こんにちは、内科医ひとちゃんですウインク

 

曇りのお天気の寒空を見上げ、本格的な春の季節は遠いと思っていたのですが、天気予報では、明日20日からは東京でもスギ花粉が飛ぶのだとか。

 

しかも。今年のスギ花粉の飛散量は、例年の2倍以上が予想されるのだとか。

 

早めの準備が必要かもしれませんね。

皆さまの体調は、いかがでしょうか?      

 

      

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          (AIを用いて画像を作成)

 

今回は、皮膚の「コラーゲン」のお話をさせていただきたいと思います。

皮膚の真皮層(しんぴそう)にある「コラーゲン」ですが、「エラスチン」や「ヒアルロン酸」とともに

同じ真皮層にある「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」で産生されるのでしたよね。

 

もっと詳しく説明しますと。次のようになるでしょうか。

 

「線維芽細胞」は真皮層の健康を維持する中心的な役割を果たし、「コラーゲン」を合成して肌の土台を形成し、「エラスチン」を通じて弾力性を維持します。

 

また、「ヒアルロン酸」の産生により、真皮内の水分を保ち、しっとりとした肌をサポートしているとされています。

 

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         (図はお借りしました)

 
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           (AIを用いて画像を作成)

 

この「線維芽細胞」も一定の時間が経ちます(たちます)と「老化細胞化」していきます。「線維芽細胞」が少なくなれば、そこから産生される「コラーゲン」や「エラスチン」も減少していくことが知られています。

 

では、「線維芽細胞」を活性化する可能性のある治療法は、どのようなものが報告されているのでしょうか?

 

 

近年、以下のような治療法が線維芽細胞の活性化をサポートする可能性があるとされています。

 

1)高濃度ビタミンC点滴

 

ビタミンCは強力な「抗酸化作用」を持ち、「線維芽細胞」を活性化させる可能性があると考えられています。

 

ビタミンCはコラーゲンの生成を促進する重要な栄養素であり、真皮層の健康を直接的にサポートします。高濃度ビタミンC点滴は、経口摂取よりも高い血中濃度を実現できるため、効果が期待される治療法です。

 

2)NAD+点滴

 

NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)は、細胞内エネルギー代謝や老化プロセスに関与する補酵素です。これが補充されることで細胞の若返りが期待され、「線維芽細胞」の働きを支える可能性があります。NAD+点滴は、エネルギー代謝を最適化し、細胞の再生能力を高めるアプローチとして注目されています。

 

3)幹細胞エクソソーム点滴

 

エクソソームは、幹細胞から分泌されるナノ粒子で、細胞間のシグナル伝達を担います。これには成長因子やタンパク質が豊富に含まれており、「線維芽細胞」の活性を直接刺激することで、コラーゲンやエラスチンの産生を促進する可能性があります。幹細胞エクソソーム点滴は、再生医療の一環として、肌の若返りを目指す最先端治療の一つとされています。

 

4)ビタミンサプリメントの活用

 

日々の生活の中で、「線維芽細胞」の機能をサポートするビタミンの摂取も有効です。特に、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンAなどは抗酸化作用や細胞再生を助ける効果があるため、食事やサプリメントを通じてこれらの栄養素を取り入れることは、肌の健康維持に寄与します。

また、「亜鉛」や「コエンザイムQ10」などの補助成分も、「線維芽細胞」の働きを間接的に支えるとされています。

 

「亜鉛」は、ちょっと意外に思うかもしれませんね。

この報告の詳細は、後日の話題にしたいと思います。

 

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

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<ブログ後記>1月21日

 

今回は、皮膚のハリや柔軟性を保つことに重要な働きをしている「線維芽細胞」について、お話をさせていただきました。

 

「線維維芽細胞」の存在する「真皮層」の特徴は、血流が豊富であることです。

これに対して、「表皮層」には、あまり血管が存在しないため、直接的な血流は極めて少ないとされています。

 

「表皮層」に到達した薬剤が、そこで代謝されることなく目的の場所へ届く必要がありますが、薬剤が「表皮層」内で分解されたり、変化したりすることがあり、効果が減少することがあると考えられています。

 

