武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌 -15ページ目

武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

・片手取り呼吸投げ

・小手返し3種


兄弟子と私で技の動画を撮影し、公開する。

本日はリハーサルのリハーサル。


「何の技をやる?」と兄弟子に問われて、「呼吸投げで行きましょう」と応える私。


私がその技を希望したのには理由がある。


・・・


合気道の聖地岩間で修行して、開祖の内弟子でもあったという某先生。


弟子の攻撃を気合だけでストップさせる。

突進する弟子を触れずに投げ飛ばす。


そんな「ある意味すごい」人が「八百長だと思うでしょ?」と言って他道場の茶帯を招き寄せ、その腕を掴ませる。


茶帯の若者は半信半疑で某先生の腕を掴む。


普通ならここで茶帯は軽々と吹っ飛ばされるのだろうが、残念ながらそうはならなかった。


相手が弟子だったら気を遣って技にかかってくれるだろうが、他道場の人、ましてや茶帯の人が技にかかってくれるはずもなく。


茶帯の学生を投げることもできず、最後は下手くそな力技で転がす某先生。


「やっぱり八百長だった」ことを自ら証明して見せたのである。


観衆を前に赤っ恥をかかされた某先生は、茶帯の学生を下がらせると、再び弟子を相手に技を披露し始めた・・・。


・・・


某先生が茶帯相手に赤っ恥をかいた技が「呼吸投げ」。


兄弟子も私も、岩間で斎藤先生の内弟子をやってきたから、技にはうるさく、厳しい。


技がダメならダメとはっきり言う。


だからあえてその技を選んだのである。


試しに某先生が赤っ恥をかいた下手くそな力技もやってみたのだが、それはそれで再現が難しいのである。


正しい呼吸投げしか修行してこなかったので、逆に下手くそな呼吸投げができないのである。


「そういった意味でも、某先生はすごい人なんですね」


とお互い頷きあった。


興味のある方は、Youtube 合気道 八百長などのキーワードでググってみて下さい。



・杖素振り20本

・杖6の素振り


本日の小さな勇者は6人。


6人でパーティを組んで、いざ冒険へ出発!


杖6の素振りの中ボスは余裕で倒した。


突き5本の中ボスも余裕。


打ち込み5本の中ボス、片手3本の中ボスも余裕でクリア。


しかし八相返し5本の中ボスで問題発生。


八相返し突きの最後で、一人の勇者が何度やっても手の形を間違えてしまう。


一人間違えても中ボスを倒せない。

「あ~っ」と言って全員が崩れ落ちる。


「全員ができないとクリアにならないよ~」


というと、一人の勇者に他の勇者が駆け寄って教え始める。


しかし私の予想に反して、一人の勇者を責める雰囲気になってしまった。


それに耐え切れず、ついには泣き出してしまう一人の勇者。


「もう一回言うよ。

 全員ができないとクリアにならないんだよ。

  『なんでできないんだよ』

  『お前のせいだ』

 って言ってもできるようにはならないよ。

 どうすればいい?」


私の言葉を聞いて、他の勇者達が一斉にアドバイスし始める。


一人の勇者は涙をぬぐいつつ、そのアドバイスに応えようと頑張る。


子供時代のこういう経験って大事なんじゃないかな。



・体の変更

・諸手取り呼吸法

・片手取り呼吸投げ

・坐り技呼吸法


息子と二人っきりでの稽古。

道場が広く感じる。


息子は高校生になり、体格が良くなってきた。


メシも食うし、稽古もするし、高校まで自転車で通うから、自然と鍛えられるのである。


それはいいのだが、最近力に頼る技になってきている。


力も大事だけれども、技と力、どっちが先かと言われれば間違いなく技だと思う。


力は要所要所で瞬間的に使うもの。


力を入れたら型が崩れるし、力に頼るなら別に合気道でなくてもいいのである。


確かに岩間の合気道家は体格がよく、力持ちが多い。


それを指して「あの流派は力技だから」と言う人もいるけれども、そうではない。


自然にできた武道の身体、自然についた武道の力なのである。



・体の変更

・諸手取り呼吸法

・両肩取り一教 表

・両肩取り 呼吸投げ

・脱出


5/12(日)に行われる「中野栄フリーマーケット」で演武を披露する。


そのための稽古も仕上げの段階に入ってきた。


「どっちに投げたらいいのか分かんない」


という6年生。見れば教えたのとは逆方向に投げている。


「ほら、よく見て」


と言って何度も技をかけて見せる。


「特に足をよく見て」


そう言って足の位置をよく見せる。


やがて子供たちが気付く。


「あっ、あの技と同じ足だ!」


そう。それに気づいたら、どっちに投げたらいいかは間違えなくなるよ。


「分かった!」


そう言って6年生は正しい技を稽古し始めた。


技に迷ったら、先生の足を見るに限るね。



「訓(おし)えられたことが多すぎる。そしてその訓えのくさぐさは、きっとこれからたどる人生の路傍にいっぱいの花を咲かせて、おのれの苦を慰め、かつ正しき道標となるにちがいなかった」 浅田次郎 「黒書院の六兵衛」より(日本経済新聞連載)

