こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ

 

青空が広がり、爽やかな休日となりました。高気圧に覆われ、全国的に気温が上がっているのだとか。

 

暦の二十四節気をみますと「清明(せいめい)」となっています。


「清明(せいめい)」の意味は、万物が清く明るく生き生きと見える時期であるようです。

 

そして、何かしら新しいことが始まっていく気もしますね。

ロシアの小説家レオ・トルストイは、次のような言葉を残しています。

Spring is the time of plans and projects.

「春には新しいことが始まったり、新しい何かが待ち受けていたりする」という意味になるそうです。

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

 

今回は、「ナチュラルキラー(NK)細胞」のお話をしてみたいと思います。

 

「NK細胞」とは、どのような細胞であったでしょうか?

 

「NK細胞」は、生まれつき誰もに備わっている(そなわっている)自然免疫系の細胞でしたよね。

 

体内の各組織の免疫監視を行なっていて、「ウイルス感染」および、

「がん細胞」が発生すれば・・・すぐに破壊するという宿主防御にとても重要な働きを持っているのですね。

 

最近では、加齢に伴って生じる「老化細胞」も「NK細胞」により、

破壊されることが分かっています。

 

このように「NK細胞」は、とても重要な働きを持つのですが・・・

残念ながら、いくつかの弱点を持っています。

 

1)NK細胞の数が少ないこと

 

2)NK細胞の寿命が、5〜7日と短いこと

 

3)NK細胞の数は加齢とともに安定または増加する傾向にあるが、その機能は低下していること

 

などとなります。

 

例えば・・・1)の「NK細胞」の少なさは・・・血液内を循環しているリンパ球の8~20%にすぎないことが知られています。

 

リンパ球数の正常値は、成人で血液1マイクロリットル当たり1500個とされていますが・・・その8~20%というと、血液1マイクロリットル当たり120個〜300個と、かなり。少ないことが理解できますよね。

 

3)の「NK細胞」の数と活性は、とても重要です。

「NK細胞」自体の数が少ないわけですから・・・その数は多いほどよい・・・と考えられることが多かったのですが・・・現在では、その機能が高いこと、つまり活性が高いことが重要と考えられています。

 

では、「NK細胞」の活性が高い・・・とは、どのようなことを指す(さす)のでしょうか?

 

一言で言えば・・・「老化細胞」、「癌細胞」を殺傷する能力ということになります。

 

「NK細胞」の重要な活性化レセプターの一つが「NKG2D」という分子となります。

 

「老化細胞」を例に「NK細胞」の活性化のメカニズムを見てみますと、次のようなものになります。

 

「老化細胞」の表面には、MICAやMICBなどのストレス誘導性リガンドというものが出現しています。

 

「NKG2D」がこれらのリガンドに結合すると、「NK細胞」内でシグナル伝達カスケードというものが引き起こされて

「NK細胞」から「パーフォリン」と「顆粒酵素」を含む細胞傷害性顆粒が放出されます。

 

「パーフォリン」は、「老化細胞」の膜に孔を形成し、「グランザイム」という顆粒酵素が、「老化細胞」内へ侵入する・・・というわけです。

 

「 グランザイム」は、「老化細胞」にプログラムされた細胞死の一形態である「アポトーシス」を誘導するプロテアーゼですので・・・

 

「老化細胞」は、「アポトーシス」という形で自ら(みずから)壊れていく・・・というわけですね。

 

 NK細胞はストレス誘導性リガンドの発現に基づいて健康な細胞と老化細胞を区別できるため、このプロセスは非常に特異的である。

 

さらに「NK細胞」は、IFN-γ(インターフェロン-ガンマ)などのサイトカインを分泌して老化細胞を排除することもできます。

 

 IFN-γは、マクロファージなどの他の免疫細胞を活性化し、老化細胞を取り込んで除去させる働きがあるのですね。

 

上に示した一連のプロセスを・・・「NK細胞」は「老化細胞」を破壊するとお伝えしてきたのですが・・・正確に言えば、「老化細胞」に穴をあけ、「アポトーシス」を生じさせることができるというわけですね。

 

「アポトーシス」は、「プログラムされた細胞死」と訳されるわけですが・・・「老化細胞」は、この「アポトーシス」を起こすことなく、組織中に残って、炎症性サイトカインを撒き散らし(まきちらし)て、周囲の正常細胞を「老化」させていくわけですから・・・

 

「NK細胞」が「老化細胞」を破壊できることは・・・いつまでも若さを保つためにも重要なことかもしれませんね。

 

 

お話の続きは、後日の話題にしたいと思います。

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

 

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<  ブログ後記   >4月16日

 

4月も半ばを過ぎようとしていますね。

今回は、「「ナチュラル・キラー(natural killer; NK)細胞」のお話を

させていただきました。

 

「 NK細胞」は、文字どおり生まれつきの「殺し屋」です。

 

全身をパトロールしながら、「癌細胞」や「ウイルス感染細胞」,「老化細胞」などを見つけ次第攻撃するリンパ球ということになりますね。

「NK細胞」が発見されたのは、1975年頃となります。日本の仙道富士郎氏(元・山形大学学長)や米国のロナルド・ハーバマン氏(当時、ピッツバーグがん研究所教授)の研究により、独力で働き、が癌細胞やウイルス感染細胞などを初期段階で攻撃する細胞が存在することが分かり、「ナチュラル・キラー=生まれながらの殺し屋」と命名されたそうです。

誰もが、生まれながらに備わっている「自然免疫」であり、非常に強い殺傷能力をもつために「NK細胞」は、最近、
癌免疫療法や「老化細胞」の除去などの次世代のアンチエイジング医療の分野で大きな注目を集めているのですね。

ところで・・・「NK細胞」が、「ウイルス感染細胞」,「癌細胞」や「老化細胞」を破壊するメカニズムとは、どのようなものなのでしょうか?

「NK細胞」は、主に「欠損自己(けっそんじこ)」の原理に基づいて活動すると言われます。
「欠損自己」というと大袈裟(おおげさ)に聞こえますが・・・この言葉は、次のようなことを示しています。

ヒトの正常な細胞は、細胞表面に「MHC class I (エムエッチシー クラス ワン)分子」というものを表出しています。

 

例えますと・・・この分子は、「自分自身の細胞」であるということを示す標識(ひょうしき)のようなものです。

 

実は・・・ヒトの細胞の表面には、「MHC class I分子」が、細胞1つあたり10万個の単位で発現しています(もちろん、ヒトだけではありませんが・・・)

 

ヒトにおける「MHC分子」を別名 「HLA(Human Leukocyte Antigen; ヒト白血球抗原)」とも呼ばれますので、ご存知の方も多いかもしれませんね。

「NK細胞」と「MHC classI抗原」の間には、どのような関係があるのでしょうか?

