夏休みも残すところあと一週間。
今まで研究を重ねてきたものをまとめて、学校の自由研究や藤原岳自然科学館の作品展用にまとめています。
今年は、暑さのせいもあってだらだらしてしまう時期もあったり、不覚にも私が体調を壊して一週間も休んだりとなかなか予定通り進みませんでした。
でも、そこは優秀なヒル研メンバー、後がないと分かると奮発し始めて、例年ではない週の真ん中も何度も集まって原稿を書きました。そして、今日三人ともに完成に漕ぎつけました。
F研究員は、昨年に続きヒルの脱皮についての研究です。昨年より吸血量を減らしたので、成長も産卵も脱皮も去年より少ないことが分かりました。それを、エクセルを駆使して数値化して作品を仕上げています。というのも、中学校の自由研究の条件に数学的に処理することを含むようにという一行が入っているからです。この条件なかなか研究のレベルをアップしますね。一応、学校提出用のものはスケッチブックに仕上げました。この後、それを軸にして藤原岳自然科学館の作品展用にさらに分析を加えて8月中には完成させられるそうです。そして、藤原岳自然科学館の研究発表に向けて頑張るそうです。頑張れ!!
E研究員は、日照りの連続で実験材料のカエルが全く捕獲できずに、悶々とした日が流れました。もう、このテーマはあきらめようということで8月初めに急遽テーマ変更をしました。そのため、家族の支援も受けながら趣味の釣りとヤマビルの関係を追求しました。弾丸研究のようになりましたが、小学校最後の夏休みの自由研究はぜひ提出したいという熱意で、完成させました。
F研究員の家族の協力も得て、飼育している川魚にヒルを与えた動画を撮ってもらって協力しもらいました。

ヒルを食べる川魚がいることが分かりました。
そのあとの話は、作品展会場でご覧ください。
T研究員は、今年入会したにも関わらず一人コツコツ仕上げていました。
F研究員のお手伝いをしていて見つけた鶏の羽の中で、吸血中に死亡するヒルが何匹もいることを見つけました。今まで、よく行方不明で処理していたものです。そのヒルを見つけて、謎の死の原因を探ってみようといろいろ調べていました。そして、温度によると結論付けてその検証実験をしてみたら、死んでしまうはずのヒルが死なないという真逆の結果ができて、更に謎が深まりました。そんなことをまとめて発表します。
三人の作品はこのように出来上がり、提出を待つのみとなりました。やっとできたというか、努力の結晶です。ひとりひとりが力を付ける一番大きな関門を潜り抜けました。一廻り成長したと思います。
夕方からいなべFMのパーソナリティーの弓矢さんが、27日の朝番組の打ち合わせに来てくれました。
8月27日 9:00から20分間の生番組にヒル研が出演します。
昔はよく出させてもらっていたのですが、ヒル研としては久しぶりの出演です。経験者が誰もいないので、わざわざ弓矢さんが出向いてきてくれました。
放送は、 いなべFM (86.1MH) FM放送です。 8月27日(水) 9:00~9:20
ラジオはないと言われる方も、近くの方はカーラジオで聞けます。また、ネットラジオ(FMプラプラなど)でも聞けます。
生放送ですから、楽しみですね。ちなみに、私はスタジオには入りませんので、すべて研究員任せです。