子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

本会の著作物をご利用される場合は、「子どもヤマビル研究会」の著作物から引用した旨、明示いただくようお願いします。

以前予告した滋賀県獣医師会一般公開講座、もう間もなくです。

2023年に続き2度目の依頼を受けました。滋賀県の子どもたち向けにヤマビル研究の面白さを伝えてほしいということです。

こんな機会はめったにないので、みんな張り切って準備をしてきました。

二回目と言っても、前回のメンバーはF研究員以外誰もいません。

前回のビデオを観ながらイメージ作りから始めました。

午後の2時間半を私達だけでお引き受けするのですから、大変なことです。

 

ご依頼内容が、研究の面白さ楽しさを子どもたちに伝えてほしいという事なのでOBにも声をかけて、総力戦で臨むことにしました。今から振り返ってヒル研に所属したときの思い出を語ってもらおうということになりました。勉強の合間に、仕事の合間に、バイトの合間に原稿を作り打ち合わせに来てくれました。

今日も、M元研究員が早朝から来てくれて、昔の写真集の中から必要な映像や発表原稿を探して作品を作ってくれていました。

何とか準備は整ってきました。

もう、その日が目前に迫っています。

お尻に火が付くとはこのことでしょうね。熱いです。

 

今日の昼食は、しばらく前から予定されていたメニューです。

E研究員の趣味の魚釣り大会があり、前日はその大会に参加して大物を釣り上げて来てみんなで滋賀県の講座の前祝いとなる予定でした。でも、魚にそっぽを向かれたようで、坊主だったそうです。

夜メールが来て焦りました。でも、大会に出た人からおすそ分けをもらってきてくれたので、予定はそのままでいけました。

 

E研究員が板長でさばいてくれました。

50cmくらいのヒラメです。高級魚ですよね。さばくのに30分以上かかるということだったので、私たちは珍しそうに手さばきを見ていました。

彼は手慣れたものです。

切れない研究所の包丁で頑張ってくれています。

料理番組で見たことある場面ですね。

そして、美味しい姿になりました。

OBのM君も一緒に、ランチタイムになりました。

おいしい。コリコリしていてとても美味しかったです。

ごはんがすすむねぇ、とみんな無言で箸を動かしていました。

束の間の食事時間。楽しいひと時でした。

そして、再びパワポ作成にと頑張りました。

 

みんなお疲れ様

 

本日のヒル研もF研究員だけという偶然が重なりました。あとの二人は他の行事に参加することで本日はお休みです。

その空きを活用して来年度ヒル研に入りたいという3年生のかわいい子がやってきました。

挨拶もそこそこに早速ヒル捕りの体験から始めてもらいました。

保護者の方も一緒にヒル捕りに行きました。今度滋賀県でお話をさせていただくときに使うヒル捕りを兼ねて、F研究員の案内でヒル捕り場に向かいました。

体験の子は、もうすでに何度も屋根のない学校でトンボの観察などを続けていたそうで、ヒル捕り場近くまでよく来ていたそうです。屋根のない学校では、よくヒルにやられたようですでにいろいろ体験済みとのことです。

本日のヒル捕り場の環境は、気温29℃、湿度70%、地面温度23℃です。適度に湿っている感じです。

先週大雨が降り、落ち葉などがたくさん流れ落ちて来ていました。

お母様が一番危険な服装状態で、気を付けていてもらうことにしました。子どもたちは、大丈夫です。

今日は、息を吹きかけなくても自主的にヒルは近寄ってきます。ちょっと地面を観ているとひょこひょこ歩いています。

彼はさっと手が出て、ヒルを指に乗せてゲットしていました。

1時間弱でMからLサイズのヒルを15匹ほど捕って帰りました。

なかなか頼もしい体験者でした。

来年いっしょにヒルの研究を始められるといいなあと思いました。

来てくれてありがとう。

 

今日の体測では、感動する場面にいくつか会いました。

一つ目は、卵が産まれていました。産み終わったヒルが、まだ首が黄色い色をしていました。もう1回産みそうな感じですね。

二つ目は、別の瓶ですが幼生が生まれてきました。

出入りの写真を撮りたいのですが、なかなか思う角度になってくれません。

いま、ピンセットの反対側から首を出していたのですが、ピンセットで持ち上げたら中に引っ込んでいきました。

既に2匹のチビビルを確認していて、今出入りしているのは3匹目です。

1時間くらいの間に計6匹が産まれました。

チビビルは恥ずかしがり屋のようで、なかなかいい写真をとらせてくれません。

この飼育ビンも、産卵後5週間で幼生誕生です。

 

着々とデータが集ってきています。どのようにまとめていくかは、研究員の腕の見せ所ですね。

 

 

 

 

