参考資料2067 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

箴言 その5
「1 わが子よ、わたしの教を忘れず、わたしの戒めを心にとめよ。
2 そうすれば、これはあなたの日を長くし、命の年を延べ、あなたに平安を増し加える。
3 いつくしみと、まこととを捨ててはならない、それをあなたの首に結び、心の碑にしるせ。
4 そうすれば、あなたは神と人との前に/恵みと、誉とを得る。
5 心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない。
6 すべての道で主を認めよ、そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。
7 自分を見て賢いと思ってはならない、主を恐れて、悪を離れよ。
8 そうすれば、あなたの身を健やかにし、あなたの骨に元気を与える。
9 あなたの財産と、すべての産物の初なりをもって主をあがめよ。
10 そうすれば、あなたの倉は満ちて余り、あなたの酒ぶねは新しい酒であふれる。
11 わが子よ、主の懲らしめを軽んじてはならない、その戒めをきらってはならない。
12 主は、愛する者を、戒められるからである、あたかも父がその愛する子を戒めるように。
13 知恵を求めて得る人、悟りを得る人はさいわいである。
14 知恵によって得るものは、銀によって得るものにまさり、その利益は精金よりも良いからである。
15 知恵は宝石よりも尊く、あなたの望む何物も、これと比べるに足りない。
16 その右の手には長寿があり、左の手には富と、誉がある。
17 その道は楽しい道であり、その道筋はみな平安である。
18 知恵は、これを捕える者には命の木である、これをしっかり捕える人はさいわいである。
19 主は知恵をもって地の基をすえ、悟りをもって天を定められた。
20 その知識によって海はわきいで、雲は露をそそぐ。」
旧約聖書「箴言」第3章1節~20節

感想
>3 いつくしみと、まこととを捨ててはならない、それをあなたの首に結び、心の碑にしるせ。
4 そうすれば、あなたは神と人との前に/恵みと、誉とを得る。
5 心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない。

「03:03慈しみとまことがあなたを離れないようにせよ。それらを首に結び
心の中の板に書き記すがよい。
03:04そうすれば、神と人の目に
好意を得、成功するであろう。
03:05心を尽くして主に信頼し、自分の分別には頼らず 」(新共同訳)

因みに、数学者のラマヌジャンは、数学的知識を女神から与えられたと述べている。(自分で作った公式を自分では証明出来なかったらしい。)

ラマヌジャン
「天才が連なる数学者の系譜にあってなお、その才能が際立つのが、「インドの魔術師」の異名を持つシュリニヴァーサ・ラマヌジャン(1887~1920年)だ。
 働きながら独学で数学を研究していたラマヌジャンは、我流の「定理」を次々に発見。その成果を4人の大学教授に手紙で送った。一見、荒唐無稽な内容に3人は取り合わなかったが、ケンブリッジ大学のハーディ教授は驚嘆。「第2のニュートンが現れた」と、インドからラマヌジャンを呼び寄せた。
 しかし、ハーディは困惑する。ラマヌジャンは天才のひらめきで「定理」を発見するが、証明の概念すら持っておらず、「夢の中で女神が教えてくれた」などと話すばかりだったのだ。結局、ラマヌジャンの発見をハーディが改めて証明するスタイルを確立。名コンビは多大な功績を残した。」
「おとなの算数」日経おとなのOFF 特別編集より
補足:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11852756369.html

>6 すべての道で主を認めよ、そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。

「イザヤ書」にはこんな文章がある。

「あなたがたの神は言われる、「慰めよ、わが民を慰めよ、
ねんごろにエルサレムに語り、これに呼ばわれ、その服役の期は終り、そのとがはすでにゆるされ、そのもろもろの罪のために二倍の刑罰を主の手から受けた」。
呼ばわる者の声がする、「荒野に主の道を備え、さばくに、われわれの神のために、大路をまっすぐにせよ。
もろもろの谷は高くせられ、もろもろの山と丘とは低くせられ、高底のある地は平らになり、険しい所は平地となる。
こうして主の栄光があらわれ、人は皆ともにこれを見る。これは主の口が語られたのである」。」
「イザヤ書」第40章1節~5節