 

実は、次のようなメカニズムがあります。

 

「NK細胞」は、「MHC classI抗原」が、正常に表出されている細胞を攻撃しないのですが・・・

 

少しでも、「MHC classI抗原」の表出が減るなどの異常な状態となっている細胞を見つけますと・・・攻撃を開始することになります。

 

つまり、「MHC class I分子」が表出されていなかったり、その程度が

弱かったり・・・と正常な状態でない細胞があった時には、すぐさま「NK細胞」の攻撃を受ける・・・というわけですね。


実際に「癌細胞」や「ウイルス感染細胞」は、しばしば、「MHCクラスI分子」の表現を低下させていることが多く、この分子の低下は、「NK細胞」によって敏感に感知され、破壊されることになります。

 


では、「老化細胞」の場合は、どうなのでしょうか?

「老化細胞」は、「ゾンビ細胞」と呼ばれていることからも分かるように、周囲の正常な細胞に多くの障害を与えます。

 

ただし・・・「老化細胞」は、分裂をすることもできませんよね。

テロメアが短くなってしまっているからですね。

DNAレベルでの異常は、正常細胞よりも多い可能性はありますが・・

・ほぼ、その配列に変化はないことが予想されますよね。

 

それなのに、「老化細胞」を「NK細胞」が攻撃できるのは、どのような理由によるものなのでしょうか?

 

この理由の一つとして・・・一部の研究では老化細胞がMHCクラスI分子の表出を低下させることが示されています。
 

 

「 老化細胞」では、一般的に蛋白質の合成が低下し、細胞の代謝活動が変化することから、「MHCクラスI分子」の合成や表出も影響を受けることがあるというのですね。
 

もちろん、「老化細胞」のすべてが「MHCクラスI分子」の表出を低下させるというよりは、「炎症性サイトカイン」を大量に発生させている「老化細胞」が、「MHCクラスI分子」の表出を低下させているという説もあります。
 

「NK細胞」に対して 、幹細胞由来の「エクソソーム」を併用すると

「NK細胞」の活性がさらに高くなるとか・・サーチュイン遺伝子の活性化は、「NK細胞」の活性を増加させる・・・とか、

 

細胞のエネルギーである「ATP」が多い状況下では、「NK細胞」の活性がさらに高くなるなどの報告も散見されており、今後、多方面の分野への応用も可能になっていくのかもしれませんね。

 

またの機会にそのようなお話もご紹介していきたいと思います。

 

 

今回も最後までお付き合いいただきまして、

誠にありがとうございましたお願い

 

 

参考)

1)Front Immunol.2023; 14: Published online 2023 Jul 18. Understanding NK cell biology for harnessing NK cell therapies: targeting cancer and beyond

Eunju Shinら

 

2)J Hematol Oncol. 2021 Jan 6;14(1):7.

NK cell-based cancer immunotherapy: from basic biology to clinical development

Sizhe Liuら

(紀尾井ガーデンテラスの夜桜;筆者撮影)

 

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 JTKクリニックホームページ

 

 理事長、院長  

小笠原  均  (Hitoshi Ogasawara)   

医学博士, 内科医

(総合内科、リウマチ専門医)

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気持ちのよい青空の広がる休日となりました。

桜が満開となっているようで、まさにお花見日和(はなみびより)といったところでしょうか?

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

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今回は、ちょっと驚きのイヤなニュースを話題にしてみたいと思います。

 

そのニュースとは、次のようなものです。

 

日本と韓国の成人を対象とした最近の研究で、新型コロナウイルス感染後の1年以内に「自己免疫性疾患」の発症リスクが高まることが明らかになった・・・というのですね。

 

「自己免疫疾患」とは、どのようなものでしょうか?

少し整理をしてみたいと思います。

 

 

「自己免疫疾患」とは・・・

 

「免疫システム」が誤って(あやまって)、自分の体の組織や細胞を外来の病原体と認識し、攻撃してしまう疾患です。

 

通常の場合、」免疫システム」は自分の体を守るために細菌、ウイルス、がん細胞などの外来の侵入物に反応します。

 

これが、ヒトの「免疫システム」の主な働きとなります。

 

「自己免疫疾患」がある状況では、何らかの理由で「免疫システム」が「自己」と「非自己」を区別できなくなってしまいます。

 

そして、自分の組織に対して「自己抗体」と呼ばれる異常な抗体を作り出したり、また・・・細胞障害性T細胞(CTL)などが、自分自身の体内にある特定の細胞や組織を標的にして攻撃してしまう異常が生じてしまうのですね。

 

つまり、本来ならウイルスや細菌などの外部からの外敵と戦う(たたかう)免疫が、自分の組織に向かい、炎症や組織の損傷を引き起こしてしまうというのが「自己免疫疾患」の病態ということになりますね。

 

ニュースの中では、新型コロナウイルス感染後に認められる「自己免疫疾患」には、次のような疾患があると述べられています。

 

関節リウマチ、乾癬(かんせん)性関節炎、シェーグレン症候群、全身性強皮症、リウマチ性多発筋痛症、混合性結合組織病、皮膚筋炎、多発性筋炎、結節性多発動脈炎、血管炎などの疾患が含まれる。

 

今回の研究では、重度の新型コロナウイルス感染症から回復したワクチン接種済み患者でも、これらの疾患のいずれかに罹患(りかん)するリスクが高まる可能性があることが分かった・・・というのですね。

 

この結果は、遠い昔に「自己免疫疾患」の発症機序を解明したいと思い、研究していた私にとっては、かなり、信じたくない結果ではあるのですが・・・

 

韓国の首都ソウルを拠点とする研究者らが、新型コロナウイルスが「自己免疫疾患」の発症リスクに与える影響を解明するため、日本と韓国の2カ国で2200万人以上(20歳以上の日本人1200万人以上と韓国人1000万人以上が含まれている)のデータを分析した結果である・・・そうなので、この結果を重く受け止めるべきだなあ〜なんて思いますね。

 

これまで・・・「自己免疫疾患」の原因は、次のように考えられてきました。

 

