IBDPからオーストラリアの医学部を目指す基本のキ

の続きですが、飛び飛び掲載です。

全文はnoteから👇


3.各大学に関してのまとめ


シドニー大学:学部直結の7年制。必要IBスコアは満点の45点で、UCATと面接が課される超難関(★★★★★)です。

メルボルン大学:まず学士課程(3年)に入学し、その後MD(4年)に進む大学院ルート。学士入学はIB 32〜38点、MD進学には40点以上が目安。GAMSATと面接が必要です(★★★★☆)。

モナッシュ大学:学部直結の5年制。IBは39点以上(実際の競争では40点以上が求められる)が必須で、ISATと面接が課されます(★★★★☆)。

UNSW(ニューサウスウェールズ大学):学部直結の6年制。IBは38点以上が目安で、UCATと面接が選考に含まれます(★★★★☆)。

クイーンズランド大学:学士(3年)→MD(4年)のルート。学士入学はIB 32点、MD進学には40点以上が目安。UCATと面接が必要です(★★★☆☆)。

ANU(オーストラリア国立大学):学士(3年)→MD(4年)のルート。学士入学はIB 31点が目安で、GAMSATと面接が課されます(★★★☆☆)。

 

全体の傾向として、オーストラリアの医学部合格にはIB 38〜45点という非常に高いスコアが求められます。これはオーストラリア国内のATAR換算で95〜99+に相当するレベルです。

 

4.合格のための5つのポイント


ポイント①:IBスコアの最大化
オーストラリアの大学はIBスコアを非常に重視します。多くの大学が最終スコアだけでなく予測スコア(Predicted Grades) でも出願を受け付けており、早期に出願判断が可能です。医学部を目指すなら、最低でも38点、できれば40点以上を目標にしましょう。

 

ただしオーストラリアは独特で2月が始業となり、それまでに高校を卒業していることが必要です。3月卒業の日本式IBDPの場合は、高校を早期卒業できるかを相談しましょう。オーストラリア以外のIB校の場合は、通常は高校を卒業した後11月ごろに受験、翌年1月末に入学となります。

ポイント②:科目選択の戦略
医学部志望者は化学と英語の科目選択が極めて重要です。モナッシュ大学の例を見ても、化学のSL/HLおよび英語のSL/HLに明確なスコア要件が設定されています。可能であれば化学と生物をHLで履修し、高いスコアを取ることが望ましいです。

ポイント③:適性試験(UCAT / ISAT / GAMSAT)対策
多くの医学部ではIBスコアに加えて適性試験が要求されます。

学部直結ルート:UCAT(国内志望者)またはISAT(国際生)

大学院ルート(MD) :GAMSAT

これらの試験は思考力や問題解決能力を測るもので、早めの対策が必須です。受験の年より1年前から練習受験が必要です。

ポイント④:英語力の証明
オーストラリアの医学部はIELTS 7.0以上(各バンド6.5〜7.0)を求めるのが一般的です。医学部は他学部よりも英語要件が厳しく設定されているため、早い段階から英語力の向上に取り組みましょう。

ポイント⑤:面接(MMI)対策
多くの医学部ではMMI(Multiple Mini Interview) と呼ばれる形式の面接が実施されます。倫理的判断力、コミュニケーション能力、共感力などが評価されるため、単に学力が高いだけでは合格できません。

5.Pre-IBからIBDP2年間の準備スケジュール
 

【Pre-IB(中学3年生〜高校1年生相当)】
 

全文掲載はnoteだけ👇

 

模擬国連(MUN)とは? 教室が国際会議場に変わるとき


模擬国連(Model United Nations、略してMUN)とは、国連会議などの国際会議を、主に中・高・大学生が運営も含めてシミュレーションする教育・サークル活動です。その歴史は古く、国連設立前の1927年にアメリカのシラキュース大学で開催された模擬国際連盟会議にまで遡ります。その後、ハーバード大学など全米の学校に広まり、現在では世界中で400以上の模擬国連会議が開催されるまでに成長しました。

参加する生徒たちは、それぞれが一国の「大使」 になりきります。そして、実際に世界が直面している課題、気候変動、難民問題、サイバーセキュリティ、核拡散、人権問題などについて、すべて英語で議論・交渉を行い、決議案の採択を目指します。教室や会議場は国際会議場に早変わりし、廊下では各国が親密な調整と交渉を繰り広げ、まさに「知の総合格闘技」 とも称される活動です。

なぜインターナショナルスクールで盛んなのか?
 

