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庭記録

そこまで寒くない日々が続いております、ロンドンです。

日本の方のガーデニングのブログを読んでいると、改めて思うのですが、日本って昼と夜の温度差すごいですよね。
というか、イギリスが温度差なさ過ぎるんでしょうか。
こっちだと、せいぜい最低気温と最高気温の差は、大体5以下の違いなのですが、
日本はどうも最低と最高で10度以上違うようで。
いやー、違うもんですね。びっくりです。

それを言うと、冬と夏の温度差もそんなにない気もしますね、ロンドンはニヒヒ 
冬はマイナスにならないし、夏も30度を超えることはあまりないかな... 
あ、でも今年はすごかったですね。温暖化でしょうかゲッソリ

植物の成長などにもやっぱり影響するんでしょうね。


というわけで、庭記録です!


ペチコート水仙。
12月に花咲いてない滝汗
ちょっと期待してたのになー。日が当たらないからかな?
でも花芽っぽいのが出てきてます!
いつかな、いつかな〜♪ 



リス避けの網の下で、オンファロデスの芽がもっと出て来ました、たぶん... 

網をしてても隙間から潜ってくるので、リス避けにチリ(鷹の爪)を蒔いたんですが、それの芽じゃないだろうかとドキドキしています滝汗

先に芽が出たものは、もう本葉も出てます。



そして、クリスマスローズ!
花芽がずいぶん大きくなって上がって来ました!
クリスマスには咲きませんでしたが、1月中には花が見れるかなぁ?
今週は結構冷えるようなので、クリスマスローズにはいいんじゃないかな。

でも、どうも花があっち向いてしまう気がする滝汗 

空のポットがゴロゴロあるのは、猫のフン防止です。。。
もっと花壇がワサワサしてたら、こんなのいらないんですが、まだ隙間があって寂しいから仕方ないショボーン


そして、2月、3月ごろから種まきをするために、ちょこちょこ種を買い集めてます。
今年はカッティングフラワーも色々育てたいなーと思っています。


手始めに、人気らしいグレーのポピーと、



変わった色合いの背の低いコスモス、アプリコット・レモネード。
名前も可愛いデレデレ 
これは、もしかしたらThompson & Morganのオリジナル品種なのかも。


こちらのインスタアカウントを参考させてもらって、色々選んでますデレデレ 
素敵なお花のセレクションなんですー。

あと他は、春に間に合う様にボチボチ集めます。
春が楽しみだなぁ。



2. Great Fire of London -クリストファー・レンの夢の跡-

ロンドン建築シリーズ
1. Roman London


ローマ時代から飛んで、今度は中世のロンドンへ。

ローマ人は4世紀ほどロンドンに居続けましたが、ついには撤退し、アングロサクソンの移植が始まります。

ローマ人の作った壁の中のロンドンは、その後人口が減ったり、壁の外に村が出来ていったりしつつも(現在のCity of Westminster)、繁栄を続けます。その結果、壁の中は、道は狭く、家が犇めき合う過密状態になっていきます。

そして、当時のロンドンの建物は木造。
チューダー様式の建物といえば、ピンと来る方も多いでしょうか。


写真はこちらから

シティーのすぐ外、チャンセリーレーンに残る建物。


あとは、リバティーが一番有名かもしれないですね。


写真はこちらから



そして、1666年9月。
Pudding Laneのパン屋から火が出ます。
これが有名なロンドン大火災の始まりです。

うちの息子はY2でこれを勉強してましたが、ロンドンの外の学校はどうなんでしょう?しましたか?

ロンドン大火災の詳細は省きますが、壁の内側の3分の2ほどが焼け落ちたそうです。


この不幸を好機に変えたのは、Christopher Wrenという建築家。
当時の王様、チャールズ2世のお気に入りでした。

フランスで当時の最新の建築(=バロック)の影響を受けたレンは、大火災の前から聖ポール大聖堂の大規模な建て替えを提案していて、チャールズ2世は賛成していたものの、その他が大反対で頓挫。


そこへこの大火災。
すかさずレンや他の建築家たちは、チャールズ2世にロンドンの建て直し計画を提出したそうですが、実現の難しいプランだったようで、反応は薄かった... というかほぼ無視されたようです滝汗 

