台風の最中に飛行機に乗る羽目になってしまいましたので報告を。。。

 

10月1日ソラシドエア 034便 長崎(12:10)→羽田(13:55)に搭乗しました。

大型で非常に強い台風16号が最も接近する時間帯です。

11時の予想図 これはダメっぽいですね。暴風域に掛かりそう。

これだと東の強風? それだと羽田は降りる滑走路が無かったような。。。

 

朝8時過ぎにソラシドのホームページを確認したところ予定通りフライトとのことで空港に向かいます。

空港に到着して確認するとJALの羽田便は欠航。スカイマークの神戸・羽田便も欠航。どちらも本日全便欠航の様子。

ANAとソラシドは天候調査中の表示。。。てことは欠航の可能性もあるってことか??

 

こんな中で10時55分発のANA 羽田行きは条件付き(詳細は不明)で出発しました。

搭乗するソラシド34便は、ずっと天候調査中の掲示板表示でしたが、『羽田に着陸できない場合は関空かセントレアに降りる』条件付きでの出発となりました。

ゴーアラウンド2,3回してあきらめてセントレアとかでも良いなあ。。ゴーアラもダイバートも経験ないし。。

 

で、搭乗。長崎はピーカンです。

ソラシドはB737-800 非常にきれいな塗装です。写真はありませんが内装も同じカラーリングで良い感じ。

 

定刻の12時10分に出発。

北向きのRWY32から離陸して大分市上空→佐田岬→四国を縦断して伊勢志摩上空に向かいます。

高度はあとでflightradar24で確認したところ25,000フィート

ここまでは特に揺れも無く順調。。伊勢志摩あたりで降下を開始しました。雲も少なくどのあたりを飛んでいるか大体確認できます。

 

で、アナウンスの後、激揺れエリアに突入。。。上下に激しく。。。しばら~く続く。。

浜名湖が見えた辺りがひどくて、これ以上続くと乗り物酔いに弱い人はアウトかなと思いつつ、エチケット袋の位置確認w

(船とかダメなもんで)

 

その後左に旋回して。。。ん?何で旋回? ルートが違う。

御前崎が見えてきた。通常大島上空を通るので今日は北寄りを通るようです。

高度が下がり雲の中に入って揺れは治まりました。窓からの景色は真っ白けでここからはどこを通っているか分かりません。

 

間もなくして『最終の着陸態勢に入ります』のアナウンス、そのうち雲が切れて東京湾が見えてきましたが水面はかなり白波が立っていて荒れているのが分かりました。揺れはほとんどありません。窓に大量の水が流れているので雨はひどいようです。

 

直前までどの滑走路に降りるのか分かりませんでしたが、D滑走路の上を通過するのが見えてRWY34Rの誘導路に離陸待ち機が数機。

これなら大丈夫そう。。と思ってるところで無事着陸。

滑走路はかなり水が溜まって川の様になってました。

 

当日のルート;いつもとは見える景色が違っていたのでどこを飛んでいるのか分かりにくかったです。

 

到着後に撮影した案内板。

羽田からの出発便もほとんど欠航。

後でMETARで風を確認した所、9時30分が一番ひどく、GASTで53ノット!(秒速27m)吹いていたようでした。

しかし北風だったので着陸していたようです。

自分の到着時は18から15ノット(秒速9.3~7.7m)の強風でしたが大丈夫のようでした。

 

--- END OF REPORT ---

 

IFの方は少しお休み状態ですが、基本的な操作方法、管制のやり方はバージョンが変わっても使える内容になっていると思います。

また再開したらアップしたいと思います。

Ver20.1 からILSを使ったオート・アプローチ(自動着陸進入)の方法が少し変わりました。

ILSの設定からオート・アプローチの設定手順を紹介します。

 

離陸前の待機状態から設定が可能です。

着陸空港に接近してアプローチに入る前に設定しておきます。

 

設定前は『APPR』の表示がグレーアウトして触れない状態です。

 

例として、新千歳(RJCC)の ILS RWY 01Rを設定してみます。

 

まずMAP画面で空港(RJCC)を表示させ次の順に選択します。

 

①空港名(RJCC)

②ウインドウ表示から空港名(RJCC)