このため、栄養素や酸素は、「真皮層」から拡散によって「表皮層」に供給(きょうきゅう)されます。血管網があり、「真皮層」に薬剤などを投与したほうが、皮膚全体の状態を良好にたもつことができると考えられているのですね。

 

ところで、本文の中に「亜鉛(あえん)」があげられていることに違和感を感じた方もいらっしゃるかもしれません。

 

「亜鉛」というと「滋養強壮」などという言葉が浮かんでくるわけですが、「亜鉛」は、皮膚の健康や免疫システムの機能にとって非常に重要な微量元素と考えられています。

 

その「亜鉛」の効果や影響を見てみますと、皮膚の「修復」と「維持」ということになります。

 

 「亜鉛」は、細胞の「成長」と「分裂」に関わっているため、傷の治癒プロセスに重要な役割を果たしてもいるのだそうです。

 

徳島大学が以前に発表した論文(Jounal of Investigative Dermatology 2017)では、皮膚の「コラーゲン」を維持するためには、

細胞内の亜鉛の量を制御する「亜鉛トランスポーター(ZIP7など)」という構造が重要であると報告しています。

 

「亜鉛トラスポーター」という構造が、細胞の生体膜上にありまして、細胞内の亜鉛濃度を高めるために機能するのですが・・・

 

この「亜鉛トラスポーター」が減少してしまうと、真皮層の「コラーゲン」の量が減少してしまうわけです。

 

真皮層の構造を支えているのが、「コラーゲン」や「エラスチン」であるわけですが、このうち、「コラーゲン」が減少してしまうと・・・

皮膚全体が薄くなり、また、弾力(だんりょく)がなくなってしまうのだそうです。

 

また、「炎 症VOL.4 NO.4 AUTUMN 1984 」の科学雑誌の中では、

「亜鉛」が「線維芽細胞」の増殖や「コラーゲン」の合成に必要であるとの報告もありますし、

 

また、ポーラ化成工業の研究では、「コウキエキス」と「シナノキエキス」の混合物が、「線維芽細胞」における「亜鉛トランスポーター」の遺伝子発現を増加させ、「コラーゲン」の産生を助ける可能性が示されています。

 

もちろん、いくつかの報告もありますが、細胞内の亜鉛濃度を高めるためには、血液中の「亜鉛」濃度を適正に保っておくことも重要であることは、当然のことですよね。

 

どうでしょうか?・・・「亜鉛」はサプリなどでも摂取できますので、「肌」のよい状態を保つために有用(ゆうよう)かもしれませんね。

 

今回も最後までお付き合いいただきまして

誠にありがとうございましたお願い

 

参考)

1.Journal of Trace Elements in Medicine and Biology. Vol 68.2021

   Intracellular zinc during cell activation and zinc deficiency.

   Benjamin Rollesら

 

2.Journal of Investigative Dermatology 2017.

Requirement of zinc transporter SLC39A7/Zip7 for dermal development to fine-tune endoplasmic reticulum function by regulating protein disulfide isomerase.

Bum-Ho Bin, Toshiyuki Fukadaら

 

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(筆者撮影)

 

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 理事長、院長  

小笠原  均  (Hitoshi Ogasawara)   

医学博士, 内科医

(総合内科、リウマチ専門医)

(新潟大医学部卒)

 

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<今週、なんとなく聞いてみたい曲>

 

 

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こんにちは、内科医ひとちゃんですウインク

 

低気圧が日本海と本州の南を進んでいるそうで、日中でも曇りがちで肌寒くなっていますね。

 

暦に目をやりますとその七十二候は、「水泉動(しみずあたたかをふくむ)となっていることに気がつきました。

 

地上の厳しい寒さで、地中深くでは静かに水が動き出している様子「水泉動」(しみずあたたかをふくむ)と表現しているのだとか。


はっきりと目には見えないけれど、春に向かうかすかな変化を繊細な目で見つめていた、先人達の眼差しを感じますね。

 

いよいよ、

2025年も本格的に始動していかなければいけませんね。

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

                    image

         (AIを用いて画像を作成)

 

今回は「慢性疲労症候群(まんせいひろうしょうこうぐん)」を話題にしてみたいと思います。

 

