Ma vie en Citroën C5 et C6 Hydro Lover シトロエンC5・C6格安修理・絶版部品探索・輸入TIPS

Ma vie en Citroën C5 et C6 Hydro Lover シトロエンC5・C6格安修理・絶版部品探索・輸入TIPS

シトロエンの希少・絶版部品の探索・個人輸入でお困りの方、その他、修理をディーラーや専門店に断られて困っている方、ボランティアでお手伝いします。コメント欄より、ご相談ください。

★私を騙った悪質な詐欺サイトがあるようです。皆様ご注意ください★

当ブログのフランス語表記は文字化け回避のためアクサン記号を省略することもあります。また、基本的に2016年改訂の新フランス語表記に従っています。

2025年5月25日シトロエンC5最終修理完了後、無故障記録更新中です。(2026年8月25日で15か月無故障になります)故障から解放された一面、ブログネタが少なくなり、ブログ更新が滞り気味です。

ディーラーや専門店と言えど営利企業です。「部品がありません」「修理できません」は常套文句です。希少・絶版部品の探索・個人輸入でお困りの方、その他、ディーラーや専門店に匙を投げられた方、無料ボランティアをご希望の方はこちらのリンク先ページの「依頼フォーム」をご参照ください。また、オークションに絶版部品を出品することもあります。※昨今のホルムズショックの影響で海外貨物が大幅に遅延気味です。そのことも含んでご依頼ください。
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コメントお待ちしております。また、読者様からの情報提供歓迎します。ハイドロシトロエンC5・C6の修理でお困りの方、ご相談ください。お力になれたらと思います。また、修理情報を収集・公開しております。有益な情報は共有していきたいです。

 

輸入車のゴムは劣化が早いという印象があります。しかし、ヨーロッパにおけるアミンなど環境負荷が高いゴム老化防止剤の規制など様々な理由があると思われます。これらのゴムの延命方法について考察します

シトロエンC5Ⅲのフューエルタンクのフィラーハウジングのゴムは驚くほど短命で、新品に交換しても1・2年足らずで切れてきます。また、このパーツは単独では供給されず、フィラーハウジングASSYのみの供給となり、5,000~6,000円程度の価格となります。値段的にはそれほど高価ではありませんが、このパーツを頻繁に交換するとなると不要なハウジングのみが残ることになり、全くエコではありません。
たまたま、ネットサーフィンをしていてロシアのC5Ⅲオーナーの方が他車のパーツを流用しているのを知り、パーツを取り寄せてみたら、全く同じパーツでした。値段はなんとたった500円です。わざわざASSYでパーツを購入せずともよいということが分かりました。こういった裏技的な知識がとても貴重で、お金と時間のセーブに繋がります。このパーツはシトロエンの他車種のパーツなのですが、元々はキャップレス給油口の蓋になるパーツです。フランス車ではルノーにもこういったパーツの設定があり、汎用パーツではないのかなとも思います。そのパーツをキャップ有りのC5にも流用した設計のためにフューエルリッドを閉めた時のゴムの変形幅が過大ですぐに切れてしまうのではと推測しています。

裂けてしまったフィラーハウジングゴム    

こちらがその代替パーツの品番です。

フィラーハウジングゴム代替パーツ

この現象はヨーロッパと日本の気候の違いが原因とは?という話もあります。私はその要素も若干はあると思いますが、やはり品質が低いと思います。なぜなら、前述のように今回と同様の現象の投稿がヨーロッパでも見られるからです。では、対策について何が有効かというと呉工業のラバープロテクタントの使用です。これを定期的にゴムにスプレーすることでかなり劣化が防げます。実際にこれを励行している同じC5のオーナーの車体には前述のようなゴムの切れはまだありません。ぜひお試しください。

YouTubeにこんな動画もありました。凄い威力です。

もし、記事に共感いただけたら、「いいね」をお願いいたします。励みになります。

また、本ブログには他にも裏技的な知識を公開していますが、節度を持ってご活用願います。まっとうなディーラー様や輸入車メーカー様の不利益になることは私の意図するところではありません。あくまでも本当に困ってのっぴきならない時のための裏技であるということをご理解いただけたらと思います。

 

引用:Drive2.ru

 

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2022-08-07 09:30:00

 

 

2026年7月31日についに日本でもリコールが発表になりました。「やっと」という気持ちと「ついに」という気持ちが入り混じった複雑な心境です。フランスを始めヨーロッパでは日本ではプジョー リフター・308やシトロエン ベルランゴ・C4などに搭載されているPSA(Peugeot/ Citroën/ DS)の1.5 blue HDIディーゼルエンジンDV5の故障・リコール問題が大きく報じられています。日本ではリコールは未実施でした。

2026年7月31日、ステランティスジャパンから国交省にリコールの届け出が出されました。件のカムシャフトチェーンのリコールです。実は、この情報は当ブログの読者のHIROSAY様からいただいたものです。HIROSAY様は日本ではリコールは無いものと観念し、かつ、車の魅力には抗しがたく、あらたにプジョー308を購入されたようです。無念さをお察しいたします。遅きに逸したものの対応が行われることは良かったのでしょうか。自費で修理された方には返金はあるのでしょうか。一番お気の毒な方はHIROSAYさんのように車を乗り替えられた方です。「無償修理できたものを…」というお気持ちでしょう。無念さをお察しいたします。

 

DV5エンジンとは:2017年の初頭に登場したDVシリーズの新型がDV5です。75hp、100hp、130hpの3機種がアナウンスされ、75hpと100hpをDV5RD、130hpをDV5RCと称しています。また、DV5は1.5lで、DV6が1.6lとなります。日本に導入されたプジョー リフター・308/シトロエン ベルランゴ・C4/DS4 V2に搭載されているのは1.5l 130hpのDV5RCとなります。フォードとの共同プロジェクトで生まれたDLD-415(1.5 Duratorq)との共通設計となるPSAの最新ディーゼルエンジンです。

こちらがその技術資料の邦訳です。

https://press.peugeot.co.jp/permitted/document/pdf/20181217GroupPSA_DV5engine.pdf

 

しかし、今、2025年12月現在、ヨーロッパでは1.5 blue hdiエンジン(エンジンコード:DV5)のカムシャフトチェーンの問題について、SNS等でたくさんの投稿がなされています。フランス語で"DV5 moteur rappel"などをキーワードにネット検索すると無数の投稿にアクセスできます。1.5 blue hdiエンジン(エンジンコード:DV5)は、2023年2月まで7mmのカムシャフトチェーンを搭載していました。このチェーンは、製造上の欠陥により破損しやすいものでした。2017年~2023年製造のDV5エンジン搭載車がフランスでは93万7百台リコール。(2025.07.05現在)カムシャフトチェーンの潤滑不良でバルブ破損やエンジン故障につながるため。フランスでは保証期間を10年24万kmまで延長するそうです。 また、この問題に対応するため、ステランティスグループは2024年1月から、当初推奨されていたメーカー指定のエンジンオイルを0W20から5W30に変更しました。しかし、オイル交換だけでは問題は解決せず、せいぜい問題の発生を遅らせる程度でした。

 

この問題に対応したエンジンオイルですが、こちらがフランスのメーカーのUni opal(ユニオパール)の5W-30エンジンオイル「OPALJET ASTRIUM 5W30」です。(Uni opal JapanのXより)

