武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌 -16ページ目

武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

所用で石巻に行く用事があり「東日本大震災を乗り越える親子の記録 三陸こざかなネット」代表の中山さんとお会いしてきました。


武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌


事務局は石巻港から数100mの場所にあり、2階の床下まで水が押し寄せたとの事で、周囲には1階部分が破壊された家がまだ何件か残っていました。


三陸こざかなネットの活動内容についてはリンク先をご覧下さい。


中山さんは、震災体験を後世に伝える活動を続けており、その一環として以下の冊子の販売を行っています。


武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

「家族で乗り越えた震災復興の物語 ねぇねぇしってたぁ?」です。


20ページ程の冊子ですが、震災当時や震災後の様子が、文章と絵、写真で構成されています。


武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌



外国人でも読めるように英語バージョン、小さい子でも読めるようにひらがなバージョンもあるそうです。


今後は他の方々の震災体験もこのような形で残していくそうで、体験談や制作ボランティアを募集しています。


私としては「三陸こざかなネット」の活動を紹介する事と、冊子の販売に協力する事しかできません。


賛同された方は是非冊子の購入や、寄付をよろしくお願いします。


私の手元に10部ありますので、ご希望の方はその旨お知らせ下さい(一冊300円+送料)。




・半身

・剣の構え

・腰

・杖素振り 直突き、返し突き

・礼法

・剣の扱い

・剣の部位名の確認


私は現在合気道五段位です。

もう23年も稽古しています。


昨年の稽古回数は200回以上でした。

今年も既に50回を超えています。


ボディビルダーとは違う、武道家の身体になっています。

肩幅もありますし、厚みもあります。腕もぶっといです。


私と対峙したら、素人はかなりの威圧感を感じるでしょう。

私に掴まれた相手が全く動けないなんてこともよくあります。


そこまで修行しても、まだまだ上には上がいるんです。

そして、まだまだ修行が足りないと感じています。


冒頭に記した稽古内容には、かなり基本的な事が多い事にお気づきの事と思います。


高段者どうしの稽古と言っても、高度な技を稽古するわけではないのです。


自然と、基本を確認する稽古になるんですね。


・・・


最近、YouTubeで合気道関連の動画をよく観るのですが、首をかしげるような動画が多いですね。


触れずに投げる。弟子が勝手に転がる。

「愛」や「氣」という言葉でごまかす。

突きになっていない突き。

打ち込みになっていない打ち込み。

隙だらけの構え、振りかぶり。

演武ではなく演「舞」。


こういう動画を公開するというのが本当に不思議です。

師匠の恥、日本の恥になっているのではないでしょうか。


そういう思いもあって、「我々が動画を公開するとしたら?」というテーマで兄弟子と二人、あーでもない、こーでもないと議論しながら稽古しました。


その結果、我々が動画を公開するとしたら、剣の構えや半身、腰、体さばき、礼法から始まって、武器の素振り、組太刀・組杖、体術につながっていくでしょうという結論に達しました。