遺伝的な要因や長期的な病気、ウイルス感染、細菌感染、日光(紫外線)、妊娠、出産などにより、免疫システムが自己と非自己を区別できなくなることが原因となる・・・というようにですね。

 

もちろん、「ウイルス感染説」もあったわけですが・・・はっきりとは、しませんでした。

 

しかしながら、「新型コロナウイルス」の発症後に・・・何らかの「自己免疫疾患」の発症リスクが高まるとしても、新型コロナウイルスの遺伝子のなかに「自己免疫疾患」を発症させる遺伝子が含まれていたわけでなく、おそらくは「分子相同性(分子学的相同性)」によるものではないか・・・なんて、思っています。

 

「分子相同性(分子学的相同性)」とは・・・とは、どのようなものか?・・・というお話は、後日の話題にしたいと思いますが・・・

 

いずれにしても・・・「新型コロナウイルス」の感染後に調子がよくないなあ〜と感じる方がいらっしゃるとすれば・・・

 

「新型コロナウイルス感染後後遺症」と決めつけずに、「自己免疫疾患」の合併がないかを精査してみる必要がありそうですね。

 

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

 

 

参考)

1. Forbes Japan 記事より

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<ブログ後記>4月9日

 

今年の春は天候に恵まれず、桜を楽しむ時間が少なかったような気がします。まあ、天気ばかりは仕方がない・・・のですが。

 

さて、今回は新型コロナ感染後に自己免疫疾患を発症する可能性がある・・・ということを話題にさせていただきました。

 

このような話題は、どうも眉唾物(まゆつばもの)じゃないのか??

・・・と思っていたのですが・・・

実際に論文などを読んでみると・・・なるほどと思うところもあって、しぶしぶ、この話題を取り上げた次第です。

 

自己免疫疾患とは、いわゆる膠原病(こうげんびょう)ということになりますね。

 

本文内でも触れたように・・・自己免疫疾患の原因のひとつに「ウイルス感染説」があるのは確かです。

例えば、全身性エリテマトーデス(SLE)は、自己免疫疾患のひとつですが、患者は健常者に比べて、血液中の「EBウイルス(Epstein-Barrウイルス)に対する抗体価が高いことが報告されています。

また、ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)が、シェーグレン症候群と関連があるのではないかとされたり、A型肝炎ウイルス、EBウイルス、サイトメガロウイルス、麻疹ウイルス)や一部の薬剤が
自己免疫性肝炎発症の誘因として報告されてもいます。

 

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          (表はお借りしました)


もし、ウイルスの感染が自己免疫疾患を生じるとすれば、その機序としては、以下のような可能性が指摘されています。

1. 分子相同性(モレキュラーミミクリー)

ウイルスの特定のタンパク質が宿主のタンパク質と構造的に類似している場合、免疫系がウイルスを攻撃する際に誤って自己の組織を攻撃することがあります。これにより、自己免疫反応が引き起こされる可能性があります。

 

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ウイルスの一部のアミノ酸とヒトの組織のアミノ酸が一致している

 

         (図はお借りしました)

 

2.ウイルス感染によって破壊された細胞から放出される自己抗原が、免疫系によって認識されることで、新たな自己抗原に対する免疫反応が引き起こされることがあります。

 

これは、通常は細胞内にあるものが、細胞の外に放出されると・・・それが「自分のものではない(非自己)」と判断され、免疫細胞の攻撃を受ける・・・ということを指します。

 

3. ウイルスの持続的感染は、免疫系の持続的な活性化を引き起こし、自己免疫疾患の発症につながる可能性があります。

そして、このような持続感染の状態が長期に維持されるようになりますと・・・「免疫調節異常」が生じてくることがあります。

 新型コロナウイルス感染に伴う物は、上記の3..にあたると考えられます。

 

実際に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染が免疫の調節異常を引き起こし、自己免疫疾患の発症に結びつく可能性が報告されています。

 

特に、COVID-19患者は感染後3~15カ月以内に自己免疫疾患を発症するリスクが増加しているとの報告があります.

本文内でご紹介した韓国の研究者の論文は、以下のようなものです。

2020年から2021年の間に、韓国の全国コホート(K-COV-Nコホート、総数n=10 027 506)と日本の請求ベースコホート(JMDCコホート、総数n=12 218 680)の中から、新型コロナウイルス感染者、または、インフルエンザ感染者を割り出したそうです。

 

これらのデータベースを利用して、新型コロナウイルスに感染した患者群は、

非感染者群とインフルエンザ感染者を合わせた対照患者群と比較して、「自己免疫疾患」の発症リスクが上昇し、統計学的な有意差があった・・・というのですね。


では、新型コロナウイルスの感染が「免疫異常」を高頻度を生じさせるのか?・・・ということについての詳細は、もちろん。明らかにされていません。

 

しかしながら、次のような報告と関連があるのかもしれません。

 

これは、以前にブログ内でもご紹介したことがある「オープン リーディング フレーム 8(ORF8)」という部分にある可能性が指摘されています。

 

新型コロナウイルスは、ヒトの免疫システムにに認識されることを徹底的に回避する能力を持っており、これが「ORF8」の存在することで、実現している可能性が指摘されているのですね。

 

また、免疫細胞の能力を低下させる可能性も指摘されています。

 

 

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、スパイクタンパク質を変化せることができ、この部分を標的とするCD8 T細胞(細胞障害性T細胞に認識されないようにすることができることは知られています。

 

ワクチンを変化させる必要があるのは、そのためですね。

 

それ以外のも「免疫回避の重要なメカニズム」は、「MHCクラス I抗原」のダウンレギュレーション(発現低下)というものがあり、ウイルス感染細胞が、本来ならこれを攻撃して破壊するためのCD8 T細胞(細胞障害性T細胞)に認識されないようにしてしまうのです

 

このようなメカニズムは、新型コロナウイルスが「ORF8タンパク質」を介して実現していることが報告されています。

また、「ORF8タンパク質」は、抗体産生にかかわる免疫システムのレベルも低下させることも報告されているのです。

 


このような新型コロナウイルスの特徴が、長期にわたり、ヒトの体内にウイルス粒子が残存させる可能性があり、

このことが新型コロナウイルス感染後の後遺症ばかりでなく、各種の自己免疫疾患を発症させるきっかけとなっている可能性があるのかもしれませんね。

 

後遺症により、症状が改善しない場合には、何らかの自己免疫疾患を発症していないかを検査しておくことは、有用なのだと思います。

 

もしも・・・「自己免疫疾患」を合併しているのではないか?・・・

という結果になった時には、膠原病を専門とする医療機関を紹介してもらうことをお勧めします。

 

 

今回も最後までお付き合いいただきまして

誠にありがとうございましたお願い

参考)
1.Annals of Internal Medicine
Long-Term Autoimmune Inflammatory Rheumatic Outcomes of COVID-19 : A Binational Cohort Study
Min Seo Kim et al. Ann Intern Med. 2024 Mar.