岩間の斎藤守弘先生。私は弟子の末席の末席ではあるけれども、先生の生き方から沢山の事を学びました。

合気道家としての「道しるべ」となる先生と出会えたことは、本当に幸運だったと思います。

4月29日に、合氣神社の大祭に参加します。
斎藤先生が大先生と過ごした岩間の空気に触れてきます。
斎藤先生の墓前で感謝しつつ手を合わせようと思います。

開祖に捧げた生涯:故齊藤守弘師範を偲ぶ

http://www.aikido-nipponkan-japan.com/06-19.html



・杖 突き上段返し打ち

・組杖10本 4、6、9、10、変化


高校生になった息子と二人だけの稽古。


突き上段返し打ちで攻撃させ、それをひたすら組杖の型でさばく。


とにかく技を受けて、間合いの取り方や、技が自分の身体にどのように作用しているのかを体感してもらう。


突きをそらされ、振りかぶればアゴを突き上げられて投げられる。


打ち込もうとして振りかぶればその腕を強打され、打ち下ろせば膝を強打される。


かと思えば膝の裏側を刈り取られ、仰け反るようにして投げられる。


杖を奪われ、杖で投げられ、杖で打たれ、関節を取られる。


何の技が来るのか、予測がつかない。

だから余裕がなくなり、打ち込みが厳しくなる。

打ち込みの厳しさに比例して、技が厳しくなる。


そんなこんなで、技を掛けまくった1時間であった。


大先生はこんなにも素晴らしい技を残してくれたのだから、稽古しなかったら勿体無いと思う。



・杖6の素振り

・杖素振り20本


本日の小さな勇者は5人。

対する中ボスは以下の4匹。


「突き5本」の中ボス

「打ち込み5本」の中ボス

「八相返し5本」の中ボス

「片手3本・流れ返し2本」の中ボス


小さい順に並び、最初の勇者は「直突き」、次の勇者は「返し突き」、次の勇者は「後ろ突き」・・・と、こんな感じで中ボスを攻略していく。


最初の構えを忘れたらやり直し。

技の名前が言えなかったらやり直し。

突きが中ボスの盾に当たらなければやり直し。

これまで教えてきた注意を忘れたらやり直し。

時々トラップがあり、引っかかったらやり直し。


やり直しになると、また最初の勇者が「直突き」から始めなければならない。


技の名前を憶えないと仲間に迷惑がかかる。

教えた通りにできなくても仲間に迷惑がかかる。


一人がミスすると全員が「あ~っ」と言ってズッこける。

でも誰も仲間のミスを責めようとしないのが微笑ましい。


小さな勇者達の目が真剣になってくる。


稽古開始から1時間後、ようやく最後の中ボスを攻略した勇者達に、稽古の終わりを告げると


「え~っ、もう終わりなんですか?」

「まだ3分あるじゃん!」


と物足りなさげ。


小さな勇者達よ。

腹8分目がちょうどいいんです。




・体の変更

・諸手取り呼吸法

・片手取り呼吸投げ(上に崩して、肘を下に押し下げて投げる)

・片手取り呼吸投げ(足を踏み替え、袖口を掴んで足を引きつつ投げる)

・片手取り天地投げ(掴まれた手を相手の背後にで崩して投げる)

・片手取り天地投げ(踏み込みつつ投げる)

・片手取り腰投げ

・坐り技呼吸法


4/10(水)に仙台市武道館で行った技の確認+α。


息子と二人で稽古する時は、とにかく技をかけて、技の感覚を身体で憶えてもらう。


高校生にもなると、大人並みの稽古をしてもどんどん吸収してくれるから教えがいがある。


合気道家としては、今が人生最高の時期かもね。



・体の変更

・両肩取り 一教 表

・両肩取り 呼吸投げ

・両肩取り 脱出


子供に習い事をさせるのは誰?

 → もちろん親。親が月謝を払っている。


習い事の先生はどっちを向いて子供に教えてる?

 → もちろん親。親が月謝を払っている。


では先生は子供たちに何を教える?

 → 芸。親が満足するように芸を仕込んでいる。


先生から見ると子供達は何に見える?

 → カネ。現金。


こう書いてしまうと身も蓋もない(笑)が、子供達から集めた月謝で生活している人のホンネである。


でもあからさまにそうは言えないから、「健全育成」や「護身術」、「友愛」や「和」という言葉でオブラートに包むのである。


だから「辞めたい」と言えば「まだ修行の途中じゃないか」と言って引き留める。でもホンネは「辞められたら収入が減るだろうが。辞めんじゃねぇ」なんだよね(笑)


そう考えると、うちの道場は


「一般は一人1回500円、学生は200円の従量課金」

「入会金なし」「1ヶ月のお試し期間あり」

「稽古に来なくなれば、3月末で自然に退会」


などなど、普通の習い事とは真逆を行っている。


子供たちをいかに笑わせるかに工夫を凝らす。

怒鳴ったり叩いたりはせず、とにかく笑わせる。

先生と遊んでいるうちにいつの間にか技を憶えている。

何より私が一番楽しんで稽古している。


稽古が仕事になっちゃったら、こうはいかないんじゃないかな。



・体の変更

・諸手取り呼吸法

・半身半立ち 片手取り四方投げ

・片手取り呼吸投げ

 (脈部を掴みつつ上に崩し、肘を下に押し下げて投げる)

・片手取り呼吸投げ

 (踏み込まず、足を踏みかえ、相手の袖を掴んで引きつつ投げる)

・片手取り腰投げ(くぐって投げる)

・片手取り呼吸投げ

 (天地投げの要領で踏み込み相手のもう一方の腕を流して投げる)

・坐り技呼吸法


最初は3人回りで稽古。


すると隣の白帯ペアが技に入れずモタモタしていたので、そちらに合流。


遅れてきた白帯が相手を探していたので、その人と組む。


こんな感じで、渡り歩きながらの稽古となった。


直接指導している訳ではないけれども、一番右側に座る人の役目かも。


自由稽古にて、「汗をかきたいんです」という人と熱い稽古。


それが終わると「今日の技を一通り復習したいんです」という人と再び熱い稽古。


まだ春先で、滅多に汗をかかないのだけれども、久しぶりにいい汗をかかせてもらった。