③RWYS

④目的のILS設置滑走路 (01R)

⑤Set NAV1

 

これで『APPR』ボタンが表示され選択できるようになります。

 

着陸空港に近づきILSのコーン先端に近づいたタイミングで

 

『APPR』を選択すればLOC(ローカライザー)に乗ることができます。この時、速度を180kts程度に減速しておきます。

 

また高度計左に表示されるグライドスロープのインジケータ(bug)が上に無ければいけません。下にある(機体高度が高い)場合はインジケータが上に来るまで高度を下げる必要があります。

そのうちインジケータが上から降りて来ます。

正しくILSが設定、アプローチ準備が済んでいればG/Sの電波に乗って自動降下が始まります。

 

全バージョンに比べ少し手順が簡素化されてやり易くなったようです。

前回の続き。

新しくなったB772(ボーイング777-200)を使用した羽田-新千歳フライトの後半です。

v20.1 に準拠した全フライト工程の手順を紹介します。

 

VNAVをセットして35,000feetで飛行中です。

 

<ILSの設定>

旧バージョンでは空港近くにならないとILSのセットが出来ませんでしたが、新バージョンからはその制限が無くなりました。

離陸前にセットも可能ですが、今回は飛行中にセットすることにしました。

 

MAP画面からRCJJを表示させ、①→②→③→④→⑤の手順で RWY01RのILSをセットします。

このまま水平飛行を続けます。

 

<VNAVによる自動降下開始>

TOD(降下開始ポイント)に達するとVNAVが作動して自動で降下を始めます。

(下図の表示が現れます)

 

<減速・シートベルト着用サイン点灯>

降下を続け高度28,000feetを切った辺りで速度表示がMachからktsに切り替わります。

ここで速度を280ktsにセットして減速。

 

下北半島 むつ市の上空を約21,000feetで通過、この辺りでシートベルトを点灯させました。

 

<速度制限に注意>

10,000feet を250kts以下で通過する為、徐々に減速を始めます。

10,000feetに近づくにつれて280→260→240ktsと下げて行って、スポイラーを作動させ確実に減速させます。

 

<Landing Lights点灯>

11,000feetでLanding Lightsを点灯

 

<ILS アプローチ>

空港に近づきアクセス可能となったら管制にコンタクトし、RWY01Rへの着陸を伝えます。

YOTEI を3,000feetで通過した後, VNAVが解除されますが、そのまま高度・ヘディングが維持されます。

 

ILS先端のコーン(下図左)が近くなったところで、『APPR』をセレクト、ILSを使用した自動アプローチを作動させます。

旧バージョンの様にGPS→NAVへの切り替えは不要となりました。

 

<ファイナルアプローチ>

2,500feet でギアダウン、スポイラー ARMED, 速度160kts

飛行が安定したらオートパイロットをOFF

ここからマニュアルで降りて行きます。

 

フラップも段階的に降ろして、徐々に減速し145ktsでアプローチ。

 

<着陸>

軽くフレアを掛けてランディング、リバースブレーキ作動

 

<滑走路横断・タキシング>

十分減速させて滑走路から出ます。エアスポイラーを格納。

左にあるRWY01L を横断してスポットに入りますので、管制にコンタクトを取って"Cross runway 01L"を伝えます

フラップも戻しておきます。

 

<駐機場へ>

RWY01Lを横断したら、"Landing light""Strobe light"を消灯

管制に"Cleared all runways"を伝えます。

こちらが通過するまで待機してくれているのは良くお見かけするPyxisAirさん

これから羽田に向かうようでした。 

スポットに向かう途中でAPUを作動しておきます。

操作方法はこちら

 

これを忘れるとエンジンを停止した時に停電状態となります。

 

<エンジン停止>
スポットに入りパーキングブレーキをセット
エンジン停止、"Beacon light" 消灯、シートベルトサインを消灯

お疲れ様でした。

 

今回はB777-200を使って、出発準備から離陸・着陸までの一連の操作手順を紹介しました。

バージョンアップに伴い変更になっているところは別途まとめていますので合わせてご確認ください。

 

バージョンアップ1 (フライトプラン作成)

バージョンアップ2 (フライトプラン作成)

バージョンアップ3 (VNAV)

バージョンアップ4 (APU)