インターナショナルスクールの中学校・高校で模擬国連が特に盛んな理由は、教育理念の親和性にあります。
 
多くのインターナショナルスクールが掲げる「国際理解」「多様性の尊重」「グローバル人材の育成」という目標は、模擬国連の活動目的と完全に一致します。また、IB(国際バカロレア)プログラムを採用する学校では、模擬国連が教科横断的な探究学習やCAS(創造性・活動・奉仕)の一環として位置づけられることも少なくありません。

実際、東京のUIA(United International Academy) では2021-2022年度にMUNクラブが設立され、ハーバード大学で開催される国際大会(Harvard MUN) に参加するなど、精力的に活動を展開しています。また、名古屋インターナショナルスクール(NIS) では、校内会議「NISMUN」を自ら主催・運営するまでに成長しており、生徒主導の運営が実現されています。

 

模擬国連と言うと、他の学校と一緒に参加して、大きな大会になると想像される方も多いですが、そういった大きな大会とは別に、学校の中で定期的にイベントとして開催することもできます。運営は経験者が数人いれば、過去の大会をまねするだけなので、比較的容易です。

関西国際学園のように、小学5年生のクラスに高校3年生の先輩を招き、模擬国連で培った知識や経験を共有する取り組みを行う学校もあります。このように、学年を超えた学びのコミュニティが自然に形成されるのも、模擬国連の大きな特徴です。

実際の活動 舞台裏の努力
 

模擬国連の活動は、大会当日の議論だけがすべてではありません。

 

以下、noteでの連載となります👇

 

IBDPからオーストラリアの医学部を目指す基本のキ

 

「国際バカロレア(IBDP)を卒業して、オーストラリアの医学部に進学したい」

海外医学部を目指す場合、オーストラリアは非常に魅力的な選択肢の一つです。

本記事では、IBDP卒業後に目指せるオーストラリアの主要な医学部、それぞれの合格ラインとポイント、そしてPre-IBからIBDP2年間の過ごし方までを解説します。

1.オーストラリアの医学部キ学の基本ルート


まず押さえておきたいのが、オーストラリアの医学部には大きく分けて2つの進学ルートがあることです。

 

 

① 高校卒業後に直接進学する「学士課程ルート」(Undergraduate)
高校卒業後すぐに5〜6年一貫の医学課程(MBBSやBMedSci/MDなど)に入学するルートです。IBDP卒業生はこのルートで直接出願が可能です。

② 学士号取得後に進学する「大学院ルート」(Postgraduate / MD)
まずは理系学部などで3年間学士号を取得し、その後4年間のDoctor of Medicine(MD)課程に進むルートです。メルボルン大学などはこちらのルートが主流となっています。

本記事では、主に①の高校卒業後直接進学ルートを中心に解説します。

メルボルン大学の場合、大学院での医学コースになりますが、大学3年間のコース選びが重要です。コース次第で医学大学院の合格がほぼ不可能となります。要注意です。

2.主要大学とIBスコア目安


① シドニー大学(University of Sydney)
オーストラリアを代表する名門大学の一つです。シドニー大学の医学部(Bachelor of Science and Doctor of Medicine)はIB 45点(満点) が求められる超難関コースとして知られています。ATAR換算で99.95相当という、オーストラリア国内でも最高レベルの要求水準です。英語要件はIELTS 7.0(各バンド7.0以上)です。日本国籍が合格できる可能性は非常に低く、チャレンジすることすらお勧めしません。

合格のポイント: IB満点はもちろん、UCAT(大学医学部適性試験)の高得点と面接でのパフォーマンスが合否を分けます。本当の天才かつ本当に医師として何かを研究したい場合だけ。

