工学部合気道部OBの鈴木です。押忍。
演武会がプロジェクトであることは、前回 述べた通りです。
ではまず、何から手をつけたらいいのでしょうか?
私でしたら、まずはワーク・ブレイクダウンを行います。
日本語で言えば「作業の詳細化」でしょうか。
例えば「パンフレット作成」というタイトルの作業があると仮定します。
ゴールはもちろん、パンフレットという冊子を作成することなのでしょうが、パンフレットを作成するのにどれだけの作業が必要なのでしょうか。
・表紙デザイン
・もくじ決定
・演武内容決定
・原稿依頼
・広告依頼
・印刷屋さんへ入稿
・パンフ受取
ちょっと考えただけでも、「パンフレット作成」という作業にはこれだけの作業が含まれています。
原稿依頼や広告依頼は、依頼する相手に対して「演武会を実施しますので、パンフレットにご寄稿頂けないでしょうか」というお伺いを立てる書面を渡すことが必要ですから、その文面を考えなければなりません。
広告は1ページいくらですか?1/2では?1/4では?
どのお店に、いつ、誰が依頼に行きますか?
お金を頂戴するならば、領収証やハンコも必要ですね。
演武するのは誰ですか?
他大学、他道場、他大学に依頼するなら、早めにスケジュールしておかないとなりませんね。
このようにして、担当者に「作業」として割り振れる単位まで細かくしていくのがワーク・ブレイクダウンなのです。
私の話を、学生さんは真剣に聞いてくれます。
学生さん、最初のレジュメ提出の時に、沢山悩んだことと思います。
何から手をつけていいか、分からないなりに一生懸命考えたのでしょう。
でもそういう時間が必要だったのです。
あえてノーヒントで、考えて悩んでもらったんです。
苦しい時間があったからこそ、私の話を素直に聞いてもらえたんですね。
・・・つづく。
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