最近、興味深い記事が「長崎新聞」に掲載されました。

 

その内容は、長崎大学のリウマチ・膠原病内科学の講師である

「古賀 智祐(こが ともひろ)先生の研究チームが、慢性疲労症候群

’CFS)の原因となる遺伝子を発見したというものでした。

 

その遺伝子は、ミトコンドリアの働きを調整するとされる遺伝子「ADCK1」の一部が欠け、変化していることが確認できたというものでした。

 

「ADCK1」遺伝子とは、どのようなものかを調べてみますと・・・

 

「ADCK1遺伝子」は、染色体14q24.3に位置する • 全長134,905塩基対、17のエクソンで構成され、タンパク質をコードする遺伝子であるのですね。

 

         「ADCK1遺伝子」

 

 

主にミトコンドリア内膜に局在する • ミトコンドリアのクリステ形成に必須であり、このADCK1遺伝子変異の主な影響としては、以下のようなことが生じるとされています。

 

1)ミトコンドリア機能への影響 機能異常 

2) ミトコンドリア膜電位の低下 • ATP産生の減少 •

3)活性酸素種(ROS)の増加 

4)ミトコンドリアの融合異常

 

などが生じるとされているのですね。

 

           (AIを用いて画像を作成)

 

治療では、身体のエネルギー産生を助ける医薬品などと機能性食品の天然アミノ酸 5-アミノレブリン酸(5ーALA)を併用し、症状の改善があったそうです。

ほぼ、寝たきりであった女性が、最終的には買い物に出られるまでに

症状が改善しているそうです。

 

5-アミノレブリン酸(5ーALA)は、ミトコンドリアでのATP産生を増加させる作用が報告されています。

 

「NMN」と似ているのですが・・・ミトコンドリアのATP産生の増加に特化しているという印象がありますね。

 

遺伝子の異常を見つけ、それを補足するような医薬品を見つけて、

症状を改善させることを確かめた。

 

まさに医学の臨床研究の王道を示したような「古賀 智祐(こが ともひろ)先生の研究チームの成果となりますね。

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

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<ブログ後記>1月14日

 

今宵は2025年になって初めての「満月」が夜空に輝いていますね。

「ウルフムーン」と呼ぶそうです。

狼(オオカミ)が空腹で遠吠えをする頃なので「ウルフムーン」と呼ばれるのだとか。

 

今回は「慢性疲労症候群」の話題にさせていただきました。

そんなことを言ったら、「自分だって慢性的に疲れている(つかれている)」と思われる方も多いかもしれませんね。

 

米国では25%もの人々が慢性的な疲労を訴えるそうですので、もし、慢性的に疲れている方がいても、4人にひとりですから不思議ではありません。

しかしながら、その中で「慢性疲労症候群

(Chronic Fatigue Syndrome;CFS)」の基準を満たすのは約0.5%に過ぎないと報告されていますが、新型コロナ感染後の後遺症の中にも、

「慢性疲労症候群(CFS)」に似た症状を示す場合もあるとされるので、基準ということで考えますと・・・もう少し高い割合を示すのかもしれませんね。

 

「慢性疲労症候群(CFS)」という用語は1988年に初めて使用されたが,この病態は遅くとも1700年代中ごろから別の名称(例えば、神経衰弱症,慢性ブルセラ症)でよく記載されていたそうです。

 

さらに「慢性疲労症候群(CFS)」は,睡眠障害,意識障害,疲労,疼痛,活動による症状増悪など,「線維筋痛症」と共通する特徴が数多くみられるので、20〜25年前ぐらいには「線維筋痛症」の原因を解明するには「慢性疲労症候群(CFS)」も研究を並行していかないといけない・・・と主張する研究者もいたような気がします。

 

もちろん、教科書的には「線維筋痛症」と同様に「慢性疲労症候群(CFS)」も原因は不明とされています。

 

分かってたことは・・・

 

感染,内分泌,免疫,精神のいずれの側面でも確立された原因はない。

原因として提唱されてきた数多くの感染性因子のうち,エプスタイン-バーウイルス,ライム病,カンジダ症,およびサイトメガロウイルスは,CFSの原因にならないことが証明されている。

 

