紫陽花の咲く頃 -4ページ目

父の命日  我が息子達は如何に

父の三回忌法要に帰省する予定だった息子達は、それぞれに予定が入り、前日に取りやめになった。


2人が帰省するのを心待ちにしていたのは息子達の母の私。ショック、残念と言う態度があからさまに出てしまったようだ。


主人)大丈夫??

   又すぐ帰って来るからさ。


そう慰めてくれたが、それが余計に心に響き、年甲斐もなく涙が出て来た。


何だろうね。お正月には会っているのに。


父のお葬式以来会えていないグループホーム入所の母に、息子達を会わせられる、一緒に食事も出来る!家族みんなで会える!そう思いが膨れ上がっていた。


きっと認知症があるので忘れてしまうだろうけど、事前に母に息子達が来るよ、って言わなくてよかったよ。


長男は、本業にプラスして副業もしているので、休日はそちらで忙しくなるようだ。


問題は大学生の次男。何が多忙なのか分からない。


連絡も忘れた頃にやって来るし。


やっと連絡が来たと思っても、帰れないと言ったり、やっぱり帰ると言い直したり。


当日の朝イチで帰省すると言っていたが、直前に行けなくなったと連絡。

連絡後は寝ているな。プンプン


今回の法要の参列は無理しなくていいよ、と言って連絡していたので、仕方ない。

それにしても、本当に無理しなかった息子達、何だかなー。

    

長男は、お盆には帰省すると言ったけど、今度は期待せずに、それでも1ミリくらい期待して待っていようと思う。


父の永代供養をして、若い子供達に私達の生活や将来を押し付ける事も出来ないなと

つくづく感じた。


我が子達は押し付けても、無理だと押し返して来そうだけど。


さあ、晴れた青空の今日は父の命日。



お線香とお花をお供えにお墓に会いに行ってこよう。

父の三回忌 永代供養

父の三回忌法要と永代供養の納骨が無事終わった。

私には姉がいるが、独り身で、後継ぎがいない。

父の生前に実家近くの墓地に自分達のお墓を建ててあるので、納骨するのは本来ならそのお墓だが、この先、実家のお墓を管理して守っていけるのか。

父が亡くなって、姉と何度となく話し、結果、永代供養をする事にした。

それまで納骨せずにいた。

永代供養とは、寺院や霊園が遺族に代わって遺骨を管理し、長期間にわたって(基本的に寺院や霊園が存続する限り)供養を行うこと


葬儀場で紹介していただいたお寺でお葬式から法要もお願いし、その縁からお墓の事も相談し、今回このお寺で永代供養、そして三回忌法要をする事になった。

今回、グループホーム入所の母も参列した。

永代供養の詳しい話も意味も話さず、お寺で法要をして、父の遺骨は一旦このお寺で預かってもらう。そう、姉が話したようだ。

こんな時は認知症でよかった、なんて思ってしまう。

そうでなければ、お墓は建ててあるのに!!なんて、激怒するだろうから。親からすれば当たり前の事だよね。

三回忌法要後、お寺近くの墓地の一画に永代供養のお墓があるので、移動した。

個々に納骨出来る場所なので、父のお墓と分かるように、名前が掘られた石板が事前に用意されていて、その場所に納骨した。

お線香をあげ、一連の法要が終わった。

これが果たして正解なのかどうなのかは分からないけれど、ずっと納骨出来ずにいた事が気になっていたので、ほっとした気持ちが大きい。

両親が建てたお墓のお墓じまいがあるけれど…。
 
その夜は、法要の時には小雨だったのに、土砂降りの雨になっていた。

私)お父さん、怒ってるかな?雨で寒いかな?

父が怒った雨に思えた。

主人)大丈夫だよ。お墓の中、あったかいよ。

そう言ってくれた。

翌朝、雨上がりの庭の紫陽花を眺めた。



お父さん、ゆっくり休んでね。




友人の命日に思う

雨の中、レタス、サニーレタスの出荷で1日が終わった。


今日は友人、Mちゃんの命日だ。


元気に豪快に笑っているMちゃんの顔が出荷作業中浮かんだ。


元気なMちゃんしか思い出さない。


先日、友人3人で命日にお花を贈ろうと連絡をし合ったが、友人が配達時間を旦那さんの在宅に合わそうと連絡した所、


「3人の気持ちとても嬉しいよ、ありがとう。

都合のいい時に〇〇(Mちゃん)に会いに来てくれればその方が〇〇も嬉しいと思うから、気を遣わないでね、気持ちだけ受け取ります。」


と伝えられ、又3人で会いに行って、たくさん思い出話をする事にした。


Mちゃんの旦那さんらしい。


それぞれの都合がなかなか合わなく、当分先になりそうだけれど、お花はその時に持って行く事にした。


Mちゃんを忘れない事、会いに行く事が1番供養になるのかもしれない。


待っててね!


そして、明後日は父の三回忌だ。


子供達もそれに合わせて帰省してくる事になっている。


お父さん、子供達が帰省する機会を作ってくれてありがとう。