子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

本会の著作物をご利用される場合は、「子どもヤマビル研究会」の著作物から引用した旨、明示いただくようお願いします。

18日は、今年のヒル研のスタート日です。研究員も、今か今かとこの日を待っていました。

 

今年は、以前にもお知らせしたように、新会員の小4のT研究員、2年目の小6のE研究員、4年目の中1のF研究員の3人体制です。

定刻に集まり、自己紹介の後今日の予定を聞き、最初の事務作業をしました。

Y新聞の記者さんが体験入会ということで、今日は子ども研究員とともに一緒に過ごしてくれます。取材が目的ではなく、ヒル研のことをもっと知れば今後の記事が書きやすいということで、来てくれます。少し遅れて到着です。

新入会員のT研究員は初対面で、緊張して答えていました。でも、とても応対が的確ですばらしかったです。

今日の最大のお楽しみは、卒業祝いと新会員歓迎会と、ボランティアのG君の婚約祝いといろいろなことを合わせて、BBQパーティーをしました。

OBも二人駆けつけてくれて、にぎやかなパーティーとなりました。

幸い雨も上がり、野外で楽しむのは最適の日となりました。天気予報は、昼前から風が強くなるということだったので、コンロではなくホットプレートに変更しました。

記者さんがハッスルして、焼き役を務めてくれました。みんなリラックスして楽しい食事の時間を共有できました。

OBのU先輩の音頭で乾杯をしました。その一言がとても素晴らしく、成長を感じました。

「小学校卒業おめでとう。新入会員入会おめでとう。G先輩結婚おめでとう。そして、ヒル研が楽しく続くようにみんな頑張って研究しましょう。乾杯」

どんどん食べて、大きくなあれ。

みんなは肉から手を出すかと思いきや、ナスが欲しいニンジがいい、と野菜好きであることに驚きました。

幸い、今年は畑で夏野菜は沢山植え付けたので、みんんなに食べさせることができます。

2時間のパーティーも終わり、手分けしあっという間のお片付け。すごい。早い。

そして、今年からヒル捕り場を移すことにした新しい場所、通称シャクノウジにヒル捕りに出かけました。

ちょっと肌寒いのでヒルは少なかったですが、1時間ばかりこの林道横の水路を中心に探すと、いるいる。50匹ほど大きいものをつかまえました。次の日曜日の吸血実験用に使います。これだけあれば、実験はできるでしょう。

研究所に戻り、大きな飼育ビンに移し替えです。この技術は確立したものがあり、先輩譲りの技法をF研究員のリードで伝えていました。10分くらいで完了。

そのあと、お待ちかね。先輩からの差し入れのバームクーヘンをいただきました。

 

そして、今日のまとめを書きました。

新会員のT研究員は、初めてのヒル捕りでなかなか手が出せず、ビビっていましたが、たくさん捕れてよかったです。次回は、素手で捕まえる努力をします。というような頼もしいことを書いていました。

E研究員は、すぐヒルを見つけて捕り始めたけれど、昨年卵嚢を見つけたことが気になり、意識はそれに向いていたようです。でも、今回は卵嚢は見つからなかったようです。水路に沢山ヒルがいることに気づいていました。

4年目になるF研究員は、獣道の下に、たくさんヒルがいた。サンダルの底にもたくさんついてきて、はがすのが大変だった。短パンだったので登ってくるヒルが直ぐわかった。水路の向こう側(土手側)で足に登ってくるヒルが多かった。もしかすると、向こう側にヒルがたくさんいるのかも知れない。日陰ではなく、日向の方に沢山いた。

というように、同じ時間捕っていても、これだけの気づきをしている。さすがである。

 

まず、小手調べという研究日だったが、このメンバーで何かをやりそうな強いもの感じた。楽しみである。

とても楽しい一日だった。参加してくれたみんなありがとう。

 

  お知らせ→→ 18日(日) 16:25~ メ~テレを見てください。「超超人 チョコレートサムネット」  

         TVerなどでも 18日から 2週間流れます。

 

 

 

 