ステランティスの新規格FPW9.55535-03の詳細や、それに対応したUni opalのエンジンオイルについてはこちらをご覧ください。

そして、こちらがその新規格の「承認」を受けた実際の商品ですが、まだ、2025年12月現在、日本ではまだ販売されていないようです。次回ロットから日本発売予定とのこと。

当面は、こちらの製品OPALJET MIL-17 5W-30でもチェーン摩耗・湿式タイミングベルトに対応しているので十分対応可能とのことです。ただし、あくまでも旧規格9.55535-S1/G1「推奨」です。また、今後新規格「承認」となる可能性ありとのことです。それだけの性能のポテンシャルがあるということでしょうか。

 
TOTALではこちらの商品「QUARTZ INEO RCP 5W-30」 ACEA C3、API SN PlusがFPW9.55535-03「承認」です。「HTC 5W-30」もあって紛らわしいので注意してください。PSAの新型純正オイルです。「ACEA C3、API SN Plus」となっているものが対応商品です。「ACEA C3、API SN/CF」の旧型もあるので確認が必要です。2026年1月現在では日本国内での一般流通はまだのようです。

eBayで売られているものをヨーロッパから直輸入するという方法もありますが、価格も送料も高すぎです。こちらはその中でも送料最安の部類でしたが…。

 
こちらはFPW9.55535-03「推奨」のドイツのFUCHS(フックス)の製品です。これらの商品には「推奨」と「承認」と2種類あるので、あくまでも「承認」にこだわる方はオーダーする前に確認が必要です。2026年1月現在では「推奨」品以外は日本国内では入手困難なようです。当面は、これら推奨品を使用するのが現実的な選択だと思います。
 
 
 

さて、5年以内で走行距離が15万km以下の車は、カムシャフトチェーンを7mmチェーンから8mmチェーンへの交換とカムカバーとカムシャフト2本の交換によってこの問題を解決することができます。しかし、すべてのオーナーがこの問題を知っているわけではなく、このエンジンを搭載した多くの車が、未だチェーン破損のリスクを抱えています。

 

交換すべきはカムシャフトチェーンです。一般的な意味でのタイミングチェーンではありません。このモデルはタイミングベルトとカムシャフトチェーンでカムシャフトを駆動しています。(※このカムシャフトチェーンがタイミングチェーンとして売られている場合もあるので注意が必要です。あながち間違いとも言い切れないのですが…)

 



自分の車にどのタイプのチェーンが搭載されているかを知るには、2つの方法があります。ただし、正確な識別を保証できるのは1つだけです。どちらにしても、カムカバー上のプラスチックの化粧カバーを取り外して確認する必要があります。

 

1つ目の方法はカムカバーの左側に、数字(製造年を表す23から25)が刻印されており、カムカバーのその部分が膨らんでいる場合、チェーンが交換されている可能性があります。

2つ目の方法はカムカバーの手前中央やや左寄りに刻印されている以下の2つのコードを確認する方法です。

9812647280 - 7mmチェーン・モデル(下図右)
9830580480 - 8mmチェーン・アップグレードモデル(下図左)

aはパーツコード、bは対策カムカバーの2つの膨らみです。

 

ちなみに下の画像のエンジンのカムカバーのコードは赤線で囲んだ981267280です。7mmチェーン・モデルです。(拡大してご覧ください)

最も確実なのは、2番目の方法です。

 

自分の車が7mmチェーンを搭載しているからといって、必ずしも今日すぐに破損するわけではありません。症状としては、冷間始動時に、カムシャフトの金属カバーの左端あたりから、金属が擦れるような音、チェーンが叩くような音が聞こえます。より深刻な状況では、エンジンが温まった後もその音が消えなくなり、最終的には常に音が聞こえるようになります。チェーンが破損すると、ピストンとエンジンのバルブが衝突し、エンジンが故障して始動できなくなる可能性があります。

 

また、プジョー・フランスやシトロエン・フランスはホームページで対象車両を明らかにして注意喚起し、VINコードを打ち込むとリコール対象車両かどうか分かるようになっています。"Vérifiez le numéro de série de votre véhicule"(ヴェリフィエ・ル・ニュメロ・ドゥ・セリ・ドゥ・ヴォートゥル・ヴェイキュル)の部分です。(※le numéro de série=VIN codeです)日本仕様の車のVINコードでも有効かどうかは分かりかねますが…。

 

こちらはプジョーのページです。

そして、こちらがシトロエンのページです。
そして、こちらがDSオートモービルのページです。
ちなみに、フランス語では「リコール(英:recall)」は"rappel"(ラペール)です。英語と同じ発想(call againの意味)です。その動詞形の原形は"rappeler"(ラプレ)となり三人称単数形は"rappelle"(ラペール)です。スペルと発音が紛らわしいですね。


この問題は、カムカバーを交換し、カムシャフトチェーンを7mmチェーンからより頑丈な8mmチェーンに交換することで、完全に解決できます。この8mmチェーンは、2023年3月以降に製造されたこのエンジンを使用するすべてのモデルに搭載されています。

 

これら対策用の純正パーツは日本のディーラーにはまだ入っていないと思いますが、必要なパーツはeBayなどで多数売られているので入手可能です。eBayを「dv5 moteur 8mm」などのキーワードで検索してみてください。

例えば、こちらは対策部品のコンプリートセットといった感じです。

 

7mmチェーン

8mmチェーン

 

実際の対策部品への交換作業動画です。これら動画が数ある同種の動画の中で詳しい部類だと思います。対策パーツ同様「dv5 moteur 8mm」などのキーワードで検索してみてください。

 

 

 

これらの作業はプロに依頼するとディーラーや整備工場によって異なりますが、最低でも工賃4~5万円です(部品代除く)。もちろん、この作業を行う際には、タイミングベルト、テンショナー、ウォーターポンプ(DAYCO製)とそれに付随したLLCの交換、エンジンオイル(5W30)、オイルフィルターの交換も推奨されます。

 

日本ではリコールは未実施ですが、プジョー リフター・308/シトロエン ベルランゴ・C4/DS4 V2のユーザー様はご心配でしょう。ご自分のお車のカムカバー上の化粧カバーを外して確認してみていただけたらと思います。

 

多くの書き込みを見ると10万km以上の走行で7mmのカムシャフトチェーンが切れたというケースが多いようです。このリコール問題は1台の車の10万km走行が日本の5万km走行くらいの感覚で1台の車に長く乗るヨーロッパでは大きな問題でしょうが、10万kmに達する前に多くのユーザーが乗り換える日本では問題が顕在化しないとたかをくくっているのかもしれません。また、以前にも指摘したように多くのヨーロッパのメーカーは白人さんの国と私たちのような国とサービスに差をつけるのはよくあることだと思いますが、そのどちらかだと思っています。

 

また、これらのエンジンと大規模なTAKATA製のエアバッグのリコールにより、ステランティスはここ数年で多くの信頼性問題に直面しています。グループの新しいボス、アントニオ・フィローサ氏は車両の品質を優先事項の一つにしています。

 

