私はアメカジファッションのUSフライトジャケットのファンです。ここ北陸の冬は寒く、結構重宝します。ここでUSナイロン(またはNomex [ノーメックス] )フライトジャケットの歴史を軽くおさらいすると、

 

すべてのUSフライトジャケットの歴史はA=夏季用、B=冬季用の2種類から始まっています。気温域の区分を示す用語は夏季用の「A」と冬季用の「B」の2種類で始まりました。その後、戦域が広がりを見せる中でライトゾーン(10~30℃)、インターミディエイトゾーン(-10~30℃)、ヘビーゾーン(-10~-30℃)の3種類に大別されました。B-6からB-15を経てMA-1に変遷していくインターミディエイト用の飛行服と同様に、ライトゾーンはA-1からL-2シリーズへ。冬用のコートとしておなじみのN-3Bも、B-2を基とするヘビーゾーンのジャケットへと歴史をたどることができます。

 

さて、陸軍航空隊(USAAF)は革製のフライトジャケットA-2が抱える高価、大量生産が難しいなどの諸問題を解決するためにさまざまな素材をテストしていました。そこへ、1939年にデュポン社が開発していたナイロンの採用により、1945年5月21日にL-2が完成されました。この新たな素材と衿を取り外したディテールはその後の飛行服を大きく変える基本形となるものでした。陸軍航空隊時代のため、カラーはオリーブドラブとなっています。 コックピットで座った姿勢での機動性を重視したため着丈は短く、裾はニットリブとなっています。 左肩にはエアフォースマークのインシグニア(国籍マークなどの記章)、その下にはシガレットポケットが備わっています。サイドのポケットはフラップ付きで、斜めに走るデザインです。
L-2A、L-2Bへと改変を重ねて展開してゆくモデルです。

朝鮮戦争の最中、1950年代初期(1951年頃)にL-2の後継モデルとして採用されたのがL2-Aです。陸軍航空隊(USAAF)から空軍(USAF)に独立した時期でもあります。そのシンボルカラーであるエアフォースブルーを採用したのが特徴です。酸素マスクコードなどを装着するレザー製だったオキシジェンタブはこのモデルでナイロン製となりました。

次に登場したL2の第3世代がL2-Bです。諸説ありますが、朝鮮戦争末期・もしくは戦後すぐ、1952~1953年頃に採用されたといわれています。空軍はL-2Aジャケットの指定色をエアフォースブルーからシルバーグレー(セージグリーン)へと改変しました。これは高度での太陽光吸収の解決と、脱出後の低視認化を目的としたものです。この指定色が改変されたモデルが、このL-2Bとなります。デザインはほぼL-2を継承しています。これはその後約20年間と長期にわたって採用されました。インターミディエイトゾーンでいうところのMA-1的な傑作的存在です。また、ライトゾーンでは初採用となるセージグリーンカラーにも注目です。そのほか、サイズ表示がインチからS、M、L表記に改められました。初期のライナーは表地と同色でしたが、中期以降はレスキューカラーであるオレンジ色となりました。

そして、1955年に登場したのが有名なMA-1です。


コットン素材のB-15の流れを汲んで1955年に採用された、傑作のフライト・ジャケットです。 最も多くのパイロット達に愛されたモデルです。軍用機の多くがプロペラ機からジェット機に移行するに従って飛行高度も高くなり、フライトジャケットに付着した水分が氷結して乗組員の活動の妨げになることがわかった為、それまでの革製フライトジャケットではなくナイロン製のフライトジャケットが考案されました。そこで生まれたのがMA-1ジャケットです。 採用決定後も幾度と無く細部の改良が行われ、30年間にわたって使用されてきました。地上でのカモフラージュのために表地には落ち着いた緑を採用。それに対して裏地が目立ちやすいオレンジ色であるのは、事故の際に脱出したパイロットを探すのが困難なことから、少しでもパイロットを発見しやすいレスキューカラーを採用したためと言われています。派生型として、フードが付けられたN-2タイプや、更に丈が長いコートタイプのN-3タイプが存在します。

 

一方、アメリカ海軍では第二次大戦期には陸軍のA-2に対応するレザージャケットM422を開発します。M422は第二次大戦末期もしくは戦後すぐにG-1となります。この革製のG-1に取って代わったのが、J-WFS(winter flying suit)です。1950年代から1970年代まで支給されました。日本やアメリカではG-8やWEPジャケットと呼ばれています。極端に短い裾、リブ仕様の襟と裾、大型のポケットなど、非常に独特の形態をしています。

そして、ナイロン素材のJ-WFS(G-8、WEPジャケット)に代わり、耐火、耐熱性を持ったNomex [ノーメックス](アラミド繊維素材)を採用したのがCWU-45/Pです。CWUはclothing wear unitもしくはcold weather uniformの略だといわれています。1973年、米海軍に先行採用され、1976年には米空軍にも採用されました。現在、陸・空・海の三軍および海兵隊において制式採用されているモデルで、約400度の高温に耐えられるものもあったといいます。 襟はラウンド・カラーで、左右のポケットのフラップはベルクロ(マジックテープ)留めとなっています。

このモデルには中綿がないCWU-36/Pというモデルもあります。1978年に支給が開始された、暖気候用フライトジャケットです。
寒冷地用CWU-45/Pの中綿を無くし、細部デザインにわずかな修正が加えられたものです。 CWU-45/Pと同様、機内での火災を想定してノーメックス(アラミド繊維素材)が採用されています。 初期型には存在した背中のアクションプリーツは、「コックピットの突起類に引っ掛かる」とのパイロットからの意見により、修正されたといいます。