2.Viruses. 2024 Jan; 16(1): 161.
SARS-CoV-2 ORF8 as a Modulator of Cytokine Induction: Evidence and Search for Molecular Mechanisms
Marília Inês Móvioら

 

 

 

 

(筆者撮影)

 

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(筆者撮影)

 

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こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ

 

気持ちのよい青空の広がる3月最後の休日となりました。

 

いよいよ明日からは4月となり、新年度が始まりますね。

そして、4月1日は「エイプリルフール」ですね。

 

4月1日になりますと・・・私は次にご紹介する動画を思い出します。

2008年4月1日 英国のBBCが放送した「進化の奇跡」というドキュメンタリーのような形で放送された映像で、当時、話題になりました。

 

何が奇跡の進化なのか・・・と言いますと「ペンギンが進化して、空を飛べるようになった」というのですね。

 

この画像は、英国だけでなく、世界各国で大きな話題になったのだとか。ご存知の方もいらっしゃると思いますが・・・ね。

 

 

 

いかがでしょうか?なかなか、よくできた画像で騙されて(だまされて)しまいますよね。

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

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今回は、「動脈硬化(どうみゃくこうか)」についてのお話をしてみたいと思います。

「動脈硬化」とは、どのようなものであったでしょうか?
 

「動脈硬化」とは、動脈が硬くなり、弾力性を失ってしまう状態です。

 

ヒトの血液は、心臓から全身「動脈」を使って、全身に運ばれます。

 

本来、「動脈」は弾力性(だんりょくせい)があって、血液をスムーズに末梢(まっしょう)の組織まで、運ぶ役割を担っています。

 

しかしながが、加齢や生活習慣などの影響で、次のような変化が起きてくると考えられています。

 

 

1.血管の内壁にLDL-Cなどの脂質が蓄積し、「プラーク」と呼ばれる粥状(じゅくじょう)の塊(かたまり)ができる

 

2. 血管壁が炎症を起こし、組織が傷ついていく

 

3. 血管壁が厚くなり、硬くなる

 

これらの変化によって、血管が狭くなったり、詰まったりしやすくなり、血液の流れが悪くなっていくというわけです。


では、「動脈硬化」の起こるメカニズムとは、どのようなものでしょうか?

 

以前にもブログ内でお話をしたかもしれないのですが・・・

 

 

「動脈硬化」の病態の進行は複数の段階を経ており、多様な因子が関与していると考えられています。
 

しかしながら・・・「動脈硬化」の初期段階は、動脈の最内層を覆う(おおう)「血管内皮細胞」が損傷することから始まります。
 

「血管内皮細胞」の損傷を起こす原因となるのが・・・高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙、肥満などということになります.



では、「血管内皮細胞」の損傷が生じると「動脈硬化」が進展していく理由は、どのようなものなのでしょうか?

血管内皮細胞が損傷を受けると、以下のメカニズムによって動脈硬化が発展します。

1) 炎症


血管内皮細胞が損傷を受けると、炎症が起こります。炎症は、血管内皮細胞の機能をさらに障害し、血管壁にダメージを与えます。


2) 酸化ストレス


血管内皮細胞が損傷を受けると、「活性酸素」が過剰に産生されます。「活性酸素」は、「血管内皮細胞」をさらに酸化することにより
血管壁にダメージを拡大します。

3)血管内皮細胞の機能障害
 

「血管内皮細胞」が損傷を受けると、一酸化窒素(NO)などの血管拡張作用を持つ物質の産生が減少します。
一方、「エンドセリン」などの血管収縮作用を持つ物質の産生が増加します。これにより、血管拡張・収縮のバランスが崩れ、血管が収縮しやすくなります。


4) 血栓の形成


「血管内皮細胞」が損傷を受けると、血管壁が剥離し、血小板が活性化されます。
血小板が活性化されると、血栓が形成されます。血栓が血管を詰まらせることで、脳梗塞や心筋梗塞などの重篤な病気を引き起こします。

5) 血管平滑筋細胞の増殖


血管内皮細胞が損傷を受けると、血管平滑筋細胞が増殖します。血管平滑筋細胞が増殖すると、血管壁が厚くなる。

 

 

上記にご紹介したように「血管内皮細胞」がさまざまな形で損傷を受けることで、血管壁がダメージを受けるばかりでなく、血栓の形成や動脈の閉塞が生じるわけですね。

 

もちろん、こうした病態が心筋梗塞や脳梗塞などといった重大な疾患の発症に関与していくというわけですね。

 

その要因をあらためて、見直してみると・・・

 

血管内皮細胞の局所の炎症、活性酸素の過剰な産生などと、解決するには、相当な難問のように感じられますよね。

 

実は、次のような話題もあります。

 

「ミトコンドリア」の機能障害は、細胞内でのエネルギー生産不足、酸化ストレスの増加、炎症反応の誘発など、さまざまな経路を通じて「血管内皮細胞」の機能に影響を及ぼすことが知られています。
 

 

さて、ここまで話が展開してくると・・・

あなたは、「動脈硬化」をコントロールするのは不可能だ・・・と考えますか?

 

それとも、例えば、アンチエイジング医療の手法を応用して、「動脈硬化」を「血管内皮細胞」のレベルから、改善したいと思いますか?

