ゴッドファーザーは、1970年代の映画であると思います。
シリーズとしては、アンディー ガルシア主演のゴッドファーザーIIIまで、続くのですが、
なんといっても、マーロン ブランド主演の1作目は、特筆すべきものがあると思います。

 やはり、それは、彼の演技と表情でしょうか。マフィアの頂点に君臨する表情を表現するために、彼は、頬の内側に綿をふくみ、顔の形を作った話は、有名です。そして、少し、しゃがれた独特の声で、もの静かに話す。そんな姿を初老の男の理想を感じる方もいらっしゃるのでは。
  
 多くの人が、この映画に魅了されるのは、ストーリーもさることながら、彼の迫真の演技によるものかと思います。
 もちろん、映画のなかでは、他のマフィアのように駆け引きや、裏切りなども描かれています。
 しかし、個人的な視点から、言わせて頂きますとゴッドファーザーが、複雑な感情や愛情を抱きながらも、頼ってくる人々に的確なアドバイスを与え、難題を処理しくところが見どころではないかと思います。
 
そのような、彼の行動と決断、そして、アドバイスは、彼の深い人生経験に裏打ちされたものであることが、映像から伝わってきます。
 年齢を重ねた分、より奥深い決断をし、頼ってくる人々にアドバイスをする。言葉にすれば、簡単なことですが、周囲に左右されない確固たる自我がないとできないことではないでしょうか。

 家族を大切にしない者は、男ではない。ゴッドファーザーの映画の中のセリフですが、この家族の中には、周囲の人、すべてが、含まれているように私には感じられました。ただのマフィア映画には無い、人の温かさと心深さを感じる映画だと思います。


 宇宙空間での突発的な事故を通して、生きることの意味を描いた物語です。ある評論家が大絶賛していたので、1度、観たいと思っていました。
 ゼロ グラビティーとは、無重力空間のことをさします。登場人物は、2人だけで、サンドラ ブロックとジョージ クルーニーだけです。
宇宙空間の静けさと孤独感は、伝わってきますね。恐怖感もですかね。あとは、ストーリー展開には、ハラハラさせられるものが。大絶賛かというと???ですかね。しかしながら、、よくできた映画だと思います。生命の尊さや宇宙空間の神秘さなどに触れることができる映画ですね。途中、心温まるシーンもあります。
 宇宙に関して、最近、面白い発見がありました。確か、米国の科学者たちの報告なのですが、これまで、宇宙は、ビックバンという爆発により、生じたとされていたのですが、これ以前に宇宙は、どのような形であったかは、謎といわれてました。これが、最初は、米粒ほどの小さな物質が、ある時に爆発をして、宇宙空間が形成されたことが、証明され、いまでも宇宙は膨張しているとのことでした。つまり、宇宙のはての境界というものが、存在しているということになりますね。
それでは、その外側には何が存在するのでしょうか?まさに神の領域なのでしょうか?
 宇宙ネタで、もうひとつ。月の話題です。月は冷えきったものと考えられていたのですが、月の内部は、約1300℃程度のマグマ状になっていて、地球の引力で、変形することから、わかったそうです。なんでも、大昔には、火山活動もあったらしいとか。そんな宇宙の神秘に思いをはせながら、観てみると面白い映画になりそうだと個人的には思いました。


