Ma vie en Citroën C5 et C6 Hydro Lover シトロエンC5・C6格安修理・絶版部品探索・輸入TIPS

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シトロエンの希少・絶版部品の探索・個人輸入でお困りの方、その他、修理をディーラーや専門店に断られて困っている方、ボランティアでお手伝いします。コメント欄より、ご相談ください。

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私はアメカジファッションのUSフライトジャケットのファンです。ここ北陸の冬は寒く、結構重宝します。ここでUSナイロン(またはNomex [ノーメックス] )フライトジャケットの歴史を軽くおさらいすると、

 

すべてのUSフライトジャケットの歴史はA=夏季用、B=冬季用の2種類から始まっています。気温域の区分を示す用語は夏季用の「A」と冬季用の「B」の2種類で始まりました。その後、戦域が広がりを見せる中でライトゾーン(10~30℃)、インターミディエイトゾーン(-10~30℃)、ヘビーゾーン(-10~-30℃)の3種類に大別されました。B-6からB-15を経てMA-1に変遷していくインターミディエイト用の飛行服と同様に、ライトゾーンはA-1からL-2シリーズへ。冬用のコートとしておなじみのN-3Bも、B-2を基とするヘビーゾーンのジャケットへと歴史をたどることができます。

 

さて、陸軍航空隊(USAAF)は革製のフライトジャケットA-2が抱える高価、大量生産が難しいなどの諸問題を解決するためにさまざまな素材をテストしていました。そこへ、1939年にデュポン社が開発していたナイロンの採用により、1945年5月21日にL-2が完成されました。この新たな素材と衿を取り外したディテールはその後の飛行服を大きく変える基本形となるものでした。陸軍航空隊時代のため、カラーはオリーブドラブとなっています。 コックピットで座った姿勢での機動性を重視したため着丈は短く、裾はニットリブとなっています。 左肩にはエアフォースマークのインシグニア(国籍マークなどの記章)、その下にはシガレットポケットが備わっています。サイドのポケットはフラップ付きで、斜めに走るデザインです。
L-2A、L-2Bへと改変を重ねて展開してゆくモデルです。

朝鮮戦争の最中、1950年代初期(1951年頃)にL-2の後継モデルとして採用されたのがL2-Aです。陸軍航空隊(USAAF)から空軍(USAF)に独立した時期でもあります。そのシンボルカラーであるエアフォースブルーを採用したのが特徴です。酸素マスクコードなどを装着するレザー製だったオキシジェンタブはこのモデルでナイロン製となりました。

次に登場したL2の第3世代がL2-Bです。諸説ありますが、朝鮮戦争末期・もしくは戦後すぐ、1952~1953年頃に採用されたといわれています。空軍はL-2Aジャケットの指定色をエアフォースブルーからシルバーグレー(セージグリーン)へと改変しました。これは高度での太陽光吸収の解決と、脱出後の低視認化を目的としたものです。この指定色が改変されたモデルが、このL-2Bとなります。デザインはほぼL-2を継承しています。これはその後約20年間と長期にわたって採用されました。インターミディエイトゾーンでいうところのMA-1的な傑作的存在です。また、ライトゾーンでは初採用となるセージグリーンカラーにも注目です。そのほか、サイズ表示がインチからS、M、L表記に改められました。初期のライナーは表地と同色でしたが、中期以降はレスキューカラーであるオレンジ色となりました。

そして、1955年に登場したのが有名なMA-1です。


コットン素材のB-15の流れを汲んで1955年に採用された、傑作のフライト・ジャケットです。 最も多くのパイロット達に愛されたモデルです。軍用機の多くがプロペラ機からジェット機に移行するに従って飛行高度も高くなり、フライトジャケットに付着した水分が氷結して乗組員の活動の妨げになることがわかった為、それまでの革製フライトジャケットではなくナイロン製のフライトジャケットが考案されました。そこで生まれたのがMA-1ジャケットです。 採用決定後も幾度と無く細部の改良が行われ、30年間にわたって使用されてきました。地上でのカモフラージュのために表地には落ち着いた緑を採用。それに対して裏地が目立ちやすいオレンジ色であるのは、事故の際に脱出したパイロットを探すのが困難なことから、少しでもパイロットを発見しやすいレスキューカラーを採用したためと言われています。派生型として、フードが付けられたN-2タイプや、更に丈が長いコートタイプのN-3タイプが存在します。

 

一方、アメリカ海軍では第二次大戦期には陸軍のA-2に対応するレザージャケットM422を開発します。M422は第二次大戦末期もしくは戦後すぐにG-1となります。この革製のG-1に取って代わったのが、J-WFS(Winter Flying Suit)です。1950年代から1970年代まで支給されました。日本やアメリカではG-8やWEPジャケットと呼ばれています。WEPジャケットの呼称の由来は諸説ありますが、初期モデルのラベルに刻印された「Weapons Equipment Patrol」または米海軍武器局「bureau of naval WEaPons」の略称であると言われています。極端に短い裾、リブ仕様の襟と裾、大型のポケットなど、非常に独特の形態をしています。

そして、ナイロン素材のJ-WFS(G-8、WEPジャケット)に代わり、耐火、耐熱性を持ったNomex [ノーメックス](アラミド繊維素材)を採用したのがCWU-45/Pです。CWUはClothing Wear UnitもしくはCold Weather Uniformの略だといわれています。1973年、米海軍に先行採用され、1976年には米空軍にも採用されました。現在、陸・空・海の三軍および海兵隊において制式採用されているモデルで、約400度の高温に耐えられるものもあったといいます。 襟はラウンド・カラーで、左右のポケットのフラップはベルクロ(マジックテープ)留めとなっています。

このモデルには中綿がないCWU-36/Pというモデルもあります。1978年に支給が開始された、暖気候用フライトジャケットです。
寒冷地用CWU-45/Pの中綿を無くし、細部デザインにわずかな修正が加えられたものです。 CWU-45/Pと同様、機内での火災を想定してノーメックス(アラミド繊維素材)が採用されています。 初期型には存在した背中のアクションプリーツは、「コックピットの突起類に引っ掛かる」とのパイロットからの意見により、修正されたといいます。

さて、本題ですが、自分は90年代物のAlpha Industries製のCWU-45/Pを長らく愛用しています。他にも同じAlpha IndustriesとAvirexのMA-1や同じくAvirexのL2-Bも持っています。自分のCWU-45/Pは30年物なので、細かく補修しています。2026年1月末に、今回はいよいよ袖と裾のリブがよれたり穴が開いたり退色してかなりやばい状態になったので、リブの交換を決意しました。地元の洋服の直し屋さんなどもあたりましたが、今回は経験豊富なメールレスポンスも良い大阪市のアメリカ村にあるテキーラ(Tequila)さんにお願いすることにしました。さて、取替用のリブですが、日本国内では大阪のMASHさんが有名です。テキーラの山根さんも親切な方で、ノークレームを約束してくだされば、同じ大阪のMASHさんで取替用のリブを購入して作業してくださいますが、微妙に色調が異なるなどのクレームがあるため、原則はリブ持ち込みもしくは同封でお願いしたいとのことでした。

皆さん、リブの色はどれが良いか悩まれるようですが、1つポイントがあります。MASHさんで一番の売れ筋は

・50sダークセージグリーン(50~60年代初頭にかけ、USAFにおいて支給された初期のMA-1, L-2B...等に使用された、若干グリーンがかったダークセージ色)と