その結論に達して、はたと気がついたんです。


斎藤先生が最初に出版した本の、第一巻に載っていた内容そのまんまなんですね。


何年も何年も修行して、よくよく考えてようやく得た結論が、実は何十年も前に既に斎藤先生によってまとめられていたんです。


やはり偉大な先生だったんですね。


・・・


これより、自分の信じる合気道を、動画という形で少しずつ公開していこうと思います。


その過程で「自分の技」を何度も見つめ直すことになるでしょう。


順番や見せ方にも工夫をこらすようになるでしょう。


そうして作られた動画は道友の共有財産にもなるでしょうし、合気道の道を歩み始めた息子に渡せる無形の財産になると思います


道兄・道友の皆様、様々な形での応援を、よろしくお願いします。



・杖6の素振り

・杖6の素振り 応用


本日の私は、ドラクエの中ボス。


子供達は5人でパーティを組んでいる。

皆勇者で、それぞれ武器を持っている。


全員で杖6の素振りを終え、身体が温まった所で戦闘開始。


学年の小さい順に並び、杖を構える。

最初に狙うは中ボスが持っている盾(卓球のラケット)である。


「1!」の号令で最初の勇者が中ボスの盾を突く。

「カン」と小気味よい音を立てて盾が弾ける。


「2!」の号令で中ボスが反撃する。

勇者は中ボスの突きを上段で受ける。


「3!」の号令で勇者の反撃。

中ボスがヘソの高さに構えた武器を狙って打ち込む。


「4!」の号令で勇者が、下段返しのために杖を背後に引き寄せる。

この時中ボスから武器が見えてしまうと、武器の長さを悟られて失敗となる。


「5!」の号令で勇者の反撃。

中ボスが膝の高さに構えた武器を狙って下段返し。


「6!」の号令で中ボスの反撃。

勇者が中ボスの突きを、武器を回転させて払い、構えに戻る。


5人の勇者全員が6の素振りで中ボスの攻撃を見事に捌けば、中ボスクリアとなる。


♪テレレレッテッテッテ~ン♪


全員のレベルがアップした。

ホッとして、お互いの健闘をたたえ合う勇者達。


誰もが「終わった」と思っていた。

だがそこでラスボスが登場。


今度のラスボスは、型を守らないと倒せない。


打ち込まれる直前にサッと杖を引いてしまうため、ヘソの高さで止めないと型が崩れる。


その時点でラスボスを倒すのに失敗とみなされ、また最初からとなってしまう。


5人の勇者全員ができないとラスボスが倒せない。


稽古開始から約1時間後、ようやくラスボスを倒した勇者達。


小さな勇者達は「一人一人が技を身につけること」「全員でできるようになること」「他のメンバーに迷惑をかけないこと」を今宵学んだ。


汗をかき、息を切らせ、目を輝かせている小さな勇者達。


これですよ。


この表情が見たくて子供クラスをやってるようなもんです。



・体の変更

・諸手取り呼吸法

・両肩取り一教 裏技

・両肩取り呼吸投げ、氣の流れ


4月。新年度を迎えた。


6年生は卒業して中学生に。

5年生は6年生に、5年生は5年生にと、それぞれ進級した。


うちの道場は、幼稚園~3年生までが前の列、

4年生~6年生までが後ろの列に並ぶ。


後ろの列が「お兄さん、お姉さん」である。


正面に礼をし、技の説明を終え、「どうぞ~」というと、前の列の子供達が「お兄さん、お姉さん」に「お願いします」と言って稽古開始である。


ところが今まで3年生だった子達が4年生に進級したため、「お兄さん、お姉さん」の数が増えてしまった。


これにより、稽古相手がいない「お兄さん、お姉さん」が出てしまった。


う~む、どうしようか。


という訳で、宮城野合氣修練道場では、幼稚園~3年生までの子供を募集しています。


もちろん、大人の入門希望者も募集中です。


体の変更は最後に、両手をへその高さで手のひらをまっすぐ上に向けて静止する。


ラップの芯を10センチ程の長さにカットし、その筒を手のひらに載せ、「これが落ないくらいにまっすぐに」と指導している。


この状態は「笑ってはいけない」という状態である。

笑ったら落としてしまうからである。


そこでいかに子供を笑わせるかの勝負開始である。


動けない5年生の耳元で、ノリのいい6年生がB'zのマネをしながら「ウルトラソゥ!」と歌っている。


もう少しで笑いそうになっている。


私がそれをアレンジする。