当ブログの読者様からコメントをいただきました。プジョー308SW 1.5 blue HDIで、この問題で廃車に追い込まれそうになっているとのこと。日本でもこの問題が起きつつあるようです。コメントによるとHIROSAYさんやYUNOさん以外にも被害者がいるとのこと。お二人ともディーラーの提案は後述のようにエンジン載せ替えで140万円超えとのこと。何とか早急に対応していただきたいものです。インポーターに電話しても保証期間を過ぎていることを盾にけんもほろろの対応だそうです。こうなったら、国交省やフランス本社にメールを送るなど他の方法も検討した方が良いかもしれません。また、こういった問題こそ、車雑誌・新聞・テレビなどのオールドメディアに報道・追及していただきたいものです。某ディーラーの修理の提案はリビルドエンジン載せ替えで140万円超えだそうです。ちゃんとしたヨーロッパ車専門の腕のある整備工場なら、オーバーホールできそうなものでしょうが、ディーラーの正規修理やフランス車専門店の修理は私には…です。ドイツ車専門の整備工場などのセカンドオピニオンに相談するのが良いような気がしますが…。

 

被害者の方のFacebookの投稿はこちらです。

https://www.facebook.com/groups/591291574311258/posts/25613010211712715?locale=ja_JP

 

実際にエンジンが壊れてしまった場合の対応ですが、見つかった損傷に応じて、推奨される修理は以下の通りそれぞれ異なります。
1. バルブが曲がっている場合は、カムシャフトが損傷しています...ただし、燃焼室やシリンダーヘッドに損傷がなければ、バルブ、スプリング、ラッチ、カムシャフト、チェーンやカムシャフトのテンショナー、タイミングキットなどの部品の交換だけでOKです。
2. 部品の破損はないものの、バルブシールが不安定で燃焼室が損傷してしまった場合は、エンジン全体を交換しなければなりません。
3. 部品に破損がなくバルブがきちんと閉じている場合は、バルブを除いた先の1.の部品の全てを交換しなければなりません。

 

詳細はこちらをご覧ください。フランス語のテキストです。

 

https://www.largus.fr/actualite-automobile/peugeot-citroen-ds-opel-probleme-de-casse-sur-le-15-diesel-dv5-11079390.html

 

2026年6月に当ブログの読者様より無償修理対応していただけたとのコメントをいただきました。以下に紹介いたします。嬉しいことです。

 

【非常に助かりました】
4月17日にベルランゴが動かなくなり、ディーラーにレッカー持ち込みで、確認してもらったところ、カムシャフトチェーン破断で、エンジンの他の箇所にも影響があると、100万以上修理に費用がかかるかもとの話がありました。
ただ、その後このHPを拝見し、実際に、掲載内容をディーラーにも連携のうえ、エンジン分解写真や、オイル交換の履歴をディーラー→日本本社→本国の流れで確認してもらったところ、エンジンについては無償修理(8mmのチェーンに交換)していただけることになりました。(他の部分も影響なしとのこと)そもそものディーラ持ち込み日程の調整に時間がかかったり、GW・部品取り寄せ等に時間がかかったこともあり、2カ月たった明日6月20日に車を受け取れる予定です。このサイトを確認できていなかったらと思うと、非常に怖いです。早く日本でもリコール対象となってほしいです。

 

とにかくリコールが日本でも発表されましたので、下記リンクより、リコール対象車両であることを確認し、ディーラーを通して対応していたくことをお勧めいたします。

 

https://web.peugeot.co.jp/recall/recall_4207.pdf?__lt__cid=0053c818-1d1f-416a-a1c4-e620d17a8c0e

 

引用:car.motor-fan.jp、reddit.com、x.com/UniopalJapan、typo-mag.com、quechoisir.org、largus.fr

 

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2026-08-22 12:00:00

シトロエンXM後期型やエグザンティアV6に乗っておられる方に朗報です。2026年6月にポーランドの友人がES9J4/L7X前期型のエンジンカムカバーガスケットセットのリプロ製品の販売を開始しました。

さて、ES9J4エンジンとはなんぞやということですが、今回はES9/L7Xエンジンの変遷や歴史について少し語ってみたいと思います。

ES/L型エンジンは時代遅れの V6 PRV エンジンを置き換えるために、PSA グループ とルノーによって共同開発されたエンジンです。1997年にプジョー406クーペで初導入されました。PSAとルノーが共同出資した「Française de Mécanique」社(PRVエンジン製造元)によって設計および製造が行われました。当初、ES9/L7Xエンジンは、当時3リッター未満のエンジンに対して施行されていたドイツとフランスの保険カテゴリー制限に従って、140 kW(194 PS)のタイプが生産されました。これが「ES9J4(XFZ)/L7X前期型」です。シトロエンではXM後期型やXantia V6に搭載されました。

2000年に、このES9J4をベースにポルシェがエンジンのチューニングを行い、インテークカムシャフトに0度から40度の間で変化する可変バルブタイミングを導入し、プジョー607やシトロエンC5などに導入するために燃料消費量を改善し、低回転域での柔軟性を改善しました。このモデルは152 kW (210PS) を達成できるようになりました。これが「ES9J4S/L7X後期型」です。シトロエンではC5X4やX3のV6に搭載されました。

2005年、プジョー/シトロエンは出力を155kW(211PS)にわずかにアップグレードしました。これが「ES9A」です。シトロエンではC6やC5X7 V6に搭載されました。

ES9J4やES9J4SはL7Xとしてルノーにも採用されましたが、ES9Aはルノーが当時日産が開発したV6 VQエンジンに注力していたためにルノー車には採用されませんでした。しかし、ルノーは自社のホットな車種のために独自にL7Xエンジンをチューニングする道を選びました。ルノーはエンジンのチューニングを 「SOLUTION F 」社に委託しており、SOLUTION FはL7X(ES9J4S)エンジンをチューニングして、出力を166kW(230PS) にアップしました。このエンジンはクリオ(ルーテシア) V6 フェーズ1に搭載されました。これが「L7X-760」です。

 

さらに、クリオ(ルーテシア)V6 フェーズ 2 では、インジェクション レールが 2 倍になり、インジェクターが 50% 大きくなりました。ポルシェに再チューニングを依頼した結果、187kW(254PS)を発生する当時最高の自然吸気V6エンジンの1つとなりました。これが「L7X-762」です。

 

ルノーと日産のアライアンスにより、ルノーがV6エンジンとしては3.5リッターの日産のV6 VQエンジンを使用するようになったため、ラグーナIIが製造中止となった2007年にはPSAグループがES9/L7Xエンジンの唯一の採用メーカーということになりました。しかし、2010年1月にシトロエンC5 V6 3.0モデル(型式X7XFV)が生産終了となり、このエンジンの生産もついに終了となりました。

 

さて、こちらの商品は前述のES9J4S/ES9A/L7X後期型に対応した製品です。私はこちらを主に輸入しています。

前述のようにシトロエンXM後期型やXantia V6のES9J4用のエンジンカムカバーガスケットセットも輸入可能なので、下のリンクからお問い合わせください。

 

 先に述べたようにL7X-760/L7X762はES9J4Sのルノー独自のチューニングバージョンですので、パーツについては注意が必要です。ただし、主要な部分については共用されているので、正しい知識があれば、ES9J4Sのパーツの流用が可能だと思います。PSAの方がパーツが安いですし、いろいろなサードパーティー製のパーツも販売されています。