  中部地方の方は、人気番組ですのでご承知かとと思いますが、超町人をいなべ市で探そうという番組が放送されます。

 

  番組名は、 超超人チョコレートサムネット

  放送日時は 5月18日 16:25~ 

  チャンネルは  6ch メ~テレ  

   その他にも TVer&Locipoのでも観ることが出来ます。公開期間は2週間です。(5月18日~6月1日)

 

誰が紹介してくれたのかは、わかりませんが、何してるのという問い合わせが以前ありました。

 

日々町で暮らす人々には、サムネイルになるような特別な何かを持っているはず…。

この番組は、2人のサムネハンターが東海地方の様々な町を訪れ、出会った人々の
“サムネイルになりそうな要素”を発掘!
「超」がつくほど個性的な「町」の「人」をこの番組では「超町人(ちょうちょうじん)」と呼び、その人の魅力的な人生をサムネイルで表現する“人類総サムネ化バラエティ!”

そんなサムネイルになるのかどうかは分かりませんが・・・・・・・・

 

  内容は、放送されるまで私たちも分かりません。

   

  私たちの紹介があるのだろうと思います。

 私たちも、当日は研究日ですので、みんな一緒にテレビを観ようと思います。

 

先に気になる方は、メ~テレのHPをチェックしてください。

         

  また、いろいろご感想をコメント欄にご記入ください。よろしくお願いします。

 

 

だんだん暖かくなってきたとはいえ、まだまだ、朝夕は寒い日も続きます。

ヤマビルは、地温が15℃を超えないことには活動を開始しません。腐葉土の中は表面よりは温かいとは思いますが、森の中の地表で活躍できる温度にはあと少していうところでしょうか。

 

今は、むしろ日陰の湿ったところではなく日当たりのよい湿ったところのヒルが活動開始していると思います。

 

ヒル研も、この大型連休が過ぎたら、活動を開始します。例年同じ頃なんですが、今年こそ夏の猛暑がないように祈るばかりです。

ヒルは暑さに弱い生き物です。30℃を超える日が続くと途端に出てこなくなります。

実験をスムーズに行おうとすると、6月中に、かなりの数をストックしておかないといけないのですね。

 

一番最初にする大仕事です。ストックが300匹くらいはないと、不安ですね。

 

あれやこれやと考えなければいけないことは沢山ありますが、時間はどんどん過ぎていきます。

今年も、献血してくれる鶏の手配も済ませました。

新しくヒル捕り場を定めるので、その土地の管理者の自治会へのごあいさつも済ませました。

 

研究員たちも、今か今かとヒル研の始まりを待っています。

 

研究員の活躍をお楽しみに

今年度も、よろしくお願いします。

ヒル研第Ⅱ期と言えばちょうど10年前、ヤマビルと本格的に向かい合って研究がスタートした時期。

いろいろ楽しいメンバーがそろっていた。

その中の一人から、「Oと二人で遊びに行っていいですか」とメールが来た。

丁度ヒル研の24年度の整理がついていたときなので、「懐かしく焼きそばでも作って食べようか」という返事をした。

しばらくしたら、「Uも呼べないですか」というメール。 「誘ってみる」ということで、Uに連絡。

「行きまぁ~す」という返事。

「Yにも声掛けよう」ということで、呼びかけた。

「その日は、たまたま空いてます』という返事。

とんとん拍子に4名集まった。

もう、これ以上は部屋に入れないので、増やさないことにした。 

 

そして、よく顔ぶれを見たら、なんとⅡ期生ばかりだ。

丁度、ヒルは木から落ちてこないを実証して、解剖に熱中して吸血液は嗉嚢から嗉嚢盲管に蓄えられることを実証していた時のエースだちだ。

 

11時半、全員が揃った。 みんな大きくなった。 私をはるかに追い越していった。

久しぶりに来たYは、「誰が誰だかわからない」と言いだした。 そこで自己紹介をして

早速、昼食準備にかかった。 

私は、昔私の膝の上でじゃれていたのに… と思いながら、彼らの仕事ぶりをみていた。 

ヒル研を卒業してからは、それぞれの道を歩んでいる。

誰もヒルに関係あるコーを選んでいない。 エンジニアが多い。

昔取った杵柄、さっさと準備が整っていく。 本当に早い。 適当に手分けして、さっさと準備が進む。 昔、何も手を出さなかった子も、ちゃんと包丁を持って下ごしらえをしている。

焼きそばでもして、盛り上がろうということなので、もう目的は達成している。

20分くらいで完成して、乾杯!!

