ひろきっとんに見せたい、梅小路公園の花々 ひろきっとんに見せたい、梅小路公園の花々

夏になってから、梅小路公園のなかで咲いているお花が

とんと少なくなって、困ったことがありました。(笑)


向日葵、ポーチュラカ、日日草、桔梗、ユリ、

をアップしてしまうと、目新しいお花がもう見つからない。。。


そんな夏あいだも、目立つわけでもなく、とくに美しいお花を咲かせる

というわけでもなくて、一見、地味な感じのお花ですが、

ずっと、その場所にあって、いつも咲き続けてくれた花、それが、女郎花です。


緑がかった黄色は、昔から、日本の伝統色とされている

女郎花色、よりは、実際には、少し鮮やかで、

隣の大樹の枝のあいだから、陽射しがさしこむと、

見る場所によっては、まるで<黄金色>に輝いているようにも

見えるのでした。


また、左の写真のように、そばで見てみると

可憐なお花でもあります。

クリックして大きくして、見てください。


堀川通りの入口から入ってすぐの散歩道の

わきに、咲いています。


秋の七草のひとつでもありますが、

たしかに日本の秋には、萩や女郎花、といった

とくに目をひくというわけではなくて、

ひっそりと咲いている、可憐な花、が似合うような気がしますし、

私も、好きです。



ひろきっとんに見せたい、梅小路公園の花々

梅小路公園の芝生広場、堀川通り側に、たくさん花が

咲き乱れていた<花の丘>というのがあって、ボランティアの

みなさんが種を撒いて育てておられたのですが、


夏になって、ほとんどのお花が咲いたあと、枯れてからは、

すべてお花は刈り取られていたのですが、


今日行ってみたら、少しだけ、ポーチュラカに似たお花が

遠慮がちに、植えられていました。


花の丘の復活、うれしいです♪


芝生広場の周りを散歩やジョギングされてる

みなさんは、ちょっと目をやってみてください。


それにしても、公園全体にお花が、少ない時期ですね~

もうちょっとして秋になると、また秋のお花が

たくさん咲いてくれるのでしょうし、


そのために、今は夏草がしっかり繁りきることが

必要なのだろうなぁ~と思って、茂みをかき分けて歩いてます。

ひろきっとんに見せたい、梅小路公園の花々  ひろきっとんに見せたい、梅小路公園の花々

7月にいちどアップした、梅小路公園の七条通りの入口から入った

正面の花壇にたくさん咲いている、ポーチュラカ、

クリックして大きくしてみると、少しでも涼しい気分になって

いただけるかも。


といっても、この水滴は雨粒ではなくて、

梅小路公園の管理をされている職員さんが水やりを

されているところに偶然通りかかったので、写真を

撮らせてくださいと、お願いして撮ったものです。


これだけ厳しい暑さのなかでも、ずっと花壇のお花が

枯れることなく咲いているのは、こうして日々手入れをされている

みなさんあってのことだと、あらためて思いました。


残暑厳しいですが、今年の夏も、もうひといき、

なんとか頑張って乗り切りたいものです。

ひろきっとんに見せたい、梅小路公園の花々

銀閣寺のほうまで行くことができなかったけれど、

せめて、自分の目で送り火を眺めながら祈りたくて、

うちから自転車で5分の大通りから

左大文字の送り火を眺めました。


クリックして大きくしてもらっても

小さい、小さい、大文字だけれど、

おじいちゃんやおばあちゃんのこと

家族のこと、大切なひとたちのこと、そして

東日本大震災で亡くなられたみなさんのことも

想いながら、手を合わせました。


こんなふうに、毎年、毎年、

大文字の送り火に祈ることができることも、

決して、あたりまえのことではなくて、

無事に1日、1日を迎えることができて

1年を過ごすことができたからだと、

ありがたいことだと、そんなことを

あらためて考えるようになったのも

3.11があらためて教えてくれたことだと思います。


どうぞ、また来年、大文字に手を合わせることが

できますように、と祈りながら。。。

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雑貨屋さんに行くと、ときどき

<スノーボール>といって、手のひらに入るぐらいのガラスの

玉のなかに、お人形やら風景やら、が入っていて、

その周りに小さな紙ふぶきが浮かんでいて、その玉をふると

紙ふぶきが舞う、おもちゃ(?)が売っていますが、


写真をクリックして大きくして見てもらうとわかりやすいのですが

そのスノーボールによく似た感じで、雨あがりに花びらの上の雨粒のなかに

向う側の景色が写りこんでいる、天然のスノーボールの写真が

偶然撮れるときがあります。


どちらも、向こう側にある、白と赤の日日草が逆さまになって

映りこんでいて、面白いです。


自然のスノーボール、涼しげでいいですね!