同様に,アレルギーのマーカーはないし,免疫抑制もない。「慢性疲労症候群(CFS)」の患者さんに日和見(ひよりみ)感染症のリスク上昇はみられない・・・

 

などということのみでしょうか。

 

なので・・・長崎大学のリウマチ・膠原病内科学の講師である

「古賀 智祐(こが ともひろ)先生の研究チームが

その遺伝子は、ミトコンドリアの働きを調整するとされる遺伝子「ADCK1」の一部が欠け、変化していることを確認したという報告は、インパクトのあるものなのですね。

 

これらのことを報告した研究論文は昨年12月、インターネットの国際学術誌「Imunological Medicine (イムノロジカル・メディシン(免疫医学)」に掲載されています。

 

この研究が「慢性疲労症候群(CFS)」の根本的な新しい治療の確立や「線維筋痛症」の原因の解明などのブレークスルーになればよいなあ〜と期待する次第(しだい)です。

 

今回も最後までお付き合いいただきまして

誠にありがとうございましたお願い

 

 

(筆者撮影)

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新年おめでとうございます。内科医ひとちゃんですウインク

 

皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。

 

昨年中は、JTKクリニックを応援していただき、誠にありがとうございました。
本年も、更なる医療サービスのレベルの向上に努めて参りますので、より一層の応援を賜りますようお願い申し上げます。

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

                       (筆者撮影)


2025年の新しい年がスタートしましたね。

今年は「巳(へび)年」なります。

「ヘビ」といいますと・・・ちょっとコワイなあ〜と思う方もいらっしゃるかもしれませんが・・・

 

「巳(へび)」には、「新しく産まれてくる」、「将来・未来がある」といった意味もあるそうです。

 

これは、「へび」が定期的に脱皮(だっぴ)を繰り返すことに由来し、生命力や再生、変化と進化の象徴とされているからだそうです。

 

前回は「iPS(アイ ピー エス)細胞を話題にさせていただきましたね。

 

「山中伸弥(やまなか しんや)」博士の名前を知らない医学研究者は、世界のどこを探しても(さがしても)いないのではないでしょうか?

人工的に作られる「多能性幹細胞」である「iPS細胞」の作成を成功させたことで、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞されたことは

もちろん素晴らしいことであるわけですが・・・

 

「iPS細胞」を用いて基礎研究をしようとする研究者には、世界各国の国籍等を問わず、無償提供をしているところです。

 

昨年でしたか・・・韓国国内にある「GCリンフォテック」社の研究開発部門のトップの方に「JTKクリニック」をご訪問いただきました時に「山中伸弥(やまなか しんや)」博士が、もし、「iPS細胞」を有償で提供する方針にしていたら・・・現在のような「再生医療」の

研究は進まなかったのではないか・・・とおっしゃっていたのが、とても印象に残っています。

 

 

話を戻しますと・・・「iPS細胞」を作成するのに導入する4つの遺伝子とは、どのようなものなのでしょうか?

 

iPS細胞を作成する際に導入される遺伝子は、一般的に「山中因子」*と呼ばれており、以下の4つが基本とされています。

1)Oct3/4 (Octamer-binding transcription factor 3/4, 別名: POU5F1)

 

この遺伝子は、「ES細胞」の未分化状態を維持するために重要な役割を果たす転写因子となります。

 

2)Sox2 (Sex determining region Y)-box 2

 

Oct3/4と同様に「ES細胞」の未分化状態の維持に重要であり、神経系の発生にも関与する転写因子です。

 

3)Klf4 (Kruppel-like factor 4)

 細胞増殖に関与する転写因子で、腫瘍抑制遺伝子としても働きます。

 

4)c-Myc (MYC proto-oncogene, bHLH transcription factor)

 

細胞増殖を促進する転写因子ですが、「発がん性」を持つことでも知られています。

 

これらの4つの遺伝子 (Oct3/4, Sox2, Klf4, c-Myc) を、レトロウイルスベクターやレンチウイルスベクターなどを用いて体細胞に導入することで、iPS細胞を樹立することが可能であるとされています。

 

しかし、近年では、以下のような改良や変更が加えられた方法も開発されています。

 

