2026年5月、Facebookを見ていて、中国製のシトロエンC5/C6のサスペンションシリンダーの社外品の評判に関する投稿を見つけました。数年前まではeBayなどに純正品は潤沢に見られ、さすがにC6 V6 3.0L用のAMVAR付きのサスペンションシリンダーは見なくなっていましたが、他のタイプは結構多く出品されていたように思います。しかし、昨今、これらを検索するとmade in Chinaの社外品ばかりです。
「Here is my 2 cents worth ....try the brand called SACH they are very close to the original ones. I bought those in the past for some of my Citroens it was recommended by another Citroen maniac 😆 so I tried and yes very good .(SACHというブランドを試してみてください。彼らはオリジナルのものにとても近いものです。 私は過去に自分のシトロエンのために買いました。他のシトロエンマニアに勧められたので😆試してみたけれど、とても良かったです。)」という評価がありました。
後はほとんどが否定的な評価でした。
「never buy struts without the KYB logo.(KYBのロゴが付いていないサスペンションシリンダーは絶対買わないでください。)」
「China parts can be good but Citroën suspension is patented. It will be completely off form oem struts. But they are hard to come by. Stellantis is abandoning Citroën.(中国の部品は良いけれど、シトロエンサスペンションは特許で保護されている。 それは完全に純正品のサスペンションシリンダーの形から外れるだろう。 でも、それら純正品は入手するのが難しい。 ステランティスはシトロエンを見捨てている。)」
「That is rubbish, keep your money.(それはゴミだ、それにお金を使わないでください。)」
2026年4月、ネットサーフィンをしていて英国の老舗シトロエン専門店のChevronic CentreのClassic Parts Shopコーナーを見ていて、シトロエンC5/C6/プジョー407 V6のラジエター(ヒーター)ホースリターンパイプのブリードタンク(通称マカロン)のリプロ品を発売したことを知りました。
Chevronic Centreが5個セットを大量に在庫しているのも、その裏付けのような気がします。実はこれらのmade in Chinaパーツを買った友人がいるのですが、彼いわく「よく壊れる」そうです。でも、彼はAlibaba.comで大量に購入した(20ピース)ので、すぐに交換するのでOKだそうです。昨今はmade in China製品の品質も向上してきましたが、こういった古典的な例もあります。やはり、どこが製造元なのか確認し、信頼できるサプライヤーから購入するのがよろしいかと思います。
EBエンジンは、フランス機械製造会社(Française de mécanique)が製造する自動車用ガソリンエンジンです。2013年の発表時には、PSAグループのミッドレンジの車に「PureTech」という名で搭載されました。
もともとは自然吸気のVTIとターボチャージャー付きeTHPバージョンで提供されていたEBエンジンは、TUエンジンおよびEPエンジンの自然吸気バージョン1.4(EP3)および1.6(EP6)のEPエンジンの代替を目的とした小排気量3気筒ガソリンエンジンです。
このエンジン(第1世代と第2世代)は、数年間にわたりいくつかの大きな問題に悩まされています。タイミングベルトの破損やその破片のオイルポンプ吸い込み口への固着によるオイルの深刻な過剰消費により、最悪のケースではエンジンの載せ替えが必要でした。このエンジンによって被害を受けた数千人の被害者で構成される団体「Victimes du PureTech(ピュアテックエンジンの被害者たち)」の主導により、ステランティスを相手取った集団訴訟が2023年10月に提起される事態となりました。
このガソリンエンジンは、水冷式直列3気筒4ストローク構造を採用しています。アルミ製12バルブシリンダーヘッドを備え、湿式タイミングベルト(第1・第2世代のみ)で駆動されるOHCと、4ベアリングクランクシャフトを搭載しています。2023年にエンジンが改良され、1.2 PureTech EB Gen 3(第3世代)という名称でタイミングチェーンを採用しました。この新世代モデルでは、ミラーサイクルや可変ターボの追加など、その他多くの改良も施されています。2024年、ステランティスグループのフランス技術センターにおけるエンジン開発責任者によると、このエンジンの第3世代では部品の70%が刷新されたとのことです。