・60sセージグリーン(グレー系の色調の物)です。

これら色調の基本的な理解ですが、セージとは50年代半ば以降、米空軍フライト衣料の基本色と定められた、グレー、グリーン、ブルーが混じり合った色です。50年代は若干グリーン系の色調の物が多く用いられ、60年代以降はグレー系の色調の物が多く使われたようです。自分のCWU-45/Pはレプリカグレーという色で緑とオリーブの中間色のような色調です。そこで、ダークセージグリーンかセージグリーンかで悩みましたが、通販なので事前に見るわけにいかないので、先ほどの緑系かグレー系かで判断して60sセージグリーンを選んでドンピシャでした。また、MASHさんは70sUSAF 実物ニット(セージグリーン)も取り扱っていますので、グレー系のセージグリーンを希望する方はこちらもお勧めです。交換するときは、袖だけではなく、すべてのニットパーツを交換することで色が合うので違和感がありません。テキーラさんは各パーツごとに補修価格を設定していますが、補修箇所が多い場合は単純な加算方式ではなく、トータルの補修価格をディスカウントしてくださるのでお勧めです。さすが大阪商人です。

 

他のお客さんの参考画像ですが、こちらが補修前

こちらが補修後

まったく、色調に違和感がないと思います。

 

こちらにテキーラさんのブログに各種フライトジャケットのリブ交換事例がたくさんありますので、参考にしてください。

 
(注)MASHさんの交換用リブ50sセージダークグリーンや60sセージグリンや70sUSAF実物ニット(セージグリーン)のリンク先はMA-1用の両袖・裾・襟の4点セットになっています。CWU-45/Pなど用の両袖・裾の3点セットもありますので、ご確認ください。

 

引用:leather-house.net、fineboys-online.jp、wikipedia、realcompany、captaintoms.co.jp、houston-book.com、tequila-osaka.com

 

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2026-02-28 12:00:00

2026年9月、シトロエンC5のエンジンオイル交換のため、新潟県三条市のファーストガレージタニエさんを訪れました。今から思えば、三条市内を走行中も何かアクセルが重い感じがしていました。

さて、オイル交換が終了して、帰宅につこうと自宅に向かって運転していて、やたら、アクセルが重く、ATも容易にシフトアップせず、ATの不調かと感じていましたが、隣の燕市に入った辺りで、きな臭い匂いがし始めました。「これはおかしい」と思い、車を路肩に止めてみると、フロント右のホイールのブレーキディスクから煙がもくもくと上がっています。これはブレーキの引きずりだと直感しました。しばらく放置してホイール部分を冷ましたら、煙も収まったので、谷江社長に電話して何とかゆっくり自走して工場まで車を運び、入院という手筈となりました。だましだまし何とか工場まで車を運んでみると熱でホイールが膨張したためか、センターキャップが緩くなり、跳んで無くなっていました。それ以外は大過ない様子でしたが、ブレーキの引きずりにより、ブレーキディスクやパッドやキャリパーピストンの交換は必須となりました。ファーストガレージタニエさんの社員の佐藤さん曰く、「これは昨日今日起きたことではなく、徐々に進行していたのが最終的にこうなったのだろう」とのこと。私も同感です。「何かアクセルが重いなぁ」と思いつつ、徐々に状態が進行・悪化する場合には気づけないことが少なくありません。人間の病気と同じです。注意したいものです。

谷江社長の当初の予測では、キャリパーピストンのゴムシールが劣化して、隙間から水が入り込み、錆によってピストンが固着するというよくあるパターンを想定していました。どっちみちキャリパーピストン・シール・ブレーキパッド・ブレーキディスクの交換は必須なわけです。しかし、キャリパーを分解してみると全く問題なく、谷江社長の過去の経験からブレーキホースかABSのトラブルが予測されました。そこで、ブレーキホースの交換、そして、それでもダメなら、ABSユニットの修理と考えました。

そこで、なぜ「ブレーキホースが原因でブレーキの固着・引きずりが起こるのか?」なのですが。

上の図は新品ブレーキホースの断面(上2つ)と経年劣化したブレーキホースの断面(下2つ)の比較です。

ゴム製のブレーキホースは、フルードが通る中心のゴムホースの周囲を繊維で補強して更にその廻りをゴムで覆ってある構造です。


上図のゴム製ブレーキホースの構造図を参考にして欲しいのですが、先の写真のホースの中心の黒い部分がフルードが通る穴ですが、上の2つはしっかりと穴が見えますが、下の2つは針しか通らないレベルになっていて、ほとんど詰った状態なのが明白です。 多分、経年変化で中心のゴムが膨潤しても外側に広がれないために内側に向かって膨張し穴が詰ったものと思われます。

シトロエン新潟のカリスマメカニックT氏にお電話で相談したら、まず、ブレーキホースの詰まりが原因で間違いないとの診断でした。やはり、谷江社長の見立ては間違っていませんでした。問題はブレーキホースのパーツが国内に在庫がなく、サードパーティーパーツの輸入と相成りました。シトロエンC6もブレーキのキャリパーシールゴムの切れで入院予定で、なぜかブレーキに問題発生の連発でした。15年以上経った高齢になった車はブレーキ周りの点検が意外と大切です。皆様も転ばぬ先の杖でご注意ください。

 

以下に同様の事例のWebページのリンクを貼り付けておきます。ご参考にされてください。

http://www.mg-lotus.com/brake-hose.htm

 

引用:alpha-auto.com、automodexpress.com、みんカラcrucruさんのページ

 

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2026-10-03 12:00:00

2026年9月に岩手県で自動車整備工場を経営されているS様より、パーツ探索の依頼がありました。お探しになっているパーツはシトロエンXM Y4のハイドロポンプのリペアキットです。

シトロエンXMにはY3(前期型Phase 1)とY4(後期型Phase 2)の2種類があります。Y4は概ね1994年(平成6年)モデルからになります。フロントグリルや内装がY3とY4ではかなり異なるのですぐに分かります。

 

前期型(Y3)

 

(

後期型(Y4)

 

さて、このXM Y4のハイドロポンプのリペアキット(ゴムシール・Oリング)を探しておられたとのこと。eBayなどでも見つからず、途方に暮れていたとのことでした。ネットを検索するには原則正しいよく使用される製品名が大切です。件のお品は通常英語圏では「Citroen hydraulic pump 6+2 pistons」と言います。先ず、この名前に気づくことが大切です。依頼者のS様がお選びになったキーワードは当該商品に全くヒットせず、かろうじて、AIが「エグザンティアの6+2ピストンハイドロポンプのリペアキットがあるはずだ」と示唆してくれたのみだったそうです。さすがはAIです。私も仕事で大いに活用していますが、昨今のAIの進化には目を見張るものがあります。

結果的には、ネット検索の力ではなく、自分のポーランドの友人が6+2ピストンハイドロポンプのゴムシールキットのリプロキットを扱っており、彼から購入し、輸入することができました。

この世代(ハイドラクティブ2)のハイドロポンプは電動のBHIユニットではなく、エンジンによるマルチベルト駆動です。そして、下図がリペアキット(ゴムシールセット)の概要です。