それは、「c-Myc 」遺伝子を除く3因子 (Oct3/4, Sox2, Klf4) の導入のでの「iPS細胞」での作成も研究され、可能となっています。

なぜ、「 c-Myc」遺伝子は、「発がん性」を持つため、安全性を考慮してということになりますね。

 

さらに「ウイルスベクター」を用いない「iPS細胞」の作成法も確立されているのですね。

 

 (AIを用いて画像を作成)

 

次にES細胞(Embryonic Stem Cells)と「iPS細胞」の違いは、どのようなところにあるのか?・・・ですが・・・これは、次のような違いがあります。

 

 

ES細胞(Embryonic Stem Cells)」は、「胚性幹細胞(はいせいかんさいぼう)」と呼ばれるものです。

 

 

「iPS細胞(人工多能性幹細胞)」と「ES細胞(胚性幹細胞)」は、どちらも多能性自己複製能を持つ幹細胞ですが、由来作製方法、そしてそれに伴う倫理的な問題臨床応用への課題などに違いがあります。主な違いをまとめますと以下のようになります。

 

1. 由来

  • ES細胞 (Embryonic Stem Cells): 受精卵が発育した初期胚(胚盤胞)の内部細胞塊から作られます。
  • iPS細胞 (Induced Pluripotent Stem Cells): 体細胞(例:皮膚細胞、血液細胞)に特定の遺伝子を導入して作られます。

2. 作製方法

  • ES細胞: 受精卵を培養し、胚盤胞に成長させた後、内部細胞塊を取り出して培養することで樹立します。
  • iPS細胞: 体細胞に山中因子などのリプログラミング因子を、ウイルスベクターなどを用いて導入し、培養することで樹立します。

3. 倫理的問題

  • ES細胞: 受精卵(ヒト胚)を破壊して作製するため、生命倫理的な問題が常に議論されてきました。ヒト胚を研究目的で使用することに対する反対意見も多く、研究に制限が設けられている国もあります。
  • iPS細胞: 体細胞から作製されるため、受精卵を使用せず、ES細胞で問題となっていた倫理的問題を回避できます。

4. 拒絶反応

  • ES細胞: 他人由来の細胞であるため、移植した場合、患者の免疫系によって「拒絶反応」が起こる可能性があります。免疫抑制剤の長期投与が必要となります。
  • iPS細胞: 患者自身の体細胞から作製できるため、理論上は拒絶反応のリスクが低いと考えられます。ただし、完全には排除できないという報告もあり、さらなる研究が必要とされています。

5. 腫瘍形成リスク

  • ES細胞: 高い増殖能と多能性を持つため、移植後に腫瘍を形成するリスクが懸念されます。
  • iPS細胞: ES細胞と同様に腫瘍形成のリスクがありますが、リプログラミング因子の選択や導入方法の改良により、リスク低減に向けた研究が進められています。特に、発がん性のあるc-Mycの使用を避ける方法や、ゲノムに組み込まれない導入方法などが開発されています。

6. 技術的な課題

  • ES細胞: 比較的安定して培養、増殖、分化誘導を行うことができますが、ヒトES細胞の樹立は技術的に難しいとされています。
  • iPS細胞: 樹立効率が低く、細胞の品質にばらつきがあること、リプログラミングが不完全な細胞が混在する可能性があること、などが課題として挙げられます。また、長期培養における遺伝子変異の蓄積なども懸念されています。

7. 研究・利用の段階

  • ES細胞: 多能性幹細胞としての研究はES細胞の方が先行しており、基礎研究で広く利用されてきました。一部、臨床試験も開始されています。
  • iPS細胞: 近年急速に研究が進展しており、疾患モデルの作製や創薬スクリーニング、再生医療への応用など、幅広い分野で期待されています。臨床試験も増えてきています。

まとめますと、「ES細胞」は多能性幹細胞研究の先駆者であり、安定再生医療への応用が注目されてきたわけです。

 

しかしながら、「ES細胞」を作るには、作成時に「卵細胞」が必要であり、ES細胞の作製効率が非常に低いため、ES細胞を作成するためには多くの卵細胞が必要となります。

 

女性から多くの「卵細胞」を提供してもらうことは、非常に困難であるだけでなく、「将来ひとつの命となる卵細胞を治療のために犠牲にしてよいのか?」という倫理的問題もあります。