詳細はこちらのFacebookグループの記事を参考にされてください。

また、本商品等の輸入代行を希望される方は下記リンクよりお申し込みください。納期が3週間ほどかかりますが、落札手数料の支払いが必要なオークションよりかなりお安く提供できます。最近はプロの業者様からも輸入代行のオーダーをお受けするようになりました。他人様のお役に立てるのは望外の喜びです。
また、お急ぎの方はこちらのオークションに国内在庫などいろいろと出品していますので、ご入札ください。
 
これらリプロ品ガスケットですが、十分な厚みがありますが、メタルカムカバーのガスケットはガスケット固定溝がないのでガスケット接着のために、そして、プラスチックカムカバーのガスケットについてはプラスチックが熱変形している場合は隙間埋めのために、ともに液体ガスケット併用が推奨です。特にメタルカムカバーについてはガスケット用接着剤をカバー側に塗ってゴムガスケットを接着してよく乾かしてから、エンジンにはめるといったイメージです。

実際の作業の様子がみんカラにアップされておりました。ただし、自分がやってみた経験では液体ガスケットではカバーのボルトをフルトルクで締めるとやはりガスケットが固定されずにはみ出ました。液体ガスケットではなく、ガスケット用接着剤で接着するのが良いと思います。
 
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2026-08-15 12:00:00

2026年7月、英国の老舗シトロエン専門店Chevronic CentreのFacebookページを見ていてある投稿に目が釘付けになりました。

 

"We are extremely pleased to announce today the arrival of the first pair of prototype C6 bumper lamps.
The bulb holders have already been put back into production by us but these lamps have been needed when Citroen stopped the production.
These are not what the final product will look like as they are without the chrome Inside but we have tests to start and then we can report back."とあります。

 

日本語に訳すと

本日、C6フロントウインカーレンズユニットの最初のプロトタイプの完成を発表できることをとても嬉しく思います。バルブホルダーはすでに私たちChevronic Centreによってリプロダクトされていますが、シトロエンが生産を停止したために、バルブホルダーだけではなく、これらのレンズユニットも必要でした。これらは最終的な製品がどのような形になるかを示すものではありません。まだ、リフレクターがクロム塗装なしの状態ですが、先ずは、テストを開始する必要があります。その後、その結果を報告をすることができるでしょう。

となります。

これらはシトロエンC6のフロントウインカーレンズ左右630389と630390のリプロ品のプロトタイプです。本来の品はこちらです。

 

こちらが左側の630389です。

そして、こちらが右側の630390です。

こんな風にバンパーの左右の端っこに埋め込まれているランプです。

上で紹介した試作品のプロトタイプでは、まだ、リフレクターがクローム塗装されていなかったりしますが、大体、製品のイメージができます。今までChevronic Centreは色々なC6関係のリプロ部品を生産してくれて本当に助かっていました。

 

例えば、フロントウインカーのバルブホルダー630391です。

しかし、これだけでは不十分です。このウインカーユニットには水が浸入しやすく、リフレクターがだめになる場合も少なくありません。

そんな理由で、このレンズユニットのリプロ品は多くの人が望んでいたものです。早くChevronic Centreが販売開始してくれるのを待ちたいと思っています。今回のFacebookの投稿ページのリンクはこちらになります。

 

https://www.facebook.com/Chevronics/posts/pfbid0358yd4Gcsppcnmn3DrhUYe5n1ZZPTW75XgyAjn6Zc2EaeZ2bvviiBcm38gA49rgyNl?locale=ja_JP

 

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2026-08-08 12:00:00

2026年7月、自分は普段Apple Silicon Mac (Arm Mac)を使用しています。Windows環境については、Parallels desktopをインストールし、仮想環境でArm版Windowsを動かしています。

Arm版Windowsのアプリケーション対応状況は、徐々に改善されていますが、依然として課題が残ります。
 

〇ネイティブ対応アプリ:
 Microsoft Edge、Microsoft Teams、Adobe Photoshop(一部)、Zoom、Slack、Spotifyなど、主要なビジネスアプリケーションやWebブラウザはArmネイティブ版が提供されています。これにより、これらのアプリはArmデバイス上で最高のパフォーマンスを発揮します。
 

〇エミュレーション対応アプリ:
 Windows 11では、x86(32bit)およびx64(64bit)の多くのアプリケーションがエミュレーションで動作します。ワープロ、表計算、テキストエディタ、ビューア、プレイヤといった一般的なデスクトップアプリケーションは、エミュレーション経由でも実用上問題ない速度で動作することが多いです。
非対応・動作不安定なアプリ:
・ゲーム:
 DirectX 12を使用するゲームは動作しないことが多く、DirectX 11のゲームでもアンチチートシステムがArmアーキテクチャに対応していないと起動できない場合があります(例:Apex Legends、PUBG)。フォートナイトは2025年後半にArm版Windowsに対応しました。
・クリエイティブ系ソフト:
 Adobe製品は一部ネイティブ対応が進んでいますが、プラグインや連携機能によってはx86/x64専用の部分が混在し、機能制限が生じる場合があります。AutoCADなどの専門的なソフトウェアは未だ対応していないケースもあります。
・仮想化ソフト:
 VirtualBoxやVMwareなどの仮想化ソフトウェアは、カーネルレベルでx86/x64アーキテクチャに依存するため、Arm版Windowsでは動作しません。
・セキュリティソフト:
 一部のサードパーティ製アンチウイルスソフトウェアは、Arm版Windowsに対応していないとインストールできない場合があります。
・IME(日本語入力ソフト):

ATOK、Google日本語などは作動せず、Microsoft IME一択でしたが、2026年2月にArmにネイティブ対応したATOK for Windows (Tech Ver.36)がリリースされました。

 

 

さて、そんなことも知らずに、必要に迫られてadobe acrobat readerをArm Windows 11にインストールしました。adobeの無料インストールサイトからインストールしたのですが、インストトーラーもきちんと動作し、インストール完了画面が出て、アプリ一覧を確認してもadobe readerが見当たりません。何回、インストールを繰り返してみても結果は同じです。

 

 

そこで、x64(64ビット)アプリなので、エミュレーターが上手く対応できていないのではと考えて、上記、ダウンロードサイト中央下の「その他のダウンロードオプション」からオペレーティングシステム:「Windows 10」、言語:「Japanese」、バージョン:「Reader 2026.001.21662 Japanese for Windows (32 Bit)」を選んでインストールしてみました。結果はビンゴでした。無事にインストールが完了し、アプリリストにもadobe acrobat readerが現れました。お試しください。

 

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2026-08-01 12:00:00

 

 

 

 

フランス車、特にPSAの絶版・希少パーツの探索と個人輸入の無料での代行ボランティアを行っている主な理由と実例について解説します。オランダや英国も探しますが、自分の強みは東欧に強力なコネクションを持っていることです。どうぞご依頼ください。

 

個人の趣味の一環として、フランス車、特にPSAの絶版パーツ・希少パーツの探索と個人輸入の代行を行っています。そのきっかけは、「部品がありません」「修理できません」という常套文句です。ディーラーや専門店と言えど営利企業です。個人の趣味を満足させるために存在する訳ではありません。そこで、自助努力で何とかしようと思い、これを始めました。よくボランティアで個人輸入の代行をして、どんなメリットがあるのかといぶかしがられますが、実はメリットは大きいです。

 