このゴムシールセットの部品番号は「402615789B」となります。2026年10 月現在、送料・海外送金手数料込みで17,000円ほどでお世話できます。興味がある方は下記フォームやコメント欄より、お問い合わせください。

 

 

引用:b-cles.jp、auto.bazos.sk、シトロエン横浜緑ブログ

 

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2026-09-26 12:00:00

2026年3月に自分のブログの輸入代行ボランティアのフォームに新たな依頼がありました。ご依頼はなんとオーストラリアからでした。その方は奥様がオーストラリアの方で、オーストラリアのゴールドコーストと日本を行き来してご生活なされているそうですが、長らく乗っているC5X4セダン(2001年式)のスフィアを交換しようとしてパーツをオーダーしたら、供給終了とのことで、私の方にパーツの探索と輸入のご依頼が来ました。「オーストラリアにはシトロエンディーラーはないのですか」とお尋ねしてみましたが、聞くところによれば、オーストラリアにもシトロエンディーラーはあるそうですが、車自体が不人気で、やる気が全く感じられないとのこと。依頼者のT様のご要望に従って、国内のシトロエン新潟を通じてEuroreparのスフィアを本国発注して、T様の日本国内の行きつけのお店に納品してビンゴでしたが、たまたま、ホルムズショックが起きてしまい、海外便が遅れに遅れたのと、某会社の発注ミスが重なり、T様には本当にご迷惑をかけてしまいました。また、iCloudメールのセキュリティーが高すぎて、納品書など添付ファイルやクラウドにアップロードしてリンクを送る方法も、添付ファイルやURLがあるメールは弾かれるなど、本当に苦労の連続でした。そうやって何とかご希望に沿った対応ができました。T様はとても良い方でお礼などもオファーされましたが、遠方ということもあり、失礼ながら辞退させていただき、代わりにオーストラリアの旧車やシトロエン事情について教えていただきました。今回、T様の許可を得られたので、紹介させていただきます。

 

先ずはオーストラリアの旧車・新車事情ですが、

 

クラッシック系はアメ車の独壇場でマッチョなV8が幅を利かせていますのでうっかりクラシックカーのイベントが有るから行ってみようとなるとガッカリという感じです。MGBやTC、TFなど英国車はそれなりにファンも多く活動しています。余談ですが家の近所のテニスクラブの役員専用駐車場には時たまローバーP6が駐っています。今時の車はユートと言われるトラック,フォードやトヨタなどとSUVでは高級車はドイツのメルセデス、アウディ、BM 、電動ではテスラとお決まりで他の欧州車はボルボが目につく程度です。庶民派の人気では、トヨタ、マツダ、スバル、ヒュンダイ、キア、が多く最近は中国車BYDなど日本ではほとんど見かけないブランドが価格と保証期間を7年と謳い大挙進出しています。こちらの人は年間2.3万キロ走り10年位で乗り換えるのが普通なので安く保証期間が長いというのはアドバンテージなのでしょう。ここに住んでいて実感するのはヨーロッパは遠いという事でした。

 

シトロエンについては

 

私の住んでいるゴールドコースト市で今まで20年間に見たシトロエンはDSのSafariが一台とDS、2cv各1台くらいです。新車もディラーは出来るけど3年ももたず今では遂に無くなりました。淋しいです。

 

とのこと

 

 

一昨年ブリスベン市で開催されたイベントです。小生は日本から持ち込んだDsuper5にて参加しました。こちらではフランス車はとてもマイナーで特に旧車など滅多にお目にかかれません。過去にノックダウンでDSが生産されていたのですが高温な気候などで故障も多く悪評だけ残して消えて行った様です。

 

というお話でした。

 

T様のお話を聞いた限りでは、日本は各種輸入車が充実していて、フランス車やイタリア車などマイナーな車のクラブも活発に活動しているなど恵まれていると感じました。今回はオーストラリアからの依頼でしたが、海外邦人でパーツに困っている方も対応いたしますので、是非ご依頼ください。

 

 

引用:オーストラリア在住のT様のメールより

 

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2026-09-19 12:00:00

 

2026年9月現在の状況ですが、シトロエンC5用のフロントサスペンションシリンダーは最近、供給再開されたそうです。ずっと欠品が続いて、供給がなかったので一安心です。

問題はC6用のフロントサスペンションシリンダーです。シトロエン新潟のTメカにお願いしてバックオーダー受付中なのか確認中です。C5のフロントサスシリンダーのようにある程度バックオーダーが溜まると生産・供給再開の可能性もなきにしもあらずとか。最新情報が分かり次第、後日談としてアップデートする予定です。→ディーラーに確認したところ、2026年9月18日現在、NFP(供給終了)となっているそうです。

 

さて、最近よく見るChevronic CentreのFacebookページにオーナーのMossさんの気になる投稿がありました。

2025年9月19日の投稿で

"We are really concerned with C6 front suspension units at the moment..
They are on back order with Citroen with no ETA.
This is a massive concern to us nothing is available after market and used ones are often not great.
Without these the car could be scrap.
I have emailed my contacts at Citroen France sharing my concern and I am currently awaiting an update from them.
We can only hope and pray they will continue production."

とあります。

 

日本語に訳すと

「現在、(AMVAR付)C6フロントサスシリンダーユニットが心配です。ETA(Estimated Time of Arrival=[商品]到着予定時間)なし(つまり、納期未定)でシトロエンにバックオーダー中です。これは私たちにとって大きな懸念です。アフターマーケット製品は無いし、中古パーツはよくないことも多いです。これらがなければ車はいつかスクラップになるしかありません。シトロエン・フランスには自分の心配を共有するためにメールを送信しました。そして、現在、彼らからの最新情報を待っているところです。彼らが生産を続けてくれることを祈るばかりです。」

となります。

 

https://www.facebook.com/Chevronics/posts/pfbid02SbEaMqEWPEvHuHrNhRZhRJno1GaSr5c2sUmVUvkYmsFnMNx16FSiLjbudcK4ECAYl

 

実は、先の2025年12月2日の投稿への多数のコメントを見ると、皆さん、私同様に「AMVAR付C6フロントサスシリンダー」左右セットを再生産してくれるのではと期待しているようです。

 

さて、新品が入手不可ならば、再生・修理となるのですが、ヨーロッパだと修理可能なお店を3つ知っています。(日本国内にもあるのでしょうか。もしご存じでしたら情報提供お願いします)

1つはポーランドのこちらのお店です。ただし、c6owners.orgによると評判はイマイチといった感じです。

 

 
こちらがそのインプレです。費用は1ユニットあたり150ユーロ(2014年11月現在)だそうです。
 

そして、最近ヨーロッパのFacebookグループのお仲間から教えていただいたのがチェコのこちらのお店です。

 

くたびれたサスを送ると整備済み品に再生してくれるサービスです。1年間の保証付きです。価格は1本6,050チェコ・コルナ(2026年9月12日現在、44,634円)です。自分はとっても勇気が無く、誰か人柱になってくれる人がいたらなぁと思っています。

 

また、最近ではアメリカに渡ったスカイラインGT-Rよろしく、日本からシトロエンC6が何台か英国に渡っているとのことです。日本で修理不能でスクラップになるより遥かに良いことだと思っています。かの地では10万km走行なんて、日本での5万km走行くらいのイメージですから、多少の過走行車でも立派に商品になるでしょう。また、修理スキルがある業者があるのも心強いです。