 

もちろん、私は後者の考え方ですが・・・

世界各国の研究者たちも、同じように後者の考え方で基礎研究をすすめているようです。

 

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

 

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<ブログ後記>4月2日

 

都内では、桜も開花しているようです。

平年より遅い開花となったようですが、今後数日で続々と開花の便りが届く見込みなのだとか。

 

さて、「動脈硬化」と言いますと、いわゆる「悪玉コレステロール(LDLーC )」の値が高いから生じるのではないか?・・・

 

なぜ「血管内皮細胞」が関係あるのか?・・・と疑問に思われる方も多いかもしれませんね。

実は、悪玉コレステロール(LDL-C )の高値が原因で生じる「動脈硬化」も初期の段階は、「血管内皮細胞」の障害であると考えられています。

もちろん、その他の高血圧、糖尿病、喫煙なども「血管内皮細胞の損傷を与える原因となるわけですね。

さまざまな原因で、「血管内皮細胞」の損傷が生じた状況があって、さらに「LDL-C」が高値であると次のような変化が起きてきます。

 

「LDL-C」は、肝臓で生成されたコレステロールを全身に運ぶ働きを担っています。「LDL-C」正常値であれば問題ありませんが、過剰に増えると・・・動脈壁内に侵入しやすくなります。

 

さらに「LDLーC」は、「活性酸素」の影響で酸化されると、

さらに有害となり、これをマクロファージが取り込むことで「泡沫細胞」と呼ばれる細胞が形成されます。


最終的に血管の中にコレステロールたっぷりの軟らかい「プラーク(粥腫)」を作り上げていくます。


この「プラーク」は、脂質、炎症細胞、線維組織、カルシウムから構成され、動脈壁を厚くし、その柔軟性を損ないます。
このような状態になりますと、炎症反応はさらに進行し、「プラーク」の成長をさらに促進すると考えられています。


その後、「プラーク」周囲には線維帽というものが形成され、これが一旦は、「プラーク」を安定させますが、この線維帽が破れると血栓が形成され、「心筋梗塞」や「脳血管障害」を引き起こす可能性があるというわけです。

上記のように「プラーク」を形成するタイプの「動脈硬化」も、そのきっかけになるのは「血管内皮細胞」の損傷であるというわけですね。

また、動脈硬化において、非常に重要と考えられているのが、「一酸化窒素(NO)」ということになります。

なぜ、「一酸化窒素(NO)」が重要なのでしょうか?

「一酸化窒素(NO)」は、「血管内皮細胞」から産生されるガス状の分子で、血管の拡張、血圧の調節、血小板の凝集抑制、白血球の血管壁への付着抑制など、多くの生理的プロセスに関与していることが知られています。

この「一酸化窒素(NO)」は、「血管内皮細胞」が損傷を受けた状態では、その産生が低下してしまいます。

「動脈硬化」における「一酸化窒素(NO)」の役割は以下のとおりとなります。

1)血管の拡張
 

「一酸化窒素(NO)」は、平滑筋細胞に作用して血管を弛緩させ、血管の拡張を促します(うながします)。

これにより、血流が増加し、血圧が低下します。
血管の拡張能力の低下は、動脈硬化の初期段階で見られ、「一酸化窒素(NO)」の産生または作用の低下が関与していることが多いと考えられています。

2)抗炎症作用

「一酸化窒素(NO)」は、「血管内皮細胞」機能の維持に重要な役割を果たし、炎症性細胞の血管壁への付着や移動を抑制します。
 この抗炎症作用により、動脈硬化の進行が遅らせられます。

3) 抗酸化作用


「一酸化窒素(NO)」は、酸化LDLの形成を抑制することにより、動脈壁の脂質蓄積と泡沫細胞の形成を抑えることが知られています。

上記のように「一酸化窒素(NO)」の産生と機能は、動脈硬化の予防と進行の抑制において中心的な役割を果たします。


しかし、高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙などのリスクファクターは、NOの産生や作用を低下させ、動脈硬化の進行を促進させる可能性があるというわけです。

 

これらの問題の解決につながる可能性を示した海外の論文が増えています。

最も興味深いのは、次のような報告です。

 

「サーチュイン」は、多くの加齢関連疾患や慢性疾患の新規治療標的となると考えられているわけですが・・・

 とくに「サーチュイン1(SIRT1)」遺伝子の活性化は、様々な機序によって動脈硬化を緩和または予防することが証明されている。 

 

「サーチュイン1(SIRT1)」遺伝子とは、「NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド )」から誘導される7つの「サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)」のひとつでしたよね。

 

そして、「NAD+」の前駆体が・・・「N M N(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」ですね。

 

もちろん、最適なSIRT活性化剤の投与量を決定し、健康効果と生物活性化合物の投与との間に、より強い相関関係を確立するためには、さらなる研究が必要である・・・とも述べられていますが・・・ね。

 

もうひとつの論文は、次のようなものです。

 

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)患者さんでは、心血管関連疾患が死亡原因の1位なのだそうです。

これまでの研究で、慢性間欠的低酸素症(CIH)と高コレステロール食(HCD)がアテローム性動脈硬化斑の異なる特徴を誘導することが示されており、CIHによる「血管内皮傷害」に関与する特異的な機序が強調されてきたそうです。

 

結果として、次のようなことが推測できた・・・というのですね。

 

「慢性間欠的低酸素症(CIH)」の状態では、「血管内皮細胞」が傷害されており、「NAD+」の減少が生じており、さらに「NAD+」の減少が、「ミトコンドリア」の機能障害と関連している可能性がある。

 

「 NAD+前駆体」を補充してそのレベルを上昇させることは、CIH誘発の「血管内皮傷害」を改善する手段になり得ることが報告されています。

 

もちろん、こちらも研究段階ではあるのでしょうが、結果が楽しみですよね。

 

今回も最後までお付き合いいただきまして

誠にありがとうございましたお願い

 

 

参考)

1.Curr Artheroscler Rep.2023; 25(12): 979–994.

Natural Sirtuin1 Activators and Atherosclerosis: an Overview

Karolina Lanoszkaら

 

2Eur Rev Med Pharmacol Sci 2023; 27 (21): 10749-10762

Specific role of NAD+ biosynthesis reduction mediated mitochondrial dysfunction in vascular endothelial injury induced by chronic intermittent hypoxia

Z.-T, Fanら

 

 

(筆者撮影)

 

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こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ

 

なんとも、すっきりとしない曇り空の広がる休日となりました。

 

桜は、まだか?・・・と思ったりしていたのですが、暦を見ますと

明日 3月25日の七十二候が「桜始開(さくらはじめてひらく)」であることに気がつきました。

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

 

 

ところで、昨夜、面白い(おもしろい)ことに気がつきまして、そのことに関連するお話をしてみたいと思います。

 

私の話で恐縮(きょうしゅく)ではありますが、数年前から酒を飲むことをやめています。

その代わりにといってはなんですが・・・ノンアルコール・ビールを飲んでいるわけです。

 

昔のノンアルコール・ビールとは違って、味の方は本物に近いといってよいかもしれません。

 

昨夜、気がついたのは・・・ノンアルコール・ビールの成分に

「大豆(だいず)ペプチド」が含まれていたことです。

もちろん、ビールの味はするので「ホップ」は入っているのですが・・・ね。

 

「大豆ペプチド」のお話はしたことがなかったのですが・・・これは、なかなか興味深い性質があるのですね。

 

では、「大豆ペプチド」とは、どのようなものなのでしょうか?

