★たくさん食べさせなくて大丈夫。
お子さんの食べる量は、多い?少ない?そして、何を基準にして、多い/少ないを判断していますか?今日は、食べる量を考えましょう!
こんにちは。食育コーチの井上ききです。
さっき、おもちゃ屋さんへ行ってきました。子どもたちへのクリスマスプレゼントを買いに。
次男が欲しいと言っていた、LEGOの乗り物のセットは、残念ながら見当たらなかったです。仕方ないので、青いバケツを購入。
うちには、赤いバケツがあります。でも、LEGOはいっぱいあれば、兄弟喧嘩も減るでしょうね。
今でもサンタが、本当におもちゃを届けてくれるような気がしてならない私です。なので、こうして子どもたちのおもちゃを選んでいる事に、ふと違和感を感じたりしてしまいます。笑
わたしもそうですが、おもちゃ屋さんでおもちゃを探す、おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんやお母さんを見ていると、サンタのお遣いに来ているみたい・・・。
中には、「サンタさんへ・・・」と書かれた手紙を片手に、ゲームを探す、お母さんの姿も。
本当にサンタがいてくれたらいいな~・・・と願うのは、子どもたち以上に、大人たちだ。と想いました。
さて、お子さんの食べる量、少なくて悩んでいるお母さまも多いでしょうね。
ところで、「適量」とは、どのくらいなのでしょう?たとえば、3才の子どもの、適量はどのくらいか?
答えは、ありません。そんなものは、決まってないのです。つまり、どのくらいの量でも大丈夫。今、食べる事ができる量が、そのお子さんの食事量です。
これは、左側が次男が2才半のころのごはんの量です。右は長男5才のごはん。
井上家では、絶対に食べられる量を盛り付けます。なので、こんな風になっちゃいます。
このころの次男の食事量は、確かにこんなもんでした。少ないと思いますか?
私にも、長男の量と比べると少ないことはわかります。
ただ、私たち大人だって、たくさん食べる人と、少食の人がいる。それと同じ事と考えていました。
さらに言うと、たくさん食べる必要を、それほど感じていなかったです。
なぜなら、昨日より、ひとくち多く食べられても、そのひと口のごはんで、身長が伸びるわけでも、免疫力がUPするわけでも、跳び箱が飛べるようになるわけでもない気がしていたのです。
つまり、食べる量は、次男の人生に、それほど影響のあることに思えない。食べられる量を、食べてくれればいい。こう考えていたんですね。
食べる量は、子ども自身が決めればいいと思います。時々、お母さんは「食べられる量」ではなく、「食べて欲しい量」を盛り付けているのです。
食べる量は、子どもが決める。
そして、ピカピカに食べられるように盛り付けて、「ピカピカに食べられたね!」と承認してあげたいですね。
ピカピカに食べて、お母さんから認められたこと。これによって、自信をつけた経験は、その子にとっての心の大いなる栄養になりますよ。
我が家の次男、2才半の頃のご飯の量はこんなもんでしたが、実は今では、お茶碗に半分の量のごはんを2回お代わりするほどになりました。
信じて見守ってきて、よかったな。と思いました。
★食事中のマナーやしつけの事
今日は、食事中のマナーやしつけ、どうしてる?っていう、話題です。
こんばんは。食育コーチの井上ききです。
今日は、土曜日ですが仕事でした。以前は、土日は子どもたちと過ごす日、って決めていました。
子どもたちもまだ小さく、と~るさん(夫)に任せて出掛ける事に遠慮していました。でも、だいぶ大きくなってきたし、もう大丈夫。って半年くらい前から、土曜日の仕事を積極的に入れています。
仕事って言っても、私の場合は、ほんの1時間のセッション、または、2時間の講座です。
半日 家を空けるだけ。
子どもたちが、「いってらっしゃ~い!」と送り出してくれて、「おかえりー!」と迎えてくれます。
そして、お父さんと出掛けた公園での出来事を、話してくれます。男同士の特別な時間を過ごしているようです。
子どもたちだけでなく、と~るさんにとっても、特別な時間であってほしい。だって、子どもたちの事を、まるごと任せて、私は出掛けるのです。
信じている人だから、任せられる。人は信じられた分、任せられた分、大きくなりますね。わたしは、信じて見守るお母さん、妻でありたいです。
で、本題はなんだっけ?
そうです、マナーやしつけ、どうしていますか?ごはんは楽しく食べたいけど、
「足を椅子にあげないの!」
「ひじを突かないで!」
「お口に入れたまま、お話しないの!」
「お箸の持ち方、おかしいわよ!」
こんなことばかり言っていたたら、子どもだってお母さんだって楽しくないのです。とは言っても、食事中のマナーは、最低限伝えたいものですね。
井上家では、言葉がけに注意しています。具体的には、否定語ではなく、肯定語でしつけをする、という事なんですが…。
こんな感じ。
「足を椅子にあげないの!」→「足は下に下ろしといてね。」
「ひじを突かないで!」→「テーブルさん、痛い痛いって言ってるよ。」
「お口に入れたまま、お話しないの!」→「ごっくんしてから、お話してね。」
「お箸の持ち方、おかしいわよ!」→「お箸の正しい持ち方、教えてあげよっか?」
相手の行動を否定する言葉が重なると、食卓の雰囲気が悪くなりますが、肯定語を意識して言葉をかければ、大丈夫。
7才くらいまでのお子さんなら、「テーブルさん、痛い、痛いって言ってるよ。」なんていう、おとぎ話を作って伝えてあげるのも効果的ですよ。
★野菜を食べさせるための、井上家の必殺技公開!