さて、本題ですが、自分は90年代物のAlpha Industries製のCWU-45/Pを長らく愛用しています。他にも同じAlpha IndustriesとAvirexのMA-1や同じくAvirexのL2-Bも持っています。自分のCWU-45/Pは30年物なので、細かく補修しています。今回はいよいよ袖と裾のリブがよれたり穴が開いたり退色してかなりやばい状態になったので、リブの交換を決意しました。地元の洋服の直し屋さんなどもあたりましたが、今回は経験豊富なメールレスポンスも良い大阪市のアメリカ村にあるテキーラ(Tequila)さんにお願いすることにしました。さて、取替用のリブですが、日本国内では大阪のMASHさんが有名です。テキーラの山根さんも親切な方で、ノークレームを約束してくだされば、同じ大阪のMASHさんで取替用のリブを購入して作業してくださいますが、微妙に色調が異なるなどのクレームがあるため、原則はリブ持ち込みもしくは同封でお願いしたいとのことでした。

皆さん、リブの色はどれが良いか悩まれるようですが、1つポイントがあります。MASHさんで一番の売れ筋は50sダークセージグリーン(50~60年代初頭にかけ、USAFにおいて支給された初期のMA-1, L-2B...等に使用された、若干グリーンがかったダークセージ色)と60sセージグリーン(グレイ系の色調の物)です。これら色調の基本的な理解ですが、セージとは50年代半ば以降、米空軍フライト衣料の基本色と定められた、グレイ、グリーン、ブルーが混じり合った色です。50年代は若干グリーン系の色調の物が多く用いられ、60年代以降はグレイ系の色調の物が多く使われたようです。自分のCWU-45/Pはレプリカグレーという色で緑とオリーブの中間色のような色調です。そこで、ダークグリーンセージかグリーンセージか悩みましたが、通販なので事前に見るわけにいかないので、先ほどの緑系かグレー系かで判断して60sセージグリーンを選んでドンピシャでした。また、MASHさんは70sUSAF 実物ニット(セージグリーン)も取り扱っていますので、グレイ系のセージグリーンを希望する方はこちらもお勧めです。交換するときは、袖だけではなく、すべてのニットパーツを交換することで色が合うので違和感がありません。テキーラさんは各パーツごとに補修価格を設定していますが、補修箇所が多い場合は単純な加算方式ではなく、トータルの補修価格をディスカウントしてくださるのでお勧めです。さすが大阪商人です。

 

他のお客さんの参考画像ですが、こちらが補修前

こちらが補修後

まったく、色調に違和感がないと思います。

 

こちらにテキーラさんのブログに各種フライトジャケットのリブ交換事例がたくさんありますので、参考にしてください。

 
(注)MASHさんの交換用リブ50sセージダークグリーンや60sセージグリンや70sUSAF実物ニット(セージグリーン)のリンク先はMA-1用の両袖・裾・襟の4点セットになっています。CWU-45/Pなど用の両袖・裾の3点セットもありますので、ご確認ください。

 

引用:leather-house.net、fineboys-online.jp、wikipedia、realcompany、captaintoms.co.jp、houston-book.com、tequila-osaka.com

 

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シトロエンC6のトランクのダンパーショックの交換はとても簡単ですが、取付部の向きに注意してください。社外品は取付時にダンパーロッドのヘッド部分の向きの調整が必要です!

 

シトロエンC6のトランクのダンパーショックは、ほぼ100%交換が必要となります。純正部品は1本8400円(2023.4月現在、税抜き)です。社外品でお勧めはMagneti Marelli製のダンパーです。これだとeBayでラトビアから送料込みで5000円くらいで入手可能です。結果的には両方購入しました。どっちみち経年変化で交換が必要となるパーツです。購入しておいて純正品と社外品と比較してみるのも面白いかなと思ったのがきっかけです。

 

このダンパーショックを交換します

こちらはシトロエン純正部品です(税込み2本で18480円)

こちらはMagneti Marelli製の社外品です(消費税・送料込み2本で4945円)

さて、交換方法ですが、こちらの動画を参考にしました。とても分かりやすいです。車種は異なりますが交換方法は同一です。

上の動画によると、先ず、スライドさせる溝にそってマイナスドライバーを差し込んでダンパーのクリップを引き上げます

そして、クリップのツメのロックが解除され、ダンパーが取り外し可能な状態になります

クリップは固定状態ではツメがダンパー取付部の球状ボルトを掴んだ状態になります

こちらがダンパー取付部の球状ボルトです

さて、シトロエンC6のトランクダンパーの交換のサインですが、

 

・トランクを持ち上げるとき片手では重い場合

・中途半端にトランクを開けると自然に下がってきてしまう場合

・トランクを閉めるときに上から下に押さなくても自重でトランクが閉まってしまう場合

 

これらの症状が現れたら交換のサインです。この状況を放置しておくとリヤのナンバーが付いているパネル一帯が落ちます。開け閉めの衝撃で支えている下側のヒンジが割れてしまいますので早めに交換しましょう。某有名ショップ様も注意喚起されています。

これら先人のご経験を教訓に、先の動画を見て分かるように作業はとても簡単ですので、ぜひ早めに交換しましょう。注意するのは主に2点です。

 

1.トランクが勝手に閉じないように支柱的なもので安全対策をしましょう。シトロエンC6のトランクはオートスポイラーのユニットを内蔵しているのでかなり重く危険です。

2.ダンパーショックの取付部のロック金具を外すとき、マイナスドライバーが滑って、トランクやピラーなどに傷を付けないようにウェスなどで養生して作業をしましょう。

 

以上、シトロエン新潟のTメカニックにお聞きした作業アドバイスでした。

 