さて、今日は五山の送り火の日です。


今年はいろいろとありましたが、

彼岸に帰っていく大切なひとと、そして、

東日本大震災で亡くなられたみなさんことも想いながら

護摩木を燃やす炎に向かって、手を合わせ、祈りたいと思っています。

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このところ、突然夕立が多くて、

今日も午前中に2度も、青空だったのが突然モクモクと

黒雲が立ち込めてきて、突然の夕立となったのですが、


あとのほうの夕立のときには、偶然、梅小路公園のなかを

通り抜けていたときだったので、少し雨宿りしながら

雨に洗われたお花の写真を撮ることができました。


クリックして大きくして見てもらうと

鮮やかな感じが伝わるでしょうか。


上の左の写真は、七条通りの入口の左手の花壇の

日日草の隣にさいている、薄紫のお花で、


上の右の写真は、先日、アップした、

蒸気機関車の走っている散歩道と小川の交わる角に咲いている

萩の花です。


下の左の写真は、日日草の花びらの上の雨粒で、

下の右の写真は、萩の葉っぱの上の雨粒のなかに、

太陽が映り込んでいる写真です。


また、お盆ですが、梅小路機関車館の蒸気機関車は、走っていて

子供たちで満席でした。


ふた雨もきたわりには、今日も暑さは厳しいです。

今日、8月15日は、終戦の日、

66年前のお昼の終戦を告げる玉音放送って、

こんな暑さのなかで、みんな聞いていたのかな~と

街を走りぬけながら、ふと、思いました。


戦後、日本中が焼け野原だったときには、きっと

とっても大変だったんだろうな~って、残されていた

写真やなんかを見ていると思います。


でも、そこから今のおじいちゃんやおばあちゃん達が

一生懸命働いて、今の、この日本にしてくれたのです。


66年ということは、そのとき10才だったひとが今、76才で、

そのとき20才だったひとが、86才なわけで、そう思うと、

そんなにも頑張ってきたおじいちゃんやおばあちゃんの

人生の最終章が、寂しかったり、辛かったり、では

あんまりではないか、という気がしてきます。


最後はやっぱり、笑顔で、そのひとらしい、そんな

暮らしを送れるようであってもらいたい、と思います。

頑張ってきてくれた、おじいちゃんやおばあちゃんの戦後に

感謝して、みんなで大切にするような世の中であってほしいと思います。


ちなみに、このブログのタイトルの<ひろきっとん>というのは、

戦争前にうちに奉公にきてもらっていた19歳の丁稚どん、で、

終戦の少し前に、婚約者を残して、中国のどこかに出征して、そこで

戦死し、木箱のなかに石ころがひとつだけ入ったものが、遺骨とされて

日本に帰ってきた青年のことなのですが、


母が幼かったころ、足が不自由でみんなにいじめられていたときに、

いつも休みの日には、遊びに連れていってくれた、口数は少ないけれど

優しい青年で、出征の日、見送りに出た母の頭をクシャクシャと1度撫ぜて

にっこり笑って、戦地に赴かれたとかで。


今79歳の母に、<彼岸にやはるひとで、誰かに会えるとしたら、誰に会いたい?>

と尋ねると、少し考えたあと、<ひろきっとん、ひときっとんに、会いたおす。。>と

いつも同じ答えが返ってきます。


自宅で介護しているときとか、仕事で行き詰ったりとか、

あ~、もう嫌やな~って思うことも、ときにあるのですが、


そういうとき、しんどうても、うんざりでも、

この1日は、ひろきっとんが、どんなに望んでも、生きることがかなわへんかった

その1日なんやな~ そう思うと、自分にできるかぎりは頑張らんと、罰があたるなぁ~と

生まれつき、あかんたれ、の私でも、もいっかいもちこたえる!気に、

ひろきっとんが、してくれるのでした。


梅小路公園に咲くお花の写真を撮りはじめてから、10ヶ月、

平和な日々のなかで、公園に咲く美しいお花たちを、ひろきっとんに見せたいなぁ~

と思ってつけたのが、このタイトルの由来です。

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今日は、お盆ということで、

いつもの梅小路公園のお花ではないのですが、

京都、嵐山の天龍寺の門前の蓮池の蓮の写真を

紹介したいと思います。


上の左、遠景の写真に見えている連なる山は、

<小倉山 みねのもみじばこころあらば。。>と

和歌に詠われた、あの、小倉山です。


お天気のいい夏の朝、青い空と山の緑、

そして蓮池にちらほらと咲き始めた蓮のピンクの色が

とても爽やかです。


上の右のほうの写真も、その蓮池を低めの目線で

撮ったもの、この風景を隣でみていたおばあちゃんが、

<ほんに、極楽浄土のようなな~>とつぶやいていましたが、

朝陽の差し込んだ場所と日陰とが絶妙のかねあいを見せて、

まさに、涅槃図に描かれた極楽浄土の、ような風情でした。


下の左の写真は、もうまもなく花開こうとしている蓮の蕾、