「古池や 蛙飛び込む 水の音 そして輝くウルトラソウル」


かなり撃沈寸前。

もう一句追加だな。


「静けさや 岩に染み入る 蝉の声 そして輝くウルトラソウル」


肩が小刻みに震え始めた。

もう撃沈間近。


ノリのいい6年生が私のインチキ俳句の終わりに合わせて、「ヘイ!」と合いの手を入れる。


これには堪えきれずに、ついに撃沈。


5年生の子は、ノリのいい6年生を攻めるような目をしながら吹き出していた・・・。


こんな面白い稽古をしてくれる先生に、子供の頃に出会っていたらなぁと思う。


笑顔が溢れているのだがそれでいて「おふざけ」ではない。


楽しいのだがそれでいて随所に武道の怖さが垣間見える。


自分の理想とする道場に近づいてきたと思う。


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↑これ、オススメです。

大和の道場でも使ってます。


自動車整備工場には、様々な差し入れが届けられます。


本日頂戴したのは、神戸のおしゃれな味 ケーニヒス クローネのクローネです。



西日本を中心に、全国展開をしているようですが、仙台にはまだ来ていないようです。


ふ~ん、仙台に来てないんだ。


仕方がないですね。ここはひとつ、私が裏から手を回して仙台にも誘致しましょう(笑)


武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌


見ての通り、スティック状のスイーツです。


全長6~7センチといった所でしょうか。


大の男が「スイーツ」なんて小っ恥ずかしいんですが、さりとて「甘味」というにはチト洋風(笑)

武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌


袋がおしゃれ。

神戸の町並みでしょうか。


武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌


表面はサクサクのパイで、中にはなんとあずきが!


何と、中身は和の甘味でした(笑)


あずきとは言え、食感は最中ほど重くはないですね。


パイ生地が食感の重さを中和してくれているのかも。


もう一つはカスタードクリームだそうです。


これは喜ばれるかも。


H様、ありがとうございました。




・体の変更

・諸手取り呼吸法

・片手取り一教 表、裏

・片手取り四方投げ 表

・坐り技呼吸法


稽古は愉快に。


私と稽古する相手は、表情がこわばっている事が多い。


そんなにプレッシャーですか?

はい、プレッシャーですね(笑)


なのでできるだけ笑わせたり、緊張を解いてもらうようにしている。


崩しが足りない女性には


「ちゃんと崩さないと鈴木が抱きつきます」


と言う。


結果必死になって崩すようになるって訳です。


そんなに嫌か?

はい、嫌ですね(笑)


「いつ崩すんですか?」

「今でしょ!」

「アハハ」


そんなやり取りも自然にできるようになると、お互いリラックスしたいい稽古になる。


ああ、俺もオッサンになったなぁ。




工学部合気道部OBの鈴木です。押忍。


演武会がプロジェクトであることは、前回 述べた通りです。


ではまず、何から手をつけたらいいのでしょうか?


私でしたら、まずはワーク・ブレイクダウンを行います。


日本語で言えば「作業の詳細化」でしょうか。


例えば「パンフレット作成」というタイトルの作業があると仮定します。


ゴールはもちろん、パンフレットという冊子を作成することなのでしょうが、パンフレットを作成するのにどれだけの作業が必要なのでしょうか。


・表紙デザイン

・もくじ決定

・演武内容決定

・原稿依頼

・広告依頼

・印刷屋さんへ入稿

・パンフ受取


ちょっと考えただけでも、「パンフレット作成」という作業にはこれだけの作業が含まれています。


原稿依頼や広告依頼は、依頼する相手に対して「演武会を実施しますので、パンフレットにご寄稿頂けないでしょうか」というお伺いを立てる書面を渡すことが必要ですから、その文面を考えなければなりません。


広告は1ページいくらですか?1/2では?1/4では?

どのお店に、いつ、誰が依頼に行きますか?

お金を頂戴するならば、領収証やハンコも必要ですね。


演武するのは誰ですか?