1.仕事の関係で副業禁止なので、代行料金はいただくことができません。また、将来的にこれを生業にするとして、フランス車の日本国内のシェアを考えると家族を養うに足る収入を得る生業とはなり得ないと私は考えます。

 

2.個人の用途で部品の個人輸入をするとして、その輸入数はたかが知れています。しかし、自分以外の方の部品の輸入を多数代行することで、海外の部品販売会社や部品を探してくれる私の海外の友人との絆が深まります。つまり、自分の懐を痛めることなく、大口注文者のお得意さんになれるわけです。

 

その結果、普通は決して見つからない部品を探してもらえたり、大幅に部品の価格をディスカウントしていただけたりします。例えば、先日、2026年6月に、北海道にお住まいの方にシトロエンC5X3のハイドロポンプBHIユニット5277A1の探索を依頼されました。

ヨーロッパの友人にお願いして探してもらったら、オランダで何とか1個発見できました。本来、こういった絶版部品は壊れた旧部品との交換となります。部品価格にデポジット(保証金)が上乗せされ、旧部品を返送するとそれを返金してくれます。しかし、私が彼のお得意さんなので、今回は特例として旧部品の返送必要なしで、さらにお友だち価格で提供していただけました。これも、私に個人輸入を依頼してくださった方に還元できる部分です。

 

私も嬉しいですし、パーツを探してくれる私の海外の友人も嬉しいですし、私に個人輸入を依頼してくださる方も嬉しい。まさに「三方良し」です。

 

3.最後にもう1つのメリットですが、私は部品の個人輸入だけではなく、その後の部品取り付けや修理方法についても無料サポートを行っています。これも私にメリットがあります。色々な故障の症例とその解決方法について知ることができます。以前、山口県の方にシトロエンC6のハイドロポンプBHIユニット5277F8の輸入代行を行ったときには問題の解決まで4か月間かかりましたが、修理方法を会得することができました。

 

 

海外のショップさんや日本国内の中古部品ショップや日本国内の私の車の主治医様の力をお借りして何とか解決しました。特に海外のショップさんの知識や知見は大きな助けになりました。これも大口部品購入者である自分の特権です。

 

4.自分の強みは東欧に強力なコネクションがあることです。ヨーロッパの中古フランス車の流れて行くルートですが、フランスからドイツを経由してポーランド→リトアニア→ラトビアという流れがあるようです。

ラトビアは中古フランス車の最終地点という噂もあり、多くのフランス車の中古部品やリプロパーツの入手が可能なようです。東ヨーロッパはフランス車の中古車を愛する私にとっては宝の山のような地域です。そこそこヨーロッパの言語に堪能であれば、ネットで情報を検索してメールを送って商取引を行うことは不可能ではありません。しかし、eBayなどのようにワールドワイドで商売しようという意思が強いsellerばかりではないのが普通の一般の店舗です。これも自分に身を置いて考えれば分かりますが、自分のところに翻訳ソフトで翻訳したような怪しげな日本語のメールが来れば、意味が分かったとしても怪しく思うと思います。これは、海外の方にとっても同じでしょう。そんな怪しい外国人と取引をしてくれません。そこで、海外人脈の開拓が必要です。ヨーロッパの文化では、買い物でも人としての付き合いが大切です。日本のように「お客様は神様だ。お金を払ったのだから、俺を満足させろ」といった一方的なコミュニケーションや「店主と世間話もせずに買い物をする」などのコミニュケーションなしのショッピングはNGです。ショッピングの基本は物々交換です。お互いがWin-Winで気持ちよくなることが大切です。もし気に入ったショップがあればリピーターになり、店主と人間関係や信頼を構築することで、いろいろな広がりが生まれます。自分もそのようなきっかけから東ヨーロッパに人脈ができ有力なコネクションを構築することができました。これも自分にとって大きな助けになっています。

 

こんなふうに自分にもメリットが大きいボランティア活動になります。何かございましたら、お気軽にお問合せください。

 

 

後日談となりますが、2026年7月にES9エンジン用のバルブカバーガスケットセットの輸入代行をご依頼いただいた埼玉県のG様から御礼に武蔵野の銘菓「爾比久良(にいくら)」を送っていただきました。大泉学園にある和菓子屋大吾さんが作っているお菓子だそうです。昭和天皇が御訪米の際に調整献上されたお菓子であるとのこと、大感激でした。本当に感謝です。

 

 

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2026-07-25 12:00:00

 

 

 

 

 

 

車のポリカーボネート製のヘッドライトやフォグランプのコーティングには横浜油脂のガラスプロテクトUVがお勧めです。ティッシュに塗って簡単に施工できますし、UV成分が含まれているため、紫外線から守ってくれます。意外とUV成分のないガラスコーティング剤が少なくありません。コーティング作業はホコリや虫や水などが付着しないようにガレージ内で行いましょう。もし、施工に失敗したら、無水エタノールで簡単に落とせます。また、ノーコンパウンドの黄ばみ除去剤を使ってはいけません。却って状態が悪化します。最適なソリューションはコンパウンドによる磨きです

 

2026年5月、仕事が終わり、帰宅しようと職場の駐車場で愛車シトロエンC5を見たら、何か違和感を感じました。

近づいてみると、なんとフロント左のフォグランプの表面が白濁しています。

ポリカーボネートの宿命である黄変・白濁の初期症状です。早速、いつもお世話になっているトータルリペアSMAのSさんにメールで問い合わせました。Sさんは県内でも有数の車の内外装リペアの名人です。今回の状況をメールに画像を添付してお知らせしたら、フォグランプが奥まったところにあるためポリッシャーが入らないので、今回は施工できないとのことでした。残念です。

名人は最近お忙しいですし、予約しても1か月待ちはざらです。そんな状況で仕事に関するスタンスも変わらざるを得ないのはよく分かります。個人のエンスージアストと営利企業経営者とは立場が違います。経営者は利益を上げなければ生きていけないからです。特に多忙な業者は仕事を選んでいかないと立ちいかなくなります。また、次の機会にお願いしたいと思います。
 そこで、今回はもう一人の外装リペアの名人である新潟県柏崎市西山町のコーティング専門店ルーセントさんのSさんに電話してみました。結果、二つ返事でOKをいただき、翌日には入庫できました。
 
こちらがルーセントさんのお店のHPで
こちらがブログです。
Sさんのポリカーボネートの黄変・白濁の処理方法ですが、完全にコーティングを剥離してしまうと却って変色が進行してしまうので、あくまでもケースバイケースですが「コーティング層を残しながら、薄くポリッシャーをかける」というアプローチです。フォグランプが奥まったところにあるため、バンパーに傷をつけないようにマスキングをして専用のミニポリッシャーで薄く磨いてくださいました。その結果がこちらの画像です。
本当にきれいになりました。
ルーセントさんは(有)新井自動車さんの工場内に店舗があります。
ルーセントのSさんに料金を尋ねたら、要らないとのことでした。お友だちとはいえ、あまりの神対応に絶句して、なんとか本当に少額のお金を受け取っていただきましたが…。感謝しかありません。本当にありがとうございました。
 
さて、今後の問題は磨いてもらった後の紫外線除けのコーティングです。YouTubeやネット通販など色々と調べてみましたが、一番効果がありそうだったのが紫外線除け機能がある(UV対応の)ガラス系コーティング剤でした。同じガラス系のコーティング剤でもUV除け機能がないものはNGですので注意してくださいね。一般的にボディーや無塗装樹脂パーツ向けのガラス系コーティング剤にはUV除け機能がないものが多いようです。
 
