参考資料468 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

ラマヌジャン
「天才が連なる数学者の系譜にあってなお、その才能が際立つのが、「インドの魔術師」の異名を持つシュリニヴァーサ・ラマヌジャン(1887~1920年)だ。
 働きながら独学で数学を研究していたラマヌジャンは、我流の「定理」を次々に発見。その成果を4人の大学教授に手紙で送った。一見、荒唐無稽な内容に3人は取り合わなかったが、ケンブリッジ大学のハーディ教授は驚嘆。「第2のニュートンが現れた」と、インドからラマヌジャンを呼び寄せた。
 しかし、ハーディは困惑する。ラマヌジャンは天才のひらめきで「定理」を発見するが、証明の概念すら持っておらず、「夢の中で女神が教えてくれた」などと話すばかりだったのだ。結局、ラマヌジャンの発見をハーディが改めて証明するスタイルを確立。名コンビは多大な功績を残した。」
「おとなの算数」日経おとなのOFF 特別編集より

感想
>天才が連なる数学者の系譜にあってなお、その才能が際立つのが、「インドの魔術師」の異名を持つシュリニヴァーサ・ラマヌジャン(1887~1920年)だ。

ラマヌジャンはサヴァン症候群だという説もあるが、それはないだろう。サヴァン症候群の人はとんでもない計算力や記憶力を発揮するが、計算は結局は(子供の頃の)四則演算だけだからである。http://members.jcom.home.ne.jp/matumoto-t/yuurei18.html
と思ったが、後天性サヴァン症候群の人のようにある程度数学の基礎が出来ている状態でサヴァン症候群になるとラマヌジャンのような事が出来る可能性もあるらしい。http://news.nicovideo.jp/watch/nw1054656
ただし、ラマヌジャンがそうだとは全然言い切れない。因みに、夢で女神に教えて貰ったとかは(私は)自分の脳の仕事だと考えているのでサヴァン症候群のような能力だと考えている。

>働きながら独学で数学を研究していたラマヌジャンは、我流の「定理」を次々に発見。その成果を4人の大学教授に手紙で送った。一見、荒唐無稽な内容に3人は取り合わなかったが、ケンブリッジ大学のハーディ教授は驚嘆。「第2のニュートンが現れた」と、インドからラマヌジャンを呼び寄せた。

昔、この文章の元を述べている先生(足立恒雄・早稲田大学名誉教授)の「ルート2の不思議」という本を読んだ事があるが、そこにアマチュア数学研究家から沢山手紙が届くが無視する事にしているというような事が書いてあった。まともな人なら相手にしないよね。
因みに、ラマヌジャンはハーディ教授に2通目の手紙で、1+2+3+・・・・=-1/12という内容を送ったらしい。http://ja.wikipedia.org/wiki/1%2B2%2B3%2B4%2B%E2%80%A6
これは既にオイラーがゼータ関数を使って導き出していたらしいが、http://pinkist.at.webry.info/200711/article_1.html屁理屈じゃないのかねぇ。だって、オイラーの等式が美しいとか言われているけど、e^πi=-1って翻訳すると(計算すると)23.140693のi乗は-1っていう事だよ。意味が分からないよね。(念のため、当然否定している訳ではない。)
また、1+2+3+4+5+・・・・が無限大に発散するのは普通の常識がある人なら誰でも分かると思うが、それが-1/12ですよ。まぁ、難しい数学はよく分からないからしょうがないけど、こんな事が成り立ったら0=1とか全ての数は等しいとか成り立っちゃうよね。
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-10598578317.html

おまけ