・半身
・剣の構え
・腰
・杖素振り 直突き、返し突き
・礼法
・剣の扱い
・剣の部位名の確認
私は現在合気道五段位です。
もう23年も稽古しています。
昨年の稽古回数は200回以上でした。
今年も既に50回を超えています。
ボディビルダーとは違う、武道家の身体になっています。
肩幅もありますし、厚みもあります。腕もぶっといです。
私と対峙したら、素人はかなりの威圧感を感じるでしょう。
私に掴まれた相手が全く動けないなんてこともよくあります。
そこまで修行しても、まだまだ上には上がいるんです。
そして、まだまだ修行が足りないと感じています。
冒頭に記した稽古内容には、かなり基本的な事が多い事にお気づきの事と思います。
高段者どうしの稽古と言っても、高度な技を稽古するわけではないのです。
自然と、基本を確認する稽古になるんですね。
・・・
最近、YouTubeで合気道関連の動画をよく観るのですが、首をかしげるような動画が多いですね。
触れずに投げる。弟子が勝手に転がる。
「愛」や「氣」という言葉でごまかす。
突きになっていない突き。
打ち込みになっていない打ち込み。
隙だらけの構え、振りかぶり。
演武ではなく演「舞」。
こういう動画を公開するというのが本当に不思議です。
師匠の恥、日本の恥になっているのではないでしょうか。
そういう思いもあって、「我々が動画を公開するとしたら?」というテーマで兄弟子と二人、あーでもない、こーでもないと議論しながら稽古しました。
その結果、我々が動画を公開するとしたら、剣の構えや半身、腰、体さばき、礼法から始まって、武器の素振り、組太刀・組杖、体術につながっていくでしょうという結論に達しました。
その結論に達して、はたと気がついたんです。
斎藤先生が最初に出版した本の、第一巻に載っていた内容そのまんまなんですね。
何年も何年も修行して、よくよく考えてようやく得た結論が、実は何十年も前に既に斎藤先生によってまとめられていたんです。
やはり偉大な先生だったんですね。
・・・
これより、自分の信じる合気道を、動画という形で少しずつ公開していこうと思います。
その過程で「自分の技」を何度も見つめ直すことになるでしょう。
順番や見せ方にも工夫をこらすようになるでしょう。
そうして作られた動画は道友の共有財産にもなるでしょうし、合気道の道を歩み始めた息子に渡せる無形の財産になると思います
道兄・道友の皆様、様々な形での応援を、よろしくお願いします。
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