ロンドンの再建は、現存の通りを広くすることから始まり、
レンは、セントポール大聖堂の再建と51の教会の再建を任されます。
51とは言っても、当然全ての教会をひとりでデザインしたわけではないようです。

セントポール大聖堂の再建は、大火災の約4年後の1670年から本格的に開始します。


というわけで、レンの代表的な建築であるセントポール大聖堂が出来ていくわけなのですが、完成には約11年がかかりました。

さて、セントポール大聖堂といえば、あの特徴的なドームが有名です。
世界的にも、かなり大きいそうです。




夜、対岸のサウスバンクから見た時のドームの美しさと言ったら堪りませんデレデレ

このドーム、絶妙なバランスの大きさだと思いませんか?
私は、完璧に丁度いいと思うんです。
大き過ぎず、小さ過ぎず。

そして、内側から見上げた時も、高過ぎず、丁度よく感じるんです。


それは、このドームが3層構成だからなのです。



画像はこちらから。


外観の大きさに合わせたドームだと、大き過ぎて重過ぎ、構造に無理が生じる。

中に合わせたドームだと、小さ過ぎて、外から見ると見栄えが良くない。

なので、内側用のドームと、外観用のドームが別々にあるんです。
そのお陰で、重さも半減して、構造的にも楽になったそう。

とても単純な解決策ですが、私は「あ、なるほどー!」と感心してしまいました爆笑 


当時は、建築後進国だったイギリスですが、パリの教会、パンテオンには、セントポールの影響が見られるそうですよ。



レンが憧れたバロック様式の大聖堂。
奇しくも、デザインをして却下されたその数年後に、ロンドンの3分の2をも燃やし尽くした大火災のお陰で、夢が叶ってしまったのです。






しかし、頼まれてもいないのに、ロンドン再建のプランを描き上げて提出したり、しかもそれが実現の難しい(でも実現できれば理想的ではあった)内容だったり、どの時代もアーキテクトの心意気はあんまり変わらないものなんですねぇ。
昔出席した安藤忠雄氏の講演会でも、全く同じようなこと言ってましたよ(笑)



クリストファー・レンの有名な建物
ハンプトンコート
ケンジントンパレス
王立天文台(グリニッチ天文台)
オックスフォード大学トリニティーカレッジ内、レンライブラリー などなど。



孤立感

ロンドン建築シリーズ、次の話を書いているところなのですが、どうしても言いたいことが。

ロンドンとイングランド南東部、Tier 4突入!
事実上のロックダウンですね。
しかも、ロンドンの外に出てはいけないという縛り。
我が家は、クリスマスに集まる家族もいないし、
こんなことだろうと思って、旅行の計画だってないし、別にいいんですけど。本当に。
ずっとロンドンにいる予定でしたよ、どっちにせよ。
でも変異種の発生源ということで、世界から孤立してしまった感じが、なんだか恐いです滝汗 

ドーバーも封鎖されて、食べ物は大丈夫なのか〜

最初のロックダウンも結構苦労したんで、もうあんなの嫌だよ〜チーン
食べ物が手に入らないって、一体どこに住んでるのかと思いますよ... (イギリスって先進国... ?え?)

BrexitもNo dealの可能性大で、ただでさえ、1月1日からおかしな事になりそうなのに、もう既に大混乱。

でも、ロンドンの学校って水曜日、木曜日に終わってたんですよね。
なので、早々にロンドンを発った家族は多いはず。
ちょっと遅かったな、ボリスよ。。。

息子の親友一家は、木曜日にギリシャに帰りましたし。
今国境封鎖しても、すでにある程度は拡散してしまっているのでは... (でも、とりあえず、大量に入ってくるのは防げるかのかな)




土曜日は、今は別の学校に行っている、同じナーサリー出身の幼馴染一家と公園で会って来ました。(現在の息子のゲーム仲間・笑)
夏からずーーーっとオンラインで遊んでいますが(その間2回くらい外で会ったかな)、やっぱり実際に会って遊ぶのはいいですね。何事もなかったかのように走り回る二人を見るのは微笑ましかったです。
そして、この幼馴染一家とは、家族ぐるみで仲がいいので、久々に会えてよかった。



兄妹のひとコマ。
最近、息子はRobloxにハマっております。。。
母はあんまり好きじゃないのですが真顔

小さな小さな家族ですが、四人でいられることに感謝。子供達のおかげで、毎日が賑やかです。