自分が調べた中で一番良さそうだったのが横浜油脂さんのガラスプロテクトUVです。
 
 
 
早速、オーダーして施工してみようと思います。ただし、ルーセントのSさんのお話ではそれら(ガラス系コーティング剤)やウレタンクリア塗装は気休めにすぎず、本当の最適解は「UVプロテクションフィルムの施工」だそうです。
 
こちらはプロテクションフィルム貼りのDIY方法の動画です。トライできそうな難しそうな…。微妙です。

 

後日談となりますが、横浜油脂さんのガラスプロテクトUVを購入して施工しました。私が購入した品は箱がなく、プチプチに入った状態で送られてきましたので、横浜油脂さんのHPやYouTubeチャンネルの説明を見て施工しました。手順は以下のとおりです。

 

 

1.施工面を中性洗剤等で洗います。

2.施工面の周囲をマスキングします。

3.コーティング剤をティッシュに付けて縦→横→縦と(もしくは小さな円を描くように)塗布します。そのように塗ることでムラになりにくくなります。

4.2往復くらい塗ったら十分です。もう少し塗りたいくらいで止めておくのがコツです。過ぎたるは及ばざるがごとしです。塗りすぎるとムラになります。

5.もし塗布に失敗したら、無水アルコールで拭けば落ちます。

6.施工作業はガレージ内がお勧めです。自分は自宅の庭先で作業し、塗布面の硬化まで雨風が当たらないようにガレージに車を移動させる最中に塗布面に虫が付着し、やり直しになりました。ご注意ください。

 

また、巷ではノーコンパウンドの黄ばみ除去の薬剤が売っていて、結構人気があります。コンパウンドが含まれないので車に優しいなどと商品説明でうたっていますが、これらノーコンパウンドの黄ばみ除去剤の成分は強力なアルカリ性の薬剤だそうです。プロはこの強力なアルカリ性の薬剤を使用しないそうです。基本、コンパウンドによる磨きで対応します。

 

その理由は

 

1.強アルカリ性の薬剤がボディー等に付着するとしみになること

2.白化や黄ばみの原因は目に見えない微細なクラックであり、そこに薬剤が入り込むことで、さらに状態が悪化すること(クラックが黄ばみ汚れの原因なのにクラックを放置して汚れのみ落としても根本的な解決にならないということ)

 

ですから、黄ばみ除去の薬剤を使用した後は、ヘッドライトが白く見えます。その後に、コーティングを行わないと見栄えが悪くなります。黄ばみは「白化→黄ばみ」と段階を経て変化するので、白化の段階でコンパウンドで表面のクラックを消すのがプロのソリューションだそうです。黄ばみ除去剤を買わなくて正解でした。

 

 

 

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ちょっと古いシトロエンの部品がNFP(Ne Fabriquons Plus=供給終了)になる中、力強い味方が中国のAliExpressです。そんなアリエクのちょっと面白い商品を紹介します。ちょっとしたカスタマイズに利用できて、さらに値段が激安なのが嬉しいです

 

2026年5月、また、シトロエンC5III(X7)の新しいモディファイ方法を発見しました。中国発のECサイトAliExpressには実に多くの商品があり、以前紹介したC5III(X7)用のサスペンションシリンダーのように、中国本土では未発売だったと思われる車種の対応商品もあるなど、バリエーションも豊富で値段も安く頼もしい限りです。

 

さて、今回、ご紹介したいのはこちらの商品です。正確には2011年にデビューした初代プジョー508用のブラインドスポットモニター付きのサイドミラーセットです。こういった「あったらいいな+激安」の相乗効果で消費者を刺激してくれるのが中華系ECサイトです。失敗しても「安かったから、勉強代でOK!」といった気持にさせてくれます。

ブルーミラーバージョンもあります。

実は初代プジョー508とシトロエンC5III(X7)は姉妹車です。多くの共用パーツがあります。例えば初代プジョー508用のサイドミラーとC5III(X7)のそれとは互換性がありますので、交換可能です。問題はブラインドスポットモニターのセンサーとその配線です。仮に純正でブラインドスポットモニターが付いているプジョー508なら、付属品のセンサーや配線は必要ありません。しかし、このキットは純正でセンサーが付いていないプジョー508のアップグレードキットとしても機能するようになっているので、そこが「買い」です。そもそも、ブラインドスポットモニターの設定がなかったC5III(X7)にはうってつけです。

 

実際に試した方は最初はプジョー508のミラーユニット・センサー・配線をすべて移植しようとしてうまくいかず、この後付け商品に目を付けたそうです。

この商品は77 GHzバンドで2つの24GHzミリ波レーダーセンサーが稼働しています。実際に試した方はセンサーをリアバンパーのサイド側の内部に設置して配線したようです。

下の画像のようにブラインドスポットモニターが作動しているのが分かると思います。

実際にブラインドスポットモニターが作動している様子の動画のリンクはこちらです。

https://www.facebook.com/100001482922817/videos/pcb.778332664821101/2137828136742461

 

また、AliExpressの当該商品のリンクはこちらです。検索時は「Peugeot 508 mirror blind spot monitor」で検索してください。また、オーダー時は車種と年式を指定する必要があります。プジョー508の2011年式で良いと思います。

Peuugeot 3008 4008 5008 208 bsa bpsm,xdシャッターコントロールシステム,24ghz,ミリメートルの波レーダーセンサー,ミラー警告用

 

こちらのリンクからは他のsellerの類似商品も見られます。

https://ja.aliexpress.com/w/wholesale-peugeot-508-mirror-blind-spot-monitor.html?spm=a2g0o.productlist.search.0

 

こちらは、実際に試された方(以前にも紹介したBadalauさんです)のFacebookページです。やはり海外(東欧・ロシア)のシトロエニストはアツいです。

https://www.facebook.com/groups/757555233565511/posts/778332664821101

 

類似商品の取付HP・動画のリンクです。取付のヒントになりそうです。

上の(株)サブロクさんの後付けBSMは輸入車にも対応するらしいので、こちらを使用する方法も「あり」かもですが、いかんせん桁違いに高価です。

 

引用:aliexpress.com、Facebook/Siarhei Badalauさんのページ

 

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2026-07-11 12:00:00

 

 

 

東欧やロシアにもコアなシトロエン・エンスージアストがいるようです。私が常々ロシア版みんカラと呼んでいるサイトdrive2.ruには面白い投稿があります。今回は電子的にハイドラクティブ3+のハイドロシトロエンの乗り心地を柔らかく固定する方法を紹介します

 

2025年5月、Facebookの「Citroen C5 (X7) Retrofit Journey」というグループのディスカッションを見ていてSiarhei Badalau(シアレイ・バダラウ)さんというドイツ在住のポーランド人ピアニストの方の投稿が目に留まりました。それはDiagboxを用いてC5X7ツアラーの乗り心地をもっとソフトに改善する方法についての投稿です。

動画のリンクはこちらです。実際にDiagboxのどの画面から設定に入るかが分かると思います。

 

https://www.facebook.com/reel/25187574710874028

 

