工学部合気道部OBの鈴木です。押忍。
私は体育会が大っ嫌いなのですが、そういう私自身が根っからの体育会とよく言われます。押忍(笑)
私の母校、東北学院大学工学部にありますサークル「工学部合気道部」が今年で50周年を迎えます。
10年偉大なり。
20年畏るべし。
30年歴史なる。
では50年は?
ちょっと考えても適切な言葉が思い浮かばない位の歴史を誇るサークルな訳です。
さて、50周年の記念行事として「演武会」を11月に開催する事になっています。
演武会と言っても実に様々な準備が必要なわけで、当日行って技を見せればいいという単純なものではないのです。
事前の準備。
ダンドリ。
これが必要なのです。
もはやこれはプロジェクトなんですね。
本日「50周年演武会打合せ」が行われました。
事前に学生さんから頂いたレジュメには、質問事項がギッシリ。
しかし、どれもこれも「枝葉」の質問で、本質的な質問は一つもありません。
おそらく質問している方も、違和感を感じながら質問しているのでしょう。
これは先輩、何から手をつけていいか分からないんですというSOSなんですね。
指定された会場に出向くと、レジュメを見ながら開口一番
「レジュメを拝見しました。作成ご苦労様です。
でも今日はこういう話にならないと思います。」
と言い、演武会を行うという事はどういうことなのか、プロジェクトの進め方と絡めながら1時間に渡って説明してきました。
プロジェクトとは、私なりの定義を述べますと
資源を活用し一つの目標を達成する
に尽きます。
資源とは「人、モノ、カネ、情報、時間」。
目標とは「演武会を成功させること」。
成功とは「大きな失敗がないこと」「参加者が皆笑顔で帰ること」。
30周年で大失敗を経験し、同じ失敗をさせまいと35周年、40周年、45周年と20年に渡って演武会の面倒を見てきた私の言葉ですから、間違ってはいないと思います。
前回の45周年はまさに集大成でした。
演武も良かった。
ダンドリもカンペキ。
大きな失敗もなく、皆笑顔で帰ってくれた。
祝賀会に続く二次会の挨拶で
「工学部合気道部
ここにあり~っ!」
と高らかに叫んで乾杯し、会場が「オーッ」と盛り上がったのがいい思い出です。
・・・やっぱ根っからの体育会だわ(笑)
さてさて、今回も私は叫べるのでしょうか。
・・・つづく。
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