他大学、他道場、他大学に依頼するなら、早めにスケジュールしておかないとなりませんね。


このようにして、担当者に「作業」として割り振れる単位まで細かくしていくのがワーク・ブレイクダウンなのです。


私の話を、学生さんは真剣に聞いてくれます。


学生さん、最初のレジュメ提出の時に、沢山悩んだことと思います。


何から手をつけていいか、分からないなりに一生懸命考えたのでしょう。


でもそういう時間が必要だったのです。


あえてノーヒントで、考えて悩んでもらったんです。


苦しい時間があったからこそ、私の話を素直に聞いてもらえたんですね。


・・・つづく。



・剣 左右の合わせ

・氣結びの太刀


門下生と二人きりの稽古。


技はできるのだが、精神的にはちょっと未熟で、痛い発言・行動が目に付く。


色々あって仕事はしていないのだが、稽古への参加を特別に許可している。


道場にいて一緒にいる時間だけは、社会に出られるように導こうと思う。



・杖6の素振り

・杖素振り20本


ゆっくりでもいいから、ビシッと振ろうじゃないか。


単に振り回せばいいというものではない。

順番と形を憶えればいいというものでもない。


「あてがう」ではなく「打つ」。

「触れる」ではなく「突く」。


その気持ちがないと、本物の武器技にはならないのだから。


5年生の男の子に、杖素振り20本を全部できるかと聞いてみた。


「順番は憶えてないけど、技の名前は憶えた」


と言う。


おぉ、すごい自信だ。


早速審査形式で振らせてみた所・・・技の名前すら出てきませんでした。


合掌。


でも、5年生で技の名前と形だけでも憶えたのは確か。


それを高めていかないとね。



工学部合気道部OBの鈴木です。押忍。


私は体育会が大っ嫌いなのですが、そういう私自身が根っからの体育会とよく言われます。押忍(笑)


私の母校、東北学院大学工学部にありますサークル「工学部合気道部」が今年で50周年を迎えます。


10年偉大なり。

20年畏るべし。

30年歴史なる。


では50年は?


ちょっと考えても適切な言葉が思い浮かばない位の歴史を誇るサークルな訳です。


さて、50周年の記念行事として「演武会」を11月に開催する事になっています。


演武会と言っても実に様々な準備が必要なわけで、当日行って技を見せればいいという単純なものではないのです。


事前の準備。

ダンドリ。


これが必要なのです。


もはやこれはプロジェクトなんですね。


本日「50周年演武会打合せ」が行われました。


事前に学生さんから頂いたレジュメには、質問事項がギッシリ。


しかし、どれもこれも「枝葉」の質問で、本質的な質問は一つもありません。


おそらく質問している方も、違和感を感じながら質問しているのでしょう。


これは先輩、何から手をつけていいか分からないんですというSOSなんですね。


指定された会場に出向くと、レジュメを見ながら開口一番


「レジュメを拝見しました。作成ご苦労様です。

 でも今日はこういう話にならないと思います。」


と言い、演武会を行うという事はどういうことなのか、プロジェクトの進め方と絡めながら1時間に渡って説明してきました。


プロジェクトとは、私なりの定義を述べますと


資源を活用し一つの目標を達成する


に尽きます。


資源とは「人、モノ、カネ、情報、時間」


目標とは「演武会を成功させること」


成功とは「大きな失敗がないこと」「参加者が皆笑顔で帰ること」


30周年で大失敗を経験し、同じ失敗をさせまいと35周年、40周年、45周年と20年に渡って演武会の面倒を見てきた私の言葉ですから、間違ってはいないと思います。


前回の45周年はまさに集大成でした。


演武も良かった。

ダンドリもカンペキ。

大きな失敗もなく、皆笑顔で帰ってくれた。


祝賀会に続く二次会の挨拶で


「工学部合気道部

ここにあり~っ!」


と高らかに叫んで乾杯し、会場が「オーッ」と盛り上がったのがいい思い出です。


・・・やっぱ根っからの体育会だわ(笑)


さてさて、今回も私は叫べるのでしょうか。


・・・つづく。