後日談となります。実際に取り付けてみたら、右側のダンパーは交換できましたが、左側が交換できません。シトロエンC6のトランクダンパーは上下の取付穴が同じ方向にならないオフセットした向きになります。トランク右側にはちょうど良い具合に向きがオフセットされていて装着できましたが、トランク左側に装着しようとしても向きが合いません。もしや、右側用ダンパーを2個送ってきたのではと思いましたが、パッケージには異常はありませんし、これは純正部品ではない汎用品ですから、何かあると考えて色々といじってみたら、「行けました!」ダンパーロッド(収縮する部分)側の取付部のヘッド部分がねじ状になっているロッド末端部にねじ込まれている構造になっていて、回転可能でした。

つまり、上の画像のヘッド部分をねじを緩める方向に少し回転させれば、トランク左側のオフセットした取付部に装着できます。汎用品なので色々な車種に適合するような工夫がなされていました。さすが、Magneti Marelli製品です。ホッと一安心でした。皆様もお気を付けください。間違って購入元にクレームを入れないようにしてくださいね。

 

引用:autocar.jp、importcar-parts-cruise24.com

 

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2025-02-22 00:00:00

2025年12月、今まで故障の嵐で、もぐらたたき状態だった我がシトロエンC5X7の1.5lターボEP6プリンスエンジン(BMW N12/N13/N14/N16/N18エンジン)が無故障で7か月を経過しました。やっと落ち着いた感じです。そこで、今までの経過を振り返って、このエンジンとの付き合い方やなるべくお金をかけない修理方法についてまとめてみたいと思います。

今、思うに、車を購入してから10万km走行までは、ほとんど全く問題はありませんでした。本当に良いエンジンだという印象しかありませんでした。しかし、走行距離10万kmを超えたあたりから、オイル漏れやカーボンによる悪さが出始めて、それらの相乗効果で大変なことになってしまいました。

 

1.エンジンオイル漏れについて

これは定番の場所が決まっています。

(1)オイルパンのパッキンからのオイル漏れ→パッキンの交換
(2)タイミングチェーンテンショナーからのオイル漏れ→タイミングチェーンテンショナーの交換
(3)シリンダーヘッドからのオイル漏れ→シリンダーヘッド交換・それに伴って仕様変更されたインテークホースも要交換となり交換
(4)オイルフィルターブラケット(オイルフィルターハウジング)パッキンからのオイル漏れ→エンジンブロック側とオイルクーラー側の両面のパッキンを交換→オイルクーラー側のパッキンはステランティスでは単独で部品が供給されず(ASSYで70,000円以上)、同型エンジンを搭載するBMW MINIのパーツ(単独供給あり)を流用(8,000円以下)

(5)VANOSソレノイドバルブの交換→これもBMWだとパッキンだけで部品が取れて交換できますが、ソレノイドバルブを交換するとエンジンの調子も上がるので自分的にはASSY交換がお勧めです。

 

また、タイミングチェーンテンショナー交換時には、タイミングチェーンとウォーターポンプも同時に交換するのが利口です。10万kmを走行すれば、今後のことも考えれば交換はマストです。
 
2.カーボン対策またはオイル上がり・オイル下がり対策について
こちらが大変でした。自分の車のエンジンは結論からいうとオイル上がりとオイル下がりの両方の症状が起きていたので大変でした。皆さん大体エンジンオイルが1000km走行で1lくらい減ってオイル警告灯が点灯することで異常に気付きます。あえてカーボン対策と書いたのはこのオイル上がりの主原因がカーボンの堆積によるピストンリングの固着だからです。これを放置しておくとブローバイガスの汚れも多くなり、スロットルバルブボディーが故障するなど様々な不調を誘発します。
この修理方法はいろいろあるのですが、
 
A.超お金をかけない対処療法
オイル上がり対策として、EP6エンジンのエンジンオイルの指定粘度は0W-30ですが、これを0W-50などの硬いオイルに交換し、かつ、ケミカルも併用する方法→自分はやったことはないのですが、対処療法の極致です。オイル上がりによるオイルの減少は止まるかもしれませんが、エンジンフィールの悪さは絶望的です。また、オイル下がり対策としては、バルブステムシールを交換します。
B.最低限度の費用で根本的な解決をする方法
この方法は、先ずオイル上がり対策としてピストンリングの固着を解消するためにプラグホールからKUREのエンジンコンディショナーを吹き込みます。そして、様子を見る状態を1週間ほど繰り返し、エンジンコンディショナーの液体がピストン下に落ちなくなったら、ピストンリングの固着解消完了とみなして、残った薬液をスポイトで吸い出してエンジンを始動し、エンジンオイルを交換する方法です。オイル下がり対策としては、バルブステムシールを交換します。と同時に吸気ポートと吸気バルブのカーボンクリーニングを行います。トータル費用は整備工場やディーラーにもよりますが、20万円ジャストくらいでしょうか。
 
C.エンジン漏れ対策もカーボン対策もまとめてエンジンオーバーホール&改造する方法
これは実際に自分が選んだ方法ですが、トータルで約40~50万円です。確かに高価ですが、今後も25万kmまで乗り続ける意志があったので、私はこの方法をあえて選びました。エンジンオーバーホールと同時に諸悪の根源である2ピースピストンリングをオーソドックスな3ピースピストンリングに改造してしまいました。これは同じプリンスエンジンを搭載するR56ミニでは定番の修理方法で結構有名な方法です。
自分は、この修理以降、一度だけ前述のVANOSソレノイドバルブの不調で交換したきり、2025年12月末現在、約7か月間無故障かつ絶好調のエンジンフィーリングを楽しんでいます。ターボエンジンは熱量が高いエンジンで、また直噴エンジンはカーボンが溜まりやすいエンジンなので、自分が主にやっている対策は2つです。
 