 

また、「ES細胞」を移植するときの「拒絶反応」の問題などもあって、「ES細胞」の再生医療への応用には、多くのハードルがあると考えられているのですね。

 

一方、「iPS細胞」は倫理的問題をクリアし、患者自身の細胞から作製できるという大きなメリットがあり、再生医療への応用が可能と考えられているそうです。

 

 

素敵な新年のひと時をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

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 <ブログ後記>1月7日


早いもので、本日は七草粥を食べまして、1年間の無病息災を祈願しました。

お正月の食べすぎた傾向がある方には、胃を休ませることにもなりそうですね。

今回は、iPS細胞に関する話題とさせていただきました。実はすでに幹細胞からのエクソソームと同様にiPS細胞からもエクソソームが放出されていることが知られています。

これらは、どのような違いがあるのでしょうか?

4. 応用上の違い

  • iPS細胞由来エクソソーム

    • 再生医療: iPS細胞からの組織再生の効率化や、細胞移植の補助としての応用が期待されています。

    • 疾患モデル: 疾患の病態解明や治療法の開発のための研究ツールとしての利用が期待されています。

    • 癌治療: 癌細胞に対する治療効果の研究も進められています。


  • 細胞(MSC)由来エクソソーム


    • 再生医療: 組織損傷、炎症性疾患、神経変性疾患などの治療への応用が期待されています。


    • 美容: 皮膚の若返り、創傷治癒促進などの美容分野での応用も期待されています。


    • 免疫療法: 免疫系の疾患の治療への応用も期待されています。

などとなります。iPS細胞を作成するのにウイルスベクターを用いた場合には、癌化する可能性も指摘されていますが、現在はベクターを用いない方法が選択できるので、この場合にはリスクは少ないと考えてよいのかもしれませんね。


とくにiPS細胞からのエクソソームの数、量も幹細胞からのエクソソームよりは多く、皮膚真皮層に存在する「線維芽細胞」からのコラーゲンやエラスチンの産生が多いという報告もあるようです。

iPS細胞からのエクソソームという話題は、まだ、新しい知見が出てくる可能性がありますので、

注意深く、みていきたいと思います。


今回も最後までお付き合いいただきまして

誠にありがとうございましたお願い


 

(東京駅丸の内駅舎のある風景)

(筆者撮影)

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こんにちは、内科医ひとちゃんですウインク

 

いよいよ、2024年も残りが僅か(わずか)となりましたね。

日中は気温が低いながらも、穏やかな晴れのお天気でしたが、夕方からは冷たい風が吹いているようです。

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

 

 (AIを用いて画像を作成)

 

今回は「iPS(アイ ピー エス)細胞を話題にしてみたいと思います。

 

「iPS細胞(人工多能性幹細胞)」といえば・・・

 

2006年に「山中伸弥(やまなか しんや)」博士によって開発されたものであり、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞されています。

 

「山中伸弥(やまなか しんや)」博士は、現在、京都大学iPS細胞研究所(CiRA:サイラ) 所長・教授でありましたが、研究者としての最後の期間は自身の研究に注力したいという意向から、2022年3月末で、所長を退任し、山中教授は教授職としてiPS研に残り、研究を続けていらっしゃるそうです。

 

「iPS細胞」は、通常の体細胞(例えば皮膚細胞など)に特定の遺伝子を導入することで、人工的に作られる「多能性幹細胞」です。 主な特徴は以下のとおりです。

  1. 多能性:あらゆる種類の細胞に分化できる能力を持っています。
  2. 自己コピー能力: 無限に増殖することができる性質を持っています。
  3. 個別化医療への応用: 患者自身の細胞からiPS細胞を作れるため、免疫抑制反応の心配が少ない細胞治療が可能です。

 

       (AIを用いて画像を作成)

 

ところで、「山中教授」が、どのようにして「iPS細胞」を作成できたのでしょうか?