Y君の尽力で、こんな会が偶然出来上がった。 みんなで感謝!!!

乾杯からの連想で、成人式の話になった。

なかなか行ける。 美味しいぞ。

懐かしい話よりも、現況報告が多くなった。

二十歳になったら何ができる、何がしたいという話。

私にとっては、60年位前の話だ。 そのことを必死に思い出しながら、話に加わっていた。

優しい子どもたちなので、私も話について行けるように、時々昔話をさせてくれる。

さあ、じゃんじゃん食べよ。

量が多いので、二回に分けて焼くことにしていた。そろそろ後半の調理となる。

作りながら、彼女の話になったが一番いそうな彼が振られたと言ったので、その話はお口チャックとなった。

リラックスしてきて、懐かしい話題も飛出し同窓会らしくなってきた。

みんな成長したなあ。

2時間くらいの野外でのパーティーも終わり、室内に移動して話の続きで盛り上がった。

 

後輩たちの活躍を聞くようになり、現会員の話や活躍ぶりを話した。

でも、なんといってもNHKの「ヴィランの言い分」に出演したことが、大きな話題になった。

そして、「あのヒル研が…」というキャッチフレーズまで出来上がった。

Yが、「俺は研究は何もしなかったなあ」と、いうと、みんなもそうだったなあ、と。

Uが、「でもYちゃんはみんなを盛り上げていく不思議な力があった。 盛り上げるというかまとめていくというか、そんな力がありとても楽しませてくれた」と、言う。

みんなそれに納得。

 

そして、話題は兵庫県知事の斎藤さんの話に移った。 あの人は、若者を大事にする政策をして高校生や若者にとても支持する人がお多い。 年寄りには人気がなく足を引っ張られているが、これから兵庫を引っ張っていくのは若者なのだから、斎藤知事が頑張るべきだ。

あの斎藤さんを再選させた力は、若者が結集したからで、若者が県を動かす力を発揮している。

こんな話ができるようになったのは、すごい成長ぶりだなあ。 

そのあと、トランプの話になり、高関税で得してるのは誰なのかを議論した。

経済の話まで幅広く話題になった。 私もそれを聞きながら置いて行かれないように頑張って話に加わった。

 

最後に、近々外国に遊びに行く話まで飛び出した。 もうすでにYちゃんは、シンガポールに行ってきたそうで、みんなも外に出るべきだと強調していた。

勉強なんて何でしないといけないのかと荒れ狂っていたYが、俺は今英語に燃えている。 そして、自分でも信じられないくらい勉強しているし、勉強が楽しいと力説していた。 そしてシンガポールも自力で行ってきたという。 みんなは唖然として聞いていた。 その成長ぶり、変身ぶりに感銘を受けていた。

 

お互いに、とても有意義な楽しい会となった。 昔のように温泉にでもつかりながら、一晩語り合ってみたいなあと思った。

 再会を誓って、本日はここまでとなった。   みんなありがとう。 

 

 

 

 

遠く鈴鹿山脈藤原岳が見えています。とても美しいです。

あの山の麓でたくさんヒルを捕まえています。

もうじき,ヒルも目を覚ますでしょう。

 

桜のあとは蛍が待っています。

6月になるときれいなホタルの乱舞が見られます。

夜の散歩の楽しみです。

 

そして、8月になると、近くの公園で花火が上がります。

いつもは、発表原稿を作っている時期ですね。

 

ヒル研の歳時記はこんな感じですね。

自然の中に生かされている自分たちを実感する時ですね。

 

そろそろ気持ちを引き締めて、ヒル研のスタートの準備をしましょう。