 

https://www.facebook.com/Chevronics/posts/pfbid02Saacw5z4VfgPSdBCiiLHzEa63DBxYjPLfwQFQzvN6ZWCp4WP7nU6MpgRkEcCWp3Gl

 

 

走行距離はたった42,138マイル(67,815km)です。上の画像を拡大すると分かるのですが、メーターはマイル表示に変更されています。こういった変更が可能なのですね。さすがデジタルメーターです。感心しました。

フランス人も某YouTube動画で反応していましたが、やはり、日本仕様のエアコン吹き出し口は珍しいようです。ナビも日本仕様のままですが、英国でも使用できるのでしょうか?Facebookの投稿を読むと当然のことながら、機能しないそうです。

 

引用:facebook.com/Chevronic Centreさんのページ

 

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2026年3月に自分のブログの輸入代行ボランティアのフォームに新たな依頼がありました。

 

 

ご依頼はなんとオーストラリアからでした。その方は奥様がオーストラリアの方で、オーストラリアのゴールドコーストと日本を行き来してご生活なされているそうですが、長らく乗っているC5X4セダン(2001年式)のスフィアを交換しようとしてパーツをオーダーしたら、供給終了とのことで、私の方にパーツの探索と輸入のご依頼が来ました。「オーストラリアにはシトロエンディーラーはないのですか」とお尋ねしてみましたが、聞くところによれば、オーストラリアにもシトロエンディーラーはあるそうですが、車自体が不人気で、やる気が全く感じられないとのこと。下のリンクのHPによれば、「2024年11月にインチケープはオーストラリアにおけるシトロエンの販売から撤退!フェラーリより少ない販売台数!」とのこと。これらもDV5やPuretech 1.2エンジンなどの問題多発に起因する世界的な販売不振の余波とのこと。

「今年(2024年)シトロエンはオーストラリアでわずか87台しか販売できず、フェラーリ(138台)、アストンマーティン(96台)、ベントレー(123台)、ランボルギーニ(161台)などの高級ブランドの販売台数よりもさらに少ない数字です。(原文英語)」とあります。

 

https://www.cartoq.com/car-news/citroen-exits-australia-selling-fewer-cars-ferrari/

 

そこで、私の方でサードパーティーのパーツを探索してみました。私のお勧めNo.1はEurorepar(ユーロレパー)です。こちらはPSAの純正ジェネリックパーツです。純正パーツではありませんが、メーカーのお墨付きが付いたサードパーティー製のパーツです。ですから、サードパーティーだからという不安はありません。また、サードパーティー製のスフィアで唯一の多層膜構造のマルチレイヤードスフィアなので、ガス漏れなく10年20万kmまで行けます。No.2はベルギーのI.F.H.Sです。こちらはDSやCXやGSやSMなど古いハイドロシトロエンのスフィアも作っています。(EuroreparはBX以降のスフィアのみ)また、I.F.H.Sは柔らかい乗り心地を提供するコンフォートスフィアを作っているメーカーで、これを求めるのならI.F.H.Sしかありません。ただし、I.F.H.Sは多層膜のマルチレイヤードスフィアはパテントの関係か作っていません。ですから、Eurorepar製品ほどの耐久性はありませんが、それでも他のサードパーティー製スフィアに比べれば遥かに高品質で耐久性もあります。さて、私は依頼者のオーストラリアのT氏にEuroreparのスフィアをお勧めしました。価格は1個税込みで2万円以内ですし、耐久性はほぼ純正並みです。そこで、個人輸入も考えたのですが、シトロエン新潟のカリスマメカニックT氏の言葉を思い出しました。それは「Euroreparのカタログに載っている品はシトロエンディーラーを通じて手配できる」という言葉です。早速、Euroreparのカタログをネットで検索してみました。そして、Euroreparのスフィアのカタログを発見しました。

Euroreparはスフィア以外にも実に多くの純正ジェネリックパーツを提供しています。カタログを見るとそのラインナップに圧倒されます。

 

こちらがフランス語の総合案内サイトです。

https://www.eurorepar.com/FR-fr/

 

日本語の総合案内サイトもあります。親切です。しかし、ダウンロードされるカタログはフランス語版ですので、ご注意ください。

https://www.eurorepar.com/JP-ja/

 

そして、こちらがスフィアのサイトです。

https://www.eurorepar.com/ZA-en/p/7246/Our-range/Suspension/Suspension-spheres

 

上のリンクからEurorepar.comのスフィアのページに入り、右側のPDFのダウンロードリンクからダウンロードできます。下図はダウンロードした一部の画像です。

そこで製品番号をチェックして、さらにオーストラリアのT氏からお聞きしたC5のVINコードをお伝えし、シトロエン新潟のT氏にステランティスに問い合わせてもらいました。その結果パーツはあるとのこと。ただし、日本国内には在庫なしなので本国バックオーダーとのことでした。価格を聞いたら、スフィア6個(C5X4やX3はリアのアド玉が1個なので前3つ、後3つの合計6個となります)で約11万円とのこと。十分リーズナブルな価格です。オーストラリアのT氏の許可を得て、ただちにバックオーダーを入れました。パーツの入荷は約1ケ月後とのことでした。

 

しかし、2026年3月のイラン発のホルムズショックの影響で大幅にヨーロッパ・日本間の物流が遅延し始めました。

 

 
そして、やっと約4か月後の2026年7月29日に入荷したのですが、シトロエン新潟の担当様が確認して、驚愕の事実が分かりました。何と到着した荷物はアディッショナルスフィアが4個のみでした。オーダーしたのは前スフィア2個、後スフィア2個、前後アディッショナルスフィア2個の合計6個です。某会社のオーダーミスでした。
そこで、担当様が余分なアディッショナルスフィア2個を返品し、新たに前後4個のサスペンションスフィアをオーダーしてくださいました。
その後、再度、サスペンションスフィアが入荷したのが、8月31日でした。今度はイラン情勢を前提とした物流システムが確立されたのか、通常のバックオーダーと同様のジャスト1か月で入荷しました。
そして、オーストラリアのT様にメールで連絡しました。最初はスムーズに連絡できていたのですが、納品書や請求書を添付したり、クラウドにそれらをアップしてURLのリンクを貼ってメールを送信したら、突然、T様と音信不通になってしまいました。この症状は実は7月末の前の商品入荷連絡時にも起きていました。
 
そこで、ふと思いついたのが、「私の送信したメールが届いておらず、その原因はT様のメールアドレスがiCloudメールだからかもしれない!」ということです。そこで、ネットを検索してみると多くの類似事例がありました。
 
URL付きメールがiCloudメールだけ受信できない事例

また、URL付きメールが迷惑メールフォルダに入れられるだけでなく、削除されてしまうという恐ろしい事例も報告されています。

結局、添付ファイルもURLのリンクもないメールを送ってやっと連絡がつきました。こういった大切なお取引にiCloudメールは使えないということが分かりました。私が使用しているbiglobeのように迷惑メールがやたら多すぎるメールサービスも困りますが、iCloudメールのようにセキュリティーが強すぎて、送ったメールが、やたら迷惑メールに判定されて迷惑メールフォルダに隔離されたり、勝手に削除されてしまうのも考え物です。この辺りはメール会社の考え方の部分でしょうが、メールサービスのセキュリティーが単純に高ければ高いほど便利というわけでもないということが分かった一件でした。

 