② メルボルン大学(University of Melbourne)
人気も高いオーストラリア最高峰の大学です。

 

次回へ続きます。アメブロでは記事の一部分だけ公開してます。

 

全文先読みはnoteで👇

 

明日23日月曜からは、オーストラリアの大学の医学部事情に関しての話しです。

 

最近はいろいろあってnoteアプリでメンバー記事への移行を行っていますが、一部分(または全文を連載)は引き続きアメブロで。

 

直ぐに読みたい方は👇へ

 

オーストラリアの医学部は9月入学がありませんから、すべての大学で2月入学です。

 

他の学部の9月入学に関しては👇をご参考に

 

オーストラリアへの留学は、カレッジがキモです。

カレッジ(全寮制の寮のこと)に入学できると、大学生活がかなり簡単になります。

そのカレッジ制度に関しては👇

 

 

引き続き、オーストラリアの大学のカレッジ(全寮制)と他の住居に関してのまとめです。

 

月曜からは、オーストラリアの医学部への進学に関してです。

記事全文はnoteで先行公開です👇

 

なお、ご質問などはコメント機能をご利用ください。コメントは掲載しません。ご質問などは、後日の記事の中でそれとなく回答します。

直接Emailメッセージの送信はしません。

 

オーストラリアの他の大学では?
カレッジ制がある大学・ない大学、それぞれの住居システム

 

今までメルボルン大学のカレッジ制について詳しくお伝えしてきましたが、「オーストラリアの他の大学ではどうなっているの?」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。

結論から言うと、オーストラリアの全大学がカレッジ制を取っているわけではありません。むしろ、カレッジ制がある大学は歴史ある名門校に限られ、多くの大学は大学運営の学生寮(University-managed accommodation) や民間の学生アパート(PBSA) を主な住居選択肢としています。

ここでは、カレッジ制がある大学・ない大学に分けて、それぞれの仕組みを詳しく解説します。

 

👇ここから始まる海外大学合格への道

 

1. カレッジ制がある大学(歴史ある名門校)


カレッジ制を採用しているのは、オーストラリアのいわゆるSandstone Universitiesと呼ばれる歴史ある名門校が中心です。これらの大学は、イギリスのオックスフォードやケンブリッジのカレッジ制度をモデルにしており、伝統・格式・コミュニティを重視した住環境を提供しています。

代表的なカレッジ制大学
 

メルボルン大学(University of Melbourne)
10のカレッジを有する、オーストラリアで最も充実したカレッジ制度の一つ。
Trinity College・Ormond College・Queen's College・St Mary's College などが有名。

シドニー大学(University of Sydney)
オーストラリア最古の大学であり、St Andrew's College(1867年創立) をはじめとする複数の歴史的カレッジを持つ。
主なカレッジ:St Andrew's College・St Paul's College・Women's College・Wesley College・Sancta Sophia College など。
シドニー大学のカレッジも、メルボルンと同様に食事付き・チューター制・充実した課外活動が特徴。


クイーンズランド大学(University of Queensland)
10のカレッジを有する。
主なカレッジ:King's College・Duchesne College・Women's College・Cromwell College・Grace College・International House など。
クイーンズランド大学のカレッジは、学業サポートとスポーツ・文化活動のバランスが良いことで知られる。

オーストラリア国立大学(Australian National University / ANU)
キャンベラに位置する研究大学。
主なカレッジ:Bruce Hall・Burgmann College・John XXIII College・Ursula Hall など。
ANUのカレッジは多様性に富み、留学生も積極的に受け入れている。

西オーストラリア大学(University of Western Australia / UWA)
パースに位置する砂岩大学の一つ。
主なカレッジ:St Catherine's College・St George's College・St Thomas More College・Trinity College(UWA) など。
UWAのカレッジは小規模でアットホームな雰囲気が特徴。

タスマニア大学(University of Tasmania)
ホバートとローンセストンにキャンパスを持つ。
Christ College(1846年創立) はオーストラリア最古の大学カレッジとして知られる。