「真理の御霊」(契約の使者)は、常人の2倍の刑罰を耐え抜くらしい。その後の人生も常人の2倍なのかもしれない。ただし、自分のためではないだろう。

>7 自分を見て賢いと思ってはならない、主を恐れて、悪を離れよ。

「03:07自分自身を知恵ある者と見るな。主を畏れ、悪を避けよ。」(新共同訳)

これは簡単そうで難しいだろう。例えば、貧乏人が金持ちになったら金持ちはいいと思うのと同じような事である。念のため、賢くなったと仮定しての話。(私は子供の頃から頭がいいという事には興味がなく、根性だけは誰にも負けないと思っていたから関係ないが。)

>11 わが子よ、主の懲らしめを軽んじてはならない、その戒めをきらってはならない。
12 主は、愛する者を、戒められるからである、あたかも父がその愛する子を戒めるように。

「03:11わが子よ、主の諭しを拒むな。主の懲らしめを避けるな。
03:12かわいい息子を懲らしめる父のように
主は愛する者を懲らしめられる。」(新共同訳)

ベッキーみたいな話か。やられる方はたまったもんじゃない。

「5 また子たちに対するように、あなたがたに語られたこの勧めの言葉を忘れている、/「わたしの子よ、/主の訓練を軽んじてはいけない。主に責められるとき、弱り果ててはならない。
6 主は愛する者を訓練し、/受けいれるすべての子を、/むち打たれるのである」。
7 あなたがたは訓練として耐え忍びなさい。神はあなたがたを、子として取り扱っておられるのである。いったい、父に訓練されない子があるだろうか。
8 だれでも受ける訓練が、あなたがたに与えられないとすれば、それこそ、あなたがたは私生子であって、ほんとうの子ではない。
9 その上、肉親の父はわたしたちを訓練するのに、なお彼をうやまうとすれば、なおさら、わたしたちは、たましいの父に服従して、真に生きるべきではないか。
10 肉親の父は、しばらくの間、自分の考えに従って訓練を与えるが、たましいの父は、わたしたちの益のため、そのきよさにあずからせるために、そうされるのである。
11 すべての訓練は、当座は、喜ばしいものとは思われず、むしろ悲しいものと思われる。しかし後になれば、それによって鍛えられる者に、平安な義の実を結ばせるようになる。」
「ヘブライ人への手紙」第12章5節~11節

>13 知恵を求めて得る人、悟りを得る人はさいわいである。
14 知恵によって得るものは、銀によって得るものにまさり、その利益は精金よりも良いからである。
15 知恵は宝石よりも尊く、あなたの望む何物も、これと比べるに足りない。

「03:13いかに幸いなことか
知恵に到達した人、英知を獲得した人は。
03:14知恵によって得るものは
銀によって得るものにまさり
彼女によって収穫するものは金にまさる。
03:15真珠よりも貴く
どのような財宝も比べることはできない。」(新共同訳)

知恵というより不動心だろう。もちろん、不動心を得るには知恵を得て不安などを知った上で不動心にならないとただの鈍感な人である。常に心が安定しているのだから、いわゆる布団の中でぬくぬくしているようなものである(念のため、活動的にもなれる)。ついでに自由にエンドルフィンでも出せれば言うことは無いだろう。(涅槃とはそういうものかな。)

>18 知恵は、これを捕える者には命の木である、これをしっかり捕える人はさいわいである。
19 主は知恵をもって地の基をすえ、悟りをもって天を定められた。
20 その知識によって海はわきいで、雲は露をそそぐ。

ただし、私はそんな状態(解脱)は必要ないと考えている。皆が悟りレベルの人格者になって千年王国が出来れば、不安などない理想世界が出来るからである。そのための携挙(選別)だろう。

おまけ