には・・・その手には・・・あ、安い・・・乗ってみよう。

使うアテもないのに買ってしまったLinear Phase EQ。リニア・フェイズという事は位相が直線と言う事なのでせっかくなのでRational Acoustics Smaart V.7で位相を計測してみました。比べるのはWavesのQ10とLinear Phase EQです。VSTプラグインをリアルタイム入力でかけるので使用したアプリケーションはAbleton Live 9 Standardです。

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WAVES Q10と位相

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WAVES Linear Phase EQと位相


こちら動画です。※ミスしてf特性にマイクカーブ補正を解除するのを忘れました。まぁ、参考までに。
スタート時の位相が完全にリニアでないのは、Smaart I-OとRoland UA-25EXをアナログで相互に接続し、PC2台で実験を行っている為です。

結論としては、Linear Phase EQなんだからリニア・フェイズですよね、です。(それだけか)
面白いのはQ10もLinear Phase EQもLiveでVSTはさむ時点でレイテンシ(Live IRが672.88のまま)が変わっていない点です。
処理上の遅延はあらかじめ冗長性を取っているのでしょうね。※原理的にLinear Phase EQの方が処理に時間がかかる。