今日は、子どもたちに野菜を食べさせたいときの、我が家の必殺技をお伝えしますよ。
こんにちは。食育コーチの井上ききです。
いよいよ年の瀬ですが、みなさんは来年の目標を立てました?
井上は、まだです。でも、「来年の目標を考える日」をスケジュールに加えてあります。笑
まだ、目標たててな~い。と言う方は、まず「目標を立てる日」を決めましょう。
では、今日の本題です~。
嫌いな野菜を無理に食べさせなくても大丈夫ですよ。といつも言っている井上です。
嫌いな食べ物は、ほんの一粒からチャレンジする。これが大事でした。
詳しくは過去に記事にしました。→こちら
こうして、野菜の形がわかるようにお料理されているものを食べて、自分の自信にしてゆくのも大事です。
そしてさらに、野菜の存在を、わからないようにお料理してやって、美味しく、楽しく野菜を食べさせちゃうっていうのも、また大事だと思います。
わかって食べるのと、わからないで食べちゃうのと、両方をサポートしてあげたいですね。
井上家では、いつも揚げ餃子にして嫌いな野菜もたべさせちゃっています。
ジャガイモをマッシュして、それに、食べてほしい野菜を混ぜ込んでタネにします。
今回は、小松菜のごはんの友を混ぜました。
こんな常備菜で、子どもが手をつけなかった物や、煮物の残りを刻んだものなど入れると、味がついているので、さらに食べやすいですよ。
我が家では、餃子の皮を冷凍庫に常備してあります。自然解凍すれば、そのまま使えます。
子どもたち、競い合うように揚げ餃子を食べてくれます。実は、野菜がたっぷり入っていることを、わかっているんですけどね。
パパのおつまみにも、最高!でしょ?
★ごはんの時間にイライラしない方法
ごはんの時間、「早くしなさいっ!!」とか、「もー!こぼさないでー!!」ってイライラしちゃう方、イライラしない方法をお伝えします。
こんにちは。食育コーチの井上ききです。
きょう、笑顔が素敵な方に会いました。その笑顔は、ドキドキっとさせられるわけでも、エネルギーに満ちているわけでもありません。
とっても、癒されるのです。
わたしも、つい時間を忘れて、話に聞き入ってしまいました。気がついたら、とても長い時間が過ぎていました。
こんな笑顔のお母さんに育てられるお子さんは、幸せだな~と思いました。
さて、ごはんの時間にイライラしない方法をお伝えします。イライラしないとは、つまり、子どもたちと過ごす、ごはんの時間を楽しむことが出来る、ということ。
その方法は、たったひとつだけ・・・。それは、
次の予定を決めないこと。
簡単です。
「7時にはお風呂に入らなければ・・・。」
「7時半までに、食事を終えて、ハミガキさせて、8時には布団に入れなくちゃ・・・。」
こんな風に、食事の終了時間を決めていると、ごはんの時間を楽しく過ごせないのです。なぜなら、食事をしていながらも、お母さんの頭の中には、お風呂のことや、寝る時間のことでいっぱいなのです。
ところが、「ま、いっか~。寝るのがちょっと遅くなっても、死にはしないもーん。この時間を楽しもう!」
と考えること、それによって、お母さんの意識が、「現在」つまり食事へ集中することができます。
「現在」に意識を向けること。「今」を生きること。これこそが、「楽しむ」ということなのです。
「過去」や「未来」に意識を向けながら、今を楽しむことはできませんよ。
★前日の肉じゃがも、アレンジしだいで子どもたちパクパク
今日は、煮物の定番、「肉じゃが」のアレンジについて。
こんにちは、食育コーチの井上ききです。
今日はオフでした~。次男の保育参観へ。今日の保育園は、お餅つき。
次男の食べっぷりに、今度のお正月は、どれだけお餅を用意すればいいの~??と不安にかられました・・・
さて、あまり定番の肉じゃがも作りませんが、今回は、冷蔵庫の材料的に、「鶏もも肉の肉じゃが」です。
煮物なんて言う物は、毎日煮てはいけませんよ。
3日分ほど一気に煮る。時間もエネルギーも節約しましょう。
たっぷり作って、翌日は、子ども好みの味にアレンジしてみましたよ。
トマトと、チーズを入れました。
でも、子どもたちよりも、大人が喜ぶ味になりました。
子どもは、前日と同じものだと、なかなか箸がすすまないもの。少し様子を変えると、いいですね。
煮なおすことで、味もしっかりしてくる上に、日持ちも良くなります。
今回、新じゃがをいただいたので、新じゃがでお料理しました。
でも、新じゃがをあまり好まない子どもは多いもの。水分が多く、歯ごたえが少し残る新じゃがよりも、
ほっくり煮える、古じゃが(←こんな言葉ある?)の方が、子どもたちには人気があるのです。
あえて、古じゃが。子どもにいっぱい食べてもらいたいときは、忘れずに・・・