 

「大豆ペプチド」は、大豆タンパク質を酵素分解して作られます。

大豆ペプチドを含む食品には、次のようなものがあります。

 

納豆、味噌、醤油(しょうゆ)、酒粕(さけかす)などです。

もちろん、サプリも数多くありますね。

 

そして、「大豆ペプチド」には、さまざまな健康効果があることがわかっています。例えば、

 

1.血圧を下げる

 

2.コレステロール値を下げる

 

3.抗酸化作用がある

 

4.免疫力を高める

 

5.疲労回復効果がある

 

などの効果があることが分かっています。

 

とくに 4.免疫力を高める については、具体的には、次のように考えられています。

 

<免疫細胞の種類と影響>

 

  • マクロファージ:「大豆ペプチド」は、マクロファージの貪食作用や抗原提示能力を活性化することが知られています。

  • 樹状細胞:樹状細胞は、免疫系の司令塔のような役割を担っています。「大豆ペプチド」は、樹状細胞の成熟を促進し、抗原特異的な免疫応答を誘導することが報告されています。

  • NK細胞:NK細胞は、ウイルス感染細胞や癌細胞を攻撃する細胞です。「大豆ペプチド」は、NK細胞の活性化を促進し、細胞傷害性を高めることがわかっています。

  • T細胞:T細胞は、獲得免疫の中心的役割を担う細胞です。「大豆ペプチド」は、T細胞の増殖や分化を促進し、免疫応答を調節することが示されています。

  • B細胞:B細胞は、抗体を産生する細胞です。「大豆ペプチド」は、B細胞の増殖や抗体産生を促進することが報告されています。

いかがでしょうか?
なかなかの効果がありそうですよね。
 
もちろん、この他(ほか)にも盛りだくさんなのですが・・・
続きは、後日の話題にしたいと思います。
 
素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ
 
それでは、またバイバイ
 
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<ブログ後記  > 3月26日

 

今日26日は、雨模様のお天気となり、「寒(かん)の戻り(もどり)」という言葉を意識する日となりました。


楽しみにしている桜の花が見られるようになるまで、あと数日といったところでしょうか。

今回は、ある「ノンアルコール・ビール」の製品に含まれていた「大豆ペプチド」についてのお話をさせていただきました。


あとから確かめたのですが・・・

 

ある会社の「ノンアルコール・ビール」は「大豆ペプチド」が含まれているのですが・・・
すべての「ノンアルコール・ビール」に「大豆ペプチド」が含まれているのではなさそうです。

 

「ノンアルコール・ビール」を飲んでいた際に、偶然にも「大豆ペプチド」という言葉を思い出した・・・のは、ラッキーであったなあ〜

などと思います。


実は、食品由来の「生理活性ペプチド」は、様々な慢性疾患の予防や治療に応用され、その有効性が注目されているのですね。

 

まず、「ペプチド」とは、どのようなものなのでしょうか?

少し整理をしておきたいと思います。

 

「ペプチド」とは、アミノ酸が「ペプチド結合」で連結して、短い鎖状につながった分子を指します(さします)。

 

話を「生理活性ペプチド」に戻しますと・・・

 

こうした「ペプチド」は、主に様々な動物性(乳、肉、魚、卵など)および植物性(穀類、豆類、ナッツ類など)のタンパク質源に由来することが知られています。

食材の中でも、「大豆」は幅広い健康効果を持つ数多くの「生理活性ペプチド」が存在することが知られています。

本文内でもご紹介したように、「大豆ペプチド」は免疫細胞の活性化などの機能を持つのですが・・・
 

その中でも強力な作用が知られているペプチドがあります。

それは、 Leu(ロイシン)-Ser(セリン)-Trp(トリプトファン)
という3つのアミノ酸からなるトリペプチドです。

 

トリペプチドとは、3つのアミノ酸という意味ですが、

Leu(ロイシン)-Ser(セリン)-Trp(トリプトファン)のペプチドの頭文字をとって、「LSW」などとも呼ばれています。


この「Leu-Ser-Trp(LSW)」は、アンジオテンシン変換酵素阻害ペプチドとして大豆から同定されたことでも知られています。

血圧を上げる作用のあるホルモンを作るのに必要なアンジオテンシン変換酵素(ACE)を阻害するわけですから、「Leu-Ser-Trp(LSW)」は、結果的に血圧を下げる作用を持つことになりますよね。


この「「Leu-Ser-Trp(LSW)」は、その他にも「血管内皮障害」を予防する可能性があることが実験的に示されていたり、

血管系における活性酸素の抑制効果や脂質の酸化をほぼ抑制したという報告もあります。

 

以前の「動脈硬化」についてのお話を思い出していただきたいのですが・・・

 

血管系において、持続的な活性酸素などによる「酸化ストレス」と「炎症反応」は、血管内皮機能障害を進行させます。

 

その結果、高血圧、アテローム性動脈硬化症、その他の心血管系疾患の発症させ、それらを進行させることが知られています。

 

これらの理由から、血管系における活性酸素などの「酸化ストレス」や「炎症」を改善させることは、アテローム性動脈硬化症、心血管系疾患の発症などの疾患をコントロールするための重要な戦略と考えられてきた経緯(けいい)があるのですね。

 

そして、「活性酸素」を産生させるのは、炎症性サイトカインのひとつである「TNFα」であることが知られています。

 

ある細胞株(EA.hy926細胞)の実験では、驚くことに

「Leu-Ser-Trp(LSW)」が、TNFαに誘発される「活性酸素」の産生と「脂質の酸化」をほぼ抑制したことが報告されています。

 

また、「Leu-Ser-Trp(LSW)」が、サーチュイン遺伝子1(SIRT1)を活性化することにより、TNFαに対する抗炎症作用がある可能性が示されたとも報告されているのですね。

 

たかが、細胞を用いた実験じゃないの・・・と思われるかもしれませんが・・・「Leu-Ser-Trp(LSW)」が強い抗酸化力やサーチュイン遺伝子1(SIRT1)の活性化を示した細胞株(EA.hy926細胞)というものが、「体細胞ハイブリッドヒト臍帯静脈細胞株」というものでして・・・

