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子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

今年も、藤原岳自然科学館の児童生徒自然科学研究作品展に出すことになりました。

暑い中、なかなか思うように作品は進まず8月中頃まで大変苦戦していました。

最後の研究員の作品ができたのは、夏休み終了間近でした。例年はこんなことなかったのですが、今年はどうしたことかぎりぎりになってしまいました。

 

F研究員 ⇒ 「ヤマビルの吸血と脱皮の関係の研究」

E研究員 ⇒ 「ヒルは魚の餌になるか」

T研究員 ⇒ 「吸血中のヒルの謎の死について」

 

スケッチブックに研究したことをまとめ上げて、提出してきました。立派な作品になったと思います。

受付にいくと担当の先生とともに館長さんもおられて、先日のヴィランの言い分を見ましたよとこえをかけてくださいました。

そして、いろいろテレビで有名になってきましたね、と褒めていただきました。嬉しいです。

 

作品の展示は、

9月13~15日 午前9時から午後5時の間、どなたでもご覧いただけます。

場所は、いなべ市大安公民館(大会議室)です。例年とは違う会場ですので、お間違えないようにしてください。

 

沢山の作品が各学校の先生によって運び込まれていました。かなり質の高い作品が例年展示されますので、科学に興味のあるかたは、是非見てほしいです。

ヒル研も研究日のプログラムに入れています。

NHKエデュケーショナル科学健康グループというところから、2月8日に放送されたヴィランの言い分の番組の中の吸血部分を使って、対決編をやりたいという連絡でした。

 

対戦相手は、当日のお楽しみということにしますが、再度ヒル研が登場します。

 

研究員の「ヴィラン様お任せください」のフレーズが聞けると思います。

番組に登場した研究員が、あの後もらったヒルの縫いぐるみを大切にしています。

ヤマビルの対決編。〇〇とどっちがヴィランかを競うのですが、ヴィランの方を応援すべきなのかアンチの方を応援すべきか、

なんか頭の中が混乱しています。

どちらにしてもヒル研がまた、頑張りますのでご覧ください。

 

放送は。NHK Eチャン (旧 教育テレビ)で

  9月6日(土) 10;30~

   🈞 9月10日(水) 19:25~

 

です。

 

 

 

 

 

 

 

昔はよくお世話になっていた地元のFM局の朝の番組(おはよういなBee)に出演しました。

 

いなべFM(86.1MH)の、朝9:10~9:30分の生放送です。

長期休みでないと、生放送なので出られないのですが、今回両方の予定が合って、久しぶりにマイクを通して地域の皆さんにヒル研の話を届けることができました。

以前とはすっかりメンバーも入れ替わり、F,E,T研究員3名は張り切って電車を降りてきました。

そのあと、すぐいなべFMのスタジオに向かいました。

緊張するとかしないとか、いろいろ車内は賑やかでした。

 

生放送なので、失敗したらどうしようとE研究員。

間違えましたと訂正したらいい。

 

放送は、何分なの?

15分から20分程度だよ。

 

いいじゃん、困ったらF研究員に振ればなんとかしてくれる。

待合のソファーに腰を下ろし、気分を落ち着けて出番を待ちました。

 

しばらくすると入室の案内がありました。

生まれて初めて入るスタジオの中。何やら色々な機械があり、ヘッドフォンとマイクがそれぞれの椅子の前に置かれていました

みんな、いつもと変わらない話しっぷりでヒルの生態やヒルは木から落ちてこない話。新しく出る本の話。いま、研究している中身の紹介などいろいろ話していました。素晴らしい。

私は、まだ咳が止まらないので、スタジオの外で待っていました。モニターから聞こえる彼らの話しっぷりを頼もしく聞いていました。

終了後、記念撮影をして終わりとなりました。

みんな、初めての経験でしたが、楽しかったようです。

夏休みの最後のいい経験になりました。

 

夏休みも残すところあと一週間。

 

今まで研究を重ねてきたものをまとめて、学校の自由研究や藤原岳自然科学館の作品展用にまとめています。

今年は、暑さのせいもあってだらだらしてしまう時期もあったり、不覚にも私が体調を壊して一週間も休んだりとなかなか予定通り進みませんでした。

でも、そこは優秀なヒル研メンバー、後がないと分かると奮発し始めて、例年ではない週の真ん中も何度も集まって原稿を書きました。そして、今日三人ともに完成に漕ぎつけました。

F研究員は、昨年に続きヒルの脱皮についての研究です。昨年より吸血量を減らしたので、成長も産卵も脱皮も去年より少ないことが分かりました。それを、エクセルを駆使して数値化して作品を仕上げています。というのも、中学校の自由研究の条件に数学的に処理することを含むようにという一行が入っているからです。この条件なかなか研究のレベルをアップしますね。一応、学校提出用のものはスケッチブックに仕上げました。この後、それを軸にして藤原岳自然科学館の作品展用にさらに分析を加えて8月中には完成させられるそうです。そして、藤原岳自然科学館の研究発表に向けて頑張るそうです。頑張れ!!

 

E研究員は、日照りの連続で実験材料のカエルが全く捕獲できずに、悶々とした日が流れました。もう、このテーマはあきらめようということで8月初めに急遽テーマ変更をしました。そのため、家族の支援も受けながら趣味の釣りとヤマビルの関係を追求しました。弾丸研究のようになりましたが、小学校最後の夏休みの自由研究はぜひ提出したいという熱意で、完成させました。

F研究員の家族の協力も得て、飼育している川魚にヒルを与えた動画を撮ってもらって協力しもらいました。

ヒルを食べる川魚がいることが分かりました。

そのあとの話は、作品展会場でご覧ください。

 

T研究員は、今年入会したにも関わらず一人コツコツ仕上げていました。

F研究員のお手伝いをしていて見つけた鶏の羽の中で、吸血中に死亡するヒルが何匹もいることを見つけました。今まで、よく行方不明で処理していたものです。そのヒルを見つけて、謎の死の原因を探ってみようといろいろ調べていました。そして、温度によると結論付けてその検証実験をしてみたら、死んでしまうはずのヒルが死なないという真逆の結果ができて、更に謎が深まりました。そんなことをまとめて発表します。

 

三人の作品はこのように出来上がり、提出を待つのみとなりました。やっとできたというか、努力の結晶です。ひとりひとりが力を付ける一番大きな関門を潜り抜けました。一廻り成長したと思います。

 

夕方からいなべFMのパーソナリティーの弓矢さんが、27日の朝番組の打ち合わせに来てくれました。

8月27日 9:00から20分間の生番組にヒル研が出演します。

昔はよく出させてもらっていたのですが、ヒル研としては久しぶりの出演です。経験者が誰もいないので、わざわざ弓矢さんが出向いてきてくれました。

 

  放送は、 いなべFM (86.1MH) FM放送です。 8月27日(水) 9:00~9:20 

ラジオはないと言われる方も、近くの方はカーラジオで聞けます。また、ネットラジオ(FMプラプラなど)でも聞けます。

生放送ですから、楽しみですね。ちなみに、私はスタジオには入りませんので、すべて研究員任せです。

 

 

 

 

 

8月5日に、NHKまるっとみえの中で、東海すごいぜに紹介された子どもヤマビル研究会。

今度は、全国区で放映されることになりました。

 

なんと、NHK 朝の「おはようニッポン」の中で放送されることになりました。

日にちは、8月28日(木) 朝 5時からのおはよう日本です。

 

大きな事件事故がない限り、この予定で放送されるそうです。

沖縄の方も北海道の方も、ごらんいただけることになりました。三重のヒル研を是非ごん下さい。