1.エンジンオイルとラジエタークーラントは日本の気候や道路環境や車の使用環境を熟知した「日本製」の高性能のものを使う。そして、エンジンオイルは3,000kmで交換する。
2.1年に1回WAKO'S RECSなどを施工し、吸気ポートと吸気バルブのカーボンクリーニングを行う。これを施工してから、2週間走行後にエンジンオイルとエレメントを交換するのはマストです。水素カーボンクリーニングの併用も良いかもしれません。

2026年1月17日、ガレージの床に微細なオイル漏れを発見し、C6のオイル漏れを疑い、主治医の新潟県三条市のファーストガレージタニエさんにて診断していただいた帰りにドラッグストアーで買い物をしようと立ち寄って、買い物を終えて車に戻り、エンジンを始動しようとしましたが、キーを捻っても「カチッ」という音のみでエンジンが始動しなくなりました。JAFに電話しましたが、多忙により到着が2時間半後ということで、何のために年会費4,000円を払っているのか空しくなりました。寒空の中、待ちきれずに、先ほどお世話になったばかりのファーストガレージタニエさんに電話をしたら、社員の佐藤さんが早速駆けつけてくださいました。本当に感謝しかありません。そこで、ジャンプスターターを繋いでもらいました。C6のバッテリーはトランクサイドにあるのですが、ここには繋ぎません。

こういったトランクにバッテリーがある車は大抵ジャンプスタート用の端子がエンジンルームにあります。

画像の右手前の赤いカバーの下にジャンプスタート用のプラス端子があります。マイナスのクランプはさらに手前の無塗装の部分やエンジンブロックに直接繋げばOKです。しかし、ウンともスンとも言いません。そこで、整備工場に搬送となりましたが、JAFが到着する兆しさえないので、JAFをキャンセルして、任意保険の加入会社ソニー損保に電話をしたら、速攻で来てくださいました。ドラッグストアの駐車スペースが狭くて、そのままではレッカー車に車を繋ぐことができません。ファーストガレージタニエさんの佐藤さんも手伝ってくださり、レッカー業者さんと佐藤さんが車を押してくださり、自分がハンドルを操作したのですが、ノンパワーのハンドルの重いこと、筋肉痛になりました。でも本当に感謝です。

 

整備工場に車を運んだ後に、帰宅の段取りですが、ファーストガレージタニエさんには代車が枯渇していたので、燕三条駅まで送っていただき、自力で帰宅する予定でしたが、一応、代車のサービスがないかソニー損保に確認してみたら、代車サービスは車両保険に加入していないと付かないとのことでしたが、「帰宅費用サポート」や「宿泊費用サポート」は付いているとのことでした。帰宅費用サポートには正式には費用の上限はないのですが、区間に応じて、適切な上限がその都度設定されるようです。自分の場合は5万円でした。タクシー代金で査定しても1往復半くらいできる金額です。十分過ぎる金額です。早速、タクシーを呼んで帰宅しました。降車時に領収書をいただいて、その後、ショートメールに送られてきたリンクから、立て替えた交通費の請求サイトにアクセスして、交通手段・区間・費用などを入力し、領収書の画像をアップロードして終わりです。仮にレンタカーで帰宅した場合は24時間までの基本料金と乗り捨て料金も全額出ますので、レンタカーで帰宅して乗り捨てOKです。また、今後、修理が完了した際には無料の「修理後搬送サポート」があることも分かりました。これも活用予定です。至れり尽くせりのサービスで大満足です。それに比べてもJAFの頼りないこと…。結局、会員も非会員も同様に対応してくれるなら、会員になるメリットはありません。非会員へのサービスで会員へのサービスが遅れるなんてありえませんというのが自分の所感です。退会しようかなと強く感じました。それに比べてソニー損保の対応には本当に感心しました。加入を強くお勧めいたします。無料レッカー距離もJAF会員は20km、ソニー損保は100kmもしくはソニー損保指定工場までなら距離無制限です。圧倒的なサービス力の差です。

下のリンクは他社とのロードサービスの比較です。比べてみてください。

 

https://www.sonysonpo.co.jp/auto/rsv/arsv002_b.html

 

 

後日、ファーストガレージタニエさんの社長から電話があり、やはりセルモーターが故障していたとのことでした。今、思えば前兆はありました。エンジンを始動する度に、バッテリーが弱っているときのような回り方をセルモーターがするのです。これはセルモーター故障の前兆です。あまり乗らないからバッテリーが上がり気味になっているのかと思っていましたが、さにあらずでした。さて、C6のセルモーターの位置ですが、エンジンオイルフィルターの奥にあります。

オイルフィルターを外すと見えます。実際にはもっと多くの周りのパーツを外さないとアクセスできません。

こちらの交換と3月に作業予約する予定だったエンジンのカムカバーガスケットの交換も代車不要なので、長期お預かりで一気に作業していただくように依頼してみました。今後の経過は後日アップしたいと思っています。

 

実は今回、作業キャンセルの電話をしたにもかかわらず、JAF指定業者が来られました。自分の車のナンバーと走行距離のみ確認されて戻られたのですが、実質の作業なしでJAFに料金の請求でもされたのでしょうか。闇を感じました。

 

引用:vasques.com、kakaku.com、majiblue.jp

 