DiagboxやLexiaに入って、ボディタイプをツアラーからセダンに変えると、少し柔らかいサスペンション設定になります。 理由は、セダンのハイドラクティブ3+ の設定がツアラーとは異なっていて、目立って柔らかくなっているからです。

 

そして、Baladauさんの投稿を受けて、実際に試した方のインプレの投稿もありました。

 

ついに数週間前にそれを変更することができました。 快適さの変化はとても目立つと言えるようになりました! サスペンションは柔らかく、バンプや穴の上を通過してもずっとスムーズに走ります。例えばスピードバンプの上を走ると、かつては固くなっていた時とは対照的に。 路面質感の変化をあまり感じなくなったので、全体的な乗り心地もより快適です。 ちなみに、リムサイズは17インチです。


さらにディスカッションはロシア発のサスペンションコンフォートモジュールの話に話題が飛びます。

 

https://www.facebook.com/groups/757555233565511/?multi_permalinks=791240876863613&hoisted_section_header_type=recently_seen

 

投稿主のBaladauさんのC5X7クロスツアラーはDiagboxでボディータイプをセダンに変更しただけではなく、上記サスペンションコンフォートモジュールも車にインストールしています。このサスペンションコンフォートモジュールについての投稿の日本語訳を以下に一部抜粋します。

 

多くの人が気づいていると思いますが、C5X7は時折驚くほどソフトな乗り心地なのに、なぜか突然硬くなってしまうことがあります。そのため、C5X7は以前のハイドロニューマチックモデルほど良くないと言う人もいます。例えば、初代C5は間違いなくもっとソフトでした。路面の凹凸を通過する際、サスペンションは衝撃を吸収するのではなく、むしろ硬くなってしまうように感じられます。ハイドロニューマチックファンが愛するあの魔法のような「浮遊感」は、常に得られるわけではありません。もしかしたら、ドイツの顧客を満足させようとして、シトロエンはサスペンションに「スポーツ」モードを追加したものの、「コンフォート」モードを忘れてしまったのかもしれません。この車は「紛れもなくドイツ車(Unmistakeably German)」として宣伝されていたことを思い出してください。

しかし朗報です。その「化粧」を落とし、C5X7をかつての優雅な先代モデルのように、紛れもなくフランス車らしくする方法があるのです。drive2.ruを閲覧していたところ、ロシアの熱心な愛好家たちが考案した素晴らしいアイデアを見つけました。それは、ハイドラクティブ3+システムの電子制御を無効にする小型モジュールです。😁オリジナルの説明(ロシア語)は下のリンクからご覧いただけます。もちろん自己責任で、私は以下の手順で試してみました。必要な部品をすべて購入し、電子機器の専門家にモジュールを製作してもらいました。はんだごてを扱える人で、基本的な電子回路の知識があれば、簡単に自作できるでしょう。取り付け作業は別の自動車整備士に依頼し、約20分で完了しました。さて、その結果は?まるでウォーターベッドの上を走っているような乗り心地です。😁私はベルリンに住んでいて、ここの道路は完璧ではありません。そのため、市内を走行する際はこのモードをオンにしています。すると、私のC5クロスツアラーはまるで本物のDSのように、路面の凹凸を滑らかに乗り越えていきます。🤗

アウトバーンでは、通常のモードに戻します。さらに、アクティベーションボタンを車内に移設しました。特にオートマチック車であれば、それほど難しくはありません。 😉 この素晴らしいアイデアの考案者による詳しい説明はこちらをご覧ください。

 

そして、Badalauさんが示しているdrive2.ru(私が常々ロシア版みんカラと呼んでいるサイトです)の当該投稿記事のリンクはこちらです。

ロシア語の記事ですが、ロシア語に自信がない方でも翻訳ソフトを使えば内容をそれなりに理解できると思います。便利な時代になったものです。それにしても、今やシトロエンなどのちょっと古いフランス車のディープな情報をゲットするには東欧言語やロシア語は必須です。
 
原理はこうです。
下の赤い矢印のところにサスペンションコントロールケーブル用のコネクターがあります。
そこには、
G3 フロントサス回路:フロント剛性レギュレーターソレノイドバルブ パワー(+)
G2 フロントサス回路:フロント剛性レギュレーターソレノイドバルブ制御

G4 リアサス回路:リア剛性レギュレーターソレノイドバルブ パワー(+)
H2 リアサス回路:リア剛性レギュレーターソレノイドバルブ制御
があります。
 
それぞれ、G2回路とH2回路を切断して、剛性レギュレーターのソレノイドバルブが通電して作動している(スポーツモードになっている)時と同じ抵抗値である7.8Ωの抵抗をかませてG2はG3と、H2はG4とスイッチングリレーを介してオンオフにできるようにして接続します。つまり、常にスポーツモードになっているとサスペンション制御ECUに思わせるということです。しかし、実際には制御信号が流れる回路がカットされているので、ソレノイドバルブは作動せず、常にサスペンションはコンフォートモードのままになるという図式です。そして、必要に応じて、リレーをオンにして通常のサスペンション制御に戻すことができるようにします。高速走行ではスポーツモードにならないと危険なこともあり得ますから…。
 
回路図はこちらです。
※注:Kнопка(Knopka=Button押しボタン)、Pэлэ перекл(Rele perekl=Relay switchリレースイッチ)、Kлапан(Klapan=Valveバルブ)、Mорда(Morda=Muzzle先端部)、Pэзистор(Rezistor=Resistor抵抗器)
 
キリル文字とラテン文字の対応表はこちらです。解読するのにとても助かりました。
 
これはまさに「ハイドロサス・コンフォートモード固定モジュール」とでも呼べるものでしょう。しかし、このコンフォート固定モードではヨーロッパのアウトバーンなど超高速走行では危ない場面もあるらしく前述のように通常のサスペンション制御に戻すスイッチング回路も実装しています。ですから、「こんなことをやっている人もいるんだ」という知識として楽しむのみならず、実際にこの方法を試してみたい方はくれぐれも自己責任でお願いいたします。この方法を真似して、その結果として事故が起きても当方は一切責任を負えません。コンフォートスフィアも同じです。保安部品などについてはメーカー純正部品以外のパーツの使用はリスクがあるということを常に認識してください。元雑誌NAVI編集長の塩見智さんもご自身のYouTubeチャンネル「ソルトンTV」のルノールーテシアの回で述べられていましたが、昔の2CYやDSの頃のサスペンションの柔らかさは当時のような自動車の速度が低かった時代には有効であっても、昨今の高速化した道路環境ではむしろ危険でさえあるという意見はとても説得力があります。フランス車も変わらざるを得ないわけです。現在のルノーのサスペンションセッティングはPSAのそれより硬めだという話でした。一方、PSAのシトロエンも最終型のハイドラクティブ3+は「どんぶらこ」といったテイストではなく、Xantia Activaで目指したようなフラットライドのテイストになったと感じます。

ひょっとしたら、Badalauさんは私の友人と同じポーランド人のシトロエン愛好家ということで、彼とどこかで繋がりがあるかもしれません。今度、尋ねてみようと思います。それにしても、東欧・ロシアのハイドロシトロエンユーザーはアツい方が多くて頼もしい限りです。これからも目が離せません。そちら辺にアンテナを張って情報収集に努めたいと思います。

 

