18日は、今年のヒル研のスタート日です。研究員も、今か今かとこの日を待っていました。
今年は、以前にもお知らせしたように、新会員の小4のT研究員、2年目の小6のE研究員、4年目の中1のF研究員の3人体制です。
定刻に集まり、自己紹介の後今日の予定を聞き、最初の事務作業をしました。
Y新聞の記者さんが体験入会ということで、今日は子ども研究員とともに一緒に過ごしてくれます。取材が目的ではなく、ヒル研のことをもっと知れば今後の記事が書きやすいということで、来てくれます。少し遅れて到着です。
新入会員のT研究員は初対面で、緊張して答えていました。でも、とても応対が的確ですばらしかったです。
今日の最大のお楽しみは、卒業祝いと新会員歓迎会と、ボランティアのG君の婚約祝いといろいろなことを合わせて、BBQパーティーをしました。
OBも二人駆けつけてくれて、にぎやかなパーティーとなりました。
幸い雨も上がり、野外で楽しむのは最適の日となりました。天気予報は、昼前から風が強くなるということだったので、コンロではなくホットプレートに変更しました。
記者さんがハッスルして、焼き役を務めてくれました。みんなリラックスして楽しい食事の時間を共有できました。
OBのU先輩の音頭で乾杯をしました。その一言がとても素晴らしく、成長を感じました。
「小学校卒業おめでとう。新入会員入会おめでとう。G先輩結婚おめでとう。そして、ヒル研が楽しく続くようにみんな頑張って研究しましょう。乾杯」
どんどん食べて、大きくなあれ。
みんなは肉から手を出すかと思いきや、ナスが欲しいニンジがいい、と野菜好きであることに驚きました。
幸い、今年は畑で夏野菜は沢山植え付けたので、みんんなに食べさせることができます。
2時間のパーティーも終わり、手分けしあっという間のお片付け。すごい。早い。
そして、今年からヒル捕り場を移すことにした新しい場所、通称シャクノウジにヒル捕りに出かけました。
ちょっと肌寒いのでヒルは少なかったですが、1時間ばかりこの林道横の水路を中心に探すと、いるいる。50匹ほど大きいものをつかまえました。次の日曜日の吸血実験用に使います。これだけあれば、実験はできるでしょう。
研究所に戻り、大きな飼育ビンに移し替えです。この技術は確立したものがあり、先輩譲りの技法をF研究員のリードで伝えていました。10分くらいで完了。
そのあと、お待ちかね。先輩からの差し入れのバームクーヘンをいただきました。
そして、今日のまとめを書きました。
新会員のT研究員は、初めてのヒル捕りでなかなか手が出せず、ビビっていましたが、たくさん捕れてよかったです。次回は、素手で捕まえる努力をします。というような頼もしいことを書いていました。
E研究員は、すぐヒルを見つけて捕り始めたけれど、昨年卵嚢を見つけたことが気になり、意識はそれに向いていたようです。でも、今回は卵嚢は見つからなかったようです。水路に沢山ヒルがいることに気づいていました。
4年目になるF研究員は、獣道の下に、たくさんヒルがいた。サンダルの底にもたくさんついてきて、はがすのが大変だった。短パンだったので登ってくるヒルが直ぐわかった。水路の向こう側(土手側)で足に登ってくるヒルが多かった。もしかすると、向こう側にヒルがたくさんいるのかも知れない。日陰ではなく、日向の方に沢山いた。
というように、同じ時間捕っていても、これだけの気づきをしている。さすがである。
まず、小手調べという研究日だったが、このメンバーで何かをやりそうな強いもの感じた。楽しみである。
とても楽しい一日だった。参加してくれたみんなありがとう。
お知らせ→→ 18日(日) 16:25~ メ~テレを見てください。「超超人 チョコレートサムネット」
TVerなどでも 18日から 2週間流れます。