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ES9/L7Xエンジンのカムソレノイドバルブ・センサー1920HEからのオイル漏れは、このエンジンの定番の故障事例です。このパーツはVVTソレノイド(バルブ)とも言われます。VVTとはVALVETRONIC(バルブトロニック)の略です。以前、EP6プリンスエンジンのVANOSソレノイドバルブからのオイル漏れの記事をアップしましたが、VANOSはドイツ語のVariable Nockenwellen Steurungの略です。和訳するとVariable→可変 nockenwellen→カムシャフト Steurung→コントロールになります。VALVETRONICとほぼ同義です。こういった可変カムシャフトコントロールシステムを搭載したエンジンは結構多いです。どのように可変制御するかというと、低速域では吸気バルブの開くタイミングを遅らせてアイドリングを安定させます。そして、中速域ではバルブの開くタイミングを早めてトルクを高めます。そして、高速域ではバルブの開くタイミングを充填効率が高まるまで遅らせてフルパワーを引き出します。常にバルブを充填効率が高いタイミングで開けばいいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、どんな状況でもバルブを最高の重点効率で開いてしまうと、ガスの未燃焼が起こってしまうので、排ガスが汚くなったり燃費が落ちてしまいます。更に、ガス未燃焼はカーボンスラッジというエンジンルームにダメージを与えかねない様な汚れの原因となります。そこで、可変バルブで「エンジンを効率よく使う」=「環境に良い」+「エンジンの寿命を伸ばす」ということになります。しかし、良いことばかりではなく、このようなソレノイドバルブからのオイル漏れも不可避です。これは絶対的な信頼性を誇る国産車でも同じです。

こちらはシトロエンC6のVVTソレノイドバルブ1920HEです。

下はシトロエンC5X7 V6 3.0のVVTソレノイドバルブの画像です。

これらのオイル漏れはシールがいかれることで起きるので、ソレノイドバルブを清掃して、Oリングを交換すれば直るのですが、EP6プリンスエンジンのVAOSソレノイドバルブの場合はステランティスからはバルブ一体でしか部品が供給されません。しかし、BMWの場合にはOリングのみでパーツの供給があります。ただ、下の記事にあるようにシトロエンC6のVVTソレノイドバルブ1920HEの場合にはバルブ内部シールがいかれると本体交換が必須となります。

ES9/L7XのVVTソレノイドの純正部品の価格は約35,000円(税別)でしたが、もう、純正部品の供給はないようです。いわゆるNFP(仏:Ne fabriquons plus=生産終了)というやつです。そこで、made in China(仏:fabriqué  en Chine)の出番です。

「1920HE VVT solenoid」などをキーワードで検索するとAliexpress、eBay、Amazonなど多数ヒットします。ちなみに、私はeBayで購入しました。

価格がリーズナブルで評価の高いセラー(seller)を選んでオーダーしました。1週間ほどで商品が到着しました。早速、整備工場に持ち込んで交換していただこうと思います。
 
引用:autocar.jp、rsuno.com
 
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2025年12月、YouTubeのお気に入りチャンネル「CONSENSE MOTOR WERKE」さんの動画を見ていて、ある動画が目に留まりました。

BMW F10 5シリーズのヘッドライトの結露問題です。驚くべきことにディーラーの正規修理だとユニット交換で片側だけで30~50万円コースという恐るべき修理コストになります。これを、驚くべき低価格で直してしまうのがCONSENSE MOTOR WERKEさんです。

 

この故障の原因となっているのが、なんと「毛細管現象」です。雨水がハーネスを伝わってライトユニット内部まで侵入した訳です。CONSENSE MOTOR WERKEの諸橋さんはライトハーネスの通り道をライトユニットの下から接続するように取り回しを変更して重力の関係で、水滴がハーネスを伝って上りにくいように対策して、さらにヘッドライトの再コーキングを行い修理を完了していました。流石です。

 

また、こういった毛細管現象はライトユニットや水だけには限りません。ECUが漏れたオイルの毛細管現象で壊れるケースもあります。

これはベンツCクラスが有名です。W204に搭載されたM271・M272エンジンやW205に搭載されたM274エンジンでは、カムマグネットの所から毛細管現象にてエンジンオイルがECUに回ります。これが比較的低走行の3万kmぐらいで発症することもあるので注意が必要です。この現象に対処するためにECUのクローンを作っておく人もいるくらいです。これをなんとティッシュペーパーで対策するという裏技を開発された整備工場様があります。

 

大阪府守口市の小田オート様です。以下の動画に詳しいです。

 

こちらの画像はみんカラのkt6sambar4WDさんのページにアップされていた画像ですが、ECUのコネクター部分にティシュを敷き詰めて対策する方法です。

このティッシュを定期的に交換するという方法です。

 

こちらはキッチンペーパーを敷き詰めた事例です。

 

その他、接続部にオイル吸収シートを挟み込んだ対策ハーネスも売られています。

こちらについても、ディーラーの正規修理はハーネスの交換で10万円、ECU交換となると安くても30万円以上とのこと。
 
さらに、こちらは我らがPSAのプジョー207のECUがラジエタークーラントの冷却水が毛細管現象でECUコネクターまで達して故障した事例です。
 
先ほどの、ヘッドライトユニットの水滴現象もそうですが、ディーラーの正規修理は私のような庶民感覚では無理な金額です。メジャーなドイツ車では市井の整備工場様がこういったユーザーに優しい修理方法を開発してくださり、そういった努力が輸入車がメジャーになるのを後押ししてくれていると感じます。マイナーなラテン車にもそういった優れた整備工場が多く現れてくれるとあえてディーラーではなく整備工場を選ぶ人も増えると思います。期待したいところです。
 
引用:goo-net.com
 
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シトロエンC6 V6/プジョー407 V6の電子可変ダンパーAMVARについての情報は非常に少ないです。この技術がPSAの他車に移行されたり、発展していった訳でもなく、これらの車種だけで終わってしまった技術であることもその原因かもしれません。