 

 

半年前くらいから準備していた交流会。

二部に分かれていて、今回はその第一部。キャンプ事前説明会ということで、名古屋市北区役所で行われました。

 

朝、近鉄の駅に集まって1時間少々で会場に到着しました。比較的すいていて、ゆったりと会場まで行けました。

玄関を入ると本日の予定に、僕たちのことが書かれていました。これだよ、これ。

どんな子が集まるのだろう、各子ども会の推薦を受けて集まったリーダー研究会なので、優秀な子が来ていると思うよ。みんな名古屋弁をしゃべるのかな、ぼくらは三重弁でいくしかないな。ちょっと緊張してきたな。いろいろなことを話題にしながら、会場に向かいました。

 

到着するとすでに説明会は始まっていました。保護者も一緒にキャンプについての説明を聞いている最中でした。

そのあと班分けがあり、それぞれの班の決めごとを決めていました。

その様子を後ろで見ながら、みんな積極的でまとまりもよくさすがリーダーの集まりだと思いました。和気あいあいと楽しそうに参加していました。この感じならうまくやれる、と研究員も安堵していました。

 

11時になり私たちの時間です。

今日の司会進行の担当は、E研究員です。初めてこの役があたりました。ちょっと緊張すると言っていましたが、スムーズな始まりでした。

E研究員は、ヤマビルとはこんな生き物です、という話をしました。参加者は、食い入るように前のスクリーンを観てくれていました。珍しい写真も多く、また、研究員たちは経験していることを自分の言葉で話しているので、聞きやすくみんな引き込まれていました。

続いて、T研究員が吸血のことを中心に話しました。

 

皆さん血を吸われるのは嫌ですよね、という呼びかけにみんなはスクリーンに釘付けになっていました。T研究員の大人顔負けのアドリブを入れての話し方で、開場を虜にしていました。こんなことができるのだと、私も新たな発見をしました。

会場の皆さんもいろいろ反応してくださって楽しい20分となりました。

最後は、F研究員がヒルは木から落ちてこないの話をしました。

どのようにヒルは木から落ちてこないを実証していったかを分かりやすく説明していました。

 

みんなの話が終わると、今度は実習コーナーということで、ヒルに触っていただきますとF研究員。

会場からはどよめきも沸き起こっていました。引き気味の大人と前向きの子どもたちが対照的でした。

 

飼育ビンの空気穴から息を吹き込むと、ヒルが踊り出しますよ。

うあっ、ほんとだ。かわいい。面白い。

瓶から出して、手の上に乗せてみてください。すぐにはかみつきませんから、大丈夫です。

実演しながら、みんなに促していました。

近くで見てください。三本線が見えますか。肌触りはどうですか。

わずか、15分足らずの体験でしたが、子どもたちは積極的に体験してくれました。

研究員も、その手ごたえに満足していました。

 

予定の1時間があっという間に終わりました。私も時間が余れば話を振られることになっていましたが、その必要もなくみんな研究員だけで仕切ってくれました。お疲れさま。楽しかったよ。そして、みんなの思いもよく伝わったと思うよ。

 

最後に、担当の方の言葉が私の心に突き刺さりました。

いつもだと、この会に偉い人や大学の先生に来てもらって話を聞かせてもらうのだけれど、今回はみんなと同じくらいの年頃の子から直接話を聞かせてもらいました。うんと距離感が近く多くの刺激が得られたと思います。

という趣旨のお話をいただきました。これが交流だと思います。嬉しい評価をいただきました。ありがとうございます。

 

第二部は、後日四日市少年自然の家で行われます。その時にも、楽しい有意義な会にきっとなると思います。楽しみにします。

 

午後は雨の予報なので、ランチを食べて帰ることにしました。

今日はご褒美ランチということで、好きなものを好きなだけ食べていいことにしました。さすが名古屋だもので色々なお店があり目移りして中々決まりません。決まったのはバーガーです。地下鉄の入り口付近にお店があったので、そこに寄りました。

それぞれ好きなものをたのんで、楽しい時間となりました。

いろいろ印象に残っていることを話し始めました。ヒルにやられたことある人いますかと尋ねた時、さっと手を上げてくれたことが嬉しかった。感想を聞いたら、痛くはなかったけど血が出て嫌だったというようなことを話してくれたのが、嬉しかった。

みんな真剣聞いてくれたのが嬉しかった、など感想を述べあいました。

私は、今日のみんなの迫力はすごかった。自信を持ってヒルはかわいいよと訴えていたし、それが伝わったと追う。後の実習を見ているとみんな興味津々、ヒルに触っていたね。あれがすべてだよ。第2部もこの調子で行けそうだね。

 