引用:cartoq.com

 

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2026-09-05 12:00:00

2026年8月17日にステランティスはまたしても大規模なリコールを発表しました。今回もソフトウェアと安全性の問題が原因となっています。ステランティスは、マルチメディアシステム(ラジオ)のソフトウェアに不具合があり、運転操作中にバックカメラの映像が正しく表示されない可能性があるため、クライスラー、ダッジ、ジープ、ラムの車両約95万5,000台をリコールすると発表しました。

問題の核心は、車両が後退ギアに入れられた際にバックカメラ映像の起動を失敗させる可能性があるラジオソフトウェアにあります。ステランティスは主にOTA(On The Air=無線)によるソフトウェア更新で問題に対処する計画で、更新準備が整い次第、対象車両のメディア画面に表示されるプロンプトを通じて直接配信されます。それまでは、カメラ映像が表示されないことに気付いたドライバーには、後退時にルームミラーとサイドミラーを使用するよう呼びかけています。

 

 

このリコールは、米国で約84万8,000台、カナダで8万3,000台、メキシコで8,000台、北米以外の市場で約1万5,000台の車両に影響します。対象となるのは以下の車両です。(※アメリカではイヤーモデルは通常前年の秋に発表になります。例:2026年モデルや2026-27年モデルは2025年の秋に発表。)

 

・クライスラー:2026-27年モデルのクライスラー・パシフィカ、パシフィカ・プラグインハイブリッド、ボイジャー・ミニバン
・ダッジ:2026-27年モデルのダッジ・チャージャー
・ジープ:2026年モデルのジープ・チェロキー、コンパス、グラディエーター、グランドチェロキー、グランドチェロキーL、グランドワゴニア、グランドワゴニアL、ラングラー
・ラム(ダッジ・ラム):2026年モデルのラム1500ピックアップ、2500ピックアップ、プロマスター、プロマスター EVバン

 

ステランティスは、前述のようにOTAによるソフトウェア アップデートでこの問題を解決する予定です。また、同社は、この欠陥に関連する事故や負傷の報告は受けていないと述べています。


このキャンペーンの直接的なコストは、ソリューションがデジタルであり、遠隔で展開できるため、比較的限定的であるはずです。しかし、ステランティスにとっての本当の問題は別のところにあるかもしれません。それは、品質に関する同社の信頼性です。

バックカメラに関するリコールはこれが初めてではありません。

 

今回の新たな事例は、特にデリケートな側面を呈しています。ステランティスは2024年6月にも、北米で約116万台の車両をリコールしており、その際も同様の問題がありました。ラジオのシステムのソフトウェアが原因で、バックカメラの映像が表示されない可能性がありました。

そのリコールは米国で約103万台、カナダでさらに12万6,000台に影響を及ぼし、ダッジ・デュランゴ、クライスラー・パシフィカ、ジープ・グランドチェロキー、ラム、ワゴニアの各モデルが含まれていました。やはり解決策はソフトウェアアップデートでした。
同じステランティスファミリー内で同様の問題がわずか2年間隔で再発していること、そして、この新たなリコールは会社のイメージの観点からより重要です。そして問題はカメラだけにとどまりません。

 


2025年には1,340万台の車両がリコールされることになりました。


最新の報告書に示されている数字は、ステランティス自身が問題視している状況を示しています。2025年には、グループは約1,340万台のリコールを決定しましたが、2024年の730万台から増加しています。

この増加は、特に2つの大規模キャンペーン(合計560万台)によって説明されます。1つは1.5リッターのDV5ディーゼルエンジン、もう1つは車載診断システムのソフトウェアに関するものでした。これらに加え、タカタエアバッグに関するリコールキャンペーンもすでに開始されています。

この動画には「このような惨状では中国車にシェアを奪われても仕方がない」などの辛辣な書き込みがあります。


この数字は特に重要です。なぜなら、ステランティスは2025年の年次報告書で、リコールが評判に与える影響についてはっきりと述べているからです。リコールはグループのイメージを損なう可能性があり、消費者に製品の安全性や信頼性に疑問を抱かせる可能性があります。
つまり、これは外部解釈ではなく、リコールが顧客信頼の問題に発展しうることを認識しているのはステランティス自身なのです。

 

品質に費やすコストは既に非常に高い。

 

数字を見てみると、問題はさらにデリケートなものとなります。

2025年下半期、ステランティスは、契約保証引当金の見積りの見直しに関連して、約53億ユーロの費用を計上した。同社は、この新たな評価は、過去の経営判断が期待通りの結果をもたらさなかったことに起因するコスト増と「品質低下」を考慮に入れたものだと説明しました。

言い換えれば、問題はリコール車両の修理費用だけではありません。問題は長期的に見て品質不足に関わるコストです。
Warranty Weekの欧州メーカー会計分析によると、ステランティスは2025年に保証条項に約116億5,000万ユーロを費やし、2024年より84%増加しました。保証請求に基づく実際の支払い額は約62億6,000万ユーロに達しました。
この数字は慎重に解釈する必要があります。この数字は直接的な費用を表すものではなく、すべてがリコールに直接関連するものでもないからです。しかし、品質問題がグループの財務状況に与えている圧力を示す指標にはなるでしょう。

95万5,000台のリコール費用はいくらになるのでしょうか?

 

今回のリコールに関して、現時点では別途公式な費用見積もりは出ていません。また、車両台数に平均費用を単純に掛けるのは誤りです。無線でのソフトウェアアップデートは、作業場の機械部品を交換するコストとは全く異なるコストです。

この場合、直接的な産業コストは、数百万件の物理的な修理を必要とするリコールよりもはるかに低くなるはずです。
主な経済的なリスクは間接的です。繰り返し起きるリコールは、より多くの管理活動、サービス、顧客管理、そして売上の損失を伴います。そしてステランティスは、そのバランスシートでこれを明確に認めており、リコールが評判や売上の両方に悪影響を及ぼす可能性があると警告しています。

信頼性こそが本当の試金石となります。

 

今回のリコールは、ステランティス社が方針転換したことを示そうとしているまさにその時に発生しました。

2026年2月、同グループは2025年下半期に約222億ユーロの費用を計上した後、事業活動の大幅な「リセット」を発表しました。このうち54億ユーロはその他の事業運営上の変更に関連するもので、そのうち41億ユーロは保証引当金の見積りの変更に関連するものでした。

しかしながら、経営陣は品質状況はすでに改善し始めていると主張しています。ステランティスによれば、2025年初頭以降、北米では車両使用開始後最初の1ヶ月間に報告された不具合件数が50%以上、欧州全域では30%以上減少したといいます。

したがって、今回のリコール自体は、改善プロセスが失敗したことを証明する十分な根拠とはなりません。しかし、顧客や投資家に対し、グループにとって最悪の局面は完全に過ぎ去ったと納得させるのは、より困難になるでしょう。

 

問題は単に100万台のカメラのことだけではありません。

 

結局のところ、問題は今回のキャンペーンで影響を受ける95万5,000台の車両ではありません。ましてや、ソフトウェアアップデートのコストでもありません。
本当の問題はリコールの度に示されるその数値です。2024年には730万台、2025年には1,340万台のリコールが発生し、バックアップカメラに関する前回のリコールでは100万台以上の車両が影響を受けました。さらに、2026年6月には、電動パワステポンプの配線ハーネスの問題で火災が発生する可能性があるため、130万台以上のジープ・ラングラーとグラディエーターがリコールされました。このケースでは、ステランティスは少なくとも72件の火災発生の可能性と1件の負傷を確認しています。