 

、「山中教授」は、大学院を卒業後に米国の「グラッドストーン研究所」で、癌の研究を行っていたそうです。その中で、「ES細胞(万能細胞)」の研究に没頭したしそうです。

 

「山中教授」が発見した遺伝子群は、ES細胞の万能性に非常に重要であることがわかり、やがて、iPS細胞の作製に成功し、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞しています。

 

iPS細胞は、受精卵のように体中のあらゆる細胞になれる能力を持つことから「万能細胞」とも呼ばれ、がん治療への応用が期待されています。

 

たとえば、iPS細胞から作製した免疫細胞を使ってがん免疫再生治療を目指す研究が行われています。

 

では、「山中伸弥(やまなか しんや)」教授が、研究に没頭したと言われている「ES細胞」とは、どのようなものであったのか?

 

そして、ES細胞」と「iPS細胞」の違いは、どのようなところにあるのか?

 

続きは・・・2025年の最初の話題にしたいと思います。

 

2024年も医療法人社団 知慎会 JTKクリニックを応援していただき、また、内科医 ひとちゃんを励ましていただき、誠にありがとうございました。

 

来たる2025年もJTKクリニック 全スタッフとともに皆様の健康を支えていきたいとおもますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

素敵な年末年始をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

 

 

 

 

(紀尾井町ガーデンテラス イルミネーション)

(筆者撮影)

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◯ ダイエット漢方製剤は、オンライン診療でも可能です。

◯ 線維筋痛症に対するノイロトロピン等の点滴療法、トリガーポイント注射を行なっております。(セカンドオピニオン診療も可)

 

 


 

 

<JTKクリニック 所在地>

〒102-0083

東京都千代田区麹町4-1-5麴町志村ビル2階

電話 03-6261-6386

Mail:info@jtkclinic.com

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こんにちは、内科医ひとちゃんですウインク

 

晴れてはいますが、強い寒気の流れ込みが続き、今朝は今シーズン一番の冷え込みの所が多くなったのだとか。

 

インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスの感染者の数も多くなっているようですので、うがいや部屋の換気に気をつける必要がありそうですね。

 

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

 

 (AIを用いて画像を作成)

 

「癌細胞」は、ヒトの「免疫システム」の監視を逃れる(のがれる)ようなメカニズムを持っています。

 

そのひとつをご紹介してみたいと思います。

 

 
「癌細胞」は当たりまえですが・・・「異常な細胞」なわけですので、次のような変化が起こります。
 
癌細胞内の異常タンパク質(腫瘍抗原)が「プロテアソーム」によって8-10個のアミノ酸からなるペプチドに分解されます

 

その後、TAP(Transporter Associated with Antigen Processing)による輸送されまして、小細胞体で「MHCクラスI分子」との結合して

その後、「癌細胞」の表面にでます。

 

これが、この細胞は「癌という異常な細胞」であるという「免疫システム」への合図(あいず)になるわけですね。

 

「MHCクラスI(クラスⅠ主要組織適合性抗原)」とは、「自己」と

「非自己」を認識する分子で、細胞内のタンパク質に由来するペプチド断片を「細胞傷害性T細胞(CTL)」に提示する役割を担っています

 

「細胞傷害性T細胞(CTL)」とは。表面に「CD8」という分子を持つT細胞の一種で、異物になる異常細胞(がん細胞、ウイルス感染細胞など)を認識し、「パーフォリン」を放出して破壊する細胞で、生後に獲得していく「獲得免疫(かくとくめんえき)」を構成する細胞のひとつとなります。

 

 

(AIを用いて画像を作成)

 

この認識により、癌細胞特異的な「細胞傷害性T細胞(CTL)」の応答が誘導され、癌細胞が破壊されていくことになります。

 

このメカニズムは、免疫系による癌細胞の監視と排除において重要な役割を果たしています。

 

 

 しかし、多くの癌細胞は時間が経つ(たつ)につれ、「MHCクラスI分子」の発現を低下させることで、この免疫監視機構から逃れよう(逃れよう)」とします。

 

これでは、「細胞障害性T細胞(CTL)」が多く存在したとしても「癌細胞」を破壊することは不可能ということになりますね。

 

それならば、どうするか?