控えめなピンクの花びらが、可愛らしいです。


最後に、下の右の写真は、満開の蓮の花、かたちは

どうだといわんばかりに、咲き誇っている様子ですが、

白と薄桃色の花びらが、控えめな感じを残してくれています。


どれもクリックして大きくして見てもらえます。

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昔は日本も、クーラーとかもなくて、

夏の暑い日に、涼む、のには、五感のすべてで、涼んでいたように

思います。


たとえば、夕方になると、坪庭に打ち水をして、鮮やかな苔のみどりを眺めたり、

あるいは、軒先に、風鈴をひとつ下げて、チリンチリンという、風鈴の音色を聞いたり、

あるいは、氷でできた彫刻に触れて、ひんやりとした手触りを感じてみたり、

あるいはまた、恐い話、をみんなで交互に披露しあってゾクッとしてみたりもして、


涼む、という行為が、ただ空気の温度を下げる、というだけでなく、

そういった視覚や聴覚、そして触覚すべてを使って、行うもの、のようでした。


それにしても、このところ本当に暑くて、

交差点で信号が赤になると、つい、信号待ちの間にも、日陰を探して、

ときには、電信柱の細い影にさえ、入って待とうと、思ったりしちゃいますが(笑)


そんなことで、今日は、<目>でひとつ涼んでもらおうと思って

梅小路公園でお馴染みの日日草、の雨あがりの写真を択びました。


クリックすると、大きくなりますので、雨の雫に、

少しでも涼しさを感じてもらえればと思います。


日日草は、小さくて可愛い、親しみやすいお花ですけれど、

1日咲きのお花だと、聞いてからは、緑の館までの花壇に咲く日日草をみると、

ちょっと切ない気持ちにも、なります。


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梅小路公園では、この酷暑にもかかわらず、

今も毎朝、たくさんの方が、散歩やジョギングをされています。


そのみなさんの通り道になっている、

蒸気機関車の走る線路に沿った散歩道と

古く平安時代に、六条院のあった跡で、今は小川になっているところの

交差する、ちょうど曲がり角に、この萩の花が咲いています。


萩の花は、昔からとても好きな花だったのですが、

とくに朝まだ早い時間に、散歩にいくと、


薄紫の萩の花に朝の陽射しが作り出す光と影が、

とても、美しくて、


なんとか、この美しさを撮りたい!!と思うのですが、

なかなかこれが、私のデジカメでは(というか、腕では、でしょうね(笑))

難しくて、


2日がかりで、撮った中で、いちばん、自分の眼で見た感じに

近いものが、右の写真です。


クリックすれば大きくなるので、大きくして見てみてください。


お花の写真を撮ってる、ようでいて、実は、

お花は媒介であって、光を撮りたいというところが、ほんとうなのかもしれません。


それにしても、いつも何気なく散歩している、この萩が咲いている小川のあたり、

平安時代には、まさにこの場所に、六条院という広大な邸宅があって、

平清盛が、当時はまだ幼な子で、後に壇ノ浦の戦いで入水される、

実子である安徳天皇と遊んでおられた場所だというのは、

なんとも、不思議な気持ちがします。


ただ、早朝、まだ人の気配もない頃に、

小川のあたりに朝の陽射しが差し込んでいる様子を眺めていると、

ぼんやりと白く霞んだ風景のなかで、平清盛公と幼子の戯れる姿が

見えるような、気もします。

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梅小路公園の緑の館の1Fにある、レストラン、

長い間閉店になっていたのですが、なんと、この8月4日にすでに

リニューアルオープンしていたことが今日判明してビックリ!!


ここしばらく訪れてなかったのと、あと

私はいつも早朝に通るために、オープンの午前11時以降に行ったことが

なかったからでした。


ともかく事務所のほうで、オープンの案内葉書をもらって(左の上の写真、

クリックすると大きくなって読みやすくなります)

開店時間を確認。 また開いてる時間帯に、行ってみることにします。


ということで、右上の写真が、2Fからみた、レストランの様子です。

ウッディな内装で、広いガラス窓から見える朱雀の庭の景色も

オープンな感じがします。


左下のお庭の写真が、喫茶店の前に広がる、朱雀の庭の様子で、

奥のほうには、小さい滝がいくつかあって、滝つぼのそばで座っていると

マイナスイオンをたくさん浴びてるようでとても心地よいです。


今はさすがに、百日紅のピンクのお花や日日草のほかには

お花もとくに咲いていませんし、お庭の散策も暑いですが、

公園の散歩のついで立ち寄ってみてください。


ちなみに、京都市とは関係のない、民間の会社が経営されている

レストランだそうです。

レストラン情報、ありましたら、教えてください♪