前回の続きです。

 

連載7話目です。

第1話は👇からどうぞ。

 

子供をインター校に入れれば自動的に英語がペラペラになると考える親が多くいます。それは間違いです。

 

子供がインター校に通っているのに、海外のインター校に留学させたのに、なぜ英語が上達しないのか?

そればかりか、日本語が怪しい、日本のカリキュラムについていけない。

 

そんな悩みを持つ家庭が多くなっています。

 

安易なインター校留学がまねく悲劇と言われます。

 

そんな状態にならない為にどうすべきか?

 

まず親がしっかり事前に調べておくことが大切です。それをしない親の子どもはほぼ、留学に失敗するといっても良いでしょう。その為の連載記事ですが今回はその続きで、留学先でなぜ外国人(現地生・他の留学生)と友達になりにくいのか?
の話しです。

 

なぜ外国人(現地生・他の留学生)と友達になりにくいのか?


「積極的に現地の子と活動させればいいのでは?」そう思う親御さんも多いでしょう。しかし、ここにも現実的な壁があります。

理由はシンプル、「英会話力」と「既存のグループ」です。

① 長く滞在している生徒や英語ネイティブの留学生は、英語が当然のように流暢
インター校に長く通う生徒は、小さい頃からアカデミックな英語を学び、会話しています。彼らにとって、まだ英語がつたない日本人留学生と「深い話」をするのは、正直なところ面倒です。特に思春期以降は、気の合う仲間同士で固まっていることが多く、そこに新しく入っていくのは非常にハードルが高いもの。

② 他の留学生は「英語ができない同士」でも、自分の母国語でグループを作る
たとえば、韓国人留学生は韓国人同士で、中国系の生徒は中国語で、ヨーロッパの子は自分の言語でグループを作ります。彼らにとっても、自分の母語で話せる相手は心が休まるのです。結果として、英語が共通語にはなっても、「みんなで仲良く簡単な英語を話そう」という場は、実はそれほど多くありません。

③ 短期間の留学では、表面的な友達しかできない
1年程度の留学で、現地の子の深い友人関係に食い込むのは至難の業です。挨拶を交わす「クラスメイト」はできても、週末に遊ぶ「友達」になるのは別問題。結局、頼れるのは同じ境遇の日本人や、他のアジア系留学生だったりします。放課後や週末は習い事も多く、いったん学校が終わるとスケジュールが合わないということがあります。長期休暇はお互いがお互いの国にもどり、同じ居住区でも顔を会わせることがありません。

「外国人と友達になれないのは子どもの努力不足ではない」ということを、まず親が理解してあげてください。言葉の壁、文化の壁、そして相手側の「既にできているグループ」の問題です。これを個人的な失敗と感じて子どもが落ち込む必要はまったくありません。

では、どうすればいいのか?

 私がおすすめする距離感

実践的なアドバイスをまとめます。

初期段階(最初の1ヶ月から3ヶ月)
日本人コミュニティに積極的に頼る。親も子も、情報交換や心の支えとして活用する。英語ができなくても気にしない。「まずは海外生活に慣れる」が最優先。
部活動やスポーツ、文化的な活動など、校内・校外で参加して、子どもが落ち着ける自分の居場所を探す。
親も生活に慣れるためには必要な努力です。子どもと同じように、積極的に動いてネットワークを増やします。

 

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中盤以降(3ヶ月から半年)
日本人の友達と過ごす時間を減らし、勉強を充実させる。ただし、無理はしない。学校のグループワークやクラブ活動など「自然に英語を使わざるを得ない場」を活用する。
同時に、日系塾や英語の家庭教師などを活用して、スキルアップへ。
勉強する友達は大切に
親は「日本人コミュニティ=悪」と思わないで、むしろ上手に活用することが、長く続けるコツ。ただし、そこだけで完結しないように、海外生活の「次のステップ」を親子で話し合いながら進めていく。

ここでのまとめ

日本語が通じ、日本的な文化や生活を共有できる仲間がいることは決して「悪いこと」ではありません。それは、荒波のような海外生活で子どもを守る「浮き輪」のようなものです。

ただし、その浮き輪にずっと掴まったままでは、いつまでたっても自分で泳げるようになりません。

親子共に日本人コミュニティとは「ほどよい距離」で付き合う。助けてもらいながらも、いつか自分の足で立てるようにする。

それが、インター校留学を成功させる秘訣の一つだと、私は考えています。

半年たつと現地生活にもなれいろいろと安定してきます。あとから日本人生徒が編入学してきた場合は、その日本人生徒へのクラス内ヘルプ担当に自分から立ち上がりましょう。積極的な親切行為は学校の成績評価にも直結します。

👇先行して記事全文をnoteで公開しています。


引き続き、勉強方法・学習プランのたてかたなどを説明していきます。

オンライン家庭教師と日系塾の活用法

ここで一つ、非常に重要な話をしておきます。

「オンライン家庭教師」は非常に便利ですが、オンライン家庭教師だけで全てをまかなえるわけではないということです。

 

以降は次回に続きます。