夏の暑い日に、涼む、のには、五感のすべてで、涼んでいたように
思います。
たとえば、夕方になると、坪庭に打ち水をして、鮮やかな苔のみどりを眺めたり、
あるいは、軒先に、風鈴をひとつ下げて、チリンチリンという、風鈴の音色を聞いたり、
あるいは、氷でできた彫刻に触れて、ひんやりとした手触りを感じてみたり、
あるいはまた、恐い話、をみんなで交互に披露しあってゾクッとしてみたりもして、
涼む、という行為が、ただ空気の温度を下げる、というだけでなく、
そういった視覚や聴覚、そして触覚すべてを使って、行うもの、のようでした。
それにしても、このところ本当に暑くて、
交差点で信号が赤になると、つい、信号待ちの間にも、日陰を探して、
ときには、電信柱の細い影にさえ、入って待とうと、思ったりしちゃいますが(笑)
そんなことで、今日は、<目>でひとつ涼んでもらおうと思って
梅小路公園でお馴染みの日日草、の雨あがりの写真を択びました。
クリックすると、大きくなりますので、雨の雫に、
少しでも涼しさを感じてもらえればと思います。
日日草は、小さくて可愛い、親しみやすいお花ですけれど、
1日咲きのお花だと、聞いてからは、緑の館までの花壇に咲く日日草をみると、
ちょっと切ない気持ちにも、なります。