自動車メーカーにとって、品質は単純な問題ではありません。これは、顧客が同じブランドを再び購入するかどうかを決める重要な要素の一つです。
そのため、本日発表されたリコールはコスト的には対応可能ですが、イメージの面でははるかに大きな損失となるでしょう。ステランティスの課題は、大規模なリコールは過去の遺物であり、経営陣が発表した新たな方向性が、グループの中核に信頼性、品質、そして信用を真に回復できることを証明することです。

 

引用:fr.yahoo.com、fox5dc.com

 

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2026-08-29 12:00:00

 

2026年7月31日についに日本でもリコールが発表になりました。「やっと」という気持ちと「ついに」という気持ちが入り混じった複雑な心境です。フランスを始めヨーロッパでは日本ではプジョー リフター・308やシトロエン ベルランゴ・C4などに搭載されているPSA(Peugeot/ Citroën/ DS)の1.5 blue HDIディーゼルエンジンDV5の故障・リコール問題が大きく報じられています。日本ではリコールは未実施でした。フランスでのリコール発表が2025年7月だったので、日本でのリコール発表は約1年遅れとなりました。

2026年7月31日、ステランティスジャパンから国交省にリコールの届け出が出されました。件のカムシャフトチェーンのリコールです。実は、この情報は当ブログの読者のHIROSAY様からいただいたものです。HIROSAY様は日本ではリコールは無いものと観念し、かつ、車の魅力には抗しがたく、あらたにプジョー308を購入されたようです。無念さをお察しいたします。遅きに逸したものの対応が行われることは良かったのでしょうか。自費で修理された方には返金はあるのでしょうか。一番お気の毒な方はHIROSAYさんのように車を乗り替えられた方です。「無償修理できたものを…」というお気持ちでしょう。無念さをお察しいたします。

 

DV5エンジンとは:2017年の初頭に登場したDVシリーズの新型がDV5です。75hp、100hp、130hpの3機種がアナウンスされ、75hpと100hpをDV5RD、130hpをDV5RCと称しています。また、DV5は1.5lで、DV6が1.6lとなります。日本に導入されたプジョー リフター・308/シトロエン ベルランゴ・C4/DS4 V2に搭載されているのは1.5l 130hpのDV5RCとなります。フォードとの共同プロジェクトで生まれたDLD-415(1.5 Duratorq)との共通設計となるPSAの最新ディーゼルエンジンです。

こちらがその技術資料の邦訳です。

https://press.peugeot.co.jp/permitted/document/pdf/20181217GroupPSA_DV5engine.pdf

 

しかし、今、2025年12月現在、ヨーロッパでは1.5 blue hdiエンジン(エンジンコード:DV5)のカムシャフトチェーンの問題について、SNS等でたくさんの投稿がなされています。フランス語で"DV5 moteur rappel"などをキーワードにネット検索すると無数の投稿にアクセスできます。1.5 blue hdiエンジン(エンジンコード:DV5)は、2023年2月まで7mmのカムシャフトチェーンを搭載していました。このチェーンは、製造上の欠陥により破損しやすいものでした。2017年~2023年製造のDV5エンジン搭載車がフランスでは93万7百台リコール。(2025.07.05現在)カムシャフトチェーンの潤滑不良でバルブ破損やエンジン故障につながるため。フランスでは保証期間を10年24万kmまで延長するそうです。 また、この問題に対応するため、ステランティスグループは2024年1月から、当初推奨されていたメーカー指定のエンジンオイルを0W20から5W30に変更しました。しかし、オイル交換だけでは問題は解決せず、せいぜい問題の発生を遅らせる程度でした。

 

この問題に対応したエンジンオイルですが、こちらがフランスのメーカーのUni opal(ユニオパール)の5W-30エンジンオイル「OPALJET ASTRIUM 5W30」です。(Uni opal JapanのXより)

ステランティスの新規格FPW9.55535-03の詳細や、それに対応したUni opalのエンジンオイルについてはこちらをご覧ください。

そして、こちらがその新規格の「承認」を受けた実際の商品ですが、まだ、2025年12月現在、日本ではまだ販売されていないようです。次回ロットから日本発売予定とのこと。

当面は、こちらの製品OPALJET MIL-17 5W-30でもチェーン摩耗・湿式タイミングベルトに対応しているので十分対応可能とのことです。ただし、あくまでも旧規格9.55535-S1/G1「推奨」です。また、今後新規格「承認」となる可能性ありとのことです。それだけの性能のポテンシャルがあるということでしょうか。

 
TOTALではこちらの商品「QUARTZ INEO RCP 5W-30」 ACEA C3、API SN PlusがFPW9.55535-03「承認」です。「HTC 5W-30」もあって紛らわしいので注意してください。PSAの新型純正オイルです。「ACEA C3、API SN Plus」となっているものが対応商品です。「ACEA C3、API SN/CF」の旧型もあるので確認が必要です。2026年1月現在では日本国内での一般流通はまだのようです。

eBayで売られているものをヨーロッパから直輸入するという方法もありますが、価格も送料も高すぎです。こちらはその中でも送料最安の部類でしたが…。

 
こちらはFPW9.55535-03「推奨」のドイツのFUCHS(フックス)の製品です。これらの商品には「推奨」と「承認」と2種類あるので、あくまでも「承認」にこだわる方はオーダーする前に確認が必要です。2026年1月現在では「推奨」品以外は日本国内では入手困難なようです。当面は、これら推奨品を使用するのが現実的な選択だと思います。
 
 
 

さて、5年以内で走行距離が15万km以下の車は、カムシャフトチェーンを7mmチェーンから8mmチェーンへの交換とカムカバーとカムシャフト2本の交換によってこの問題を解決することができます。しかし、すべてのオーナーがこの問題を知っているわけではなく、このエンジンを搭載した多くの車が、未だチェーン破損のリスクを抱えています。

 

交換すべきはカムシャフトチェーンです。一般的な意味でのタイミングチェーンではありません。このモデルはタイミングベルトとカムシャフトチェーンでカムシャフトを駆動しています。(※このカムシャフトチェーンがタイミングチェーンとして売られている場合もあるので注意が必要です。あながち間違いとも言い切れないのですが…)

 



自分の車にどのタイプのチェーンが搭載されているかを知るには、2つの方法があります。ただし、正確な識別を保証できるのは1つだけです。どちらにしても、カムカバー上のプラスチックの化粧カバーを取り外して確認する必要があります。

 

1つ目の方法はカムカバーの左側に、数字(製造年を表す23から25)が刻印されており、カムカバーのその部分が膨らんでいる場合、チェーンが交換されている可能性があります。

2つ目の方法はカムカバーの手前中央やや左寄りに刻印されている以下の2つのコードを確認する方法です。

9812647280 - 7mmチェーン・モデル(下図右)
9830580480 - 8mmチェーン・アップグレードモデル(下図左)

aはパーツコード、bは対策カムカバーの2つの膨らみです。

 

ちなみに下の画像のエンジンのカムカバーのコードは赤線で囲んだ981267280です。7mmチェーン・モデルです。(拡大してご覧ください)

最も確実なのは、2番目の方法です。

 