 

現在、血管の「酸化ストレス」と「炎症」反応に対する様々な生理活性化合物の細胞保護効果を評価するために広く使用されている 細胞であることから考えますと・・・

 

これは、なかなか信憑性(しんぴょうせい)があるかも・・・なんて思います。

 

「Leu-Ser-Trp(LSW)」は、「大豆ペプチド」の中のひとつであり、たった3つのアミノ酸から構成されるものです。

 

もし、動脈効果を予防するための薬剤を使うとすると・・・活性酸素を除去し、血中のLDL-Cを低値に保ち、局所の炎症性サイトカインを抑制し・・・といったい何十種類の薬剤を投与しなければいけないのか?・・・なんて、考えると・・・実際に治療を継続するのは難しいと思います。

 

しかしながら、たった3つのアミノ酸から作られた「Leu-Ser-Trp(LSW)」が同様の効果を示すとすれば・・・これは、機能性食品やサプリメントとして、摂取するだけで、動脈硬化やそれに伴う動脈硬化性の疾患の発症を確実に予防する・・・なんてことも可能になるのかもしれませんね。これは、長い年月でも実行可能ですよね爆  笑

 

 

高齢者のフレイル予防に「大豆ペプチド」が有効である可能性については、またの機会にしたいと思います。

 

 

今回も最後までお読みいただきまして

誠にありがとうございましたお願い

 

参考)

1.Plant Foods Hum Nutr. 2024 Mar;79(1):1-11.Significance of Soy-Based Fermented Food and Their Bioactive Compounds Against Obesity, Diabetes, and Cardiovascular Diseases

Sushi

Sushmita Dwivediら

 

 (ホテル ニューオータニ庭園;筆者撮影)

 

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こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ 

 

3月も半ばを過ぎて、穏やかな青空が広がる休日となりました。

 

いよいよ、本格的な春がやってきたのかなあ〜などと思っていたのですが・・・

 

20日(水)の「春分の日」は、寒さが東北や北陸、関東の山沿いを中心に大雪の恐れもあるのだとか・・・

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

 

 

今回は「ビタミンD」についてのお話をしてみたいと思います。

 

「ビタミンD不足は世界的問題である」とアメリカ国立衛生研究所(NIH)は指摘していますが・・・

 

なかでも日本人の「ビタミンD」濃度は、極めて低いために2018年12月に厚生労働省は、「ビタミンD」の摂取基準値の引き上げを発表しています。

 

 

では、「ビタミンD」とは、どのような栄養成分なのでしょうか?

 

一言で言いますと・・・「ビタミンD」は、カルシウムや骨の代謝に欠かせない栄養素であるということになりますよね。

 

もう少しだけ、詳しくみてみると・・・

 
「ビタミンD」には、主に以下の3つの働きがあります。
 
1. カルシウムとリンの吸収促進
 
「ビタミンD」は、腸管からのカルシウムとリンの吸収を促進することで、骨の形成や成長を促します。
 
カルシウムとリンは、骨の主要な構成成分であり、ビタミンDが不足すると、これらの吸収が阻害され、骨粗鬆症が生じたりします。
 
とくに高齢者の場合は、骨粗鬆症になりやすくなり、骨折による寝たきりのリスクが高くなります。
 
2. 免疫機能の調節
 
「ビタミンD」は、免疫細胞の働きを調節することで、さまざまな感染症に対する防御機能を高めます。
近年では、「ビタミンD」不足と、風邪やインフルエンザなどの感染症罹患リスク増加との関連も示唆(しさ)されています。
 
3. その他の働き
 
「ビタミンD」は、筋肉の機能維持、細胞の成長と分化、遺伝子発現の調節など、様々な働きに関与していることが分かっています。近年では、「ビタミンD」不足と、糖尿病や心疾患などの慢性疾患との関連も研究されています。
 
 
これらを見ますと・・・「ビタミンD」が不足しますと、多くの健康障害が起きてきそうですね。
 
では、「ビタミンD」不足を防ぐためには、どのような食材の摂取を心がければよいのでしょうか??
 

(図はお借りしました)

 

(表はお借りしました)」

 

上記に示すように・・・「ビタミンD」は、きのこ類、魚介類、卵類、乳類に多く含まれています。

 

「ビタミンD」は脂溶性なので、脂質を含む動物性食品から摂取したほうが吸収されやすいそうですが、きのこ類でも炒め物や揚げ物にして油とともに摂取することで吸収率を上げることができると言われているようです。

 

「ビタミンD」について、もう少しだけ詳しく(くわしく)見てみると次のようになります。

 

「ビタミンD」には、D2からD7までの6種類があるのですが・・・がD4~D7は食品にほとんど含まれていませんし、活性も低いためにあまり問題にされません「。
 
このため、生理活性が高い「ビタミンD2」と「ビタミンD3」の2つが重要視されるのですね。
 
「ビタミンD3」は、ヒトの皮膚に存在するプロビタミンD3が紫外線に当たることによって生成され、「ビタミンD2」は、しいたけに含まれるプロビタミンD2からも生成されます。
 
「ビタミンD」は、肝臓で水酸化され、「25-ヒドロキシビタミンD」へと変化し、さらに腎臓で水酸化されることで「1,25-ジヒドロキシビタミンD3」となり、全身に運ばれ様々な生体効果を発現します。

 

image

       (図はお借りしました)

 

なかなか、厄介(やっかい)なメカニズなのですが・・・・
 
皮膚が紫外線を浴びることで、皮膚にあるプロビタミンD3(前駆体)という物質が、体内で「ビタミンD」に変わっていくわけですが・・・
 
肝臓と腎臓で代謝され、やっと「活性型ビタミンD3(1,25-ジヒドロキシビタミンD3)」というものに変化し、さまざまな効果を示すようになるのですね。
 
さらに言えば・・・肝臓機能障害や腎不全がある場合には、「活性型ビタミンD3」の減少が認められることもあります。
 

この「ビタミンD」について近年研究が進み、健康に対するより様々な効用があることが明らかになっています。

 

「免疫システム」や「心や神経のバランス」、そして、「老化のメカニズム」にまで「ビタミンD」が関与する可能性が報告されているわけですね。

 

「ビタミンD」と言えば・・・これまでは「骨の健康」を維持するために不可欠な栄養素であると考えられてきたわけですが・・・

抗炎症、抗酸化、神経保護の特性を持ち、免疫系、筋肉機能、脳細胞活動をサポートするなど、多彩な機能を持つと考えられたりもしています。

 