 

さて、AMVARとはフランス語の"l'amortisseur variable"(ラモフティスール・ヴァリアーブル=可変ダンパー)もしくは"l'amortissement variable"(ラモフティスモン・ヴァリアーブル=可変ダンピング)の略だといわれています。

フランス語の記事としてはこちらの記事が唯一の詳細な記事だと思います。

シトロエンC6/プジョー407ではフロントとリアにともにAMVARユニットが装着されています。下の画像はシトロエンC6 V6モデルのものです。直4エンジンのモデルにはAMVARは装備されていません。

このAMVARの原理ですが、下図のようになります。

プジョー407 V6で説明します。プジョー407 V6は9段階にダンピングが変化します。

 

基本的にダンパー内のオイルはピストンの穴(オリフィス)を通って移動しダンピング効果を発揮しますが、それに加えて

①はダンパー内のアッパーチャンバー⑤から中空のアブソーバーロッド④へのオイル通路の穴(オリフィス)がすべて開放され、ローワーチャンバー⑧にオイルがすべて自由に行き来できる状態です。(ステージ1:最もソフト)

②はアブソーバーロッドのオイル通路の穴(オリフィス)の半分が閉鎖された状態です。(ステージ5:ミディアム)

③はアブソーバーロッドのオイル通路の穴(オリフィス)のすべてが閉鎖された状態です。オイルはピストン⑥の穴(オリフィス)からしか行き来できない状態です。(ステージ9:最もハード)

 

これらは電子制御でステッピングモーターによりロータリーバルブ(ロッド)⑧が回転することで制御されます。

 

これはプジョー407 V6の場合で、シトロエンC6 V6の場合はもっと制御が細やかで16段階(ステージ)になります。また、C6のダンパーはピストンではなく、穴(オリフィス)とスプリングワッシャーで制御する円盤型のsphere damper(スフィアダンパー)となるので、サスシリンダー上部に位置してスフィアとサスシリンダーを行き来するオイルを制御することになる点が異なります。

そのために下図の様にC6 V6のsphereにはsphere damperがありません。

同じC6の非V6モデルのsphereと見比べると違いは明白です。こちらは、画像中央上部にsphere damperが見えます。

 

 

 

 

 

こちらにシトロエンC6 V6のAMVARの分解動画があります。この動画にあるようにおそらく、ニードル状の部品で画面中央の黒いダンパーボディーの穴(オリフィス)と大小の多段スプリングワッシャーの隙間もしくはスプリングレートを電子的に16段階で制御することで、2段に配置された無数の穴(オリフィス)の開閉を調整して可変ダンピングを可能にしているように思われます。

画像右上が内側と外側の2段に無数の穴(オリフィス)が開いた円盤型のダンパーボディーです。そして、左下が大小の多段スプリングワッシャーを可変制御するニードル状の部品です。

こちらがC6のAMVARのダンパーボディーの拡大図です。上のsphere damperの画像と見比べてください。基本原理は同じのがお分かりいただけると思います。

 

一方、上記プジョー407 V6のAMVARの説明を見た限りでは、こちらの基本原理はトヨタのTEMSなどと同じようです。

 

 

AMVARはPSAが特許を持っているのかもしれませんが、ダンパーはKAYABA製という話がありますので、同じ日本製ですから関連や類似性があっても全く不思議はないと私は思います。

こちらのTEINの電子制御可変ダンパーも原理は同じですが、基本は16段階ですが、なんと32~64段階とさらに細やかな制御が可能な製品もあります。夢の無段階制御に近づきます。今後はPHCがどのような電子制御技術を投入してくるのかに期待したいと考えています。

2025年12月現在、C6 V6のAMVARフロントダンパーはバックオーダーをかけても納期未定(backorder with no ETA/no ETA on backorders ※ETA=estimated time of arrival)状態で、壊れたら修理しかありません。ヨーロッパだと修理可能なお店を2つ知っています。(日本国内にもあるのでしょうか。もしご存じでしたら情報提供お願いします)
1つはポーランドのこちらのお店です。ただし、c6owners.orgによると評判はイマイチといった感じです。

 

引用:innovauto.org、xdalys.lt、ebay.co.uk、YouTube sitikkaさんのチャンネル、toyota.co.jp

 

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2025年9月と11月のこちらのFacebookの投稿を見て心が痛みました。アンラッキーな出来事が次々と起きて、心中ご察し致します。自分がシトロエンC6を乗り始めたときに一番参考にさせていただいたブログのブログ主様の投稿と推察しております。このままであきらめてしまう方だとは決して思っていませんが…。

 

https://www.facebook.com/groups/456771167990212/posts/2633328957001078/?locale=ja_JP

 
https://www.facebook.com/groups/456771167990212/posts/2690855317915108?locale=ja_JP

 

さて、上記の投稿にあるように昨今の車の修理で避けられないのがコーディングです。なぜなら、現代の自動車には、様々なサブシステム用に約70個もの電子制御ユニット(ECU)が搭載されているからです。通常、最大のプロセッサはエンジンコントロールユニットです。その他に、トランスミッション、エアバッグ、アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)、クルーズコントロール、パワーステアリング、オーディオシステム、パワーウィンドウ、ドア、ミラー調整などです。これらのうちのいくつかは独立したサブシステムを形成しますが、概ね他のサブシステムとの通信は不可欠です。サブシステムは、アクチュエータを制御したり、センサからのフィードバックを受け取ったりする必要があります。この要求を満たすためにCANシステムが考案されました。そして、このシステムにアクセスするツールがOBD診断機です。

