私は昔はSONY大好き少年でした。そこで、Xperiaを買おうと思って近所の家電量販店に行って、販売員のお姉さんに逆にiPhoneを勧められてiPhone 5Sを買ってからApple製品の虜になり、今では立派な「リンゴ信者」です。さて、そんなクールなApple製品ですが、結構ソフトウエアにバグがあります。しかも、それらが直ちに解消されるわけではないようです。やはり、セキュリティー上のバグが最優先で、些細なバグの解決は後回しになるようです。昨年度は、iPhoneの設定をリセットするとメールアプリなどのアプリが通知設定画面に現れなくなり通知設定ができなくなるというバグに悩まされました。
実際に、上記の方法では解決できず、いつの間にかバグは修正されています（2023年3月現在）。
しかし、まだ多くの人が悩んでいて解決できないバグがあります。それがiCloudタブが消えないというバグです。別名「幽霊タブ（ゾンビタブ）」と呼ばれている現象です。ちなみに古いiOSのバージョンでは半透明な外観のiCloudタブであり、横にスワイプすると簡単に消せましたが、現在のiOS16などのiCloudタブは「～から」と表示されるタイプでスワイプでは消せません。iCloudタブはとても便利な機能でAppleデバイスのSafariで見ていたホームページのタブが他の自分のAppleデバイスのSafariのタブに「～から」というタブ名で現れる機能です。下記の方のような現象になります。
私も同じような症状に悩まされてAppleサポートに速攻電話しました。そこで、上記の方と同じように60日間待てばiCloudのキャッシュが消えて直ると言われました。もう１つの解決方法がその消えないiCloudタブ「～から」の「～」のデバイスからSafariをプライベートブラウズにすれば消せるのは経験から分かっていましたが、そのAppleデバイスを個人売買で売ってしまった後だったので、もうそこから消すことは不可能で文字通り「幽霊タブ（ゾンビタブ）」と化してしまっていました。国内の情報を「iCloud タブ 消えない」で検索してもだめだったので、英語「iCloud tabs delete」で検索してみましたが、有力な情報が見つからずじまいでした。
ここで、１つ思い当たったのが、Macの「幽霊タブ（ゾンビタブ）」はそのタブを右クリックしてプルダウンメニューの「削除」から削除できたのに、なぜかiPadとiPhoneだけiCloudが同期しているにもかかわらず「幽霊タブ（ゾンビタブ）」が消えないので、やはりデバイス内に何らかの形でキャッシュが残っているに違いないと見当を付けました。そこで、工場出荷モードに直してみましたが、ダメでした。最後に気分を変えて、図書館にMacbookを持って出かけて仕事をしながら、もう一度国内のホームページを今度は「iCloud タブ ゾンビ」で検索してみました。そしたら、「いけるかも」という情報にたどり着けました。
1. ゾンビ iCloud Tabs ができるとどこからも消せなくなる
— Yoshimasa Niwa (@niw) September 6, 2021
2. iCloud Tabs は 14日より過去のものは消すというロジックがある
3. ゾンビ iCloud Tabs を送ってきてるデバイスの時計を14日以上未来に進める
4. 一度 Safari を開いて同期する
5. 時計を戻す
6. ゾンビ iCloud Tabs が消える
上記のYoshimasa Niwaさんの方法は、先のAppleサポートの担当の方の「時間が解決してくれる」という言葉と一致すると思えたので、「幽霊タブ（ゾンビタブ）」が消えないで困っているiPhoneの時計を１ヶ月進めてみました（設定→日付と時刻→自動設定のトグルスイッチをオフ→時間帯→カレンダーで１ヶ月後の日付をタップする）。その後、iCloudの設定に入りSafariの同期を解除し、iCloud SafariデータをiPhoneから削除します（設定→一番上の自分の名前→iCloud→すべてを表示→Safariのトグルスイッチをオフ→iPhoneから削除をタップ）。その後、先のiCloudの設定からSafariのトグルスイッチをオンにします。その後、数回safariを起動・終了します。すると見事に「幽霊タブ（ゾンビタブ）」が消えました！やった！
後は時計を先の設定から入り自動に戻すだけです。Yoshimasa Niwaさん、Ansさん、Moracさんは凄い！本当に感謝です。
これだからPCは楽しくてやめられないですね。解決できなくて悩んで悩んで悩み抜いて解けた時の達成感が半端ないです。しかも、解決策は凄くシンプルだったりします。感動です。
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