愛車シトロエンC5のハンドルを車庫入れのような低速でハンドルを切るときにカコン・バキンという異音がする現象に昨年くらいから悩まされるようになりました。この現象について以下のような特徴がありました。
・ハンドルを切ったときに毎回起こるわけではない。
・低速でブレーキングをした後にハンドルを左に切ったときに異音が出やすい。
・長時間パーキングをかけた後、発進時にハンドルを左に切った時にも異音が出やすい。
・異音はその都度1回きりで頻繁に異音が出るわけではない。
・雨天時などタイヤ近辺が濡れているときには異音が出ない。
これらの状況を元にネットで検索し、一番可能性が高いと睨んだのが以下の情報です。
見にくい画像で申し訳ないのですが、ブレーキキャリパーとブレーキパッドの隙間にグリースを噴いてあるのが見えますでしょうか。
今回はシトロエン新潟さんのチーフメカのTさんのアドバイスで無料で問題を解決できました。こんな感じで無駄な整備費用が発生しないように配慮していただいたりするのは国産車ディーラーでも昨今はなかなか無いことだと思います。本当に良いお店と出会えて私はラッキーだと思います。他のフランス車オーナーさんのHPやブログを見ると何十万や百万超えの整備料金をお支払いして、リーズナブルであると主張されている記事などをお見かけすることがあります。私の偏見かもしれませんが、多少は高級な部類の車とは言え、フェラーリ・ロールス・ポルシェじゃあるまいし、普通の欧州の大衆車メーカーの車の修理でその料金は本国の感覚からしても決してリーズナブルとは言えないのでは?と感じるのですが、自分の感覚が「?」なのでしょうか。新潟県内には腕が良くてリーズナブルなディーラーやショップがいくつかあります。ご紹介いたしますので、お尋ねいただければと思います。
さて、事後経過になります。2023年8月になり猛暑でグリースが変質したためなのか、定かではありませんが、また、時々異音が復活し始めました。そこで、9月にシトロエン新潟に入庫し、もっと粘度の高いグリース(紙粘土レベル)を塗布してもらうことにしました。これで改善するのか後日経過報告をアップします。根本原因としてブレーキパッドを純正ではなく、DIXCEL(ディクセル)のブレーキパッドに交換したことも原因として考えられるため、それでも改善しなければブレーキパッドを純正に戻そうと思います。(ブレーキダストも少なく評判も良い品なのですが、非純正なので安全設計でメーカー純正パッドよりクリアランスが若干大きいとの噂あり、それゆえパッドが動いての異音発生かも?とのこと)
2023年10月、再び事後経過になりますが、紙粘土レベルの高粘度グリースの塗布後は異音が全くしない状態が続いています。
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