カレッジ制大学の共通点(箇条書き)
申請は大学入学とは別:カレッジへの入寮は独立した選抜プロセスであり、エッセイ・推薦状・面接が課されることが一般的。

食事付き(フルミール) :ほとんどのカレッジで朝夕の食事が提供される(自炊不要)。

チューター制度:上級生が学習サポートを提供するアカデミック・チュータリングが充実。

コミュニティ重視:スポーツ・文化・社交イベントが盛んで、強固な同窓生ネットワークが形成される。

競争率が高い:人気カレッジは大学入学より入寮の方が難しいことも珍しくない。

 

オーストラリアの大学を目指すなら入学時期に要注意👇

 

2. カレッジ制がない大学(または限定的な大学)

オーストラリアのすべての大学がカレッジ制を採用しているわけではありません。比較的新しい大学や大都市圏以外にキャンパスを持つ大学では、大学直営の学生寮(University-managed accommodation) や民間の学生アパート(PBSA: Purpose-Built Student Accommodation) が主な住居選択肢となります。

カレッジ制がない(または限定的な)主な大学

 

モナッシュ大学(Monash University)
メルボルン郊外に大規模キャンパスを持つ。
カレッジ制はなく、大学直営の学生寮(Residential Village)や公認学生アパートを提供。
キャンパス内寮は自炊型(Self-catered) が基本で、食事は各自で用意するスタイル。

ニューサウスウェールズ大学(UNSW Sydney)
シドニーにキャンパスを持つ。
カレッジ制はなく、大学運営の寮や提携学生アパートを提供。
代表的な寮:Barker Street・Fig Tree Hall・Goldstein Hall など。
食事付きのオプションもあるが、自炊型が主流。

クイーンズランド工科大学(Queensland University of Technology / QUT)
ブリスベンにキャンパスを持つ。
カレッジ制はなく、大学公認の学生アパート(Iglu・Student One など)を紹介。

シドニー工科大学(University of Technology Sydney / UTS)
シドニー中心部にキャンパスを持つ。
カレッジ制はなく、民間学生アパート(Scape・Iglu・Student One など)が主流。

アデレード大学(University of Adelaide)
カレッジ制は限定的。
伝統的なカレッジ(St Mark's College・St Ann's College)は存在するが、メルボルン大学ほど大規模ではない。
多くの学生は大学直営寮や民間アパートを利用。
 

RMIT大学(RMIT University)
メルボルン中心部にキャンパスを持つ。
カレッジ制はなく、都市型学生アパートが主流。

カレッジ制がない大学の住居選択肢

 

学直営の学生寮(University-managed accommodation)
大学が直接運営する寮で、キャンパス内または隣接地に位置する。
多くの場合自炊型(Self-catered) で、キッチン設備が共有される。
申請は大学の住居ウェブサイトからオンラインで行う。
競争率はカレッジより低めだが、早期申請が推奨される。
 

オーストラリアの大学の医学部医学科を目指すなら👇

 

公認学生アパート(Purpose-Built Student Accommodation / PBSA)
大学と提携した民間企業が運営する学生専用アパート。
代表的な事業者:Scape・Iglu・Student One・UniLodge・Campus Living Villages など。なかなか空きがない。入学時期は早期になくなる。
家具・Wi-Fi・光熱費込みで契約できる場合が多く、入居手続きがスムーズ。
食事付きのプランもあるが、自炊型が主流。


民間賃貸アパート・シェアハウス
現地の学生に最も人気のある選択肢。
Realestate.com.au や Flatmates.com.au などで物件を探す。
契約は52週間単位が一般的で、学期外(夏休み)も家賃が発生する点に注意。
保証人(Guarantor)や賃貸契約の知識が必要なため、留学生にはハードルが高い場合もある。

ホームステイ(Homestay)
現地の家庭にホームステイする形態。
18歳未満の留学生に特に推奨される選択肢。
食事付きのプランの食事はインスタントやパンの場合も。

3. カレッジ制がない大学での住居申請の流れ(一般的な手順)
 

カレッジ制がない大学で住居を確保する場合、以下のような流れが一般的です。

 

以下、noteで続きを読めます👇