ひーちん@介護士と申します
83才の母と
共同生活
2人そろって
認知症予備軍
認知症ケア
認知症エピソード
楽しく過ごせる
メンタルの保ち方
などを発信
AIを上手に使いこなす
楽しみながら
副業しています
亡き父と愛鳥の不思議な絆
3年前
父が肺がんに罹り
余命宣告を受けました
その後
1年の闘病生活の末
亡くなりました
余命宣告を受けたのは
コロナ禍真っ只中
免疫が弱っていた父は
外出することもできず
家で過ごすことが
ほとんどだった為
生活のリズムをつけたい
心にハリを持たせたい
暇つぶしにでもなれば
そんな思いから
小鳥を飼う事にしました
生後2ヶ月の雛
名前は空
父が名付け親です
当時の空は
まだまだ自分で
エサを拾う事ができず
父は
ゆっくり時間をかけ
空に根気よく
エサを食べさせ
とても可愛いがっていました
一人でエサを
食べられるようになった空は
放鳥すると
必ず父の頭の上に
ちょこんと乗っかり
父の気持ちに
答えていました
父は口笛がとても上手な人で
その口笛に合わせ
空も鳴きます
その声が
見事にシンクロ
父が亡くなった後も
しばらくは
父と同じ声で
鳴いていました
ところが次第に
空の声が
変わってしまいました
それどころか
飼い主を失った空は
一時期
鳴かない鳥に
なってしまったのです
父の代わりに
母が空のお世話を
するようになったのですが
母は口笛が
吹けませんでした
母は
鳴かなくなった空を見て
今までにように
鳴いてほしい
その一心で
口笛の猛練習
母:「お父さんみたいに
上手に吹けなくて
ごめんね」
「お父さんみたいに
吹けるようになるから
待っててね」
吹けるようになるまで
どれくらいの時間が
かかったでしょうか・・・
練習を重ね
やがて上手に
口笛が吹けるように
すると不思議なことに
空も再び
キレイな声で
鳴けるようになったのです
父の口笛が
再び我が家に
戻りました
空は
父が亡くなった当日
不思議な行動を
起こしました
いつもなら
放鳥後に呼びかけると
必ずゲージに戻るのですが
その日は
いくら呼んでも
ゲージに入ろうとしません
父が毎日
ネジを巻いていた
柱時計の上に
止まったまま
柱時計のある
この部屋で
父が横になっています
父を見守るかのように
時計の上から
空はジッと
父を見ていました
23時を回った頃
空が急に
くるっと背を向け
ゲージの入り口に
降りてきました
そっと
後ろを振り返り
静かにゲージ内の
止まり木に
それから間もなく
父の容体が急変
呼吸が
どんどん荒くなり
あっという間に
父は息を引き取りました
日中、往診医からは
「ここ2~3日くらいで・・・」
とお聞きしていました
母と
私たち3人姉妹の
見守る中
駆け足で
逝ってしまった父
生前の父は
せっかちな性格でした
「何も亡くなる時まで
せっかちにならなくてもねー」
「お父さんらしいよね」
今では父のエピソードとして
話せるようになっています
今思うと
柱時計に止まっていた
空と一緒に
父が上から私たちを
見ていたように
感じてなりません
空が
後ろを振り返り
静かに
ゲージに入ったのは
もしかしたら
最期に父が
空の体を借りて
私たちに
お別れを言ったようにも
思えました
父と空の絆
なんとも
不思議な体験でした
空は今も元気です
簡単な言葉も
しゃべります
「おはよう」
「おはようピーちゃん」(空の奥さんの名前)
「ヤマちゃんヤマちゃん」(空の子供の名前)
私や母が
キッチンに立つと
空は必ずやってきて
肩に止まっては
耳元で
何かをしゃべっています
生前の父は
キッチンに立つ母の側で
よく話をしていました
空と接していると
父が直ぐ側に居るような
気がしてなりません
空の世話を
父から引き継いだ母
今日も
空のお世話をしながら
父の事を
思い出しているようです
亡くなる3か月前の父
享年86才
優しく穏やかだった父
これが最後のお出かけでした
ご訪問ありがとうございます
フォローしていただけたらうれしいです
介護の人気アイテム
直接お店で食べてきました!
身がふっくら
【ふるさと納税】 贈答 生糀漬 あいじろ漬 熟成粕漬 魚 冷凍 3種×2切 計6切
愛用品おススメです
なぞるだけの歯ブラシ
ピラミッド形状が磨ける秘密