自分の車が7mmチェーンを搭載しているからといって、必ずしも今日すぐに破損するわけではありません。症状としては、冷間始動時に、カムシャフトの金属カバーの左端あたりから、金属が擦れるような音、チェーンが叩くような音が聞こえます。より深刻な状況では、エンジンが温まった後もその音が消えなくなり、最終的には常に音が聞こえるようになります。チェーンが破損すると、ピストンとエンジンのバルブが衝突し、エンジンが故障して始動できなくなる可能性があります。

 

また、プジョー・フランスやシトロエン・フランスはホームページで対象車両を明らかにして注意喚起し、VINコードを打ち込むとリコール対象車両かどうか分かるようになっています。"Vérifiez le numéro de série de votre véhicule"(ヴェリフィエ・ル・ニュメロ・ドゥ・セリ・ドゥ・ヴォートゥル・ヴェイキュル)の部分です。(※le numéro de série=VIN codeです)日本仕様の車のVINコードでも有効かどうかは分かりかねますが…。

 

こちらはプジョーのページです。

そして、こちらがシトロエンのページです。
そして、こちらがDSオートモービルのページです。
ちなみに、フランス語では「リコール(英:recall)」は"rappel"(ラペール)です。英語と同じ発想(call againの意味)です。その動詞形の原形は"rappeler"(ラプレ)となり三人称単数形は"rappelle"(ラペール)です。スペルと発音が紛らわしいですね。


この問題は、カムカバーを交換し、カムシャフトチェーンを7mmチェーンからより頑丈な8mmチェーンに交換することで、完全に解決できます。この8mmチェーンは、2023年3月以降に製造されたこのエンジンを使用するすべてのモデルに搭載されています。

 

これら対策用の純正パーツは日本のディーラーにはまだ入っていないと思いますが、必要なパーツはeBayなどで多数売られているので入手可能です。eBayを「dv5 moteur 8mm」などのキーワードで検索してみてください。

例えば、こちらは対策部品のコンプリートセットといった感じです。

 

7mmチェーン

8mmチェーン

 

実際の対策部品への交換作業動画です。これら動画が数ある同種の動画の中で詳しい部類だと思います。対策パーツ同様「dv5 moteur 8mm」などのキーワードで検索してみてください。

 

 

 

これらの作業はプロに依頼するとディーラーや整備工場によって異なりますが、最低でも工賃4~5万円です(部品代除く)。もちろん、この作業を行う際には、タイミングベルト、テンショナー、ウォーターポンプ(DAYCO製)とそれに付随したLLCの交換、エンジンオイル(5W30)、オイルフィルターの交換も推奨されます。

 

日本ではリコールは未実施ですが、プジョー リフター・308/シトロエン ベルランゴ・C4/DS4 V2のユーザー様はご心配でしょう。ご自分のお車のカムカバー上の化粧カバーを外して確認してみていただけたらと思います。

 

多くの書き込みを見ると10万km以上の走行で7mmのカムシャフトチェーンが切れたというケースが多いようです。このリコール問題は1台の車の10万km走行が日本の5万km走行くらいの感覚で1台の車に長く乗るヨーロッパでは大きな問題でしょうが、10万kmに達する前に多くのユーザーが乗り換える日本では問題が顕在化しないとたかをくくっているのかもしれません。また、以前にも指摘したように多くのヨーロッパのメーカーは白人さんの国と私たちのような国とサービスに差をつけるのはよくあることだと思いますが、そのどちらかだと思っています。

 

また、これらのエンジンと大規模なTAKATA製のエアバッグのリコールにより、ステランティスはここ数年で多くの信頼性問題に直面しています。グループの新しいボス、アントニオ・フィローサ氏は車両の品質を優先事項の一つにしています。

 

当ブログの読者様からコメントをいただきました。プジョー308SW 1.5 blue HDIで、この問題で廃車に追い込まれそうになっているとのこと。日本でもこの問題が起きつつあるようです。コメントによるとHIROSAYさんやYUNOさん以外にも被害者がいるとのこと。お二人ともディーラーの提案は後述のようにエンジン載せ替えで140万円超えとのこと。何とか早急に対応していただきたいものです。インポーターに電話しても保証期間を過ぎていることを盾にけんもほろろの対応だそうです。こうなったら、国交省やフランス本社にメールを送るなど他の方法も検討した方が良いかもしれません。また、こういった問題こそ、車雑誌・新聞・テレビなどのオールドメディアに報道・追及していただきたいものです。某ディーラーの修理の提案はリビルドエンジン載せ替えで140万円超えだそうです。ちゃんとしたヨーロッパ車専門の腕のある整備工場なら、オーバーホールできそうなものでしょうが、ディーラーの正規修理やフランス車専門店の修理は私には…です。ドイツ車専門の整備工場などのセカンドオピニオンに相談するのが良いような気がしますが…。

 

被害者の方のFacebookの投稿はこちらです。

https://www.facebook.com/groups/591291574311258/posts/25613010211712715?locale=ja_JP

 

実際にエンジンが壊れてしまった場合の対応ですが、見つかった損傷に応じて、推奨される修理は以下の通りそれぞれ異なります。
1. バルブが曲がっている場合は、カムシャフトが損傷しています...ただし、燃焼室やシリンダーヘッドに損傷がなければ、バルブ、スプリング、ラッチ、カムシャフト、チェーンやカムシャフトのテンショナー、タイミングキットなどの部品の交換だけでOKです。
2. 部品の破損はないものの、バルブシールが不安定で燃焼室が損傷してしまった場合は、エンジン全体を交換しなければなりません。
3. 部品に破損がなくバルブがきちんと閉じている場合は、バルブを除いた先の1.の部品の全てを交換しなければなりません。

 

詳細はこちらをご覧ください。フランス語のテキストです。

 

https://www.largus.fr/actualite-automobile/peugeot-citroen-ds-opel-probleme-de-casse-sur-le-15-diesel-dv5-11079390.html

 

2026年6月に当ブログの読者様より無償修理対応していただけたとのコメントをいただきました。以下に紹介いたします。嬉しいことです。

 

【非常に助かりました】
4月17日にベルランゴが動かなくなり、ディーラーにレッカー持ち込みで、確認してもらったところ、カムシャフトチェーン破断で、エンジンの他の箇所にも影響があると、100万以上修理に費用がかかるかもとの話がありました。
ただ、その後このHPを拝見し、実際に、掲載内容をディーラーにも連携のうえ、エンジン分解写真や、オイル交換の履歴をディーラー→日本本社→本国の流れで確認してもらったところ、エンジンについては無償修理(8mmのチェーンに交換)していただけることになりました。(他の部分も影響なしとのこと)そもそものディーラ持ち込み日程の調整に時間がかかったり、GW・部品取り寄せ等に時間がかかったこともあり、2カ月たった明日6月20日に車を受け取れる予定です。このサイトを確認できていなかったらと思うと、非常に怖いです。早く日本でもリコール対象となってほしいです。

 

とにかくリコールが日本でも発表されましたので、下記リンクより、リコール対象車両であることを確認し、ディーラーを通して対応していたくことをお勧めいたします。

 

https://web.peugeot.co.jp/recall/recall_4207.pdf?__lt__cid=0053c818-1d1f-416a-a1c4-e620d17a8c0e

 