日光を浴びる機会が少ない方や、食生活が偏っている方は「ビタミンD」の摂取について意識していくことが重要なのかもしれませんね。

 

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

 

参考)

1.Int J Mol Sci. 2023 Mar; 24(5): 4642

Vitamin D and Vitamin D-Binding Protein in Health and Disease

Chariotte Deirueら

 

2.分子生理化学研究所 記事 より

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<ブログ後記>3月19日

 

明日は「春分の日」であるというのに、寒さを感じる夜となっています。

この時期としては強い寒気が入り込んでいるのが、その理由だとか。

気候の安定する本格的な「春」が待ち遠しいですね。

 

さて、今回は「ビタミンD」についてのお話とさせていただきました。

 

「ビタミンD」は、カルシウムの吸収を促進し、骨の成長を促進する重要な役割を持つ栄養素であり、健康な骨を維持するために欠かせない脂溶性のビタミンです。

 

体内で重要な役割を果たしています。

  • 食事で摂ったカルシウムやリンの腸からの吸収を助け、血液中のカルシウムとリン酸の濃度を正常に保つ。
  • また、副甲状腺ホルモン(骨吸収を促進するホルモン)の分泌を抑制。

「ビタミンD」が不足すると、骨が脆く(もろく)くなり、骨折しやすくなったり、筋肉が弱くなり、転倒しやすくなったりします。


 この重要な働きを持つ「ビタミンD」が不足しているヒトが多いことが、世界的み問題になっているというわけですね。

 

では、「ビタミンD」が不足しているかどうかは、どのように調べたらよいのでしょうか?

 

「ビタミンD」が少ないかどうかは、「25-ヒドロキシビタミンD(25OH-D)」と呼ばれる血液検査の項目で診断することができます。

 

血中「25-OHビタミンD」は皮膚で産生されたビタミンDと食物から摂取されたビタミンDの合計量を反映して変動するため、ビタミンDの代わりに測定されます。

 

ビタミンD総量(total)と呼ばれ、ビタミンD欠乏症などの栄養状態の指標に用いられます。

 一方、「1,25-(OH)2ビタミンD」は、活性型ビタミンDとも呼ばれ、血液中のCa濃度が低下すると、腸管からのCa吸収を高め、骨への沈着を促す働きをします。健常者では副甲状腺ホルモン(PTH)によってその血中濃度はほぼ一定に保たれています。血中1,25-(OH)2ビタミンDはビタミンD効果をみるとき、主に活性型ビタミンD3剤投与による治療効果判定に用いられます。

 

ビタミンDが足りているのか、不足しているのかを知るためには、採血でビタミンD濃度を測定するとわかります。
 

具体的には血中25(OH)ビタミンD3濃度を調べて、40~80ng/ml位の範囲にあるのが望ましいと言われています。
20ng/ml 未満でビタミンD欠乏、20~30ng/mlでビタミンD不足の診断となります。

 

ところで、日光を積極的に浴びれば(あびれば)「ビタミンD」が不足は、解消できるのでしょうか?

 

おそらく・・・ですが、難しいことかもしれません。

ビタミンDは、太陽光により皮膚で作られます。十分な量のビタミンDを合成するために必要な日光の量は、年齢、肌の色、日光への露出、基礎疾患の有無などによって異なると考えられているから・・・ということになります。


1999年に発表された、ある論文があります。
その内容は、次のようなものです。


3 つの高齢者グループ (65 ~ 80 歳) について、血清 25-ヒドロキシビタミン D (25-OH-D) 濃度、食事によるビタミン D 摂取量、および 1 年間の日光曝露に関して研究がされました:。

 

グループ 1 (長期滞在の高齢者患者) )

グループ 2 (老人ホームの居住者)

グループ 3 (自宅で暮らす高齢者)

若年成人(30~50歳)を対照として使用されました。

 

グループ 1 の 25-OH-D 濃度は、他のどのグループよりも年間を通じて有意に低く、

グループ 2 の濃度はグループ 3 および対照よりも有意に低かったそうです。

 

長期滞在の老人患者や老人ホームの入居者における 25-OH-D レベルの低さは、食事からのビタミン D 摂取量の少なさと日光への曝露の少なさの両方の結果であろうとこの論文では、推測されています。

最近の多くの研究では、ビタミンDの欠乏は、呼吸器感染症や呼吸器疾患、自己免疫疾患、各種がん、糖尿病、認知症、うつ病の発症にも関与する可能性も指摘されています。

 

また、マウスの実験のデータなのですが・・・1,25(OH)2D不足は、p16、p19、p53の発現を亢進させることにより、骨組織における「細胞老化」と「SASP」を増加させるという報告もあります。

 

さらには、1,25(OH)2Dは、関節軟骨細胞の増殖と細胞外マトリックスタンパク質合成を促進し、「老化」と「SASP」を抑制する老化関連遺伝子である「サーチュイン1遺伝子(Sirt1)の発現を亢進することにより、

モデルマウスにおける老化に関連した膝変形性関節症(OA)の発症を予防する上で重要な役割を果たしていると結論付けてもいます。

 

「ビタミンD」と言いますと・・・骨を丈夫(じょうぶ)にするビタミンと認識されていますが・・・

ひょっとすると、健康年齢を大幅にアップさせる要因のひとつであることが明らかにされたりして・・・と思ったりましますねウインク

 

今回も最後までお付き合いいただきまして

誠にありがとうございましたお願い

 

参考)
3.Ann Nutr Metab. 1984;28(3):144-50. 
Vitamin D intake, sunlight exposure and 25-hydroxyvitamin D levels in the elderly during one year
C Lamberg Allardtら

 

4.Front Endocrinol (Lausanne) 2018; 9: 373.​​​​​​​

Rationale and Plan for Vitamin D Food Fortificatio

Stefan Pilz.ら

 

5.Am J Transl Res. 2020 Feb 15;12(2):507-518.

1,25-Dihydroxyvitamin D insufficiency accelerates age-related bone loss by increasing oxidative stress and cell senescence

Wanxin Qiaoら

 

6.Int J Biol Sci.2023; 19(2):610-624

1,25-Dihydroxyvitamin D Deficiency Accelerates Aging-related Osteoarthritis via Downregulation of Sirt1 in Mice

Jie Chenら

 

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 (以前のphoto: 筆者撮影)

 

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