5月末からいろいろなことがあり、余り打ち合わせや練習ができなかったのですが、本番に強いヒル研の子を観ることができました。本当に今日見ていて迫力を感じました。

名古屋の子どもたち21名とその保護者を合わせて約50名弱の人を前に、堂々とヒルの講義をやってのけたのですから、すばらしい研究員てです。

 

みんなお疲れさま。ありがとう。次々行事がありますが、体に気を付けて頑張りましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

滋賀県獣医師会一般公開講座。3年前に続いて2回目のオファーを受けました。

ありがとうございます。

獣医師会長様のご高配で、再度お招きいただき感謝申し上げます。

 

 

前回お邪魔した時の4人のメンバーの中の1人だけが残っていて、特に喜んでいます。

今回もOBのM研究員にも協力を求めての参加となります。また、所用で参加できないOBのY研究員はビデオレターの形で参加します。  

 

今回のテーマは「謎多きヤマビルの正体を暴く」

 

大上段に構えての講座になりますが、会長様からは、子どもたちがいろいろな俗説を覆していくその研究姿勢を特に話してほしいということで、F研究員がヒルが脱皮することを発見した話、E研究員のヒルで魚を釣る話など興味あるお話をさせていただきます。

また、昨年NHKのヴィランの言い分に出演させていただいたときの中心話題だった吸血の話をT研究員が解説します。OBの二人はOBらしく昔、俺の小さかった時研究していたことを今振り返るとこんな感じだったのだと、俺も結構役に立てたんだとノスタルジーに浸る話もお聞きいただけるのではと思います。

夏休みに入るときです。今年も酷暑が予報されています。昼間の灼熱を避けてホテルの広間でヒル研の子どもたちの話を聞いてやってください。お近くの方をお誘いあわせの上、どうぞお越しください。お待ちしています。

 

日時   7月20日(月・祝)  14:00  ~ 16:30  (受付は13:30~)

場所   草津エストピアホテル   JR草津駅 徒歩3分

入場   無料

主催   滋賀県獣医師会

「仔ビルが生まれてる。早く来て」

はち切れんばかりのF研究員の声。

私は、CCDカメラをもって飛んでいきました。

 

もう、卵嚢からは誕生して仔ビルは飼育ビンのなかを歩き回っていました。

大きなのは親ですが、小さいものが数匹淵に付いているのが見えます。

その仔ビルをE研究員が瓶の中から探し出し、手のひらに乗せていきました。

全部で7匹でした。今まで4~6匹くらい卵嚢に幼生は入っています、と説明していました。今日は1匹多かったです。

卵嚢だから、受精卵が何個入るかは、産むときの都合になるのでしょうね。

この産卵後の飼育法は、T研究員が出来るだけ自然のままがいいと発案したもので、卵嚢が産まれても、そのまま置いておくことにしました。その結果、今日のような劇的な場面に出会いました。

昨年までは、卵嚢を見つけると別の容器に移していたため、湿度や温度の管理が難しく、なかなか孵化させることは出来ていませんでした。親と一緒にという方法はヒル研で今年初めての試みで、うまくいきました。

 

仔ビルは別の飼育ビンで飼うことになり、新しい瓶を用意しました。抜け殻となった卵をしばらく飾っておくことにして、シャーレに苔を少し入れておくことにしました。

なかなか宝石の様できれいですね。

この仔ビルが孵ったのは、産卵後4週間です。

 

ひと騒動終わって次の瓶を調べていると、再び仔ビルが生まれていました。

先程のより少し大きい感じがしますが、F研究員は伸びた状態でないから、そう見えるだけと言っていました。

それにしても本日2瓶目で、今度は4匹のチビビルが確認できました。

E研究員が、まだ中におるというのでよく見ていると、最後の1匹が出てきました。計5匹生まれました。

 

今日は誕生ラッシュを見せつけられた感じがしました。

 

このサイズ、いつも山で靴に取り付いて靴下の隙間から侵入して吸血するサイズです。つまり、生まれ落ちた時から人や動物に取りつけないと生き行けないのでしょうね。これは大変だ。

 

毎年産卵するがその先どうなるかは、なかなか人手が足りなくて放りっぱなしになっていた。こんな明確なデータがとれたのだから、この先調べる糸口が見つかった。さあ、誰かやらないかぁ。

 

今日は、W台風で予定が狂わされおまけに気圧が低くなり体調が思うようにならなかった。うつだなあと思っていました。

研究員が集っても、いつものように体調がすぐれない。そんな中の出来事で、いっぺんに嫌なムードは吹っ飛びました。

 

今日はいい一日だった。みんな明るい気持ちになって、夕食を食べました。

E研究員がさばいてくれたアジをフライにしていただきました。格別美味しかったです。

 

みんなありがとう。