続きは、後日の話題にしたいと思います。

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

 

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<ブログ後記>12月24日

 

今宵はクリスマス・イブとなりますね

2024年も残すところ、1週間程度となっています。

 

今回は、癌に対する免疫細胞にひとつである「細胞障害性T細胞(CTL)についてのお話をさせていただきました。

 

相変わらず、「癌に対する免疫治療などナンセンスである」・・・という言葉が聞こえてきそうですね。

 

もちろん、癌に対して施行される外科療法、化学療法、放射線療法などの「標準治療」は、まず選択されるものであるとは思います。

 

例えば・・・「化学療法」の薬剤の内容は、日本、中国、マレーシア、ベトナムなどのアジア諸国では、ほぼ共通なものが実施されています。

 

つまり、癌の「標準治療」は、各国でもスタンダードな治療とされているのですね。

これに併せ、「分子標的薬」というものも用いられています。

JTKクリニックでも外部の医療機関から専門家を招き、「遺伝子パネル検査」を用いての最適な「分子標的薬」を選ぶということも行っています。

 

しかしながら、これらの治療では「癌幹細胞」というものまでは取り除くことができない場合もあるわけですね。

 

免疫力が低下していなければ、何をしなくても「癌幹細胞」は自分の免疫細胞で破壊されるわけですが・・・そうでない場合には、数年後に再発してくることもあるわけですね。

 

話を「細胞障害性T細胞(CTL)」に戻しますと・・・

 

この「MHC classI」+癌抗原を「腫瘍抗原ペプチド-MHCクラスI複合体」と呼びますが・・・上の図のように「腫瘍抗原ペプチド-MHCクラスI複合体」が表出されないと・・・

 

細胞障害性T細胞(CTL)」が数多く存在しても。「癌細胞」を破壊することは不可能になってしまいます。

 

では、どうするか?・・・と言いますと・・・

 

「MHC class I抗原」を表出しなくなった「癌細胞」でもNK細胞であれば、これを破壊することができるのですね。

 

これらの異なる「免疫細胞」を同時に用いることで、この2つの異なるメカニズムにより、癌細胞の「免疫回避」を防ぐことができると考えられています。

 

さらに以下のような「サイトカインネットワーク」の活性化のメカニズムも指摘されています。

  • 「NK細胞」が産生するIFN-γやTNF-αが「細胞障害性T細胞(CTL)」の活性化を促進する
  • 「細胞障害性T細胞(CTL)」が産生するIL-2が「NK細胞」の増殖・活性化を促進する

ということを念頭に置きながら、「NK細胞」と「細胞障害性T細胞(CTL)」を時間をおかずにほぼ同時に投与していく方は「癌細胞」を破壊しやすい・・・とも考えられているようです。

 

ところで、今宵は「クリスマス・イブ」ですので、以下のサイトのご紹介をしたいと思います。

 

https://www.noradsanta.org/ja/map

 

アメリカとカナダの政府機関である北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)が設置しているサイトです

 

サンタクロースを追跡する特設サイト「NORAD Santa Tracker(ノーラッド・サンタ・トラッカー)」を開設し、毎年サンタクロースの位置情報を提供しているそうです。

 

このサンタ・トラッカーは、1955年にアメリカの通販会社が「サンタクロースへの直通電話」という広告に、NORADの前身である中央防衛航空軍基地(CONAD)の電話番号を誤って掲載したことに由来します。誤って掲載された電話を受けた当時の司令官が機転をきかせ、サンタの位置情報を子どもに伝える粋な計らいが話題に。毎年恒例の行事となり、2024年で69年目を迎えます。NORADでの追跡の開始は、日本時間12月24日(火)18時に開始されています。

 

監督が源孝志さんで、豊川悦司さん、原田知世さん、吉川晃司さんら
が出演している映画「大停電の夜に(2005年)」の中で「サンタ・トラッカー」が紹介されていて、私も知ったのですが・・・ね。
 
今回も最後までお付き合いいただきまして
誠にありがとうございましたお願い
 
素敵なクリスマスをお過ごしくださいキラキラ
 

 

(表参道ヒルズ クリスマスツリー2024)

 

 

(表参道イルミネーション)

(筆者撮影)

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 理事長、院長  

小笠原  均  (Hitoshi Ogasawara)   

医学博士, 内科医

(総合内科、リウマチ専門医)

(新潟大医学部卒)

 

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