前回のその3（下記リンク参照）の次ならば地質標本館編が続くべきですが、どうせJAXAもすっ飛ばすため、あえて後ろから行きたいと思います。
茨城県つくば市は国土地理院から、テレビアニメ『恋する小惑星』に登場した地図と測量の科学館です。
▼施設入口
地図好きの、いの先輩が来たがったため、一行がジオパーク行きを変更して訪れました。
▼正面玄関
わくわく顔のいの先輩。
地図と測量の科学館は「地図づくりの拠点」の施設内にあります。
▼国土地理院
左が本庁舎、右が科学館。
国土地理院は明治時代から続く歴史ある行政機関で、現在は国土交通省の管轄下に置かれています。
▼1Fロビー的なところ
走り出すいの先輩と、それを見守る地学部一行。
肝心な写真は撮り忘れました（1月30日）
※2月4日に再訪して撮ってきました。
この場所の床には赤青メガネを掛けると日本列島と周辺海域の地形が立体的に見える、巨大日本地図があります。
▼2F展望室
つくばVLBIアンテナの解体を知り、しんみりする遠藤先生。
しかし、現実世界には電子基準点の模型があるのみ……。
VLBIアンテナの展示物は移動された模様。模型とパネルは1Fにありました。
▼在りし日のパラボラアンテナが見えた場所
遠藤先生の邂逅シーン。
やぐら（？）は健在で、下に見える小型機は測量用航空機の初代くにかぜ（1960～1983年）です。
▼建物外観
地球ひろばに出てきた遠藤先生。その視線の先には……。
▼解体展示されたつくばVLBIアンテナ
副反射鏡、主反射鏡パネル、諸元板、レールが並びます。
BGMのみセリフなしのシーンがしみじみさせましたね。
▼駐車場付近の通路
その直後、「先生～、アンテナありましたよ～」の声に振り向けば、シュールな光景が（笑）
実際には顔出しパネルはありません。
▼建物外観
「しみじみを通り越して、なんか元気出たわ」と遠藤先生。
▼通路にて
最後は記念写真で第4話終了。
▼標石展示
と思ったら特殊エンディングに入り、原作で描かれたコマが回収されました。
こちらは三角点や標準点の展示＆解説コーナーです。
▼図化機
2階の常設展示室に置いてある立体図化機
▼図化機
古地球儀もそうですが、原作とアニメではちょこっと向きが異なります。
▼航空カメラ
モンロー先輩が腰掛けていた航空カメラの展示物。2代目くにかぜで使われたものですね。
▼古地球儀
左がカッシニの地球儀、右は同氏の天球儀（いずれも複製品）。
▼古地図
皆さまご存知の伊能忠敬先生がお作りになられた地図や、勝海舟が作らせた海図などが展示されています。
画面外には世界で初めて“日本海”と表記した世界地図も展示中です。
▼地球ひろば
ふたたび外に出て、最後は日本列島球体模型でフィニッシュです。
おまけ
国土地理院は、ほかの2つの施設と比べて作品とのコラボに積極的なご様子。
バナー入り顔出しパネルを作ってしまったり、
アニメの公式絵やキャストのサインまで展示していました。
受付時にはスタッフから「先日放送されたアニメ作品とのコラボレーション展示が〜」との案内までされる始末でした。
でも、私の次に来た人には言っていなかったので、もしかしたら人を選んでいるのかもしれませんね。全然構いませんけど
※撮影日：2020年1月30日（木）
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