今も毎朝、たくさんの方が、散歩やジョギングをされています。
そのみなさんの通り道になっている、
蒸気機関車の走る線路に沿った散歩道と
古く平安時代に、六条院のあった跡で、今は小川になっているところの
交差する、ちょうど曲がり角に、この萩の花が咲いています。
萩の花は、昔からとても好きな花だったのですが、
とくに朝まだ早い時間に、散歩にいくと、
薄紫の萩の花に朝の陽射しが作り出す光と影が、
とても、美しくて、
なんとか、この美しさを撮りたい!!と思うのですが、
なかなかこれが、私のデジカメでは(というか、腕では、でしょうね(笑))
難しくて、
2日がかりで、撮った中で、いちばん、自分の眼で見た感じに
近いものが、右の写真です。
クリックすれば大きくなるので、大きくして見てみてください。
お花の写真を撮ってる、ようでいて、実は、
お花は媒介であって、光を撮りたいというところが、ほんとうなのかもしれません。
それにしても、いつも何気なく散歩している、この萩が咲いている小川のあたり、
平安時代には、まさにこの場所に、六条院という広大な邸宅があって、
平清盛が、当時はまだ幼な子で、後に壇ノ浦の戦いで入水される、
実子である安徳天皇と遊んでおられた場所だというのは、
なんとも、不思議な気持ちがします。
ただ、早朝、まだ人の気配もない頃に、
小川のあたりに朝の陽射しが差し込んでいる様子を眺めていると、
ぼんやりと白く霞んだ風景のなかで、平清盛公と幼子の戯れる姿が
見えるような、気もします。