引用:car.motor-fan.jp、reddit.com、x.com/UniopalJapan、typo-mag.com、quechoisir.org、largus.fr

 

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2026-08-22 12:00:00

シトロエンXM後期型(型式Y4)やエグザンティアV6に乗っておられる方に朗報です。2026年6月にポーランドの友人がES9J4/L7X前期型のエンジンカムカバーガスケットセットのリプロ製品の販売を開始しました。

さて、ES9J4エンジンとはなんぞやということですが、今回はES9/L7Xエンジンの変遷や歴史について少し語ってみたいと思います。

ES/L型エンジンは時代遅れの V6 PRV エンジンを置き換えるために、PSA グループ とルノーによって共同開発されたエンジンです。1997年にプジョー406クーペで初導入されました。PSAとルノーが共同出資した「Française de Mécanique」社(PRVエンジン製造元)によって設計および製造が行われました。当初、ES9/L7Xエンジンは、当時3リッター未満のエンジンに対して施行されていたドイツとフランスの保険カテゴリー制限に従って、140 kW(194 PS)のタイプが生産されました。これが「ES9J4(XFZ)/L7X前期型」です。シトロエンではXM後期型やXantia V6に搭載されました。

2000年に、このES9J4をベースにポルシェがエンジンのチューニングを行い、インテークカムシャフトに0度から40度の間で変化する可変バルブタイミングを導入し、プジョー607やシトロエンC5などに導入するために燃料消費量を改善し、低回転域での柔軟性を改善しました。このモデルは152 kW (210PS) を達成できるようになりました。これが「ES9J4S/L7X後期型」です。シトロエンではC5X4やX3のV6に搭載されました。

2005年、プジョー/シトロエンは出力を155kW(211PS)にわずかにアップグレードしました。これが「ES9A」です。シトロエンではC6やC5X7 V6に搭載されました。

ES9J4やES9J4SはL7Xとしてルノーにも採用されましたが、ES9Aはルノーが当時日産が開発したV6 VQエンジンに注力していたためにルノー車には採用されませんでした。しかし、ルノーは自社のホットな車種のために独自にL7Xエンジンをチューニングする道を選びました。ルノーはエンジンのチューニングを 「SOLUTION F 」社に委託しており、SOLUTION FはL7X(ES9J4S)エンジンをチューニングして、出力を166kW(230PS) にアップしました。このエンジンはクリオ(ルーテシア) V6 フェーズ1に搭載されました。これが「L7X-760」です。

 

さらに、クリオ(ルーテシア)V6 フェーズ 2 では、インジェクション レールが 2 倍になり、インジェクターが 50% 大きくなりました。ポルシェに再チューニングを依頼した結果、187kW(254PS)を発生する当時最高の自然吸気V6エンジンの1つとなりました。これが「L7X-762」です。

 

ルノーと日産のアライアンスにより、ルノーがV6エンジンとしては3.5リッターの日産のV6 VQエンジンを使用するようになったため、ラグーナIIが製造中止となった2007年にはPSAグループがES9/L7Xエンジンの唯一の採用メーカーということになりました。しかし、2010年1月にシトロエンC5 V6 3.0モデル(型式X7XFV)が生産終了となり、このエンジンの生産もついに終了となりました。

 

さて、こちらの商品は前述のES9J4S/ES9A/L7X後期型に対応した製品です。私はこちらを主に輸入しています。

前述のようにシトロエンXM後期型やXantia V6のES9J4用のエンジンカムカバーガスケットセットも輸入可能なので、下のリンクからお問い合わせください。

 

 先に述べたようにL7X-760/L7X762はES9J4Sのルノー独自のチューニングバージョンですので、パーツについては注意が必要です。ただし、主要な部分については共用されているので、正しい知識があれば、ES9J4Sのパーツの流用が可能だと思います。PSAの方がパーツが安いですし、いろいろなサードパーティー製のパーツも販売されています。

詳細はこちらのFacebookグループの記事を参考にされてください。

また、本商品等の輸入代行を希望される方は下記リンクよりお申し込みください。納期が3週間ほどかかりますが、落札手数料の支払いが必要なオークションよりかなりお安く提供できます。最近はプロの業者様からも輸入代行のオーダーをお受けするようになりました。他人様のお役に立てるのは望外の喜びです。
また、お急ぎの方はこちらのオークションに国内在庫などいろいろと出品していますので、ご入札ください。
 
これらリプロ品ガスケットですが、十分な厚みがありますが、メタルカムカバーのガスケットはガスケット固定溝がないのでガスケット接着のために、そして、プラスチックカムカバーのガスケットについてはプラスチックが熱変形している場合は隙間埋めのために、ともに液体ガスケット併用が推奨です。特にメタルカムカバーについてはガスケット用接着剤をカバー側に塗ってゴムガスケットを接着してよく乾かしてから、エンジンにはめるといったイメージです。

実際の作業の様子がみんカラにアップされておりました。ただし、自分がやってみた経験では液体ガスケットではカバーのボルトをフルトルクで締めるとやはりガスケットが固定されずにはみ出ました。液体ガスケットではなく、ガスケット用接着剤で接着するのが良いと思います。
 
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2026-08-15 12:00:00

2026年7月、英国の老舗シトロエン専門店Chevronic CentreのFacebookページを見ていてある投稿に目が釘付けになりました。

 

"We are extremely pleased to announce today the arrival of the first pair of prototype C6 bumper lamps.
The bulb holders have already been put back into production by us but these lamps have been needed when Citroen stopped the production.
These are not what the final product will look like as they are without the chrome Inside but we have tests to start and then we can report back."とあります。

 

日本語に訳すと

「本日、C6フロントウインカーレンズユニットの最初のプロトタイプの完成を発表できることをとても嬉しく思います。バルブホルダーはすでに私たちChevronic Centreによってリプロダクトされていますが、シトロエンが生産を停止したために、バルブホルダーだけではなく、これらのレンズユニットも必要でした。これらは最終的な製品がどのような形になるかを示すものではありません。まだ、リフレクターがクロム塗装なしの状態ですが、先ずは、テストを開始する必要があります。その後、その結果を報告をすることができるでしょう。」

となります。

これらはシトロエンC6のフロントウインカーレンズ左右630389と630390のリプロ品のプロトタイプです。本来の品はこちらです。

 

こちらが左側の630389です。

そして、こちらが右側の630390です。

こんな風にバンパーの左右の端っこに埋め込まれているランプです。

上で紹介した試作品のプロトタイプでは、まだ、リフレクターがクローム塗装されていなかったりしますが、大体、製品のイメージができます。今までChevronic Centreは色々なC6関係のリプロ部品を生産してくれて本当に助かっていました。

 

例えば、フロントウインカーのバルブホルダー630391です。

しかし、これだけでは不十分です。このウインカーユニットには水が浸入しやすく、リフレクターがだめになる場合も少なくありません。

そんな理由で、このレンズユニットのリプロ品は多くの人が望んでいたものです。早くChevronic Centreが販売開始してくれるのを待ちたいと思っています。今回のFacebookの投稿ページのリンクはこちらになります。

 

https://www.facebook.com/Chevronics/posts/pfbid0358yd4Gcsppcnmn3DrhUYe5n1ZZPTW75XgyAjn6Zc2EaeZ2bvviiBcm38gA49rgyNl?locale=ja_JP

 

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2026-08-08 12:00:00