メッセージ機能から、関西・広島のIB校比較のご依頼をいただきました。
ときたま実際の学校のことを書いていますが、学校の悪口は基本的に書くのが難しいこと、また、良い点を書いてもまるで宣伝のようになり、結局あまり意味がないことから、個別の学校に関してはなかなか難しいのが実情です。
しかし、国際バカロレアで中高をと考えると、最終的には国際バカロレア導入のIBDPを行っている高校にどうやって入学させるのかとう悩ましい問題が生じます。
まず大切なことを言います。
受験する場合、受かるかどうかではなく、受かるように持っていきましょう。
何をしておくべきかを考え、しっかり、必要なことをやっている・継続していることが重要です。不足していると感じるなら、今すぐに子どもと話あい、何かを加えましょう。受験で合格する必要があるのですから、それを今すぐに行う必要がありますが、それは子どもへの強制ではなく、子どもが学校に入りたいから、そのために何をするべきかを一緒に考え、始めることです。そうすると、面接のときに自分の言葉でそれを語ることができます。合格が見えてきます。
さて、中高一貫校で国際バカロレアIBDPがある学校であれば基本的には途中でIBから離れる選択もできて、多少問題は少ないですが、そんな学校は非常に限られています。
また、高校から国際バカロレア校と考えていても、入学できるのか? という問題があります。今は英語ができるから入学確実とは言えないですし、英語資格を英検1級などにもってきているような学校でなければ、逆に英語ができること以外の何かが必要になり入学できるかが不安。英語資格を英検1級基準の場合は、同様にみんながハイスペックになり、入学できるかが不安。特に、数年後に高校受験枠が引き続きあるかどうかということも分かりません。
悩ましいです。
まず、予算もいろいろですが、国内留学とう選択肢は重要です。海外から帰国された方の場合は、国内留学の耐性はある子供も多いようです。
ということで、なかなか「国際バカロレア(IB)校の比較や評判」が書きにくいのですが、それでも宣伝ではない、いくつかの実情をかけるところだけは書いていきます。
まず、学校というものは校長が変われば方針が変わり、新しいプログラム(国際バカロレアだけの問題ではなく)が導入されれば雰囲気も変わります。数年前の情報は、すでに生徒が卒業している今、過去の情報です。
昨年まで「良い」とされていた学校が、人事異動ひとつで雰囲気がガラリと変わることは珍しくありません。国際バカロレアの場合、担当できる校長や教師の数が限られることから、大きな変動・変化は生じにくいですが、地方教育政治に影響されることは否定しません。
また、同じ学校でもクラスが2つあれば担当教師によって雰囲気は全然違いますし、その時々の生徒の顔ぶれによっても大きく左右されます。つまり、「あの学校は良い」「この学校はダメ」といった固定化された評判は、すぐに古くなり、誤解を生む可能性が高いのです。生徒1人によって、クラスの雰囲気は変化する。それも国際バカロレアの教育の特徴でもあります。ひっぱっていくリーダーシップがある生徒、そんな生徒が生徒全員を変えていくことができるカリキュラムです。つまり、そんな生徒がいなと、多少ばらばら、課外活動(ボランティアや研究など)の実績もあまりよろしくないということが起きます。学校の問題だけではないのです。
とある学校で、非常によい結果をだした生徒がいたクラス。その生徒のいろんな活動もすばらしく、活動は1人で行うことでもなかったため、それについていく生徒の活動実績も高まる。これは国際バカロレア校、特にIBDPクラスで多種多様な生徒が同じクラスにいることで起こることです。それができる生徒はリーダーシップが発揮され、さらにもっとできていく。リーダーがいれば引っ張られ、その中でさらに個性を発揮する生徒。リーダーシップはその生徒にまかせて、他の面で活躍し始めることも。
IBDP(ディプロマプログラムの2年間)になると、勉強一本で、なおかつやらなければならない課外活動などが山積みのため、クラスの雰囲気や学校の「なんとなくの評判」に惑わされている余裕はありません。IBDPはどの学校でもまんべんなく忙しいことが知られています。むしろ、学校の「評判」よりも、自分の子どもがその環境で本当にやっていけるかという現実的な視点が大切です。
関西・広島の主なIB校
関西と広島のIB校を挙げると、以下のような学校があります。
関西圏
立命館宇治高等学校(京都府)— IBコースを有する一条校
同志社国際高等学校(京都府)— 中高一貫のIB校
関西学院高等部(兵庫県)— IBコースを設置
大阪府立水都国際高等学校(大阪府)— 公立IB校の一つ
など
広島圏
広島叡智学園高等学校(広島県)— IB一条校として知られる
AISJ(広島県)— 寮生活も選べるインターナショナルスクール
同志社国際に関しては、辺野古で犠牲になった知華さんのことがあり、校長や教師の対応の問題がどんどんあらわになることもあり、現状ではお勧めはできません。
変革があることを期待します。ほんのちょっとした変革で、良い学校にもどれるのではないかと思いますが、現在の日本の学校や教育の仕組みを考えると、まだまだ数年かかってしまうのではないかと感じます。
話しは次回以降へ。
現在不定期更新。各記事が前後していきます。