大停電の夜に という映画にみる男性、Jazz Barのマスターのことを以前に書いたことがありました。コメント欄には、載せてはおりませんが、自分に会いにBarを訪れた女性に言葉も交わさず、微笑むだけで、もとの生活に戻るように促すというものです。
このことが、愛情表現のひとつなのではと書いて、多くの批判を頂きました。どうしても、その心理がわからない とか、本当の愛情とは、そういうものではないとか、たくさんのご意見を頂きました。
なので、私もよくよく、考えて、もう1度、この映画を観てみました。
この映画には、女性が何人か、登場しますが、Barのマスターに関わる女性2人に注目すると面白いことに気がつきました。1人目は、
Barの前で、キャンドルを売る店を営業している女性です。Barのマスターに大停電の起こったことをきっかけにBarにキャンドルを持って現れます。素直に自分の意見をマスターにぶつける女性です。Barのマスターに好意を持っていることも素直に伝えているように私には、思えます。2人目は、Barのマスターが、待ち続けた女性です。彼女は、雪の降る大停電の夜にBarには現れます。店には入らず、たたずみます。Jazz Barのマスターは、彼女の為にベースで、思い出の曲を演奏しようとするのですが、それをやめて、にっこりと微笑むのです。それは、彼女が店の扉を開けて、入らずにたたずむ姿に迷いを見たからではないでしょうか。彼女がBarの扉を開けて、店に入ってきていたら、物語の展開は、変わっていたのではと思ってしまいます。
ここからは、想像ですが、彼女への

愛情は、恋よりも大きな人としての愛情に変化したのではないかと思えます。その為に彼女が自分のもとに訪れるように願をかけて、その日で、Barの閉店することにしていましたが、翌朝には、閉店するのはやめたと決めています。その彼女も朝には、家に戻るのですが、
Barに訪れた時には、持っていた赤い傘を何処かに置いてきたようで、もう、手にはしていません。また、お叱りを受けそうですが、
覚悟を決めて、その恋に飛び込んでいけたか?ということが、運命を変えていったような気がします。テーマとなるJazzの曲が、ビル エバンスの My Foolish Heart ですが、
Foolish とは、どんな辞書を見ても、愚かな とか、馬鹿馬鹿しいなどという日本語訳しか
出てきません。こんな文章を書いているひねくれた見方しかできないFoolishな者なのでしょうか。

 ブラック レインという映画があります。ずいぶんと昔の映画ですが、たしか、日米合作の映画であったと思います。アンディー ガルシア、高倉 健などと、そうそうたる俳優が出演していますが、そのひとりに松田優作がいます。主役ではないのですが、日本のマフィアのひとりとして登場します。修羅のような形相で、迫力があり、狂気漂う雰囲気が、印象に残ります。
 実は、この映画の出演の依頼があったとき、松田優作は、癌を患っていたそうです。それも末期がんの状態で、周囲の人々は、出演を断るつもりでいたそうですが、彼は聞く耳を持たなかったそうです。
 自分の遺作となることを知りながら、病室から、撮影現場に通い、演技を続けたそうです。この映画に出てくる松田優作は、癌のためか、他の映画とは違い、たいへん、痩せています。しかしながら、目の気力、迫力は、大変な凄まじさが宿っていると感じる方は多いと思います。
 松田優作といえば、蘇る金狼、野獣死すべしなどの映画でも秀逸な演技を見せていますが、特に蘇る金狼のラストシーンは、記憶に残るものだと思います。
 癌のために残りの時間が少ないことを知りながらも、自分の演技を貫きとおす。言うのは簡単ですが、難しいことだと思います。普通の人であれば、悲しみ、うろたえ、嘆き悲しむとこだと思います。そんな彼の姿は、のちにゴッドファーザーIIIだったと思いますが、アンディー ガルシアなどの演技に影響を与えたとも言われています。
 

1987年のパーシー アドロンという監督の映画です。ラスベガス近郊のバグダッド カフェというホテルが舞台ですが、このホテルの女主人のブレンダは、いつもイライラして、周囲にあたってばかりです。ここに旅行中のジャスミンという女性が現れます。ジャスミンは、周囲の人々にマジックなどを通して、人々に幸福とは、どのようなものであるかを教えていきます。それにより、ジャスミン自身を幸せになっていく自分に気がつき、このお店が、皆の心のオアシスになっていきます。
平凡といえば、平凡ですが、同じ日常でも、心の持ち方や自分の振る舞い方、1つで、周囲を幸せにして、自分自身も幸せを感じることができることを教えてくれる映画です。
風景の描写も綺麗ですし、コーリング ユーという曲は、とても良い曲で、カヴァーされた曲だそうです。ラストシーンは、愛する人と一緒に観たい場面ですね。