つまり、こういったECUを搭載したパーツを交換する場合には通常、相互の通信を確立するためのコーディング作業が必要になります。新品パーツの場合は問題なくコーディングができるのですが、中古パーツの場合が問題です。メジャーなドイツ車では、色々な裏技が開発されたり、機器メーカーがそういったニーズに対応した製品を開発してくれたおかげで、今まで不可能と言われていたBMWのABSユニットのコーディングもできるようになりました。

 

下図はスバルレガシー(型式BE5)のABSユニットですが、このユニットのようにECUユニットが分離できるタイプなら、故障した油圧ユニットのみを交換することでコーディング不要となります。いわゆるECUスワップという手法です。

しかし、昨今、このECUが取り外せないタイプもあるようで、そうなるとコーディングが必須となります。先ほどのBMW MINIの中古ABSユニットのコーディング記事のリンクは私の愛車の主治医様のところなので、実際のところどうなのか聞いてみました。

主治医様のお話では、メジャーなドイツ車はAutelのMaxisysなどでコーディングができるそうです。

しかし、プジョー・シトロエンなど非ドイツ系のマイナーメーカー(失礼)はAutelでは難しいそうです。イタリア車は全くのお手上げだそうです。ですので、中古ユニットとの交換ではなく、ABSユニットの修理屋さんにお願いして現物修理対応するのが一番費用が節約できるとのことでした。

 

こちらの業者様も現物修理のメリットを主張されています。

 

こういったABSユニット交換についての海外情報を調べるときのキーワードは「ABS module (ABS pump)replacement(swap、coding)」などです。「ABS unit」とは言わず「ABS module」または「ABS pump」と呼びますので注意が必要です。そうやって、「citroen ABS module replace」でヒットした記事がfrench car forumのC4 Grand PicassoのABS moduleに関する以下の記事です。

 

https://frenchcarforum.co.uk/forum/viewtopic.php?t=62430

 

ABSユニット交換後はDiagboxでコーディングが必要なので、交換する前にパラメーター(設定値)のスクリーンショットを撮っておく必要性などに言及されています。

ただし、海外にあまり有力情報がなく、日本国内の情報検索に戻りました。私の主治医様は現物修理主義ですが、それができないケースもあるようで、逆に以下のリンク先のように中古パーツの再コーディング対応で成功したケースもあるようです。

 

結論から言うと、

 

1.現物修理

2.中古パーツ再コーディング

3.ECUスワップ

 

これらのどれが最適解だと決めることはできず、ケース・バイ・ケースで判断するしかないのが現状のようです。ただし、今後、色々な修理方法が開発されそうな予感がします。2000年後半以降は車の電子化が一気に進んだので、こういった電子系の修理のノウハウが今後も開発されていくと思います。また、新しい修理方法を発見したら、加筆していきたいと思います。

 

新たな方策を思いついたのですが、国外にもラテン車など、日本ではマイナーで修理実績があまりない車種でも、その国では結構メジャーでその車種の修理を得意とするショップはあります。スペインの下のリンクのお店はプジョーのABSユニット修理のスペシャリストです。料金も350ユーロ(2025年12月13日現在約64,000円)からと比較的リーズナブルです。海外からの顧客にも対応するそうです。

 

https://www.nitomotor.com/en/

 
こちらは英国のABS pumpのリペアショップです。シトロエンのユニットも修理可能のようです。対応するシトロエン車のABSユニットと価格一覧です。
 

 

引用:みんカラCoppiさんのページ

 

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2026-01-31 12:00:00

 

毎日来るAmazonを騙る迷惑メールに悩まされ、メールソースを解析し、Receivedヘッダーで対応していましたが、さらに新しいブロック方法を開発しました。SPF認証・DKIM認証・DMARC認証を総動員してメールヘッダーAuthentication-ResultsとDKIM-Signatureで迷惑メールのブロックについに成功しました。

 

以前から、ちょぼちょぼと迷惑メールが来ていましたが、2024年になってから、1日に10通は迷惑メールが来るようになりました。それも同じ内容のメールが何通も来ます。

さすがに気分が悪く、何とか撃退する方法はないかとネットを検索してみました。

 

そこで、考えた方法は、メールヘッダーの情報から迷惑メールの送信元を特定して受信拒否する方法です。私はbiglobeの会員ですが、こちらのHPがとても参考になりました。

そして、こちらのページの一番左下「カスタム設定(受信拒否・必着設定)をクリックして設定に入り、メールヘッダーを指定してブロックすることにしました。
幸いなことにAmazonを騙る迷惑メールは毎日たくさん来ていたので、それらのヘッダー情報を見比べて共通のヘッダー情報を探してみました。
手順は以下のとおりです。最初に着目したのは「Received」ヘッダーです。

1.メールのソース情報を開きます。(これを開く方法はメーラーによって異なると思いますので、ご確認ください。)

2.receivedの情報を見ていきます。これを見るとどんなアカウントを経由したかが分かります。ただし、前述のリンク先の説明にあるようにアカウント名は架空のアカウント名に偽装されている場合はほとんどです。

3.そこで、経由アカウントのIPアドレスを見ます。ここは偽装できません。

4.このアドレスを受信拒否のフォームに入力します。(この方法もメーラーによって異なると思いますので、ご確認ください。)

これで、結果を見ました。そうしたら、迷惑メールは激減しましたが、もっと決定的な対策はないかとネットを再検索してみました。そこで次のリンクのページにたどり着きました。