それにしても、我ながらイタフラ関係の国内メディアを見なくなりました。「日本〇〇クラブ」などの国内のイタフラコミュニティーのページもほとんど見なくなりました。一応、シトロエンクラブ九州(CCQ)に所属してはいますが…。やはり海外の猛者のパワーが素晴らしく、かつての楢林さんみたいに海外からも注目された日本人シトロエニストが活躍されていたのも今は昔となってしまったのでしょうか。寂しい限りです。

 

引用:Facebook/Siarhei Badalauさんの投稿

 

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2026-07-04 12:00:00

 

 

あくまでも個人的な経験や友人たちから聞いた話からの判断ですが、ハイドラクティブ3+サスペンションの車にはコンフォートスフィアの効果は限定的です。車が揺れすぎると電子的にアンチロール機能が働き、ふんわか感が抑制されます。むしろ、剛性レギュレーター内のパーツの清掃の方が効果的です。水や融雪剤の影響で錆が内部まで侵入しているとサスペンションの動きがスムーズでなくなります

 

2026年5月、輸入代行volunteerのフォームに福島県の方から問い合わせをいただき、調べてみたのですが、ハイドラクティブ3+以降のC5用のコンフォートスフィアの効果についてです。IFHSのカタログを見るとラインアップはあります。C6には設定はありませんが、C5I、C5II、C5IIIX7用に設定があります。下のリンクからIFHSのカタログにアクセスできます。もし、見られなかったら、SKIP ADをクリックするとロックが解除されてPDFが見られます。

私の周りにも、これらコンフォートスフィアを購入して実際にC5に装着した方がおられますが、評判は芳しくありません。その理由に関する考察ですが、以下にシトロエン社の技術資料の抜粋を引用します。
 
シトロエン社技術資料(Cours Citroen sur le SC-CAR des Xantia Activa p.7より抜粋)

Ⅱ- ROULIS ET SUSPENSION HYDROPNEUMATIQUE

A – RAPPEL DU FONCTIONNEMENT AVEC UNE SUSPENSION HYDROPNEUMATIQUE CLASSIQUE

Avec une suspension a ressorts metalliques ou pneumatiques, lors de la mise en appui dans un virage, la roue exterieure comprime sa suspension, ce qui limite le roulis. Or, avec une suspension hydro-pneumatique, les deux elements d’un meme essieu etant relies hydrauliquement, le liquide de l’element comprime est refoule vers l’element en detente et donc ni le volume, ni la pression ne varient dans l’element comprime, ne s’opposant pas au roulis. L’effet d’antiroulis n’est assure que par les barres antiroulis, ce qui explique leurs fixations rigides (rotules).

直訳すると

Ⅱ – ロールおよびハイドロニューマチックサスペンション

A – 従来のハイドロニューマティック サスペンションでの操作上の注意事項

説明図:「Pg(Pressure gauche:左[sphere]の圧力)= Pd(Pressure droite:右[sphere]の圧力)、Vg(Volume gauche:左[sphere]の体積)= Vd(Volume droite:右[sphere]の体積)は不変である。従って(ステアリングを急に右に切った場合、アウト側の左脚が圧縮され)その結果としてオイルが左から右に流れ(その結果として右脚が伸びて)、左方向のSens du roulis(ロールが検出される=ロールを防げない)となる」と解釈されると思います。
 

 

説明文:金属サスまたはエアサスでは、カーブで車体が押し下げられると、アウト側の車輪がサスペンションを圧縮し、ロールが制限されます。 しかし、ハイドロニューマチックサスペンションでは、同じ車軸(左右)の 2 つのsphereが油圧で関連しており、圧縮されたsphereの液体が膨張中のsphereに向かって流れるため、圧縮されたsphereでは体積も圧力も変化せず、ロールを抑制しません。アンチロール効果は、アンチロール バーによってのみ提供されます。これは、そのリジッドマウント (ボール ジョイント) のことを説明しています(のことです)。

この技術書によれば、ハイドロニューマチックサスペンションでは他のエアサスとは異なり、左右sphere内の気体の圧力と体積が一定のために、オイルが積極的に左右に移動する(être relié= 関連する)と理解するのが適当なのかなと思います。

また、このロールに弱いハイドロの特性を補うために頑丈なアンチロールバー(強化スタビライザー)を過去使用していた訳ですが、これには弊害もあり、(一般的には突き上げ感が増します。例えば、BXなどではサスのアンチダイブジオメトリーとの相互作用で細かい道路の段差でガツンと派手な衝撃が来ていました。)そこで、追加されたのがハイドラクティブサスの剛性レギュレーター(le regulateur de raideur)と剛性スフィア(sphère [de] regulateur raideur)となるわけです。

あくまでも自分の所感ですが、ハイドラクティブ3+以降は電子制御のプログラムの関係か、このロール制御モード(上記DYNAMIQUEモード)に積極的に入るような印象を受けます。つまり、コンフォートスフィアを装着して車に若干ロール感を与えようと思ってもシステムがアンチロールモードに積極的に入ってしまうのであまり意味がないのでは?という解釈です。シトロエン社の目指している理想的な乗り心地は「どんぶらこ」とロールする感覚ではなく、(それは左右関連懸架であるシトロエンのハイドロサスのもたらす副作用的なものに過ぎず)むしろ、Xantia Activaで目指したフラットライドだと感じるのです。そういったチューニングが後に登場したハイドラクティブ3+に引き継がれていると私は考えています。元雑誌NAVI編集長の塩見智さんもご自身のYouTubeチャンネル「ソルトンTV」のルノールーテシアの回で述べられていましたが、昔の2CYやDSの頃のサスペンションの柔らかさは当時のような自動車の速度が低かった時代には有効であっても、昨今の高速化した道路環境ではむしろ危険でさえあるという意見はとても説得力があります。フランス車も変わらざるを得ないわけです。現在のルノーのサスペンションセッティングはPSAのそれより硬めだという話でした。

そして、これらハイドラクティブサスペンションのアド玉についている剛性レギュレーター(仏:le regulateur de raideur、英:the stiffness regulator)の構造ですが、以下のリンクをご覧ください。これはXantia Activaのものですが、1ページ目がハイドラクティブレギュレーターについてで、2ページ目がSC-CARレギュレーターについてです。その他、レギュレーター本体を分解した詳細な解説ページが続きます。とても貴重な資料です。
SC-CARレギュレーターにはダンパー機能がない弁が付くので、制御はON、OFFのみですが、ハイドラくテイブレギュレーターにはダンパー弁が付きますので、左右のオイルの流れをダンパーで緩やかに制御する構造なのが分かると思います。
 
そこで、ハイドラクティブ3+サスペンションの乗り心地が悪いと感じた時の意外と知られていないチェック項目をお教えします。
ハイドラクティブ3+のC5などのリアの剛性レギュレーターは大概こんな感じになっています。(スフィアを定期的に交換しても剛性レギュレーターまで交換する人はまずいないと思います。)
錆が外部だけではなく、内部にまで侵入している例も結構あります。
これら剛性レギュレーターのダンパー内まで侵入した錆をきれいにクリーニングすることで、滑らかなリアサスの動きが回復します。リアサスペンションのスムーズな動きは乗り心地の良さにかなり影響を与えるようです。
 
引用:Citoenet、Frenchcarforum.com/swedulさんの投稿
 
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