最初は、Receivedヘッダーだけについて、IPアドレスで拒否していたのですが、後述のように、この方法ではイタチごっこになってしまうので、上の情報を参考にAuthentication-ResultsとDKIM-Signatureについてキーワードを設定する方法に変更しました。こうやって、複合的且つ的確な情報でブロックしないと効果がないですし、届いて欲しいメールまでブロックしかねません。なので、必ず複数のヘッダーでブロックしてください。

 

メールヘッダーのAuthentication-Results(SPFの結果が記述される場所)とDKIM-Signatureについてですが、前述のSPF(Sender Policy Framework)は、なりすまし・迷惑メール対策として、IPアドレスを利用して受信したメールの送信元が詐称されていないかどうかを確認することができる標準的な送信ドメイン認証技術の一つです。SPFを設定しない場合、送信したメールがスパムとしてブロックされ、受信者にメールが届かなくなるリスクが生じます。また、DKIM(DomainKeys Identified Mail)は、電子メールの送信ドメイン認証技術の一つで、送信元が電子署名を行い、受信者がそれを検証することで、送信者のなりすましやメールの改ざんを検知する仕組みです。これにより、メールの信頼性を高め、迷惑メール対策に貢献します。

 

Authentication-Results:ヘッダーの意味
送信元が詐称されていないかどうかの認証結果は、受信メールのヘッダーに「spf=XXX」と記述されます。ただし、ヘッダーの内容や意味はバージョンなどにより異なる場合があります。

DKIM-Signature:ヘッダーの意味

DKIM-Signature(DKIM署名)とは、受信したメールがなりすましメールではないことが確認でき、かつメール本文が改ざんがされていないメールであることも確認することができる電子署名方式の送信ドメイン認証技術で、DKIM署名には、「第三者署名」「作成者署名」の2種類の署名があります。そこで、私はこのヘッダーにも注目しました。

 

1.ヘッダーは「Authentication-Results」

 

    キーワードは「spf=error」と「spf=fail」と「spf=none」と「spf=softfail」と「spf=permerror」と「spf=neutral」「spf=temperror」です。

 
  また、dmarc認証を利用して「dmarc=fail」もキーワードにしてブロックします。
 

2.ヘッダーは「DKIM-Signature」

 

      キーワードはs=の部分です。迷惑メールはここの記述が通常のメールと異なっています。見比べてみてください。一目瞭然です。迷惑メールをすぐに消さず。ある程度ためて、それらのDKIM-Signatureのs=の部分の記述を見ると傾向が分かります。そこの共通のキーワードでブロックします。(例:s=xxxなど)

 

当初、私はReceivedヘッダーに着目し、下の図の例のように、迷惑メール発信元IPアドレスを指定してブロックしていました。このブロック作業を迷惑メールが来る度に地道に繰り返していました。

そうすると、迷惑メールのIPアドレスの傾向が分かってきます。送られてくる迷惑メールのIPについて重なる部分があるのが分かります。それを、例えば「[34.85.」のように第1~第2オクテットのように重複する上位オクテットを上図のように指定してブロックします。そして、大切なメールがブロックされそうなIPでしたら、ひとまず上図のように丁寧に第1~第4オクテットまで全指定してブロックして様子を見ます。それでもこのIPから迷惑メールが頻繁に来るようでしたら、この場合、大切なメール発信者が使っているIPが仮に[34.146.125.81]だとします。そうしたら、第3オクテットの値125と被らないように[34.146.2、[34.146.3、[34.146.4...5...6...7...8...9...0のように第3オクテットの最初の数値「1」のみ外してすべてブロックします。さらに、このブロックも突破して迷惑メールが来たら、上の例の第3オクテットの最初の2桁「12」のみ外した[34.146.11、[34.146.13、[34.146.14...15...16...17...18...19...10とすべてブロックします。こんな感じでブロック範囲をどんどん絞っていきます。この方法はそれなりに強力で効果的でした。

 

「しかし、このReceivedヘッダーでブロックする方法は迷惑メール送信業者とのイタチごっこになっていて、徒労感が半端なかったです」

 

そこで、上記のAuthentication-ResultsとDKIM-Signatureヘッダーでブロックする方法に切り替えてみました。ぜひお試しください。

 

また、これらのブロックによって大切なメール送信者までブロックされそうでしたら、その送信者を「必着設定」にしてください。どのメールアプリでも基本、必着設定の方が受信拒否設定より優先します。

 

余談になりますが、biglobeメールが「有料」で、このていたらくでしたら、選ぶ理由がないでしょう。無料のgmailに移行するしかないかなとも考えています。gmailはAIを活用した高度な迷惑メールフィルターを「無料」で使えるなどサービスもセキュリティーも充実しています。親会社のKDDIにはもっと本気で迷惑メール対策に取り組んでほしいと思っています。

 

前述のようにdmarc=failのキーワードでブロックするのはかなり有効でしたが、昨今ではこのDMARC認証をすり抜けるフィッシングメールもあるようです。

そこで、自分は前述のように、DKIM-Signatureのs=の記述に着目して二重にブロックしていますが、上記記事のように更なる工夫が必要だと感じています。

 

引用:ucky3.info/sagi-mail、cuenote.jp、envader.plus

 

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2026-01-24 12:00:00

受験生の保護者向けの令和8年度新潟県公立高校入試Web出願システム登録マニュアルです。説明動画のQRコードもあります。知人が作成したものです。自由にダウンロードできます。受験生のいる保護者の方や教育関係者の方、どうぞご活用ください。

 

 
こちらが解説動画です。

(注)2026年2月7日に動画を更新しましたので、YouTubeの動画のURLが変わりました。従ってPDF資料のQRコードも更新しました。旧PDF資料からは動画にアクセスできません。PDF資料の再ダウンロードをお願いいたします。

 

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